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絵本が増えてきて、そろそろ専用のラックが欲しい。でも買うとそれなりの値段がするし、すのこや段ボールで作れるなら費用も抑えられそうですよね。手作りのアイデアはたくさん見つかりますが、いざ作るとなると「これで倒れないかな」「子どもがよじ登っても大丈夫かな」という不安もついて回ります。
先に結論をひとつ。絵本ラックは、「子どもは絶対に乗らない」という前提では作らないでください。実際には、寄りかかる・よじ登る・上のほうの絵本を取ろうとして棚ごと引っ張る、という場面がほぼ必ず出てきます。材料別の早見表、形の決め方、乗る前提での作り方、すのこの組み方、段ボール・牛乳パックの限界、置いてはいけない場所、道具のけがまで、安全を最優先にして順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:材料に迷う人|表紙か背か迷う人|子どもが乗るか心配な人|すのこで作りたい人|段ボールで足りるか知りたい人|倒れないか心配な人|道具や重さが心配な人
材料別の早見表——すのこ・カラーボックス・段ボール・牛乳パック・突っ張り棒
手作りの絵本ラックによく使われる材料を、向く形と気をつけることで早見表にしました。
| 材料 | 向く形 | 気をつけること |
|---|---|---|
| すのこ | 背を並べる・箱型 | 切らずに組める・角を丸める |
| カラーボックス+仕切り | 表紙を見せる・箱型 | 仕切り板の固定・重い物は下段 |
| 段ボール | お試し・短期間 | 体重がかかる使い方はしない |
| 牛乳パック | 小さめ・仕切り | 洗って乾かしてから・軽い絵本向け |
| 突っ張り棒+布 | 表紙を見せる・壁面 | 天井と床の耐荷重を先に確認 |
先に決めるのは「表紙を見せるか・背を並べるか」
絵本ラックを作る前に、決めておきたいことがひとつあります。表紙を見せるか、背表紙を並べるかです。表紙を見せる形は、子どもが自分で「これ読みたい」を選びやすい一方、奥行きが必要になります。背を並べる形は、たくさんの冊数を省スペースで収められますが、小さいうちは背表紙だけでは選びにくいこともあります。年齢や冊数に合わせて、どちらを軸にするか先に決めておくと、材料選びで迷いません。
子どもは必ず乗る・よじ登る前提で作る——壁に固定・低く・重い物は下
ここがいちばん大事なところです。手作りの絵本ラックは、「子どもは絶対に乗らない」という前提では作らないでください。実際には、寄りかかる・よじ登る・上のほうの絵本を取ろうとして棚ごと引っ張る、という場面がほぼ必ず出てきます。棚を作る時は、その体重がかかることを織り込んで設計するのが基本です。具体的には、次の3つです。
- 壁に固定する。L字金具やベルトで壁や柱に留めます。「置くだけ」で終わらせません
- 低く作る。背が高いほど、乗った時や倒れた時の勢いが大きくなります。子どもの背丈より低く抑えます
- 重い物は下段に。絵本は見た目より重く、上段に厚い絵本を集めると重心が上がって倒れやすくなります
床に置くだけのラックは、上の子が押したり、下の子がつかまり立ちで引っ張ったりするだけで簡単に倒れます。「多分乗らないだろう」ではなく「乗る前提」で固定する、この考え方を最初に持っておくと、あとの材料選びも自然と安全な方に寄っていきます。
すのこの組み方——切らない・L字金具・角を丸める
すのこを使う場合、いちばん簡単なのは切らずに組む方法です。すのこ2〜3枚をL字金具でつなぎ、箱型やL字型に組み立てるだけなら、のこぎりを使う工程を減らせます。それでも工具は登場するので、のこぎり・ドライバー・グルーガンを使う時は換気をして、手を切る・熱いグルーガンの先端でやけどをする心配があることを意識してください。作業中は子どもを近づけないのが基本です。
組み終わったら、角を丸めるやすりがけを忘れずに。すのこの切り口や木のささくれは、思わぬところで手や指を傷つけます。使ったネジや金具、木くずは、作業のたびに床に残さず片づけるようにしてください。小さなネジは、誤って踏んだり、子どもが拾って口に入れたりする心配があります。
段ボール・牛乳パックが向く時期と限界——体重がかかる使い方はしない
段ボールや牛乳パックは、軽くて加工しやすく、費用もかからないので、最初に試すにはちょうどいい材料です。ただし、これらは「体重がかかる使い方をしない」という前提でだけ使ってください。表紙を並べて見せるだけ、軽い絵本を数冊収める程度であれば問題ありませんが、子どもが寄りかかったり、踏み台代わりにしたりすると、あっけなくつぶれてしまいます。
牛乳パックを使う場合は、よく洗って完全に乾かしてから組み立ててください。生乾きのまま使うと、においやカビの原因になります。段ボール・牛乳パックのラックは、あくまで「お試し」か「短期間用」と割り切り、絵本の冊数が増えてきたら、すのこやカラーボックスなど、もう少し丈夫な材料に切り替えるタイミングと考えておくといいですよ。
倒れないための固定と、置いてはいけない場所
材料が何であっても、倒れないための固定は共通です。壁や柱に、L字金具やベルトで留めるのが基本の形。ワイヤーネットを組み合わせて棚板を作る場合は、結束バンドの切り口を内側に向けて留めてください。外側に出たままだと、触れた時に指や肌を切る心配があります。
置き場所にも気をつけたい所があります。子どもの寝床の頭側には置かないこと。万が一倒れた時に、頭の上に落ちてくる位置は避けてください。普段の通り道にも置かないほうがいいです。歩くたびにぶつかったり揺らされたりすると、固定していても負担がかかり続けます。
道具のけがと絵本の重さ——冊数×重さで考える
最後に、作業そのものの安全と、完成後の重さの見積もりについてです。のこぎり・ドライバー・グルーガンは、どれも扱いを誤るとけがにつながる道具です。刃物は使わない時に子どもの手の届かない所へ、グルーガンの先端は使用後もしばらく熱いままなので、置き場所を決めてから作業を始めてください。
完成したラックにどれだけ絵本を乗せられるかは、「冊数」ではなく「冊数×1冊あたりの重さ」で考えます。絵本は意外と重く、厚みのある絵本が10冊も並べば、見た目以上の重さになります。棚板1枚あたりに乗せる冊数の目安を決めておくと、あとで棚がたわんだり、重みで倒れたりする心配が減ります。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、見た目のかわいさより、まず壁に固定できるかどうかを先に決めてから作り始める方が、あとで後悔しないと思っています。固定できない場所には、そもそも背の高い物を置かない選択も大事ですよね』
工具を出すところから始めるのが大変、という時は、最初から壁面に固定できるタイプの市販の絵本ラックを選ぶのも、立派な選択肢です。
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目隠しや突っ張り棒を使った収納のアイデアは本棚を目隠しする、突っ張り棒以外の方法、ランドセルラックの要・不要で迷っている人はランドセルラックはいらない?、材料を買わずに100均で揃えたい人は絵本ラックの100均にまとめています。
まとめ:乗る前提で壁に固定。段ボール・牛乳パックは体重をかけない
- 子どもは必ず乗る前提で作ります。壁に固定・低く・重い物は下
- 段ボールと牛乳パックは体重をかけない使い方に限ります
- 角を丸め、切り口とネジは床に残しません
- 結束バンドの切り口は内側に。寝床の頭側と通り道には置きません
- 絵本は冊数×重さで考えます。工具のけがにも気をつけて
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手順を1枚にまとめました。



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