カーテンが長い時——切らずに短くする3つの方法(アジャスターフック・裾上げクリップ・折り返し)と、切るなら裾上げテープか手縫い。10cm長い時の判断と、あえて垂らすアレンジ

生活

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引っ越し先の窓にカーテンをかけたら、裾が床にたまってくしゃっ。あるいは通販で買ったら思ったより長くて、掃き出し窓の床をずるずる引きずっている。「切るしかないのかな、でも失敗したら戻せないし……」と、脚立の上で固まった経験、私にもあります。

先に結論。長さの差が数cmならフックで調整、10cm前後までならクリップや折り返しで切らずに済み、それ以上なら切るか縫う、が判断の分かれ目です。切らない方法から順番に見ていきましょう。引っ越しでは「カーテンが短い」で困る方が実は多いのですが、長い方は直す手がたくさんあるので大丈夫ですよ。

まず測る:床から何cm? ちょうどいい丈と「長すぎる」の境目

カーテンの丈は、窓の種類で目安が違います。

  • 掃き出し窓(床まである窓)——床から1〜2cm上が標準。床に触れると裾が汚れ、開け閉めのたびに引きずります
  • 腰高窓——窓枠の下から15〜20cm下。窓枠ぴったりだと光が漏れます
  • レースカーテン——厚手のカーテンより1〜2cm短く。レースの裾が厚手の下から見えないように

測る時は、レールのランナー(フックを引っかける輪)の下端から床までを測ります。レール本体からではありません。今かかっているカーテンが「何cm長いか」を知るには、裾が床に触れている部分を持ち上げて、余っている分の長さを測るのが簡単です。この数字で、使う方法が決まります。

切らずに短くする方法——差が数cmから10cmまで

買ったばかり、賃貸で次の家でも使いたい、模様替えで窓が変わるかもしれない。そんな時は切らない方法から。

  1. アジャスターフックで1〜4cm縮める。カーテン上部のフックが上下に動かせる「アジャスターフック」なら、フックの位置を上にずらすだけで丈が縮みます。動く幅はだいたい4cm前後。フックが固定式なら、100均や手芸店のアジャスターフックに交換するだけでも効きます。全部のフックを同じ段に揃えるのがコツで、1つずれると裾が波打ちます
  2. 裾上げクリップで5〜10cm。裾を裏側に折り返して、小さなクリップで留める方法。カーテン用の裾上げクリップ(目立たない色のもの)が数百円前後で手に入ります。20〜30cm間隔で留めると、表からはほとんど分かりません。外せば元通りなので、賃貸や様子見に一番向いています
  3. 折り返して裾上げテープで留める。裾を裏に折り返し、折り目の内側にアイロン接着の裾上げテープを挟んでアイロンで押さえます。クリップよりすっきり見えて、切っていないのであとで戻せます。ただし接着テープは剥がすと跡が残り、洗濯を繰り返すと剥がれてくることは正直にお伝えしておきます。化繊のカーテンは低温で、当て布をして

クリップやテープはカーテンを外して床でやるのが安全で、仕上がりも揃います。吊ったままの方が長さを見やすいのですが、脚立の上で両手を使う作業は落下しやすいんです。長さを決める印だけ吊った状態で付けて、作業は外して床で。脚立に乗る時は誰かに支えてもらうか、少なくとも天板には立たないでください。

外したついでに洗いたくなりますが、フックを一つひとつ外すのは面倒ですよね。フックを外さずに洗う方法はカーテンをフックを外さずに洗う方法にまとめています。

測る→切らずに(フック・クリップ)→切る(テープ・手縫い)切らずに短くするアジャスターフック →1〜4cm縮む裾上げクリップ →5〜10cm・元に戻せる折り返し+裾上げテープ賃貸・様子見はここから10cm長い時の判断〜10cm→フック+クリップ15cm以上→切るか縫う賃貸→戻せる方法を優先ずっと使う→切って裾上げ迷ったらクリップで1〜2週間暮らしてみる切って短くする① 仕上がり線に印② 縫い代5〜8cm残す③ 厚紙の上でカッター④ テープは当て布・低温⑤ 吊って丈を確認まつり縫いが長持ち丈の目安:掃き出し窓=床から1〜2cm上/腰高窓=窓枠下15〜20cm/レースは厚手より短く測るのはレールのランナー下端から床まで。アレンジで垂らすなら開け閉めの少ない窓で安全:作業は外して床で・脚立の上で両手を使わない/テープは洗濯で剥がれる・跡が残る

10cm長い時の判断——切らずに済むのはここまで

「10cm長い」は、ちょうど判断の境目なんです。

  • アジャスターで4cm+クリップで6cmのように組み合わせれば、切らずに収まります。ただし折り返しが10cmを超えると裾が重くなり、裏から見た時のもたつきも増えます
  • 15cm以上なら、折り返しの厚みで裾がふくらんでしまうので、切って裾上げするか、折り返してから縫う方がきれいです
  • 賃貸で次も使う予定なら、多少もたついてもクリップか折り返し縫いで「戻せる状態」を優先
  • ずっとこの窓で使うなら、切って裾上げした方が見た目も洗濯も楽

迷ったら、まずクリップで留めて1〜2週間暮らしてみるのをおすすめします。長さの感覚がつかめてから切ると、「あと2cm短くすればよかった」が減りますよ。

切って短くする——裾上げテープと手縫い

用意するのは、メジャー、チャコペンか布用のマーカー、裁ちばさみかカッターと厚紙、アイロン、裾上げテープ(または針と糸)

  1. 裾の仕上がり線に印を付ける。今の裾から「短くしたい長さ」の分だけ上に印を付け、線でつなぎます。カーテンは幅が広いので、印は10〜15cmおきに
  2. 縫い代を残して切る。仕上がり線から5〜8cm下で切ります。裾上げテープなら折り返しは1回で3〜4cm、手縫いで三つ折りにするなら6〜8cm残す。カッターで切る時は下に厚紙かカッターマットを敷いて、定規を当てて何度かなぞって。子どもの手の届かない所で
  3. 裾上げテープの場合。切った裾を仕上がり線で裏に折り、折り目の内側にテープを挟んで、当て布をしてアイロンで10秒ほど押さえます。すべらせずに、置いて押す。化繊は低温から。冷めるまで動かさない
  4. 手縫いの場合。三つ折りにしてアイロンで折り目を付け、まつり縫いで表に糸が目立たないように留めていきます。カーテンは離れて見るものなので、多少不揃いでも大丈夫。糸はカーテンと近い色で。切った端のほつれが気になれば、端を折り込むか、ほつれ止めの液を少し
  5. 吊って確認。両端と中央の丈が揃っているか。ここでも脚立の上で両手を離さないように

裾上げテープは手軽な分、洗濯で剥がれやすいのが正直なところです。剥がれてきた時は、その部分だけ手縫いで留めれば長持ちします。最初から「テープで仮留めして、あとで縫う」つもりでいると、気が楽ですよ。

長すぎる時のアレンジ——あえて床に垂らす・タッセルで持ち上げる

「切りたくないし、留めるのも面倒」なら、長さをそのまま生かす手もあります。

  • ブレイクスタイル(床に1〜2cm触れさせる)。裾が床にわずかに触れて少し折れる長さ。海外のインテリアでよく見る、たっぷりした雰囲気になります。掃き出し窓で開け閉めが少ない窓向き
  • パドリング(床に10〜15cmたまらせる)。裾を床にわざと溜めて、ドレープを楽しむスタイル。開け閉めが多い窓や、小さい子どもや猫のいる家では、裾を踏んだり引っ張ったりするので向きません。ホコリもたまりやすい
  • タッセルで横にまとめる。カーテンを開けている時間が長い窓なら、タッセル(房かけ)で腰の位置でまとめると裾が持ち上がり、長さが目立たなくなります。飾りのある太いタッセルにすると、長さがデザインの一部に見えます
  • 裾にリボンやテープを縫い付けて、あえて見せる。折り返した部分の境目に別布のテープを縫うと、「裾上げした」ではなく「デザイン」に見えます

うちは小学生の息子たちが走り回るので、床から2cm上の標準丈です。垂らすスタイルは、裾を踏んで引っ張って、レールごと落ちてきたら……と想像すると、もう少し先かなと思っています。レール周りのやらかしはカーテンレールの取り付けで失敗した話に書きました。

ゆきこ( ゚Д゚)『引っ越し初日、前の家のカーテンが新居の窓で12cm余って、脚立の上でクリップを留めていたら足がぐらっと。慌てて降りて、カーテンを外して床でやり直しました。留めるのは床で、長さ確認だけ吊って。この順番、体で覚えました』

切らずに様子を見るなら、カーテン用の裾上げクリップが1袋あると安心です。賃貸の引っ越しでも使い回せて、レースにも厚手にも使えます。


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「長い時」シリーズとして、靴ひもが長い時の対処ベルトが長い・切れない時の対処もどうぞ。どれも「切らずに収める→切るなら戻せない側を切らない」という考え方は同じです。

まとめ:測る→切らずに(フック・クリップ)→切る(テープ・手縫い)

  1. まず測る。掃き出し窓は床から1〜2cm上が標準
  2. 数cmならアジャスターフック、10cmまでなら裾上げクリップで切らずに
  3. 15cm以上は切って裾上げテープか手縫い。縫い代は5〜8cm残す
  4. テープは洗濯で剥がれる・跡が残る。化繊は低温・当て布
  5. 作業は外して床で。脚立の上で両手を使わない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

カーテンが長い時の早見表:まず測る。掃き出し窓は床から1〜2cm上、腰高窓は窓枠の下15〜20cm、レースは厚手より1〜2cm短くが目安。切らずに短くするなら、アジャスターフックで1〜4cm、裾上げクリップで5〜10cm、折り返して裾上げテープで留める。10cmまではフックとクリップの組み合わせ、15cm以上は切るか縫う。切る時は仕上がり線に印、縫い代を5〜8cm残し、厚紙の上でカッター、裾上げテープは当て布をして低温、手縫いはまつり縫い。テープは洗濯で剥がれ跡が残る。作業はカーテンを外して床で、脚立の上で両手を使わない。あえて床に垂らすブレイクスタイルやタッセルで持ち上げるアレンジも

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