【早見表つき】チョコを溶かすのは湯煎とレンジどっち?——仕上がりと手間の違いの早見表と、失敗しない溶かし方

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バレンタインのお菓子づくりを始めようとして、「チョコを溶かすのは湯煎とレンジ、どっちがいいんだろう」と手が止まったこと、ありますよね。お菓子のレシピによって「湯煎で溶かす」と書いてあったり、「レンジで溶かす」と書いてあったり。年に一度しか作らないと、どちらでもいいのか、仕上がりが変わるのかも、すっかり忘れています。

先に結論をひとつ。少しだけ溶かしたい時や急ぐ時はレンジ、量が多い時やつやをきれいに出したい時は湯煎が目安です。どちらを選んでも、溶かせることに変わりはありません。大事なのは、それぞれの「失敗しやすいところ」を知っておくことです。

この記事では、湯煎とレンジの違いを早見表で比べて、レンジの溶かし方、湯煎の溶かし方、それぞれの失敗ポイントを順番に見ていきます。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ少しだけ溶かしたい→レンジが手早い第2章へ ▶たくさん溶かす→湯煎がむらなく溶ける第3章へ ▶つやを出したい→湯煎でゆっくり温度を見る第3章へ ▶ホワイトチョコ→どちらも低めの温度で第5章へ ▶

ケース別に読む:違いを知りたい人|レンジで溶かす人|湯煎で溶かす人|レンジで失敗した人|ホワイトチョコの人

チョコを溶かすのは湯煎とレンジどっち?——違いの早見表

湯煎は、お湯を入れた鍋にチョコの入ったボウルを重ね、お湯の熱でじんわり溶かす方法です。レンジは、耐熱ボウルに入れたチョコを電子レンジで温める方法。それぞれの特徴は、次のとおりです。

湯煎とレンジのイメージ湯煎ゆっくり、むらなくレンジ手早い。混ぜて確かめる
項目 湯煎 レンジ
手間 お湯を用意する。見ている時間が長い ボウルに入れて温めるだけ。手早い
失敗のしかた 水や湯気が入って固まる。お湯が熱すぎる 一気に加熱して焦げる。部分的に熱くなる
向く量 量が多い時。むらなく溶かしたい時 少量の時。急ぐ時
向くお菓子 つやを出したいコーティング、生チョコなど トッピングの少量、クッキーに少し添える、ホットチョコなど
洗い物 鍋とボウルが要る ボウルだけで済む

たとえば、クッキーに少し添えるだけ、ケーキの上にかける分だけ、といった少量の時は、お湯を沸かす手間がないレンジが気楽です。一方で、生チョコのように、たくさんのチョコをなめらかに溶かしたい時は、じんわり温まる湯煎の方が、焦げの心配が少なくて安心です。迷ったら「量が少なければレンジ、多ければ湯煎」と覚えておくと、選びやすくなります。

つやをきれいに出したい時は、温度調整(テンパリング)という工程があります。深く追わなくても溶かすことはできますので、まずは溶かして使い切る流れを優先して大丈夫です。湯煎の固まる原因はチョコが湯煎で固まる・ボソボソになった時で確認できます。

レンジでチョコを溶かす手順——短い時間ずつ、取り出して混ぜる

レンジは手早い反面、加熱しすぎるとすぐに焦げてしまいます。コツは「短い時間ずつ温めて、そのたびに取り出して混ぜる」ことです。

レンジで溶かす手順一刻んで入れる耐熱ボウルに→二短く温める様子を見ながら→三取り出して混ぜるボウルが熱いので注意→四余熱で仕上げ溶けきる前に
  1. チョコを細かく刻み、耐熱のボウルに入れます。刻むほど均一に溶けます
  2. 電子レンジ(500〜600W)で、20〜30秒ずつ温めます
  3. そのたびに取り出して、ゴムべらで混ぜます。見た目に形が残っていても、混ぜると溶けることが多いです
  4. 小さなかたまりが残っているうちに、加熱をやめます。余熱で混ぜながら溶かします

ラップをかけるかどうかは、レシピや機種、量によって違います。ラップをかけると水分がこもることもあるので、様子を見ながら判断してください。電子レンジのワット数や、チョコの量によって、必要な時間は変わります。上の時間はあくまで目安で、最初は短めに、足りなければ追加する、という進め方が安心です。

レンジを使う時の安全面を、ここで二つだけ確認させてください。金属のボウルや、アルミの包み紙に入ったままのチョコは、電子レンジに入れないでください。火花が出て危険です。また、加熱したあとのボウルは熱くなっているので、取り出す時はミトンやふきんを使い、やけどに気をつけましょう。

湯煎でチョコを溶かす手順——湯気を入れない

湯煎は時間がかかるぶん、じんわりむらなく溶けるのが利点です。量が多い時やつやを出したい時に向いています。

  1. チョコを細かく刻みます。刻むほど、早く均一に溶けます
  2. 鍋にお湯を用意し、50℃前後のお湯にします。沸騰したら火を止めて、少し冷ましてからボウルを重ねます
  3. 鍋の口より大きいボウルを重ね、湯気がチョコに入らないようにします。ボウルやへらの水気は、先にふき取ります
  4. ゴムべらでゆっくり混ぜます。溶けきる前にお湯から外し、余熱で仕上げます

鍋は、ボウルより少し小さめの物を選ぶと、ボウルが鍋の縁にしっかり乗って、湯気が横から入りにくくなります。お湯の量は、ボウルの底に触れるか触れないかくらいが目安です。ボウルの底がお湯にどっぷりつかると、熱が強く伝わりすぎます。

湯煎は「水や湯気が入ると固まる」ことに注意が必要です。ボウルの外側についた水滴が、チョコに落ちないようにしてください。お湯とボウルは熱いので、やけどにも気をつけます。子どもと一緒に作る時は、お湯を扱うのは大人だけにすると安心です。

レンジで失敗しやすいところ——焦げと部分的な熱

レンジで多い失敗は、次の二つです。

レンジの失敗と防ぎ方一気に長く温める焦げて、においが出る一部だけ熱くなる→ 短くずつ温めるそのつど混ぜる熱を行き渡らせる溶け残りは余熱で→ ゴムべらで底から
  • 一気に加熱して焦げる:チョコは、見た目が溶けていなくても、中心が熱くなっていることがあります。長く温めるほど、焦げたにおいが出やすくなります。焦げたにおいがしたら、食べないでください
  • 部分的に熱くなる:混ぜずに加熱を重ねると、一部分だけ熱くなり、ざらざらになったり、もったり固まったりします

レンジは、機種によって出力や温まり方の癖が違います。回転する皿の端と真ん中でも、温まり方に差が出ます。ボウルを置く位置を毎回そろえる、最初は短めの時間で様子を見る、というやり方なら、初めて使う機種でも失敗しにくくなります。

失敗したチョコは、使い道を選べば再利用できることもあります。湯煎に失敗したチョコの再利用に状態別の早見表があります。

ホワイトチョコは湯煎もレンジも低めの温度で

ホワイトチョコは熱に弱く、ほかのチョコより低めの温度で溶かすのが向いているとされています。湯煎なら40℃台のぬるめのお湯、レンジなら短めの時間ずつ、そのつど様子を見て混ぜるのが基本です。色がくすんだり、ざらついたりしたら、熱すぎのサインです。くわしい見分け方と対処はホワイトチョコが湯煎で溶けない時で紹介しています。

ゆきこ( ゚Д゚)『結局、少しなら手早いレンジ、たくさんなら湯煎、くらいの覚え方でいい気がします。どちらも「短く、混ぜて、確かめる」が合言葉ですよね』

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固まってしまった原因と戻し方はチョコが湯煎で固まる・ボソボソになった時、ホワイトチョコの溶かし方はホワイトチョコが湯煎で溶けない時、失敗したチョコの使い道は湯煎に失敗したチョコの再利用、保存はチョコレートの保存へどうぞ。

まとめ:少量・急ぐならレンジ、量が多い・つやを出すなら湯煎。どちらも短く、混ぜて、確かめる

  1. 少量や急ぐ時はレンジ、量が多い時やつや重視は湯煎が目安
  2. レンジは500〜600Wで20〜30秒ずつ。取り出して混ぜ、溶けきる前に止める
  3. 湯煎は50℃前後のお湯で、湯気を入れない。鍋より大きいボウルを使う
  4. 金属のボウルとアルミの包み紙はレンジに入れない。加熱後の器は熱い
  5. ホワイトチョコは低めの温度で。焦げたにおいの物は食べない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

チョコを溶かすのは湯煎とレンジどっちかの早見表:少量や急ぐ時はレンジ、量が多い時やつやを出したい時は湯煎が目安。レンジは耐熱ボウルにチョコを細かく刻んで入れ、500〜600Wで20〜30秒ずつ温め、そのつど取り出して混ぜ、溶けきる前に止めて余熱で仕上げる。ラップの要不要や時間は機種と量で違うので様子を見る。湯煎は50℃前後のお湯に鍋より大きいボウルを重ね、湯気と水気を入れずにゆっくり混ぜる。金属のボウルとアルミの包み紙はレンジに入れない。加熱後の器は熱くやけどに注意。ホワイトチョコはどちらも低めの温度で溶かす

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