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扉のない本棚、久しぶりに上の段の本を取ったら、本の上の面(天)に白っぽいほこりがうっすら。拭いても2週間もすれば元どおりで、しかも本を1冊ずつ出して拭くのは正直めんどうですよね。うちも子どもの図鑑と私の本が並ぶオープン棚があって、ほこりとの追いかけっこがずっと続いていました。
先に結論をひとつ。いちばん手軽なのは、テーブルクロス用の透明ビニールを本棚の上から前面に垂らす方法です。中身は見えたまま、ほこりだけを止められて、カラーボックスくらいの棚なら100均のもので始められます。ただ、シートの種類と留め方で使い勝手がかなり変わるので、そこを順番に見ていきましょう。
透明シートは何を使う?——4つの選択肢と向き不向き
家庭で手に入る「透明シート」は大きく4種類。柔らかく垂らせるものと、板のように立てるもので使い方が変わるんです。
| 種類 | 向く本棚 | 特徴 |
|---|---|---|
| テーブルクロス用の透明ビニール | ほとんどの本棚 | 柔らかく垂らせる。厚み0.1〜0.3mm。100均にも卓上サイズがある |
| PPシート(薄い透明の板) | 1段ずつふたをしたい棚 | 硬いので「垂らす」より「はめる」。半透明タイプは中身が見えにくくなる |
| ビニールカーテン(間仕切り用) | 幅90cm超の大型棚 | 1枚で覆える。厚くて重いので留め方は強めに |
| ラミネートフィルム・クリアファイル | 小さな棚・1段だけ | 家にあるもので今日できる。つなぎ目ができやすい |
迷ったらテーブルクロス用の透明ビニールから。ホームセンターや手芸店で幅120〜180cmの切り売りがあり、100均には90×120cmくらいのカット済みが置いてあることが多いです。硬い板と違って布のように扱えるので、本を出し入れするときにめくるだけで済むんですよね。
100均で足りる?——足りる線と、切り売りにした方がいい線
- 足りる:カラーボックス、幅60cm・高さ90cm前後までの棚。100均の透明テーブルクロス1枚で上から下まで覆える
- 足りる(2枚使い):幅90cmくらいまでの棚。中央で2枚に分けて垂らすと、本を取るときに片側だけめくれて使いやすい
- 切り売りにした方がいい:幅90cm超、高さ180cmの大型本棚。100均サイズだとつなぎ目が増えて、そこからほこりが入る。ホームセンターの切り売りなら1枚で覆える
- 厚みの目安:0.1mm前後は軽くて留めやすいけれど、静電気でほこりを寄せやすく、くしゃっとしわが残る。0.2〜0.3mmはきれいに垂れる代わりに重いので、留め具をしっかりめに
サイズを測るときは、棚の幅+左右3cmずつ、高さは天板の上に乗せる分(10cmくらい)を足して、下は床から2〜3cm浮く長さにしておくと、めくりやすくて見た目もすっきりします。長く買いすぎたときの切り方は、カーテンが長い時の直し方と同じで、床側を切ってそろえれば大丈夫です。
貼る?垂らす?——画鋲を使わない留め方4つ
おすすめは「貼る」より「垂らす」。前面に貼ってしまうと本の出し入れのたびに剥がすことになり、続きません。上端だけを留めて、下はふわっと垂らしておくのが長続きのコツです。
- 突っ張り棒+クリップ。本棚の最上段の内側、手前に突っ張り棒を1本渡して、シートの上端をクリップで数か所はさむ。カーテンのように横に寄せられて、いちばん出し入れが楽。棒がずり落ちてくるときは突っ張り棒が落ちない付け方のコツがそのまま使えます
- 面ファスナー(粘着タイプ)。天板の前面にざらざらの面、シートの上端にふわふわの面を貼る。剥がしてまた付けられるので、掃除のときに丸ごと外せる。木製・プラスチック製どちらの棚でも使えて、剥がすときはドライヤーで温めると跡が残りにくい
- マグネット。スチール製の棚なら、シートの上端を強力マグネットで留めるだけ。木製棚には効かないので、その場合は面ファスナーへ
- 天板の上で挟む。シートの上端を天板の上に折り返し、その上に本や箱を置いて重しにする。道具ゼロで今日できる。天板の上に物を置く棚なら、これで十分だったりします
画鋲やピンは、棚に穴が開くうえに、ビニールは刺した所から裂けていくのでおすすめしません。下端がめくれて気になるときは、小さなクリップを2〜3個、下端に付けて重し代わりにすると落ち着きます。
本の日焼けも防げる?——UVカット付きなら「軽減」まで
ここは正直に書くと、普通の透明ビニールは光を通すので、日焼けにはあまり期待できません。本の日焼けは紫外線と光、そして熱が重なって起きるので、透明のまま完全に防ぐのは難しいんです。
- UVカット表示のあるテーブルクロスや窓用のUVカットフィルムを使えば、紫外線の分は軽減できる。「防げる」ではなく「軽減」と覚えておくと、期待はずれになりません
- いちばん効くのは本棚の置き場所。窓と向かい合わせにしない、直射日光が当たる時間帯はレースカーテンを引く
- 日焼けを本気で止めたいなら、透明ではなく布や不透明のシートで覆う方が確実。その場合は中身が見えなくなるので、本棚を突っ張り棒以外で目隠しする方法の方が参考になると思います
ほこりの落とし方と掃除の頻度——上から順番に、本は出さない
シートを付けても、ほこりがゼロになるわけではありません。ただ、掃除の回数がぐっと減って、1回あたりも楽になります。順番だけ守ってみてください。
- 天板の上をハンディモップでなでる。ここに積もったほこりがいちばん多い
- シートの表と裏を乾いた布で。静電気でほこりを寄せるので、柔軟剤を薄めた水で固く絞った布で拭くと、そのあとほこりが付きにくくなります
- 本の天(上の断面)は、ハンディモップで手前に向かってなでるか、掃除機を弱にしてブラシのノズルで。本を1冊ずつ出す必要はありません
- 棚板の手前のふちと、最後に床。上から下へ落としてきたほこりをここで回収
頻度の目安は、シートありなら月1回、なしなら週1回くらい。上段の掃除で本を落としやすいので、重い本を上に置いている棚は先に本棚の落下防止を100均でどこまでできるかを見ておくと安心です。
ほこりをためない並べ方と、シートで湿気をこもらせない工夫
- 本の背を手前でそろえる。奥に引っ込んだ本があると、その前の棚板にほこりがたまり、天にも積もりやすい。前面をそろえると、天の面が一続きになって拭きやすい
- すき間を作らない。空いたスペースはブックエンドや小さな箱で埋める。すき間があると本が斜めになって、天が広く空気にさらされます
- 横積みは最下段だけ。横に積むといちばん上の本の表紙がほこり受けになるので、上の段ではしない
- 壁から5cmほど離す。本棚の裏に空気が通らないと、下段の本が湿気を吸ってカビの元に。シートで前面をふさぐ分、裏側の風通しは確保しておきたい所です
- 下端は少し開ける・月1で全開に。シートを床まで垂らして密閉すると、湿気がこもります。掃除のついでにシートを上げて、1時間ほど風を通してあげてください。下段には除湿剤を1つ
安全面でひとつ。ビニールは熱に弱いので、ストーブやファンヒーターの近くに垂らさないでください。小さな子どもがいる家では、下段まで垂らしたシートを顔にかぶって遊ぶことがあるので、子どもの手が届く段は切り離すか、上段だけに付けるのが安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『次男が図鑑を出すたびに、天のほこりがふわっと舞って本人がくしゃみ。透明ビニールを垂らしてから、その光景がなくなりました。「見えるのに触れない」のが本人には不思議らしく、しばらくシート越しに図鑑をなでていましたけど、それはそれで静かでよかったです』
家に透明のテーブルクロスの余りがあればそれで十分ですが、これから買うなら、幅120cm以上の切り売りか、UVカット表示のあるものを選んでおくと、大きめの棚でも1枚で覆えて、日焼けの面でも少し安心です。
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本棚まわりの悩みは、ほこりのほかにも「中身を見せたくない」「地震で本が落ちる」がありますよね。本棚の目隠しを突っ張り棒以外でする方法は、布の留め方がこの記事の透明シートとほぼ共通なので一緒に読めます。本棚の落下防止を100均でどこまでできるかは、上段に重い本がある家は先にどうぞ。シートを留める突っ張り棒が落ちてくる人は突っ張り棒が落ちない付け方もあわせて。
まとめ:透明ビニールを上から垂らす、留めるのは上端だけ、月1でなでる
- テーブルクロス用の透明ビニールが第一候補。カラーボックスなら100均で足りる
- 幅90cm超は切り売り1枚で。厚みは0.2mm前後が扱いやすい
- 留めるのは上端だけ。突っ張り棒+クリップか面ファスナー、画鋲は使わない
- 日焼けはUVカット付きで「軽減」まで。置き場所とレースカーテンが本命
- 掃除は上から下へ月1回。背を手前でそろえ、壁から離して湿気をためない
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手順を1枚にまとめました。



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