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レシピに「水1カップ」と書いてあるのに、引っ越したばかりで計量カップがまだない。あるいは、炊飯器の付属カップをうっかり捨ててしまって、お米を何で量ればいいのか分からない。計量カップって、ない時にかぎって出番が来るものなんですよね。
先に結論をひとつ。料理の1カップは200mlで、大さじ13杯と小さじ1杯でぴったり同じ量になります。そしてお米の1合は180mlで、料理の1カップとは別物です。この2つを押さえたうえで、ペットボトル・牛乳パック・キッチンスケール・お玉・紙コップと、家にあるもので量る方法を換算表にまとめました。順番に見ていきましょう。
まず換算表——1カップ・大さじ・1合を家にあるもので量る
「約」がついているものは家によってばらつくので、一度だけ確かめてから使ってくださいね。
| 量りたい量 | 容量 | 家にあるもので言うと |
|---|---|---|
| 1カップ | 200ml | 大さじ13+小さじ1/お玉(約50ml)4杯/500mlペットボトルの半分弱 |
| 2分の1カップ | 100ml | 大さじ6+小さじ2/お玉2杯 |
| 大さじ1 | 15ml | ペットボトルのキャップ(約7.5ml)2杯 |
| 小さじ1 | 5ml | ペットボトルのキャップ3分の2くらい |
| お米1合 | 180ml(重さ約150g) | 紙コップの縁から1cm下まで/大さじ12(すり切り)/キッチンスケールで150g |
| 500mlペットボトル | 500ml | 満タンで2カップ半 |
| 牛乳パック | 1000ml | 満タンで5カップ |
| マグカップ | 約200〜250ml | ばらつくので一度ペットボトルの水で確かめる |
| 水・だし | 1ml=約1g | キッチンスケールで重さで量れる |
お米だけは「180ml」という別の単位なので、料理の1カップ(200ml)で量ると1割ほど多くなります。ここを混ぜないのが、この記事でいちばん大事なところです。
1カップは何ml?——日本のレシピは200ml、お米は180ml、海外は240ml前後
「1カップ」は国や用途で中身が違うんです。ここを知らないまま代用すると、正しく量っているつもりでずれてしまいます。
- 日本の料理レシピの1カップ=200ml。テレビや料理本、レシピサイトはほぼこれ
- お米の1合=180ml。炊飯器の付属カップはこの大きさ。「米用の計量カップ」と書かれたものも180ml
- 海外(特にアメリカ)のレシピの1カップ=約240ml。翻訳されたお菓子の本や海外のレシピ動画に多い
- 大さじ15ml・小さじ5mlは日本でも海外でもほぼ共通なので、迷ったら大さじ換算に戻ると安全
家にあるもので量る——ペットボトル・牛乳パック・キッチンスケール・お玉
代用品にはそれぞれ得意なことがあります。液体を大まかに量るならペットボトル、正確さがほしいならキッチンスケール、少量ならペットボトルのキャップ、という感じです。
- 500mlのペットボトル。満タンで2カップ半。ラベルをはがすと側面の凹凸が目安になります。いちばんおすすめなのは、大さじ13杯+小さじ1杯の水を入れて、水面の位置に油性ペンで線を引くこと。それだけで200mlの目盛り付きカップになって、以後ずっと使えます
- ペットボトルのキャップ。1杯が約7.5mlで、2杯で大さじ1。洗って乾かしたものを使ってください。しょうゆやみりんを少量量る時に便利です
- 牛乳パック(1L)。洗って乾かして、上の部分を切り落とすと1000mlの容器に。半分の高さでだいたい500ml。煮物のだしのような、多めの水を量る時に
- キッチンスケール。水は1ml=約1gなので、容器をのせて0にしてから水を200g入れれば1カップ。だし・牛乳もほぼ同じで、しょうゆは少し重い(1mlで約1.15g)ですが、大さじ数杯なら気にしなくて大丈夫。正確さでは代用品の中でいちばんです
- お玉。家庭用のお玉は1杯が約50mlのものが多く、4杯で1カップ。ただし家によって大きさが違うので、一度ペットボトルのキャップやスケールで確かめておくと安心です
お米1合は何で量る?——紙コップ・大さじ12・スケール150g
炊飯器の付属カップをなくした時に困るのがここ。お米は1合=180ml、重さにして約150gと覚えておくと、いくつも代用の道があります。
- 紙コップ。一般的な紙コップは満杯で約200mlなので、縁から1cmほど下まで入れるとだいたい180ml
- 大さじ12杯(すり切り)。1合ぶんなら数えられる範囲。2合以上なら別の方法が楽です
- キッチンスケールで150g。容器をのせて0にしてから、お米を150g。お米は容量より重さで量るほうが正確なので、スケールがあるならこれがいちばんおすすめ
- ペットボトルに線を引く。大さじ12杯の水を入れて水面に線を引けば、180mlの米カップの出来上がり。上のほうを切り落として、口を広くしておくとすくいやすいです
お米を正確に量れれば、水加減は内釜の目盛りに合わせるだけで炊けます。新米や古米で水加減を変える話は新米の炊き方と水加減に、おいしく炊くコツはお米をうまく炊く方法にまとめています。
大さじで代用できる?——できる。1カップは大さじ13杯と小さじ1杯
計量スプーンだけはある、という家は多いと思います。大さじで1カップを量るなら、大さじ13杯+小さじ1杯(15ml×13+5ml=200ml)。小さじがなければ、大さじ13杯と「大さじの3分の1くらい」で十分です。
- 液体は、スプーンの縁までいっぱいに。表面が少し盛り上がるくらいが1杯です
- 粉や砂糖はすり切り。山盛りですくってから、スプーンの柄や箸の背で平らにならす
- 計量スプーンもない時は、カレースプーンが大さじ1弱(10〜15mlでばらつく)、ティースプーンが小さじ1弱の目安。あくまで煮物や汁物の「だいたい」用で、お菓子には使わないでくださいね
量り方の注意——粉は山盛りにしない、液体は目線を合わせる、お菓子は誤差で失敗する
代用品そのものより、量り方のクセで誤差が出ることのほうが多いんです。次の3つを気をつけるだけで、代用でもかなり正確になります。
- 粉は山盛りにしない・押し込まない。小麦粉や片栗粉は、ふんわりすくってすり切りに。カップに押し込むと同じ容量でも1〜2割重くなります
- 液体は目線を合わせる。上からのぞくと少なく見え、下から見ると多く見えます。容器を平らな所に置いて、目の高さを水面に合わせて確かめてください
- 熱いものは注意。だしやゆで汁をペットボトルで量ると、容器が変形したりやけどをしたりします。熱いものは耐熱の容器か、冷ましてから量るようにしてくださいね
そして正直にお伝えすると、お菓子作りだけは代用で失敗しやすいです。煮物や汁物は1割ずれても味見で直せますが、クッキーやケーキは粉が1割多いだけで固くなったり、膨らまなかったりします。お菓子を作る日は、キッチンスケールで重さを量るか、計量カップを用意してから、と割り切るのがおすすめです。膨らし粉の話はベーキングパウダーの代用と家にあるもので作る方法にも書いています。
米だけ・料理だけの人の落としどころ
「結局、買ったほうがいい?」と迷う人へ。使い方によって落としどころが違います。
- お米だけ量れればいい人。紙コップに線を引くか、キッチンスケールで150g。買うなら100均の「米用計量カップ(180ml)」が1つあれば足ります
- 料理の水やだしを量りたい人。500mlペットボトルに200mlの線を引いた自作カップと、大さじ・小さじがあれば、毎日の料理はほぼ困りません
- お菓子も作る人。計量カップよりキッチンスケールを先に。重さで量れば、カップの代用に悩む場面がほとんどなくなります
- ちゃんと1つ買うなら。目盛りが内側から見えて、電子レンジで温められる耐熱の計量カップを。目盛りが外側だけだと、上からのぞき込んで量ることになって誤差が出やすいんです
ゆきこ( ゚Д゚)『引っ越しの翌日、計量カップが見つからなくて、味噌汁の水をマグカップで量ったら薄すぎて、子どもに「お湯?」と言われました。あの日から500mlのペットボトルに油性ペンで200mlの線を引いたものが台所に常駐しています。正直、今もそっちのほうが使いやすい日があります』
とはいえ、耐熱の計量カップが1つあると、量ってそのまま電子レンジで温められるので、だしやミルクの用意が1工程減って楽になりますよ。
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お米を量れたら、次は炊き方ですよね。新米の炊き方と水加減では新米の時に水を少し控える理由を、お米をうまく炊く方法では研ぎ方から蒸らしまでを書いています。お菓子作りで「ないもの」に困った時はベーキングパウダーの代用もどうぞ。
まとめ:1カップは200ml、お米は180ml、代用は「一度確かめてから」
- 1カップ=200ml=大さじ13+小さじ1。海外レシピは約240mlなので確かめる
- お米1合=180ml=約150g。紙コップの縁から1cm下、大さじ12、スケール150g
- ペットボトルに200mlの線を引けば自作の計量カップになる
- 粉はすり切り・液体は目線を合わせる。マグカップやお玉は一度確かめる
- 煮物・汁物は代用で十分。お菓子は誤差で失敗するのでスケールか計量カップを
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手順を1枚にまとめました。



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