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子ども用の上履き入れは作ったことがあっても、大人用は初めてという人、多いですよね。夫や自分の上履き、体育館履き、旅行用のサンダルを持ち歩く時に、子ども用の巾着だと入り口が狭くて入らない、底が汚れて洗いたいのに生地がもたない。そんな困りごとから「自分で作った方が早いかも」とたどり着く人が多いはずです。
先に結論をひとつ。大人用で変えるのは「長さ・幅・入れ口」の3つだけです。子ども用の作り方の骨組みはそのまま使えて、この3つを靴に合わせて調整すれば十分。採寸の式、巾着型とファスナー型それぞれの縫い方、洗える生地の選び方、2足分にする仕切り、そして安全に作るための注意まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:大人用で何を変えるか知りたい人|採寸のやり方を知りたい人|巾着型で作りたい人|ファスナー型で作りたい人|生地選びで迷っている人|2足分にしたい人
大人用で変わる3つ——長さ・幅・入れ口
小学校の上履き入れの基本の縫い方(裏地なし・巾着)は、既存記事の上履き入れの作り方(裏地なし・巾着)にまとまっています。基本の縫う順番はそちらに譲るとして、この記事では大人用に作る時に変わる所だけに絞ります。変わるのは次の3つです。
| 変える所 | 大人用の目安 | ひとこと |
|---|---|---|
| 長さ | 靴のサイズ+5〜6cm | 子ども用より長め。大きい靴ほど余裕を足す |
| 幅 | 2足か1足かで決める | 2足分は底の幅×2+ゆとり |
| 入れ口 | 巾着かファスナーか | 持ち運びの頻度で選ぶ。図解で分岐 |
子ども用の型紙をそのまま大きくすると、口が小さいまま高さだけ足りない、という失敗が起きがちです。長さ・幅・入れ口の3つを、靴に合わせて別々に決めるのがポイントなんです。
採寸の式——靴を置いて測る3か所
型紙を起こす前に、実際に使う靴を布の上に置いて、3か所を測ります。数字は目安として、少し余裕を持たせるくらいがちょうど良いんです。
- 縦の長さ。靴のかかとからつま先までの長さ+5〜6cm。厚底やブーツなら+7〜8cmにしておくと安心です
- 底の幅。靴を横に置いた時の幅+2〜3cm。2足入れるなら、この幅を2倍にしてゆとりを足します
- 高さ。靴を立てて測った高さ+入れ口の折り返し分。巾着なら紐通し分も忘れずに
測った数字はメモしておいて、布を裁つ直前にもう一度当ててみると、思ったより小さかった・大きかったという食い違いを防げます。
巾着型の作り方——一枚布・裏地なしで簡単に
普段使いなら、巾着型がいちばん手早く仕上がります。一枚の布を筒状に縫って、底を作り、口に紐通しを付けるだけの構成です。
- 採寸した縦横に縫い代を足して布を裁つ。左右の耳は始末しやすいよう、縫い代は1.5cmほどに
- 中表で両端を縫い、筒にする。底になる辺は別に縫って、マチを軽く取ると靴が入れやすくなります
- 入れ口を三つ折りにして、紐通し分を残して縫う。返し口は忘れずに開けておきます
- 紐を通して口を絞る。持ち手を付けるなら、輪にせず、手で持てる長さの片手さげにします
裏地なしの分、乾きが早く、洗い替えも作りやすいのが巾着型の良いところです。厚手の帆布で作ると、口が自立してくれて出し入れが楽になります。
ファスナー型の作り方——底に汚れよけの当て布
持ち歩く頻度が高い人、中身が見えないようにしたい人には、ファスナー型が向いています。20cmファスナーからの寸法の取り方は、20cmファスナーとマチの作り方にある考え方と同じで、長さをシューズケース用に読み替えるだけです。
- ファスナーは入れ口の幅より少し短め。両端は本体に隠して縫い込みます
- 底には汚れよけの当て布を1枚重ねる。泥や砂がついた靴を入れても、本体の生地が傷みにくくなります
- マチを取ると自立しやすい。底の四隅を三角に縫って開くと、口が広く保てます
ファスナーの引き手は、金属の音が気になる人は樹脂タイプを選ぶと、電車やバスの中でも扱いやすいですよ。
洗える生地の選び方——ナイロンオックス・撥水・帆布
大人用は汚れた靴をそのまま入れることも多いので、生地選びが仕上がりの満足度を左右します。
| 生地 | 特徴 | 向く人 |
|---|---|---|
| ナイロンオックス | 軽くて撥水性がある。汚れがさっと拭き取れる | 雨の日や外回りが多い人 |
| 帆布 | 丈夫でしっかりした質感。型崩れしにくい | 長く使いたい人 |
| キルティング | 柔らかくクッション性あり。厚みが出る | 見た目重視。詰め込みすぎない人 |
撥水のナイロンオックスは、当て布をしても直接アイロンを長く当てると縮んだり生地が傷んだりすることがあるので、低温であて布ごしに短時間だけにしてください。帆布は針が通りにくいので、厚手用の針に替えると縫いやすくなります。
2足分の仕切りの付け方
片方だけ濡れている、上履きと体育館履きを分けたい、という時は、真ん中に仕切りを1枚足すだけで解決します。
- 底の幅を2倍+ゆとりにして裁つ。仕切り布は本体と同じ高さ、幅は5〜6cmほど
- 本体を縫う前に、底の中央へ仕切りを縫いとめる。先に付けておくと、あとの工程がやりやすいです
- 仕切りの上端は本体の口より少し低くする。出し入れの時に引っかかりにくくなります
ここまでの手芸作業に共通することとして、ミシン・裁ちばさみ・リッパー・目打ちは扱い方を誤るとけがにつながります。まち針や針は、作業を始める前と終える時に本数を数える習慣をつけてください。縫い代の切り口は内側に隠し、角は丸めておくと安全ですし、見た目もきれいに仕上がります。急いでいる時ほど、縫わずに済ませられないか、先に考えてみるのもひとつの手です。
子ども用に作る時は首に回る長さの持ち手・紐を付けないでください。大人用のさげ手も、輪にして首から下げる形は避け、手で持つか肩に一瞬かける程度の長さにとどめます。作業中は、顔をふさぐ大きさの袋をかぶらないよう声をかけ、スナップやまち針などの小さい部品は、トイレットペーパーの芯を通る大きさなら、誤飲する年齢の子どもの手が届かない所に置いておきましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『大人用って、意外と作る人が少ないから見本が少ないんですよね。子ども用の作り方を知っている人ほど、3つの変える所さえ押さえれば早いと思います』
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小学校の上履き入れの基本の作り方は上履き入れの作り方(裏地なし・巾着)、ファスナー付きのポーチを別に作りたい人は20cmファスナーとマチの作り方もあわせてどうぞ。
まとめ:長さ・幅・入れ口の3つを靴に合わせる。首に回る持ち手は付けない
- 大人用で変えるのは長さ・幅・入れ口の3つだけ。基本の縫い方は子ども用と同じ
- 採寸は靴を置いて3か所。縦の長さ・底の幅・高さを測ってから裁つ
- 巾着型は一枚布で簡単、ファスナー型は底に汚れよけの当て布
- 生地はナイロンオックス・帆布・キルティングから、洗いやすさで選ぶ
- 子ども用に作る時は首に回る長さの持ち手を付けない。針の本数も数える
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手順を1枚にまとめました。



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