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手袋の片方をなくす、というのは冬の定番の悩みですよね。「昔みたいに紐で首から下げればいいのでは」と思う人もいると思います。
先に結論をひとつ。子どもの手袋の紐は、首に回す形にしないのが、今すすめられる形です。遊具や自転車、エスカレーター、ドアに引っかかると、首が絞まる事故につながることがあります。首に回さずになくさない留め方が、ちゃんと4つあるので、順番に見ていきましょう。園や学校で指定がある場合は、そちらが最優先です。
ケース別に読む:安全な留め方を知りたい人|袖の内側に通したい人|クリップで留めたい人|縫い付ける位置を知りたい人|なくさない仕組みを知りたい人
先に安全——子どもの首に紐を回す形にしない
手袋をなくさないための昔ながらの方法に、紐の両端を手袋に結んで、輪にした紐を首から下げるという形があります。懐かしいと感じる人も多いと思いますが、これは今はすすめられません。遊具・自転車・エスカレーター・ドアなどに紐が引っかかると、輪が首に食い込んで絞まる事故につながることがあるからです。すべり台の途中、自転車のハンドルまわり、エスカレーターの手すり、教室や玄関のドアノブなど、紐が何かに引っかかる場面は、子どもの日常の中に意外と多くあります。
首に回さない留め方は、次の4つが代表的です。
| 留め方 | やり方 | 向く場面 |
|---|---|---|
| ①袖の内側を通す | 上着の両袖に紐を通し、手袋を袖口の中でつなぐ | 上着を着ている間ずっと使いたい |
| ②クリップ式ホルダー | 袖口や手袋にクリップを付けて留める | 上着を脱ぐことが多い |
| ③コードリール | 巻き取り式のリールを片方ずつ袖口に付ける | 伸び縮みさせて使いたい |
| ④袖に直接縫い付ける | 手袋そのものを上着の袖口に縫い留める | なくす心配を根本からなくしたい |
どの方法も、紐や留め具が首の前や後ろを横切らないのが共通点です。園や学校で留め方の指定がある場合は、まずそちらに従ってください。ふだんは落ち着いて見える子でも、走ったりよじ登ったりする瞬間は、大人が思っている以上に多いものです。紐そのものを外から見える場所に垂らさないという考え方で選ぶと、迷わずに済みます。
袖の内側を通す紐の作り方——長さの測り方は両手を広げた背中側
いちばん昔からある「紐を通す」方法も、首を通さず袖の内側を通す形にすれば、安全に使えます。
- 紐は、平ゴムか細い綾テープを選びます。伸びる平ゴムは通しやすく、綾テープは滑りにくいのが特徴です
- 長さの測り方は、子どもに両手を横に広げてもらい、片方の手首から背中側を通ってもう片方の手首までを測ります。ここに少しゆとりを足します
- 紐の両端に手袋を縫い付けるか、クリップで留めます
- 通し方は、上着の袖口から紐を入れて、背中側(襟の下あたり)を通して反対側の袖口から出す、という順番です
この通し方なら、紐は上着の内側にあるので、外から引っかかることがありません。脱いだ上着ごと持ち歩けるのも便利なところです。紐を手袋に付ける時は、カフの内側に小さな輪を作って通す方法と、直接結び付ける方法があります。結び目は緩みやすいので、時々ほどけていないか確かめる習慣をつけておくと安心です。
クリップ・コードリールで留める——小さい部品の誤飲に注意
紐を通すのが手間な時や、上着を脱ぐことが多い子には、クリップ式やコードリール式が向いています。
- クリップ式ホルダーは、手袋のカフ部分と、上着の袖口や胸ポケットを挟んで留めます。取り外しが簡単な分、外れやすくもあるので、様子を見ながら使ってください
- コードリールは、巻き取り式の紐がケースに収まっている物で、片方ずつ袖口や上着の内側に付けます。引き出して使い、離すと自動で巻き戻ります
クリップやリールの金具は小さい部品です。外れて落ちていないか、時々確認してください。誤飲する年齢の子がいる家では特に、床に落ちていないか気をつけて見ておくことが大切です。紐の先に金具を付ける場合も、口に入ってしまう大きさの物は付けないようにします。
縫い付ける位置——手袋の内側の縫い代に、外に響かせない
紐や留め具を手袋に縫い付ける時は、縫い目が外側に響かない位置を選びます。
- 縫い付けるのは、手袋の内側、カフ部分の縫い代あたり。表から見た時に糸が響かない位置です
- 針は手袋の生地をきちんと貫通する、手縫い用の丈夫な針を使います
- まち針や針、安全ピンは本数を数えてから始め、数えてから終える。床に落としたままにしません
- ミシンを使う場合も、アイロンを使う場合も、裁ちばさみ・リッパー・目打ちのけがに気をつけ、アイロンは当て布をして直接生地に当てず、蒸気のやけどとコードにも注意します
- 切り口は内側に、角は丸めると、指に引っかかりにくくなります
なくさない仕組みと、園・学校の指定
留め方を工夫しても、脱いだ時にどこかに置き忘れてしまうこともありますよね。
- 家では、玄関や上着掛けの近くに手袋専用の置き場所を1つ作っておくと、なくす回数が減ります
- 名前を書く位置や、紐を付けてよいかどうかは、園・学校の指定がある時はそれに従うのが最優先です
- 片方だけなくしてしまった時のために、似た色や柄の予備を1組用意しておくのも一つの手です
- 登園・登校のバッグと手袋の置き場所を近づけておくと、出かける前に忘れにくくなります
紐を付ける・付けないに関わらず、「なくしたら困る」より「なくしても慌てない」仕組みを作っておくほうが、日々の負担は軽くなります。予備を用意しておけば、片方だけ見つからない朝も、慌てずに出かけられます。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、紐をどう付けるかより先に「首に回さない」という前提を家族で共有しておく方が、ずっと安心だと思っています』
紐を通す手間を省きたい時は、袖口に付けるだけのクリップ式ホルダーを使うのも手軽です。
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まとめ:首に紐を回さない。袖の内側・クリップ・コードリール・縫い付けの4つから選ぶ
- 子どもの首に紐を回す形にしない。遊具・自転車・ドアで引っかかり首が絞まることがある
- 首に回さない留め方は4つ。袖の内側・クリップ・コードリール・袖への直接縫い付け
- 紐の長さは両手を広げた背中側で測る。手首から手首までにゆとりを足す
- 縫い付けは内側の縫い代に。小さいクリップや金具の誤飲に注意する
- 園・学校の指定があればそれに従う。なくさない置き場所を1つ作っておく
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手順を1枚にまとめました。



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