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玄関の隅、お風呂場の入口、ベランダの窓のそば。ふと気づくと、小さなダンゴムシが家の中を歩いている。外にいる虫だと思っていたのに、なぜ部屋の中まで入ってくるのか、不思議ですよね。小さなお子さんがいると、触ろうとしたり、口に入れたりしないかも気になります。
先に結論をひとつ。ダンゴムシは、湿った落ち葉や植木鉢の下のような、暗くて湿った所を好むと言われます。家の中で見かけた時は、「すき間」「玄関まわりの湿気」「近くの鉢や落ち葉」の3つを順に見ると手がかりになります。薬を使わなくても、外へ戻して入り口を減らす方向で落ち着けますよ。見つけた時の戻し方、すき間と湿気の見直し、大量に見る時、噛むのかという疑問、お子さんが飼いたい時まで、順番に見ていきましょう。触った後は石けんで手を洗う。これだけは先に覚えておいてください。
ケース別に読む:理由を知りたい人|家の中で見つけた人|また入ってくる人|大量に見る人|噛むか気になる人|子どもが飼いたい人
なぜ家の中に?——入ってくる理由はすき間・湿気・鉢と落ち葉の3つ
ダンゴムシは、虫というよりエビやカニに近い仲間だと説明されます。そのせいか、乾いた場所は得意ではなく、湿った落ち葉の下や石の裏、植木鉢の下のような所を好むと言われます。外の暗くて湿った場所で暮らしている生き物が家の中に出てきた時は、どこかに道がつながっている、と考えると整理しやすくなります。
| 入ってくる理由 | 見るところ | ひとこと |
|---|---|---|
| すき間 | 玄関ドアの下、サッシのまわり、網戸の端、換気口のまわり | 外から家の中までつながる細い道になる |
| 玄関まわりの湿気 | ドアの外の水たまり、雨の吹き込み、濡れたままの靴や傘 | 湿った所を好むと言われる |
| 近くの鉢や落ち葉 | 玄関やベランダの植木鉢の下、吹きだまりの落ち葉、段ボールや板の下 | 隠れ場所になる |
表のどれに当てはまるか、玄関のまわりをぐるっと一周してみてください。ドアの下の細い隙間、網戸の端、換気口のまわり。外では、鉢の下や壁際にたまった落ち葉、雨の日に水が流れ込む場所。見つかった所が、そのまま入り口の候補になります。家の中で見かけたのが1匹だけでも、玄関のすぐ外に落ち着ける場所があるサインのことがあります。
見つけた時は外へ戻す——紙にのせて運び、触った後は手を洗う
家の中で見つけても、慌てなくて大丈夫です。ダンゴムシは、刺したり毒を出したりする虫ではないと言われます。ただ、ほうっておくと家具の裏や荷物の陰に入りこんでしまうので、見つけたその場で外へ戻すのが早いんです。追い回すとダンゴムシも驚いて物陰へ逃げこむので、かえって手間が増えます。
- 紙の端を前に出す。チラシやコピー用紙を、ダンゴムシの前にそっと差し出します。丸まったら、紙の上に転がすようにのせます
- 紙を水平に持って、外へ運ぶ。傾けると落ちてしまうので、反対の手を下に添えるくらいのつもりで
- 鉢や植え込みの陰に置く。見つけた場所に近い、暗くて湿った所が落ち着きます。置いたら、そっと離れてください
- 石けんで手を洗う。素手で触らなかった時も、紙を持った手は洗っておくと安心です
うっかり素手で触ってしまった時や、お子さんが触った時も同じです。石けんで手を洗い、洗うまでは目や口に手を持っていかないでください。傷つけない、踏まない、追い回さない。殺さずに、見つけた場所の近くの外へ戻す、が基本の形です。
ダンゴムシがいた床や窓辺は、使い捨ての紙で拭き取って捨て、そのあとで手を洗います。洗剤を使う時は表示どおりに。塩素系と酸性タイプは混ぜると危険なので、「まぜるな危険」の表示を必ず見て、窓を開けて換気をしながら進めてください。掃除の間は手袋があると安心です。
また入ってくる時——すき間・湿気・玄関まわりの見直し
外へ戻しても、また入ってくる。そんな時は、入り口の側を見直す番です。薬に頼らなくても、できることは3つあります。
- すき間をふさぐ。ドアの下やサッシのまわりは、すき間テープで細い道を減らせます。押される面は厚みのある物を選ぶなど、貼り方のコツは隙間テープの貼り方と剥がし方にまとめています
- 湿気を減らす。雨のあとの玄関の外は、ほうきで水を切って乾きやすく。濡れた靴や傘は、玄関に置きっぱなしにせず風の通る所へ
- 隠れ場所を離す。植木鉢は壁から少し離し、下に敷いた板や段ボールはどけます。落ち葉は、たまる前にこまめに掃きましょう
網戸のすき間も、入り口になりやすい場所です。端のすき間から虫が入る時の考え方は網戸を閉めているのに虫が入る原因で、網戸の付け方や向きを確かめたい時は網戸は右と左どっち側が正解?で見られます。
玄関やコンクリートで大量に見る時——落ち葉・鉢の下・共用部の相談先
雨のあとや湿った季節に、玄関の壁際やコンクリートの上でたくさん見かけることがあります。落ち葉がたまった所や鉢の下は、集まりやすい場所です。こういう時も、集まる理由になっている「湿った隠れ場所」を片づける方が、筋が通っています。
- 落ち葉は掃いて集め、ごみの出し方は住んでいる自治体の決まりに沿って
- 鉢の下の板・段ボール・古い受け皿などは、いったんどける
- 水たまりができる所は、ほうきで水を流して乾きやすくする
- 壁際に置いた段ボールや木材は、地面から離す
マンションやアパートの共用の廊下、植え込み、花壇で大量に見る時は、個人の判断で手を入れず、管理規約と管理会社に先に相談してください。賃貸の専用庭やベランダにも、貸主さんの決まりがあることがあります。迷ったら、管理会社か大家さんに聞くのがいちばん早く済みます。
噛む?と聞かれたら——触った後の手洗いと、丸まる姿勢の話
検索すると「噛む」と出てきて、ちょっと不安になりますよね。ダンゴムシが人を噛んで困らせることは、ほとんどないと言われます。肌に触れて赤くなった、かゆみが続くといった時は、医療機関に相談してください。
触ると丸まるのは、身を守る姿勢だと説明されます。丸まっている間は、そっとしておくと紙にのせやすいです。もうひとつ大事なのは、触った手の行き先。ダンゴムシに触った手で食べ物をつかんだり、目や口をこすったりしないよう、お子さんには「触ったら石けんで洗う」をセットで伝えておくと安心です。
- 触る前に、「そっと」「ぎゅっとしない」を子どもと決めておく
- 触った後は、石けんで洗ってから遊びやおやつへ
- 口に入れない。小さな子どもからは目を離さない
子どもが飼いたい時——ケースと床材、観察のあとは見つけた場所へ
庭や公園で見つけて、お子さんが「飼いたい」と言い出すこともありますよね。そんな時は、観察する間だけ、ふた付きのケースに入れる考え方がおすすめです。飼い方の細かい決まりは、飼育書や図鑑で確かめてください。
ケースの底には、湿らせた土と落ち葉を敷いて、隠れる場所をつくります。ふたはしっかり閉めて、強い日差しが当たる窓辺は避けましょう。観察が終わったら、見つけた場所に戻します。ケースを洗う時は手袋をして、洗い終わったら手を洗います。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、虫が家の中にいると、びっくりして薬を探したくなりますよね。でも、「外へ戻す」を先に決めておくと、気持ちがだいぶ落ち着くと思います』
💡 この困りごとへの提案
入り口を減らす道具としては、玄関ドアの下や窓まわりをふさぐすき間テープがあると、一度の作業で済んで楽です。貼る前に、汚れと水分を拭き取っておくのがコツです。
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すき間をふさぐ道具の選び方は隙間テープの貼り方と剥がし方、網戸の端から入る時は網戸を閉めているのに虫が入る原因、網戸の掃除は網戸掃除は外さなくていい3つの方法にまとめています。同じ家の周りの生き物では、イモリが脱走した時とカタツムリを触る時もどうぞ。
まとめ:外へ戻して、入り口を減らす。触ったら手を洗う
- 入ってくる理由は3つ。すき間・玄関まわりの湿気・近くの鉢や落ち葉
- 見つけたら紙にのせて外へ戻す。追い回さず、傷つけず、手を洗う
- 戻しても入る時は入り口の見直し。すき間をふさぎ、湿気と隠れ場所を減らす
- 大量に見る時は落ち葉と鉢の下を片づける。共用部は管理会社へ相談
- 子どもが飼うのは観察の間だけ。終わったら見つけた場所に戻す
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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