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ソファを買い替えるほどではないけれど、既製品のカバーはサイズが合わない。L字型や大きめの3人掛けだと、なおさら選べる物が少なくなりますよね。手作りしようにも、生地が大きくてどこから手をつければいいのか分からない、という声もよく聞きます。
先に結論をひとつ。いきなり縫い始めるより先に、正しく採寸すること、そして「縫わずに掛ける方法」も候補に入れておくこと。この2つを押さえるだけで、失敗はかなり減ります。既製品のカバーが合わないからといって、必ずしも一から縫う必要はありません。採寸の仕方、縫わない方法、縫う場合の順番、生地選び、布が足りない時の対処まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:採寸の仕方を知りたい人|縫わずに掛けたい人|縫って作りたい人|生地選びに迷う人|布が足りない人
採寸の3か所——座面の奥行き・背もたれの高さ・肘掛けの外周
手作りで失敗する原因のほとんどは、裁断してから「思っていたサイズと違った」というものです。図って裁つのではなく、裁つ前に3か所を測ることから始めてください。
- 座面の奥行き。前の端から背もたれとの境目まで。クッションを外して座面だけの寸法も控えておく
- 背もたれの高さ。座面から背もたれのいちばん高い所まで。カーブしている場合は緩んだ状態で測る
- 肘掛けの外周。上面・外側面・内側面をつなげて測る。左右で形が違うソファもあるので両方測る
大きな生地やソファ本体を動かして測る時は、腰への負担が思った以上にかかります。一人で無理に持ち上げず、必要なら誰かに手伝ってもらってくださいね。
縫わずに掛ける——マルチカバー方式をまず試す
いきなり縫う前に、大きめの一枚布をそのまま掛けるマルチカバー方式を試してみることをおすすめします。座面から背もたれ、肘掛けまで一枚で覆い、余った部分を隙間に押し込むだけの方法です。
- 用意する布のサイズ。座面の奥行き+背もたれの高さ+肘掛けの外周に、少し余裕を足した大きさ
- 掛け方。背もたれの上から垂らし、座面に沿わせ、肘掛けを包むように整える
- ずれを防ぐ工夫。隙間に押し込む、四隅を軽く縫うなど、簡単な固定を組み合わせる
ただし、肘掛けの端を布で覆いすぎると、座った時に手や体が布ごと滑ることがあります。肘を置く面は、たるみを持たせすぎず、滑り止めシートと組み合わせると安心です。すぐに完成させたい時ほど、まずはこのマルチカバー方式で数日過ごしてみて、気になる所を書き出しておくと、縫って作る時の設計に役立ちます。
縫う場合の順番——背・座・肘を別々に作って合わせる
ぴったり合わせたい時は、縫って作る方法になります。ここで大事なのは一体で裁断しないことです。背・座・肘の3つを別々に作り、最後に合わせる方が、形が崩れにくくなります。
- 型紙を部位ごとに作る。座面・背もたれ・肘掛けそれぞれの寸法から紙で型を起こす
- 縫い代を足して裁断。厚みのあるソファほど、縫い代は多めに見ておく
- 各部位を縫う。角は丸く縫い、切り口は内側に折り込んでほつれを防ぐ
- 部位ごとに仮合わせ。実際にソファに掛けて、きつい・ゆるい所を確認する
- まとめて縫い合わせる。ずれがないか、もう一度確認してから本縫いへ
ミシン・アイロン・裁ちばさみは、どれも扱いを誤るとけがにつながります。まち針は本数を数えて始めて、数えて終える習慣にしてください。アイロンは当て布をして直接生地に当てず、蒸気のやけどにも注意しましょう。コードを椅子やテーブルの上に垂らしたままにしないことも、忘れがちなので気をつけてください。
生地選び——帆布・キャンバス・ストレッチ・洗える物
生地によって、扱いやすさも仕上がりも変わります。迷った時の目安です。
| 生地 | 特徴 | 向く人 |
|---|---|---|
| 帆布・キャンバス | 厚くて丈夫。型崩れしにくい | しっかりした仕上がりにしたい人 |
| ストレッチ生地 | 伸びてフィットするが縫いにくい | 丸みのあるソファに合わせたい人 |
| 綿や麻の中厚手 | 扱いやすく洗濯もしやすい | 初めて手作りに挑戦する人 |
洗う頻度が高い家では、洗濯機で丸洗いできる生地を選んでおくと、あとで楽になります。色は汚れが目立ちにくい落ち着いた色を選ぶ人が多いですよ。生地の厚みは、薄すぎると中のクッション材の凹凸が透けて見えることがあるので、店頭で実際に触って確かめてから決めると安心です。
布が足りない時のはぎ方
大きなソファだと、市販の生地幅では一枚で足りないことがあります。その時は、目立たない位置で布をはぎ合わせて対応します。
- はぎ目は座面の中央ではなく、肘掛けの内側や背もたれの下側に寄せる
- 柄物は、はぎ目で模様がずれないように、あらかじめ布を並べて確認してから裁つ。無地なら縫い代の向きだけ気をつければ大きな失敗にはなりにくいです
- 縫い代はしっかり折り込み、角は丸めて、切り口がほつれないようにする
滑り止めやずれ防止の工夫は、洗う頻度の話とあわせてソファカバーのずれ防止と洗う頻度にまとめています。せっかく作ったカバーがずれてしまう人は、そちらもあわせてどうぞ。手作りしたカバーは既製品よりも生地が薄いことがあるため、ずれやすさも合わせて考えておくと長く使えます。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、いきなり縫うより先に、マルチカバー方式で一度掛けてみる方が、自分の家のソファに何が必要かが見えてくると思っています。採寸を飛ばして失敗したという話は、よく聞きますよね』
厚みがあって型崩れしにくい帆布生地は、初めての手作りでも扱いやすい選択肢のひとつです。
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座椅子のカバーを洗いたい、ファスナーなしで自作したい人は座椅子カバーの洗い方と自作へ。カバーのずれ防止と洗う頻度の目安はソファカバーのずれ防止と洗う頻度にまとめています。
まとめ:採寸が先。縫わない方法も候補に入れ、部位ごとに作る
- 裁つ前に座面・背もたれ・肘掛けの3か所を測る。失敗の多くは採寸不足から起きる
- 縫わないマルチカバー方式をまず試す。一枚布を掛けるだけで済むこともある
- 縫うなら背・座・肘を別々に作る。一体で裁断すると形が崩れやすい
- 生地は帆布・キャンバス・洗える中厚手から選ぶ。用途と手入れのしやすさで決める
- 布が足りない時ははぎ目を目立たない位置に寄せる。角は丸め切り口は内側へ
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手順を1枚にまとめました。



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