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泳いでいる途中で水泳帽がずれてくる、脱げてしまう。プールから上がるたびに直している、という子も多いですよね。かぶり方の癖なのか、ゴムがゆるんでいるのか、それともサイズが合っていないのか、原因がはっきりしないまま我慢して使っている家庭も見かけます。「そのうち慣れるだろう」と様子を見ているうちに、授業のたびに気になってしまうという声もあります。
先に結論をひとつ。脱げやすい時は、かぶり方を見直す→内側のゴムを詰める→それでも合わなければ一回り小さいサイズに替える、という順番で考えるのが近道です。いきなりゴムをきつく縛るのは、実は遠回りになりやすい方法です。ゴムの詰め方、正しい洗い方、臭いが取れない時の対処、「いらない」と言われる理由まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:脱げる原因を知りたい人|ゴムを詰めて直したい人|正しい洗い方を知りたい人|臭いが取れなくて困っている人|「いらない」と言われて迷う人
ゆるい時の順番——かぶり方を直す→ゴムを詰める→サイズを見直す
水泳帽が脱げやすい原因は、ひとつとは限りません。次の順番で確かめていくと、直すべき所がはっきりします。
多くの場合、かぶり方を変えるだけで改善することがあります。前髪の生え際まできちんとかぶらず、後ろに引っ掛けるようにかぶっていると、泳いでいるうちにずれやすくなるんです。まずはここから見直してみてください。鏡の前で一度自分でかぶらせてみて、生え際の位置を覚えてもらうのも効果があります。
ゴムを詰める縫い方——帽子の縁を、あごの下ではなく
かぶり方を直しても脱げる時は、内側のゴムを詰める方法があります。ゴムを詰めるのは帽子の縁の部分で、あごの下に紐を回して縛る、という意味ではありません。裁縫が得意でなくても、縁の一部を数センチ縫い縮めるだけなので、思ったより手間はかかりません。
ゴムの長さの目安は、あごの下に指1本が入るくらいです(あごひもの付いたタイプも同じ考え方です)。きつくするほど脱げにくくなる、というわけではありません。締め付けすぎは頭痛のもとになりますし、帽子のゴムやひもが遊具や自転車のハンドルに引っかかって、首が絞まる事故も起きています。水泳帽はプールの中だけで使い、行き帰りや外遊びの時は外しておいてください。まち針や針を使う時は、本数を数えて始めて、数えて終えるようにしましょう。
洗い方——真水ですすぐ→中性洗剤で押し洗い→陰干し
使った後の水泳帽は、そのまま放置するとゴムの傷みや臭いの原因になります。プールバッグに入れっぱなしにして数日後に気づく、というのもよくある流れなので、帰ったらすぐに取り出す習慣をつけておくと安心です。基本の流れはこの3つです。
- 使ったらすぐに真水でしっかりすすぐ(塩素を残さない)
- 中性洗剤で優しく押し洗いする
- 風通しのいい日陰でしっかり乾かす
- ゴム部分は特に念入りにすすぎ、洗剤や塩素を残さない
乾燥機の使用や、熱湯での消毒、漂白剤を使う時は、必ず洗濯表示を確認してからにしてください。素材によっては熱や薬剤で縮みや変色が起きます。生乾きのまま袋やケースにしまわず、完全に乾き切ってから収納してください。生乾きのまましまうと、次に使う時に嫌な臭いが出やすくなります。
干す時は、帽子の形が崩れないよう平らな場所か、口の広い容器にかぶせるようにすると、乾いた後の形も整います。直射日光に長時間当てると、素材によっては色あせや硬化が進みやすいので、風通しのよい日陰を選んでください。
臭いが取れない時——塩素と皮脂、重曹水は素材を見てから
臭いの正体は、塩素と皮脂が混ざったものであることが多いです。使うたびにしっかりすすいでいても、皮脂が少しずつ蓄積して、ある日突然気になるほど強くなることがあります。重曹水につけ置きするのも一つの方法ですが、素材によって向き不向きがあります。
| 素材 | 重曹水の使用 | ひとこと |
|---|---|---|
| メッシュ | 使いやすい | 薄めた重曹水に短時間つけてすすぐ |
| シリコン | 素材によるので少量で試す | 目立たない場所で確認してから |
| ポリウレタン(伸びる生地) | 色落ちしやすい生地は避ける | 短時間にとどめる |
つけ置きの時間はどの素材も長くても数十分程度にとどめ、つけたまま放置しないようにしてください。つけ置き後は必ず真水でしっかりすすぎ、洗剤や重曹の成分を残さないことも忘れずに。
塩素系の漂白剤と、酸性の洗剤や重曹以外の酸性クリーナーは絶対に混ぜないでください。有毒なガスが発生する危険があります。使う前に、成分表示を確認しておくと安心です。何を使ったか分からなくなるので、一度に複数の洗浄剤を試すのではなく、ひとつずつ試して様子を見る方が安全です。
「いらない」と言われるのは施設による——掲示と受付で確認
水泳帽が「いらない」と案内される施設も増えていますが、これはすべてのプールで共通のルールではありません。塩素消毒の方式や、髪の長さ・衛生面の考え方によって、施設ごとに判断が分かれます。持ち込み前に、施設の掲示や受付で確認しておくと、忘れ物にも二度手間にもならずに済みます。学校の水泳授業と、民間のスイミングスクールとでルールが違うことも珍しくないので、両方に通っている家庭は特に確認しておくと安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、「きつくすれば落ちない」という考え方は、いろいろな帽子や紐に共通する勘違いだと感じています。順番どおりに直していくのが、結局いちばん早いと思いますよ。仕事柄、体を締め付けることでかえって不調が出る相談もよく見るので、帽子も同じだと感じています』
水着専用の中性洗剤があると、水泳帽と水着を一緒に洗えて手間が減ります。塩素や皮脂の臭いを残しにくいのも助かるポイントで、普通の衣類用洗剤よりゴムや伸縮性のある生地に優しい作りになっている製品が多いです。
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プールバッグの洗い方と臭い対策はプールバッグの洗い方と臭い対策、帽子のゴムの付け方や長さの測り方は通学帽の洗い方にまとめています。100円ショップで水泳帽が買えるか、大人用はあるかは水泳帽は100円ショップで買える?もあわせてどうぞ。
まとめ:かぶり方→ゴム→サイズの順。きつくするのは答えではない
- 脱げる時はかぶり方→ゴム→サイズの順で見直す
- ゴムを詰めるのは帽子の縁。あごの下は指1本分の余裕を残す
- 洗い方は真水ですすいでから中性洗剤、陰干しが基本
- 臭いには重曹水も有効だが素材で使い分け。塩素系と酸性は混ぜない
- 「いらない」は施設による。掲示や受付で確認してから持ち物を決める
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