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メガネを拭いていたら、鼻あてがポロッ。あるいは踏んでしまって、鼻あての根元の細い金具ごとぐにゃっと折れた。片方だけ鼻あてがないメガネは、ずり落ちるし、鼻に金具が当たって痛いし、とにかく今日一日が長い。
先に結論。鼻あて(パッド)だけが取れたなら、ネジ式は自分で数百円で直せます。金具ごと折れたら店へ。そして瞬間接着剤は絶対に使わない。理由も含めて順番にお話しします。
まず見る:取れたのは「パッド」だけ? 「金具」ごと?
鼻あては、シリコンやプラスチックのパッドと、それをフレームにつなぐ細い金具クリングス(鼻あての腕)でできています。
- パッドだけ取れた(金具は無事で、先端に小さなネジ穴か差し込みの箱が見える)→ 自分で交換できるケースが多い
- 金具が曲がった(折れてはいない)→ 自分でそっと戻せることもあるが、繰り返すと折れる。店なら無料〜数百円で調整
- 金具が折れた・根元から取れた→ ロウ付け(溶接)が必要。自分では直せない。店へ
- プラスチックのフレームに鼻あてが一体成型されている(セルフレームの「一体型」)→ 折れたら基本的にフレーム交換。貼るタイプのシリコンパッドで代用
自分で直す:パッドを交換する手順(ネジ式・5分)
金具の先端に小さなネジがあるタイプです。用意するのは交換用の鼻パッド(通販や100均、メガネ店で数百円。ネジ式・箱型と書かれたもの)とメガネ用の精密ドライバー(パッドのセットに付属していることが多い)。
- 取れた側の金具の先端を見て、ネジが残っているか確認。残っていればそのまま使えます。なくなっていれば、交換パッドに付属のネジで
- 新しいパッドを金具の先端の箱(U字の受け)に差し込む。パッドの向きは、ふくらんだ面が鼻側。左右で形が違う(左右非対称の「涙型」)ものは、細い方が下
- ネジを締めすぎない程度に締める。強すぎるとパッドが割れ、弱いとまた落ちます
- かけてみて、パッドが鼻に平らに当たっているか。斜めなら金具をほんの少しだけ指で曲げて調整。一度に大きく曲げない
ネジ式でなく差し込み式(パチッとはめるタイプ)なら、対応するパッドを押し込むだけ。ただし形が合わないと入らないので、古いパッドが手元にあれば持って行って店で合わせてもらうのが確実です。
今日しのぐ応急処置
- 折れた金具の先端をテープで覆う。細い金属の先端は皮膚を傷つけます。絆創膏を小さく切って巻くのが手軽
- 貼るタイプのシリコン鼻パッド(100均やドラッグストアにある「ずれ落ち防止パッド」)を、パッドがなくなった側のフレームの内側に貼る。一体型フレームにも使えます
- 片方だけパッドがあると左右の高さが狂うので、両方に貼って高さを揃えると楽
- それも無ければ、両面テープでスポンジの小片。数時間ならこれで持ちます
店で直す時の費用相場と、「買った店じゃない」問題
- パッドの交換:無料〜500円前後。大手チェーンは他店購入でも無料または数百円で替えてくれることが多い
- 金具の曲がりの調整:無料〜。「フィッティング」の一部として対応
- 折れた金具のロウ付け:2,000〜5,000円前後。店では受けられず修理業者に外注→1〜2週間かかることも。メッキの再加工が必要だと上乗せ
- 一体型フレームの鼻あて破損:基本的にフレーム交換(レンズは入れ替えできることが多い)
「買った店じゃないと気まずい」問題は、正直に「他店で買ったメガネですが、鼻あての交換はできますか」と聞けば大丈夫。断られることはまれで、断られたら別の店へ。眼鏡店にとって鼻あて交換は日常業務です。
瞬間接着剤で直してはいけない理由
「金具が折れたけど、瞬間接着剤でくっつければ…」——これ、本当にやめてください。理由は3つ。
- レンズが白くなる。瞬間接着剤は硬化する時に成分が揮発して、近くのレンズのコーティングに白い曇りを作ります。これは拭いても取れません。レンズ交換になって、修理代より高くつく
- 金属同士はそもそもくっつかない。細い金具の断面に接着剤を付けても、かけた瞬間の力で外れます
- 修理店でも直せなくなる。接着剤が付いた金具はロウ付けができず、「接着剤を落とす工程」が増えるか、断られます
フレームの折れも同じ。プラスチックのフレームが折れた時も、接着剤で固めると店で直せなくなります。折れたらそのまま袋に入れて店へ、が最短です。
また折らないために
- レンズを拭く時、鼻あてを持たない。金具は細く、拭く力で曲がります。フレームの縁を持つ
- 片手で外さない。片側だけ引っ張ると鼻あてがねじれる。両手で真っすぐ前に
- 置く時はレンズを上に・ケースに入れる。踏む事故のほぼ全部は「そのへんに置いた」から
- 半年に1回、店でネジの締め直し。ゆるんだネジが、パッド紛失の最大の原因
ゆきこ( ゚Д゚)『夫のメガネ、鼻あてが取れて「接着剤で付けとくわ」と言うのを全力で止めました。パッドは300円のセットで自分で交換、5分。レンズを白くしてたら1万円コース。止めた私を褒めてほしい』
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まとめ:パッドは自分で、金具は店で、接着剤は使わない
- 取れたのがパッドだけなら、ネジ式は交換パッド+精密ドライバーで自分で5分
- 金具が折れたらロウ付けが必要。店へ(2,000〜5,000円前後)
- 今日は折れた先端をテープで覆い、貼るパッドを両側に
- 瞬間接着剤は絶対NG。レンズが白くなり、店でも直せなくなる
- 買った店でなくても「他店購入ですが」と聞けば大丈夫。予防は拭く時に鼻あてを持たない
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手順を1枚にまとめました。



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