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桜の木のそばを通ると、幹に黒っぽい虫がびっしり。じっとかたまっていて、近づいて見るのもこわい。「何の虫?」「さわっても大丈夫?」と、足が止まった人は多いと思います。見た目が独特なので、一度見ると忘れにくい虫なんですよね。
先に結論をひとつ。ヨコヅナサシガメは、黒い体に、おなかのふちの白と黒のしま模様が目立つ、カメムシのなかまです。桜などの木の幹で見かけることが多く、冬に幹のくぼみで幼虫がかたまっていることもあります。そして大事なのが、さわると刺すことがあり、刺されると強く痛むこと。素手でさわらない。この1点を押さえておけば、あとは落ち着いて観察できます。見かける場所、見分けの目印、さわらない理由を順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:幹の虫を見かけた人|見分けたい人|さわらない理由を知りたい人|刺された人|家の中に入り込んだ時|庭木に多い人
どこにいる? 見かける場所と季節
ヨコヅナサシガメを見かけるのは、桜などの木の幹が多いです。皮のすき間やくぼみのまわりに集まっていることがあり、冬は幼虫が幹のくぼみにかたまっていることもあります。
| 見る点 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 桜などの木の幹。皮のすき間やくぼみのまわり |
| 冬 | 幹のくぼみで幼虫がかたまっていることもある |
| 見た目 | 黒い体。おなかのふちに白と黒のしま模様 |
季節ごとの動きは、地域や年で違います。見かけた時は写真に撮って、図鑑や自治体の案内で確かめるのが確実です。
公園や神社、道ばたの桜でも見かけることがあります。木のそばでは、立入禁止の場所に入らず、木を揺らしたり枝を折ったりしないようにしましょう。
見分けの目印は、黒い体とおなかのふちのしま模様
目印は2つです。全体が黒っぽいことと、おなかのふちの白と黒のしま模様。成虫では、このしま模様が目に入ります。幹にかたまっている黒っぽい小さな虫は、幼虫のことがあります。
- 全体が黒っぽい。木の皮の色の上で、よく目立ちます
- おなかのふちが白と黒のしま模様。成虫の目印です
- 木の幹に集まっている。冬は、くぼみにかたまることもあります
似た黒っぽい虫は、ほかにもいます。決めきれない時は、決めないままで大丈夫です。離れて写真を撮って、図鑑と見比べてください。近づいて確かめるのは、おすすめしません。
写真に撮る時は、次の順番だと安心です。
- 幹から少し離れた所に立つ。足元の段差や、道の端にも気をつけます
- 木全体と、虫がかたまっている場所を1枚。どの高さにいるかが分かります
- 近づかずに拡大して撮る。画面の拡大機能を使えば、近寄る必要はありません
- 家に帰ってから、図鑑や自治体の案内と見比べる
さわらない理由——刺されると強く痛む
ヨコヅナサシガメは、さわると刺すことがあり、刺されると強く痛みます。きれいな模様に見えても、素手でさわらないでください。刺されて腫れがひどい時は、医療機関を受診しましょう。
- 素手でさわらない。つついたり、つまんだりもしません
- 子どもには、幹の虫に手を出さないよう先に伝える。見るだけ、写真に撮るだけにします
- 木に寄りかかったり、幹に手をついたりする前に、幹を見る。虫がいない所を選びます
- 犬は放さず、幹に近づけない。口を近づけないように見ていてください
- 厚手の手袋をしていても、さわりに行かない。手袋は庭仕事の時の備えで、虫をさわるための物ではありません
💡 この困りごとへの提案
庭の手入れで枝や草に手を入れる時は、手を守る物として厚手の園芸手袋があると安心です。ただし、手袋をしていても、虫にさわりに行く必要はありません。
刺されてしまった時
もし刺されてしまったら、まず虫から離れます。強い痛みが出ることがあるので、無理に我慢せず、落ち着いて様子を見てください。
- 痛みが続く・腫れがひどい時は、医療機関へ。自分で判断せず、早めに相談します
- 子どもが刺された時は、大人がすぐ様子を見る。痛がり方や腫れ方が強ければ、医療機関へ連れていきます
- どんな虫だったか、写真があれば伝える。離れて撮った写真でも手がかりになります
家の中に入り込んだ時は、コップと厚紙で外へ
家の中に入り込んでいたら、素手でつかまず、コップと厚紙で外へ出します。刺すことがあるので、手を虫に近づけすぎないよう、深めのコップが使いやすいです。
- 素手でつかまず、コップをそっとかぶせる。上から静かに近づけて、ゆっくり包みます
- コップの口と壁の間に、厚紙を差し込む。あわてず、ゆっくりと
- 厚紙でふたをしたまま、外へ運ぶ
- 外の草や木の根元で、そっと放す。厚紙を外して、コップを傾けるだけです
掃除機で吸わないのも大事なところです。においが残りやすくなります。つまむ、つぶす、も避けましょう。外へ出す手順は、カメムシと同じ考え方です。キマダラカメムシが臭い時——においを出させない外への出し方でも、同じ手順を見ています。
庭木に多くて困る時
庭木に多くて気になる時も、手を出さずに、まず園芸店や自治体に相談してみてください。広がっている時や、数が多い時ほど、自分で何とかしようとしないほうが安全です。
相談する時は、木がある場所(庭のどのあたりか)、虫が見える範囲、離れて撮った写真があると話が早く進みます。賃貸や集合住宅の共用部の木なら、管理会社が窓口になります。
- 木を揺らさない。虫が落ちてきて、驚くことがあります
- 手の届かない高い所は、無理をしない。脚立に乗る作業は避けます
- 子どもとペットは、その木に近づけない。相談がすむまで、距離をとります
ゆきこ( ゚Д゚)『黒い虫がかたまっていると気味が悪いですが、近づいて確かめなくても、離れて写真を撮ればあとから落ち着いて調べられます。見るだけで帰るのがいちばん安全だと思います』
よくある疑問
においはする? においがあるかどうかを確かめるために、近づいたり、つついたりするのは避けます。見るだけにして、離れて写真を撮りましょう。
毎年同じ木にいる? 年や場所によって違うので、決めつけないでください。気になる木があれば、通りかかった時に離れた所から見るくらいがちょうどいいです。
子どもがさわってしまった時は? まず虫から離れて、痛みや腫れの様子を見ます。腫れがひどい時や、痛みが続く時は、医療機関に相談してください。
見かけた時に、メモしておくことは? 場所(どの木か、どの高さか)、日付、離れて撮った写真があれば足ります。あとで図鑑や自治体の案内と見比べる時に役立ちます。木の下を通る道が、毎日の通学路や散歩道なら、「この木は幹をさわらない」と家族で共有しておくと安心です。
写真を撮る時の注意は? 幹に顔を近づけず、離れた所から撮ります。画面で拡大すれば、おなかのふちの模様も見えるはずです。
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まとめ:黒い体とおなかのしま模様。刺すことがあるので、素手でさわらない
- ヨコヅナサシガメは、黒い体におなかのふちの白と黒のしま模様が目立つ、カメムシのなかまです
- 桜などの木の幹で見かけやすい。冬は幹のくぼみで幼虫がかたまることもあります
- さわると刺すことがあり、刺されると強く痛む。素手でさわりません
- 刺されて腫れがひどい時は、医療機関へ。子どもには先に伝えておきます
- 家の中ではコップと厚紙で外へ。庭木に多い時は、手を出さず園芸店や自治体へ
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手順を1枚にまとめています。



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