お年賀をやめたい——角を立てない伝え方と、やめた後のあいさつの考え方

生活

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お年賀を持っていく季節が近づくと、「毎年のことだけど、そろそろ見直したいな」と思う人もいますよね。品物選びや日程の調整、手土産の用意。家族の予定も重なり、年末年始の負担になりがちですよね。

とはいえ、やめたいと思っても、「失礼にならないかな」「相手の気を悪くしたらどうしよう」と、ためらってしまうのも自然なことです。先に結論です。お年賀をやめる時は、急にやめるより、前もって「今年で区切りにしたい」と伝え、あいさつは続けるのが、角を立てにくい考え方です。品物の代わりに年賀状や電話でのあいさつに切りかえる形もあります。

この記事では、やめる前の整理、相手別の伝え方、短い言い回し、やめた後のあいさつ、いただく側の時の返し方を、順に見ていきましょう。家や地域で考え方は違うので、目安として読んでください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へやめる前に整理したい→理由と相手を書き出す第1章へ ▶相手別の伝え方→親戚・近所・職場で変える第2章へ ▶言い出し方が難しい→感謝を先にひとこと第3章へ ▶やめた後が心配→あいさつは続ける第4章へ ▶相手からいただく→お礼を伝えて区切る第5章へ ▶

ケース別に読む:先に整理したい人|相手別に知りたい人|言い回しを知りたい人|やめた後が気になる人|いただく側の人

4コマ漫画|お年賀を見直したいやめたいお年賀を見直そうどう伝えようお年賀1毎年の習慣に迷う突然の中止今年から中止知らせは後で突然の中止2相手がとまどいやすい前もって伝える今年で区切りにしたいんですひとこと3前もって区切りを伝えるあいさつは続ける年賀状は出すよ変わらず仲良く年賀状4あいさつで気持ちを伝える

やめる前に整理——理由と、続ける相手・区切る相手を考える

いきなり「やめます」と伝える前に、まず自分の中で整理しておくと、言い出しやすくなります。見直したい理由は人それぞれです。負担が大きい、距離が遠くなった、家族の予定が合わなくなったなど、理由がはっきりしていると、伝える時にも落ち着いて話せます。

  • やめたい理由を書き出す。時間・費用・移動・準備など、何が負担かを紙に書いてみます。理由が見えると、相手に伝える言葉も決まります
  • 相手を3つに分ける。親しい親戚、近所や職場、取引のあるお相手など。相手によって、伝え方と区切り方が変わります
  • 家族で相談する。自分だけで決めず、家族の考えも聞いておきます。後で意見が割れると、相手への説明がぶれてしまいます
  • やめるのは品物だけにする。あいさつそのものをやめるのではなく、品物を持っていく習慣を見直す、と考えると気持ちが楽です

なお、形は変えても、新年のあいさつを続けること自体は、相手との関係を保つうえで大事とされることが多いです。やめるのは「持参する品物」であって、「気持ち」ではない、という整理ができると、後ろめたさが減ります。

整理する時のコツは、「全部やめるか、一部だけ見直すか」を分けて考えることです。たとえば、遠方の親戚は郵送や年賀状に切りかえ、近くに住む人とは顔を合わせた時にあいさつを交わす、といった段階的な見直しもできます。一度にすべてを変えず、できるところから動くと、気持ちの負担が小さくなります。

相手別の伝え方の早見表——親戚・近所・職場・いただく側

伝え方は、相手との距離で変わります。目安は次の表のとおりです。

相手別の考え方1親戚家族で相談してから伝える→2近所・職場あいさつだけに切りかえる→3いただく側お礼を伝えて区切りを知らせる
相手 伝え方の考え方 気をつけること
親戚 家族どうしで相談してから、前もって伝える 世代で考え方が違うので、年長の人の気持ちも聞く
近所 顔を合わせた時に、短く伝える 大げさにせず、あいさつは続けると添える
職場・取引先 職場の慣習を確認してから。年賀状に切りかえる形も 勝手に決めず、まず周りの様子を見る
相手からいただく側 お礼を伝え、今後は気づかいなしでと添える 相手の好意を否定する言い方は避ける

表を見て分かるように、共通しているのは「前もって」「感謝を先に」「あいさつは続ける」の3点です。この3点が守れていれば、相手が違っても、角が立ちにくい形になります。

ゆきこ( ゚Д゚)『やめる側は気が重いですが、相手の気が楽になることもあります。お互いの負担を減らす提案だと思って、ていねいに伝えれば、きっと大丈夫ですよね』

短い言い回しの例——感謝、区切り、続ける気持ちの順に

伝える時は、長く説明しなくても大丈夫です。感謝を先に、区切りを次に、続ける気持ちを最後にという順に並べると、短くても気持ちが伝わります。

言い回しの3ステップ1感謝を先にいつもありがとう→2区切りを伝える今年で一区切りに→3続ける気持ちこれからもよろしく

言い回しの型は次のとおりです。自分の言葉に言い換えて使ってください。

  • 親戚に:「毎年お気づかいをありがとうございます。これからはお互いに気を使わず、あいさつだけにさせてください」
  • 近所や職場に:「今年からはごあいさつだけにさせていただきます。これからもよろしくお願いします」
  • いただく側に:「お心づかいをありがとうございます。今後はどうぞお気づかいなく」

どの型も、「やめる」という言葉は使わず、「あいさつだけにする」「区切りにする」と言い換えているのがポイントです。相手の好意を否定せず、感謝を先に伝えると、受け取る側も気持ちよく受け止めやすいです。電話や対面が難しい相手には、手紙や年賀状に一言添える形もあります。

やめた後のあいさつ——年賀状・電話・メッセージで続ける

品物をやめたあとも、新年のあいさつを続けると、関係が自然につながります。続け方はいくつかあります。

やめた後のあいさつ1年賀状新年のあいさつは続ける→2電話・メッセージ近況をひとこと
  • 年賀状で続ける。新年のあいさつを書いて送ります。年賀状自体の整理を考える時は年賀状じまいの文例が参考になります
  • 電話やメッセージで続ける。近況を一言伝える形です。長くなくて構いません
  • 会った時に伝える。親戚の集まりなど、顔を合わせる機会があれば、その場でひとこと
  • お歳暮やお中元など、ほかの贈り物の習慣は別に考える。お年賀だけを見直すのか、贈り物全体を見直すのかを、先に決めておきます

伝えた後は、しばらく様子を見ながら、いつもどおりにあいさつを続けます。変わるのは品物だけで、関係は変わらないことが伝われば、相手も安心します。時期が来たら、年賀状に一言添えるなど、気持ちが伝わる方法を選んでください。

お年賀とお年始の違いなど、言葉の意味をあらためて確かめたい時は、お年賀とお年始の違いを読んでみてください。やめた後に何を続けるかを考えるヒントになります。

💡 この困りごとへの提案

品物の代わりに、気持ちを添える一筆箋を使うのも手です。短いひとことを添えると、あいさつが丁寧な印象になります。柄は、季節や相手に合わせて選べる和柄が、新年のあいさつにも向きます。


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よくある迷い——相手から届いた時・突然やめたい時・家族が反対する時

  • 相手からお年賀が届いた。まずお礼を伝えます。その後、機会を見て「今後はどうぞお気づかいなく」と添えます。届いたその場で断るのではなく、受け取ってから伝える方が角が立ちにくいです
  • 突然やめたくなった。思いつきで決めず、その年のうちに前もって伝えられるか考えます。間に合わなければ、今年はいつもどおりにして、来年に向けて準備する形も
  • 家族が反対している。やめたい理由と、あいさつは続ける案を、家族に説明します。話し合いで折り合う形を探します
  • やめたあと、相手の様子が気になる。年賀状や電話で近況を伝えて、関係を保ちます。関係が近い相手には、会った時に直接話すと安心です
  • 相手が喪中の場合。お年賀は控え、時期をずらしてごあいさつする考え方があります

封筒で渡す形に切りかえたい時は、お年賀を封筒で渡す時で、100均で選ぶ袋と表書きの考え方を紹介しています。

あわせて読みたい

お年賀という言葉の意味を確かめたい時はお年賀とお年始の違いを、封筒で渡す場合はお年賀を封筒で渡す時を、年賀状を整理する時の言葉選びは年賀状じまいの文例をどうぞ。

まとめ:前もって伝え、あいさつは続ける。感謝を先に

  1. 先に理由を整理する。負担の中身と、相手の分け方を決める
  2. 前もって伝える。突然やめず、今年で区切りにしたいと早めに
  3. 感謝を先に、区切りを次に。短い言い回しで足ります
  4. あいさつは続ける。年賀状・電話・メッセージのどれかで
  5. いただく側はお礼を先に。そのうえで、今後は気づかいなしでと添える

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

お年賀をやめたい時の早見表:まず負担の理由を書き出し、相手を親戚・近所や職場・いただく側に分けて考える。突然やめず、今年で区切りにしたいと前もって伝える。言い回しは、感謝を先に、区切りを次に、続ける気持ちを最後に。品物はやめても新年のあいさつは年賀状・電話・メッセージで続ける。いただく側の時は、まずお礼を伝え、機会を見て今後はお気づかいなくと添える。相手が喪中なら時期をずらす。家族とも相談して決める

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