七草粥は朝と夜どっちに食べる?——言い伝えと、家の都合に合わせる考え方

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1月7日が近づくと、「七草粥は朝に食べないといけないの?」と手が止まることがありますよね。朝は出勤や登校の準備でばたばたしますし、夜のほうが落ち着いて作れる、という家庭もあります。

先に結論をひとつ。七草粥は1月7日の朝に食べるとされることが多いものの、家の都合で夜や翌日に食べても差し支えないとされることもあります。大事なのは、家族で無理なく食べること。この記事では、朝に食べるとされる考え方、朝を楽にする前の晩の段取り、夜に食べる時の考え方、食べ忘れた時と小さい子と食べる時、七草がそろわない時を、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ言い伝えどおりにしたい→1月7日の朝に食べる第1章へ ▶朝が忙しい→前の晩に刻んで朝は煮るだけ第2章へ ▶夜に食べたい→家の都合なら差し支えない第3章へ ▶食べ忘れた・小さい子も→翌日でも。よく煮て細かく第4章へ ▶七草がそろわない→代用の記事へ第5章へ ▶

ケース別に読む:朝に食べたい人|朝が忙しい人|夜に食べたい人|食べ忘れ・子どもと食べる人|七草がそろわない人

4コマ漫画|七草粥は朝か夜か朝がばたばた朝は時間がない!土鍋11月7日の朝は忙しい当日の朝に全部朝から七草を洗って刻む…七草2朝にまとめて作業する前の晩に下ごしらえ前の晩に刻んで冷蔵庫へ保存袋3朝は煮るだけにする夜でも差し支えない朝が無理なら夜に食べようお粥4家族で無理なく食べる

朝に食べるとされることが多いのはなぜ?——言い伝えは家と地域で違う

七草粥は、1月7日の「人日の節句」に食べる行事食とされています。この日の朝の食事として食べる、と伝えられていることが、「朝に食べるとされることが多い」理由です。

言い伝えの考え方11月7日行事食とされる→2朝に食べるとされることが多い→3地域や家で違う目安として受け取る

「人日の節句」は、季節の節目の日として、五節句のひとつに数えられています。七草粥は、その日に合わせて作る行事食です。お正月のごちそうが続いた後に、野菜の入ったお粥でひと息つく、という楽しみ方もできます。

ただし、いつから、どうして朝なのかは、諸説あるとされています。地域や家によって、夜に食べる、日をずらして食べる、といった違いもあります。「朝でなければ意味がない」と決まっているわけではなく、朝に食べるとされることが多い、という程度に受け取っておくと、気が楽ですよね。

迷った時の目安を、早見表で見てみましょう。

食べる時間 考え方 向きやすい家庭
1月7日の朝 言い伝えどおり。食べるとされることが多い 朝に少し時間の余裕がある家
前の晩に下ごしらえして朝 言い伝えどおりのまま、朝の手間を減らす 朝がばたばたする家
1月7日の夜 家の都合に合わせる。差し支えないとされることもある 夜のほうが家族がそろう家
食べ忘れた翌日以降 気づいた日に食べる 行事の日を過ぎてしまった家

どれを選んでも、七草粥を家族で囲むという目的は同じです。次の章から、それぞれの場合の進め方を見ていきます。

朝を楽にする段取り——前の晩に刻んで、朝は煮るだけ

七草粥の朝がばたばたするのは、七草を洗って、刻んで、お粥を炊いて……と、手順が続くからです。そのうちのいくつかを前の晩に済ませておくと、朝は煮るだけになります。

朝を楽にする3つの段取り1前の晩に刻む水気を切って冷蔵庫へ→2朝は炊くだけお粥を炊いて七草を加える→3家族で食べる無理のない形で
  1. 前の晩に、七草を洗って水気を切る。売られている七草セットは、パックの表示どおりに洗います。七草は売られている物を使い、道ばたの草は摘まないでください
  2. 刻んで、保存容器か保存袋に入れて冷蔵庫へ。刻んだ七草は切り口から傷みやすいので、冷蔵庫に入れて、早めに使います
  3. 朝は、お粥を炊いて、七草を加える。お粥の火加減や時間は、お米の袋の表示や、使う鍋の説明書に合わせてください

お粥のお米は、炊く前の研ぎ方や水加減で口当たりが変わります。お米の扱いに自信がない時は、米をうまく炊く方法を先に読んでおくと、朝にあわてません。

💡 この困りごとへの提案

1人分だけ朝に炊く日は、1人用の土鍋があると、小さな量でも様子を見ながら炊けて便利です。火を使う時は、鍋のそばを離れない、子どもを近づけない、を心がけてください。


夜に食べてもいい?——家の都合に合わせる考え方

結論から言うと、夜に食べても差し支えないとされることもあります。行事食は、家族で食卓を囲むことのほうが大切にされます。朝が出勤や登校の準備でばたばたする家なら、夜のほうが落ち着いて作れて、家族もそろいやすいですよね。

夜に食べる時に考えたいのは、次の3つです。

  • 七草は、買ったら早めに使う。夜に食べるなら、その日に買って、その日のうちに使うと安心です
  • お粥を主役にして、おかずは軽めに。夜はほかのおかずも並びやすいので、お粥の味を邪魔しない物を選びます
  • 家族の都合を優先する。全員がそろう日に合わせて食べても、差し支えないとされることがあります

夜に食べる日の流れは、たとえば次のようになります。夕方までに七草を洗って刻んでおき、お粥は食べる直前に炊きます。朝より時間に余裕があるので、七草の香りや色を見ながら、ゆっくり仕上げられるのも夜のよいところ。食卓には、お粥のほかに、漬物や焼き魚など、あっさりした物を添える家庭もあります。

ゆきこ( ゚Д゚)『行事は、きちんと守ることより、家族が楽しく続けられることのほうが大事だと思います。朝でも夜でも、七草の入ったお粥を囲めたら、それでいい気がします』

食べ忘れた時と、小さい子と食べる時

1月7日を過ぎてしまっても、気づいた日に食べればよい、とする家庭もあります。行事の日を逃して残念に思うより、気づいた日に作るほうが、買った七草も無駄になりません。

食べ忘れ・小さい子の考え方1食べ忘れ気づいた日に食べる→2小さい子にはよく煮て細かく刻む→3少し冷ます熱いまま渡さない

小さい子と食べる時は、七草をよく煮て、細かく刻むことが大切です。茎や葉が長いままだと、飲み込みにくいことがあります。お粥は、少し冷ましてから出し、熱いまま渡さないでください。やけどに注意です。

お粥は水分が多く、傷みやすい食べ物です。室温に置いたままにせず、食べきれなかった分は早めに冷蔵庫へ。作りおきしたお粥は、においだけで判断せず、見た目や手ざわりも見て、少しでも迷ったら食べないでください。

よくある迷い——具や味付け、前日に作っておく?

七草粥の具や味付けは、決まっている? 七草を入れる以外は、家によって違います。お餅を加える家もあれば、お米だけのやさしい味にする家もあります。お餅を入れる時は小さく切り、小さい子や高齢の人には、噛む力に合わせて控えるか入れずに出します。味付けも、塩を少しだけにする、だしを使う、などさまざまです。家族が食べやすい形で、無理なく決めて大丈夫です。

前の日に、お粥まで作っておいてもいい? お粥は傷みやすいので、できれば食べる日に炊くのがおすすめです。前の晩にできるのは、七草の下ごしらえまで。炊いたお粥を作りおきする時は、早めに冷ましてから冷蔵庫に入れ、食べる時は中まで温め直してください。迷ったら食べないのが安心です。

七草が苦手な子には? 青菜の風味が苦手な子もいますよね。そんな時は、七草をより細かく刻んで、お粥をやわらかめに炊くと、食べやすくなります。無理に食べさせず、ひと口でも食べられたら上出来、くらいの気持ちで大丈夫です。

七草セットの表示は読んでおく。入っている七草の種類や、洗い方、使うタイミングは、商品ごとに違います。パックの裏の表示を先に読んでおくと、朝にあわてません。

七草がそろわない時は?

七草セットが売り切れていたり、種類がそろわなかったりすることもありますよね。そんな時は、七草粥の七草がそろわない時の代用で、青菜などで作る考え方を紹介しています。代用の中身はそちらで見られるので、ここでは食べる時間の話を続けます。

どの場合も、七草は売られている物を使い、道ばたの草は摘まないこと。これだけは共通です。

あわせて読みたい

お粥のお米の炊き方は米をうまく炊く方法、七草がそろわない時は七草粥の七草がそろわない時の代用で、それぞれ詳しく見られます。

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まとめ:朝は言い伝え、夜は家の都合。無理なく食べるのが大事

  1. 七草粥は1月7日の朝に食べるとされることが多い。地域や家で違う
  2. 朝が忙しい家は、前の晩に洗って刻んで冷蔵庫へ。朝は煮るだけにする
  3. 夜に食べても差し支えないとされることもある。家族がそろう時間を優先する
  4. 食べ忘れても、気づいた日に食べる。小さい子にはよく煮て細かく刻む
  5. 七草がそろわない時は代用の記事へ。道ばたの草は摘まない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

七草粥は朝と夜どっちかの早見表:七草粥は1月7日の朝に食べるとされることが多いが、地域や家で違う。朝が忙しい家は前の晩に七草を洗って水気を切り、刻んで冷蔵庫へ入れ、朝はお粥を炊いて七草を加えるだけにする。夜に食べても差し支えないとされることもあり、家族がそろう時間を優先する。食べ忘れても気づいた日に食べる。小さい子にはよく煮て細かく刻み、少し冷ましてから出す。お粥は傷みやすく、迷ったら食べない。七草は売られている物を使い、道ばたの草は摘まない。七草がそろわない時は代用の記事へ

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