冷凍ししゃもは凍ったまま焼く?——フライパンにくっつく時のシート、衣付きフライの揚げ方、グリル・トースター・ノンフライヤー・レンジの注意、小さな子どもに出す時の見方

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冷凍庫にししゃもがあるけれど、解凍していない。焼くたびに皮がフライパンにくっついて破れる、衣付きのフライは凍ったまま揚げていいのか分からない、レンジでも作れるのか、と、ししゃもは意外と迷いどころが多い食材です。小さいので、ちょっとしたことで差が出てしまうんですよね。

先に結論をひとつ。ししゃもは小さいので、凍ったまま焼ける商品が多いです。ただし、くっつく・皮が破れるのはシートかホイルで、腹がはじけるのはレンジで起こりやすい失敗。何より先に、袋の「調理方法」を見てください。そのうえで、フライパン、グリルやトースター、衣付きフライ、ノンフライヤー、レンジ、小さな子どもに出す時の順に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へフライパンで焼く・くっつく→シートを敷く考え方第1章グリル・トースター・ノンフライヤー→受け皿と煙に注意第2章衣付きフライを揚げたい→霜を落として入れすぎない第3章レンジで温めたい→腹がはじけることも第4章小さな子どもに出す→身をほぐして頭と尾を取る第5章

ケース別に読む:フライパンの人|グリル・トースターの人|フライを揚げる人|レンジの人|子どもに出す人

4コマ漫画|冷凍ししゃもを焼く夜1夕食前ししゃも凍ってるこのまま焼く?冷凍ししゃも凍ったままで迷う2やりがちなNGレンジでいいやボン!?はじけた腹腹がはじけることも3袋の案内調理方法を見てシートを敷くシートくっつきを防ぐ4食卓身をほぐして骨に注意ねししゃも小さな子には特に

フライパンで焼く時——くっつくならシート。ただし「フライパン用」だけ

まず、袋の「調理方法」「召し上がり方」の表示を見てください。「凍ったままフライパンで」「グリルで」と書いてある商品が多く、それが最優先です。表示にない作り方は、自己判断で、少量から進めてください。

凍ったししゃもをフライパンに置くと、皮がくっついて身から離れ、破れることがあります。表面の霜を軽く拭いて、フライパン用のクッキングシートやアルミホイルを敷くと、くっつきが減ります。ただし、シートやホイルは安全の話が先です。

フライパンにシートを敷く時OKフライパン用の表示ありはみ出させない空だきしないNG表示のない紙を使う縁からはみ出すそばを離れる
  • フライパン用の表示がある物を使う。オーブン用・電子レンジ用の紙は別物です
  • フライパンからはみ出させない。はみ出した部分が火に触れると、燃える心配があります
  • 空だきしない。何も乗せないまま火にかけないでください
  • 弱めの火で、そばを離れない。脂が出て煙が上がったら、すぐ火を止めます

中が温まったかどうかは、頭から尾までさわって、冷たい所が残っていないかで見ます。焼き魚のにおいが気になる時は、焼き魚のにおいを残さない方法が参考になります。焼いた後の保存は焼き魚の保存にあります。

焼く時は、裏返す回数も少ないほうがきれいに仕上がります。凍ったまま並べたら、すぐ動かさず、皮が焼き固まって自然に離れるのを待ってから返してください。無理にはがすと、皮が破れる原因になります。ししゃもは卵を持っていることが多く、焼いている途中で卵がはじけて飛ぶこともあるので、顔を近づけないようにしましょう。

グリル・トースター・ノンフライヤー——受け皿と煙に気をつける

魚焼きグリルは、ししゃもを焼く定番の道具です。凍ったままでも並べやすいですが、グリルでもトースターでも、共通の注意があります。

  • 受け皿を掃除しておく。前回の脂が残っていると、煙や発火の原因になります
  • シートやホイルは、使える表示のある物だけ。熱源に触れさせない。機種の取扱説明書を先に見てください
  • そばを離れない。魚の脂が落ちると、煙が一気に増えることがあります
  • 取り出す時のやけど。庫内も皿も、とても熱くなっています

ノンフライヤーは、機種ごとの取扱説明書に従ってください。重ねると熱が当たらず、焼きむらになります。脂が落ちて、においや煙が出ることもあるので、使ったあとの掃除も大切です。くわしくはノンフライヤーで魚を焼くとにおう?とノンフライヤーで冷凍食品を調理する時の考え方にまとめています。

トースターで魚を焼くと、焦げやにおいが気になることがあります。その場合はトースターが焦げ臭い・魚臭い時を見てください。

衣付きのフライを揚げる時——霜を落として、入れすぎない

衣のついた冷凍のししゃもフライは、袋に「凍ったまま揚げる」と書かれている商品が多いです。ここでも、袋の表示どおりが基本です。そのうえで、揚げ物の安全として押さえたい点があります。

フライを揚げる前の3つ1霜を落とす表面の水分を払うペーパー2入れすぎない油の温度が下がる一度に少し3そばを離れない煙が出たら火を止めるふた
  • 衣の表面の霜や水分は、油が激しくはねる原因。袋から出したら霜を落として、水気をそっと拭きます
  • 一度に入れすぎない。油の温度が下がって、衣がべたつきます。はねやすくもなります
  • 油が煙を上げたらすぐ火を止める。そばを離れないでください
  • 燃えた油に水をかけない。ふたをかぶせるなど、取扱説明書や消防の案内に従ってください

揚げ油の温度や時間は、袋の表示に従います。分数や温度は、商品で違うため、数字をここで決めることはできません。揚げ焼き(少量の油で焼く)にする場合も、はねるので、ふたやはね防止のネットを近くに用意しておくと安心です。

レンジで温める時——腹がはじける・身が固くなる

電子レンジは便利ですが、ししゃもには向かないことがあります。お腹に卵が入っているししゃもは、加熱で内部の圧が上がって、腹がはじけることがあるからです。

ししゃもをレンジにかける時OK袋の表示がある時だけ耐熱容器とラップ表示途中で向きを変えるNG表示なしでそのまま袋のままかける取り出しで素手
  • 袋の表示に「電子レンジ可」とある時だけ。袋のままレンジにかけるのは、表示がある物に限ります
  • 加熱しすぎない。身が固くなり、腹がはじけやすくなります。ワット数と時間は、袋の案内に従ってください
  • 加熱ムラに注意。中心が冷たいことがあるので、途中で向きを変える、様子を見る
  • 取り出す時のやけど。容器も蒸気も熱いです

焼き色や香ばしさを楽しみたいなら、レンジより、フライパンやグリルのほうが向いています。レンジは、「温め直し」の場面で考えるのが無難です。

小さな子どもに出す時——骨ごと食べる魚。身をほぐして、頭と尾を取る

ししゃもは、骨ごと、頭や尾ごと食べる魚です。小さな子どもには、のどに詰まらせる心配があります。まず、メーカーの案内(パッケージ・公式の質問ページ)を見てください。月齢や年齢の目安は、商品や家庭で違うので、離乳食の進め方は自治体の案内やかかりつけの医師に相談してください。

  • 身をほぐす。小さな子どもには、一匹丸ごとではなく、細かく崩して
  • 頭や尾を取る。固い部分はのどに引っかかりやすいです
  • 食べる間はそばで見守る。歩きながら、遊びながらは避けます
  • アレルギー表示を見る。卵や小麦、衣の原材料などが書かれています。初めての食材は少量から
  • 塩気にも気をつける。味付けされた商品は、濃い場合があります

焼きたては熱いので、冷ましてから出してください。食べたあと、咳き込む、息苦しそう、じんましんが出たなどの様子があれば、すぐに受診を。迷うなら、救急相談の窓口に電話する方法もあります。

焼いたししゃもを家族で分ける時は、焼きたてのうちに、子ども用の分を先に取り分けて冷ましておくと、食べさせる時にあわてずにすみます。余った分は、粗熱を取ってから冷蔵庫へ。食べる時は、においと見た目を確かめて、しっかり温め直してください。少しでも変だと感じたら、食べない判断を。

💡 この困りごとへの提案

グリルで魚を焼く時は、受け皿にプレートを使うと、脂が落ちにくく、後片付けが楽になることがあります。ただし、使えるかどうかは機種の取扱説明書で確かめてください。冷凍のししゃもは、食べ切れる量だけ買って、使う分ずつ出しましょう。


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まとめ:まず袋の調理方法。くっつくならフライパン用のシート、レンジは表示がある時だけ

  1. 袋の「調理方法」が先。凍ったまま焼けるかは、表示で決まります
  2. フライパンにはフライパン用のシート。はみ出させない・空だきしない
  3. フライは霜を落として、入れすぎない。油が煙を上げたら火を止める
  4. レンジは表示がある時だけ。腹がはじける・やけどに注意
  5. 小さな子どもには、身をほぐして頭と尾を取る。そばで見守ります

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

冷凍ししゃもの調理の早見表:まず袋の調理方法を見る。フライパンはフライパン用のクッキングシートを敷き、はみ出させない、空だきしない、そばを離れない。グリルやトースターは受け皿を掃除し、シートは使える表示の物だけ、取扱説明書を見る。衣付きフライは霜を落とし、一度に入れすぎず、油が煙を上げたら火を止める、燃えた油に水をかけない。ノンフライヤーは取扱説明書に従い重ねない。レンジは電子レンジ可の表示がある時だけ、腹がはじける、中心が冷たい、取り出す時のやけどに注意。小さな子どもには骨ごと食べる魚なので、身をほぐして頭と尾を取り、そばで見守る。アレルギー表示を見る。

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