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動画を撮りたい、オンライン会議に出たい、料理の手元を録りたい。そんな時に限って三脚がない、ということはよくありますよね。手で持ち続けると腕が疲れるし、画面も揺れる。壁に立てかけてみたら、すべって倒れた。そんな経験がある人も多いと思います。
先に結論をひとつ。家にある物で立てるなら、「本で挟む」か「コップに立てる」が安定しやすく、輪ゴムやクリップは使い方次第です。ただ、どの代用も「落ちたら壊れる物」を「落ちやすい形」で置いていることに変わりはありません。高い所・水回り・人や車の通る場所では使わない、という線引きだけは先に決めておいてください。早見表、それぞれのコツ、縦向きと横向きの違い、使わない場面、ミニ三脚を買うなら見るところまで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:早見表を見たい人|本やコップで立てたい人|輪ゴムやクリップで立てたい人|会議や動画で目線を合わせたい人|使わない場面を知りたい人|ミニ三脚を買いたい人
代用の早見表——安定しやすい順に、本で挟む・コップ・輪ゴム・クリップ・カードスタンド
代用を選ぶ物差しは3つです。倒れにくいか、角度を変えられるか、縦と横のどちらに向くか。この3つで見ると、家にある物の得意と不得意がはっきりしてきます。
| 代用 | 安定 | 向く場面 | ひとこと |
|---|---|---|---|
| 厚い本2冊の間に挟む | 高い | 横向き・手元の撮影 | 本の重さで押さえる。角度は本のずらし方で |
| コップ・マグに立てる | まあまあ | 縦向き・オンライン会議 | 低くて底が広い物。中にタオルを詰めると動かない |
| 輪ゴムとペットボトル | まあまあ | 縦向き・少し高くしたい | 水を入れて重くする。輪ゴムは2〜3本 |
| 目玉クリップ・書類クリップ | 物による | 机の縁・棚板 | 挟む力が合えば強い。本体を直接挟まない |
| カードスタンド・写真立て | 低い | 置くだけの短時間 | 軽いのでスマホの重さで倒れやすい。壁際で |
| 壁に立てかけるだけ | 低い | — | すべる。すすめない |
どの方法でも共通の準備があります。机の上を一度拭く(ほこりがあるとすべります)、手前と左右に空間を空ける、充電ケーブルを引っかけない。着信の振動だけでも少しずつ動くので、撮影中は通知を切っておくと安心ですよ。
本で挟む・コップに立てる——重さで押さえる、低く広く置く
いちばん基本の2つです。どちらも「重い物で押さえる」「低く広い土台に置く」という考え方で、代用の中では安定しやすい方法なんです。
- 本で挟む。厚くて重い本を2冊並べ、その間にスマホの下側3分の1くらいを差し込みます。奥の本を少し手前にずらすと、画面が上を向いて角度がつきます。ケースの厚みで隙間が合わない時は、薄い雑誌を1冊足して幅を調整すると入りやすいですよ。横向きの撮影、料理や手芸の手元を録る時に向いています
- コップに立てる。底が広くて背の低いコップかマグに、スマホを縦に立てかけます。中にハンカチやタオルを詰めると、スマホが中で動かなくなって安定します。ガラスのコップは倒れた時に割れるので、陶器のマグかプラスチックの物で。立てたら、コップの縁でカメラが隠れていないかを画面で確かめてください
輪ゴムとペットボトル・クリップ・カードスタンド——固定の強さが命
本もちょうどいいコップもない時の次の手です。どれも「固定がゆるいと落ちる」方法なので、留めた後に軽く揺すって確かめる癖をつけてください。
- 輪ゴムとペットボトル。500mlのペットボトルに水を入れて重くし、スマホの背中をボトルに当てて、輪ゴム2〜3本でぐるりと留めます。輪ゴムがカメラのレンズと画面にかからない位置に。ボトルの側面が丸いとスマホが横に回りやすいので、角のある四角いボトルの方が向いています。古くて伸びた輪ゴムは、時間とともにずれてくるので使わないでください
- クリップ。大きめの目玉クリップを机の縁や棚板に挟み、持ち手の輪にスマホを立てかけます。2個のクリップを向かい合わせに置いて、その間に立てる形もあります。スマホ本体やケースの縁を直接クリップで挟むのはやめてください。画面の角が割れたり、ケースが欠けたりします。挟む力が弱いクリップは、スマホの重さで開いて倒れます
- カードスタンド・写真立て。軽すぎて、スマホの重さの方が勝つことが多い道具です。壁際に置いて後ろを壁に預けるか、後ろに本を置く形なら短時間は持ちます。長い動画や会議には向きません
手帳型のケースを使っている人は、ケース自体がスタンドになります。ただ、留め具が壊れていると途中でぱたんと閉じるので、手帳型スマホケースの留め具が壊れた時の直し方を先に見ておくと安心です。
縦向きと横向き、目線の高さ——動画とオンライン会議で置き方が違う
「立った」と思っても、写った映像を見ると顔が下から見上げる形で大きく写っている、ということがよくあります。カメラが自分の目の高さ、少し上くらいにあると自然に写るんです。机に直置きだと、どうしても見上げる角度になります。
| やりたいこと | 向き | 向く代用 | 高さの目安 |
|---|---|---|---|
| オンライン会議・通話 | 縦か横(会議アプリの表示に合わせる) | コップ・ペットボトル | カメラが目の高さ。下に本を積む |
| 料理・手芸の手元 | 横向き | 本で挟む | 手元が入る高さ。上から見下ろす形 |
| 縦の短い動画 | 縦向き | コップ・クリップ | 胸から顔が入る高さ |
| 家族の集合写真 | 横向き | 本で挟む+タイマー | 顔の高さ。全員が入るか確かめる |
高さを出す時は、下に積む本を「大きくて重い順」にしてください。積むほど倒れやすくなるので、目安は本3冊分まで。それより高くしたいなら、代用ではなくミニ三脚の出番です。スマホをパソコンのカメラ代わりにする段取りはウェブカメラの代用にまとめています。
使わない場面——高い所・水回り・人や車の通る場所・子どもの手の届く所
代用は「いつか落ちる」前提の置き方です。だからこそ、落ちても被害が小さい場所でだけ使う、と決めておくのがいちばんの安全策なんです。
- 高い所。棚の上や窓際に本で挟んで置くのは、落ちた時の高さがそのまま画面割れの大きさになります。上から撮りたい時ほど、低い台に置いて角度で工夫を
- 水回り。料理の手元を撮りたくなりますが、シンクの横は水、コンロの近くは熱と油です。落ちれば水没、油がはねれば汚れが取れません。撮るなら火から離れた作業台で
- 人や車の通る場所。玄関先、道路脇、公園の通り道に、家にある物で立てるのは避けてください。倒れたスマホを拾おうとして道に出る、通る人が足を引っかけて転ぶ、という事故につながります。外で撮るなら、ちゃんと固定できる道具を持って行く方が安全です
- 子どもやペットの手の届く所。輪ゴムは小さい子やペットが口に入れやすく、クリップは指を挟みます。使い終わったら、スマホごと片づけてください
もし落として濡れてしまったら、すぐに電源を入れずに水気を拭いて、メーカーの案内に従ってください。画面が割れた時は、細かいガラスで指を切りやすいので、素手でなでずにケースに入れるか布で包んで持ち運ぶと安心です。
ミニ三脚を買うなら見るところ——脚の開き・ホルダーの幅・高さ・重さ
ここまで読んで「やっぱり小さい三脚を1本持っておこう」と思った人へ。卓上のミニ三脚は、見るところが決まっています。
- 脚が広く開くか。開いた時の面積が広いほど倒れにくい。脚が曲がる物は、柱や椅子の背に巻きつけて使えます
- ホルダーの幅。ケースをつけたまま挟めるか。外すのが面倒だと使わなくなります
- 縦と横の切り替え。ホルダーが回るか、ボールの部分で角度を変えられるか
- 高さと重さ。卓上で目線に届くか。軽すぎる物は、スマホの重さで前に倒れます
- リモコン付きなら。自撮り棒と一体になった物が便利です。代用との違いは自撮り棒の代用、リモコンがつながらない時は自撮り棒がブルートゥースで接続できない時にまとめています
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、輪ゴムで留めて撮った動画は、あとで見ると少しずつ傾いていることが多いですよね。安定は「重さ」と「低さ」で決まる、と覚えておくと、代用でも失敗が減ると思っています』
💡 この困りごとへの提案
本とコップで足りる日が多くても、会議や動画の頻度が増えたなら、ミニ三脚が1本あると置く場所を選ばなくなります。脚が広く開いて、ケースごと挟める物が使いやすいです。
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スマホをパソコンのカメラ代わりにしたい人はウェブカメラの代用へ。自撮り棒がなくて困っている人は自撮り棒の代用、リモコンのシャッターが反応しない人は自撮り棒がブルートゥースで接続できない時、手帳型ケースをスタンドにしたいのに閉じてしまう人は手帳型スマホケースの留め具が壊れた時の直し方にまとめています。
まとめ:本で挟む・コップに立てるが基本。高い所・水回り・通り道では使わない
- 安定しやすいのは本で挟む・コップに立てる。重さと低さで決まる
- 輪ゴム・クリップは固定の強さが命。留めたら揺すって確かめ、本体を直接挟まない
- カメラは目の高さに。下に積む本は3冊まで。それ以上はミニ三脚
- 高い所・水回り・人や車の通る場所では使わない。落ちる前提の置き方だから
- 輪ゴムとクリップは子どもとペットの手の届かない所へ。使い終わったら片づける
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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