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テレビのリモコンが効かない。電池を替えたのに反応しない。エアコンをつけたいのに、何回押しても無言。リモコンが壊れたのか、テレビが壊れたのか、それすら分からない——この「分からない」が一番ストレスですよね。
実は、スマホのカメラを使えば10秒で「リモコンから赤外線が出ているか」が分かります。そこから原因が2つに分かれるので、順番に直していきましょう。
10秒確認:スマホのカメラでリモコンの先端を見る
- スマホのカメラアプリを開き、リモコンの先端(黒い透明の部分)を画面に映す
- リモコンのボタンを押しながら画面を見る
- 先端が白っぽく(または紫っぽく)チカチカ光れば、赤外線は出ています。肉眼では見えない赤外線を、カメラのセンサーが拾っている状態
ここで1つ注意。最近のスマホは背面カメラに赤外線カットフィルターが入っていて光が見えない機種があります。背面で見えなければ、自撮り用の前面カメラ(インカメラ)で試してください。こちらはフィルターが弱く、たいてい見えます。それでも見えない時は、別のリモコン(確実に動くもの)で同じ確認をして、「このスマホで見えるかどうか」を先に確かめてください。
赤外線が出ていない時:原因はほぼ電池まわり
光らないなら、リモコン側の問題です。壊れたと思う前に、電池まわりを疑ってください。9割ここです。
- 電池を2本とも新品に。「1本だけ交換」「古いのと混ぜる」は不安定の元。同じ種類・同じメーカーで揃える
- 電池の向きと、フタの中の紙・シール。新しいリモコンだと、電池の間に絶縁シートが挟まったままのことも
- 電池端子(バネと平らな金具)の汚れ。黒ずみや白い粉が付いていたら、消しゴムでこするか、乾いた綿棒で拭く。白い粉は電池の液漏れの跡なので、素手で触らず、ティッシュ越しに。目や口に入れないように
- 端子のバネがへたって電池に届いていない。マイナス側のバネを、爪楊枝の先で少しだけ引き起こす
- ボタンを押しっぱなしにして、他のボタンが全部反応しないケース。どこかのボタンが押し込まれたまま戻っていない(お菓子のカスや飲み物の跡)。全ボタンを1回ずつ押して、戻りが悪いボタンがないか確認
ここまでやっても光らなければ、リモコン内部の故障。純正リモコンの取り寄せ(メーカーの部品窓口や通販で2,000〜5,000円台)か、汎用リモコン(1,000円前後で主要メーカーに対応)が現実的です。分解して基板を掃除する手もありますが、保証がなくなるうえ、直る率はそれほど高くありません。
赤外線が出ているのに効かない時:受光側と設定を見る
光っているのに反応しない。この場合、リモコンは無実で、受け取る側(テレビやエアコン)か、間の環境に原因があります。
- 受光部の前に物がある——テレビの受光部は画面の下のふちの小さな黒い窓。その前にスピーカー、置物、ゲーム機、観葉植物が来ていませんか。エアコンは本体右下あたり
- 受光部が汚れている——ホコリや油膜で感度が落ちます。乾いた布でそっと拭く
- 強い光が当たっている——西日や、受光部のすぐ近くにあるLED照明が赤外線を邪魔することがあります。カーテンを閉めて試す
- テレビ側のリモコン受信設定——複数台あるテレビで「リモコンモード(1と2など)」が違っている、または「リモコン受信をオフ」にしている
- 本体がフリーズしている——テレビの電源プラグを抜いて1分、挿し直す。これで復活するケースはかなり多い
- ブルートゥース式のリモコン——最近のテレビは赤外線ではなく無線でつながるものも。この場合は「ペアリングし直す」がメーカーの案内にあります
「音量だけ効かない」「特定のボタンだけ効かない」の正体
他のボタンは効くのに、音量ボタンだけ、決定ボタンだけダメ。これはよく使うボタンの裏側にある導電ゴム(黒い接点)がすり減ったのがほぼ原因です。赤外線は出ているので、さっきのカメラ確認だと「音量を押しても光らないが、他は光る」という形で分かります。
直し方は、分解してゴムの黒い接点部分をアルミホイルの小片で補う応急処置や、導電塗料を塗る方法。詳しくは導電ゴムを復活させる手順と限界にまとめています。
リモコンが見つからない・壊れた時、今日をしのぐ方法
- 本体のボタン——テレビは側面か底面に電源・音量・入力切替のボタンがあります。エアコンは前面パネルを開けたところに「応急運転」ボタン
- メーカーのスマホアプリ——ネット対応のテレビやエアコンは、公式アプリからリモコン操作できるものが増えています。同じ無線LANにつなぐのが条件
- 汎用リモコン——家電量販店や100均(ダイソーにテレビ用があります)で。メーカー番号を設定すれば主要メーカーの基本操作はできます。ただし録画やアプリのボタンは対応しないことが多い
- 純正の取り寄せ——型番をメーカーの部品窓口か通販で。1〜2週間で届きます
リモコンを長持ちさせるコツ
- 長期間使わないリモコンは電池を抜く。液漏れの大半は放置中に起きます
- 電池は2本同時に、同じ種類で交換
- 落とさない場所を決める。落下でボタンの導電ゴムがずれたり、内部の水晶部品が割れたりします。壁掛けホルダーが有効
- 飲み物の近くに置かない。ボタンのすき間から入った糖分が、ボタンの戻り不良の原因に
ゆきこ( ゚Д゚)『「テレビ壊れた!」と大騒ぎの子どもたち。スマホのインカメラでリモコンを見たら光ってない→電池フタを開けたら白い粉。液漏れでした。ティッシュ越しに掃除して新品電池で復活。テレビは無実、リモコンも無実、犯人は3か月前の私(電池を替えなかった)』
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特定のボタンだけ効かない時は導電ゴムの復活方法を。液漏れで電池フタが固まったならサビで開かないフタの外し方、落とした電池の扱いはそのまま使っていいかの判断も。リモコンをなくさない置き場は穴を開けない壁掛けホルダーにまとめました。
まとめ:光るか見て、光らなければ電池、光れば受ける側
- スマホのカメラ(見えなければ前面カメラ)でリモコン先端が光るか確認
- 光らない→電池2本新品・端子の汚れ・バネ・押し込まれたボタン
- 光る→受光部の前の物・汚れ・強い光・モード設定・本体の電源抜き1分
- 特定ボタンだけ→導電ゴムのすり減り
- 今日をしのぐのは本体ボタン・公式アプリ・汎用リモコン
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手順を1枚にまとめました。



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