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母子手帳と一緒に、診察券や予防接種のシール、エコー写真まで、気づけば持ち歩く物がどんどん増えていきますよね。市販のケースを探しても、手帳がぴったり入らない、2人分をまとめて入れたいのに片方しか入らない、という声はよく見かけます。だったら自分のサイズに合わせて作ってしまおう、とたどり着く人が多いはずです。
先に結論をひとつ。作り始める前に、まず手元の母子手帳を測ってください。母子手帳の大きさは自治体によって違うので、「このサイズで作れば大丈夫」とは言い切れないんです。型は3つ、じゃばらの折り方、2人分・3人分にする時の増やし方、ラミネート生地やキルティングで作る時の注意まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:まず何をすればいいか知りたい人|型で迷っている人|じゃばらの折り方を知りたい人|2人分3人分にしたい人|ラミネートで作りたい人
まず母子手帳を測る——自治体でA6〜B6まで違う
母子手帳ケースの手作りで、いちばん多い失敗が「型紙どおりに作ったら手帳が入らなかった」というものです。理由は、母子手帳の大きさが自治体によって違うから。手元の記事や動画で紹介されているサイズが、そのまま自分の手帳に合うとは限りません。
目安として、A6判からB6判くらいまで幅があると言われますが、断定はできません。作り始める前に、次の3か所を実物で測っておくと安心です。
- 縦の長さ。手帳を閉じた状態で、上から下までの長さ
- 横の長さ。表紙を開いた時の横幅。ケースの折り込み分も考えて少し余裕を持たせます
- 閉じた時の厚み。診察券やシールを挟むと想像以上に厚みが出るので、余裕を見込んでおきます
この3つを測ってから型紙を起こすと、あとで「入らなかった」と作り直す手間を防げます。測った数字はそのままメモに残しておくと、次に2人目・3人目の分を追加で作る時にも役立ちます。
型は3つ——見開き・じゃばら・ファスナー付き
母子手帳ケースの型は、大きく3つに分かれます。それぞれ得意な使い方が違うので、暮らし方に合わせて選んでみてください。
| 型 | 構造 | 向く人 |
|---|---|---|
| 見開き型(ブックカバー型) | 一枚布を折ってポケットを作る | シンプルに使いたい人 |
| じゃばら型(カードポケット) | カードを段違いに縫い付けて折りたたむ | 診察券やシールを整理したい人 |
| ファスナー付き型 | 見開きやじゃばらにファスナーポケットを足す | 予防接種の券や現金も一緒に持ちたい人 |
診察券や母子手帳、予防接種のスケジュール表まで一緒に持ち歩きたい人には、じゃばら型がいちばん整理しやすい構造です。逆に、荷物を増やしたくない人は見開き型が向いています。迷ったら、今持ち歩いている物の種類を数えてみてください。カード類が2〜3枚までなら見開き型のポケットで十分ですし、5枚を超えるならじゃばら型の方が探しやすくなります。次の章で、じゃばらの折り方を見ていきましょう。
じゃばらの折り方——カード段の折り幅
じゃばら型は、カードを収めるポケット部分を段違いに縫い付けて、アコーディオンのように折りたたむのが特徴です。
- カードポケット用の細長い布を1本用意する。長さはカードの枚数分、幅はカードの幅より少し広めに
- カード1枚分の幅ごとに、山折り・谷折りを交互に付ける。折り幅を均等にすると、たたんだ時にきれいにまとまります
- 各段の下側だけを縫い留めて、ポケットにする。上側は開けたまま、カードが出し入れできるようにします
- できたじゃばらを、本体の内側に縫い付ける。母子手帳を入れるスペースと重ならない位置に合わせます
折り幅を均等にするのが、じゃばらをきれいに仕上げるいちばんのコツです。定規で印を付けてから折ると、ずれにくくなります。厚手の生地で作る時は、折り目をアイロンで軽く押さえると形が安定しますが、この時も当て布を忘れずに。薄手の生地なら、指でしっかりしごくだけでも十分きれいな折り目が付きます。
2人分・3人分にする時——ポケットを増やすか幅を足すか
きょうだいの分をまとめて持ちたい時は、2つのやり方があります。
- ポケットを増やす。本体の大きさは1人分のままで、内側に母子手帳用のポケットを人数分並べて縫い付けます。持ち運ぶ手帳が増えても、外側のサイズは変わりません
- 本体の幅を足す。手帳を重ねて入れる分、本体そのものを人数分の厚みに合わせて広く作ります。1冊ずつ取り出す動作が少なく済みます
使う場面を思い浮かべて、通院の時に1冊だけ取り出すことが多いなら「ポケットを増やす」、まとめて持ち歩くことが多いなら「幅を足す」が向いています。3人分になると本体がかなり厚くなるので、幅を足す型よりも、ポケットを増やして薄く仕上げる型の方が扱いやすいという声もよく聞きます。
ラミネート生地・キルティングで作る時の注意
汚れをさっと拭き取りたい人には、ラミネート生地やキルティングも人気の選択肢です。ただし、扱い方に注意が要ります。
- ラミネート生地はアイロン不可。当て布をしても、直接アイロンを長く当てると縮んだり溶けたりすることがあるので、低温で短時間にとどめます。どうしても折り目を付けたい時は、手で押さえて時間を置く方法も試してみてください
- キルティングは厚みが出る。じゃばら部分に使うと折りたたみにくくなるので、じゃばら部分は薄手の布、本体はキルティングと使い分けるときれいに仕上がります
- アイロンを使う工程では、蒸気でのやけどに注意。コードを台から垂らさず、子どもを作業台に近づけないでください
ミシン・裁ちばさみ・リッパー・目打ちを使う工程では、まち針や針の本数を、作業の始めと終わりに数える習慣をつけてください。縫い代の切り口は内側に隠し、角は丸めておくと安全です。
ゆきこ( ゚Д゚)『商品レビューを見ていても、母子手帳ケースは「サイズが合わなかった」という声がいちばん多いと感じます。だからこそ、作る時は先に実物を測る一手間が、結局いちばんの近道だと思います』
ラミネート生地は、カットクロスのサイズで手に入るので、本体とじゃばら部分を色違いにするような使い方もできます。
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まとめ:型紙の前に手帳を測る。型は3つ、生地はアイロン不可のものに注意
- 作る前に手元の母子手帳を測る。大きさは自治体で違うので断定しない
- 型は見開き・じゃばら・ファスナー付きの3つ。整理のしやすさで選ぶ
- じゃばらは折り幅を均等に。下側だけ縫ってポケットにする
- 2人分3人分はポケットを増やすか、本体の幅を足すかで決める
- ラミネートはアイロン不可。当て布ごしに低温で短時間、針の本数も数える
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手順を1枚にまとめました。



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