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雪が積もった朝、子どもが「ソリで遊びたい!」と言い出す。でも家にソリがない。買いに行く時間もない。そんな時、段ボールやたらいなど、家にある物で代わりにできないかと考える人は多いと思います。
先に結論をひとつ。ゆるい坂で短く遊ぶだけなら、厚手の段ボールや、大きめで割れにくいプラスチックのたらいのように、割れにくくて角の少ない物を代わりに使う家もあります。ただし、ソリの代用品は止まり方も曲がり方も決められません。坂の下が道路・川・木・人のいる所なら、滑らないでください。大人が先に坂を見て、低い所から。頭からは滑らない。顔にかかる袋は使わない。この記事では、そうした安全のほうを厚めに見ていきます。
ケース別に読む:滑っていい坂か知りたい人|代わりの物を選びたい人|遊ぶ時の決まりを知りたい人|遊んだあとが気になる人|毎年遊びたい人
先に見る——滑っていい坂かどうか
代用品の話より先に、坂そのものを見てください。ソリは、道具が多少まずくても、場所がよければ事故は減ります。逆に、どんなに立派なソリでも、場所が悪ければ危険です。
- 坂の下が広くて、平らな雪の面が続いている。止まるまでにゆとりのあることが、いちばんの条件です
- 坂の下に、道路・川・用水路・駐車場がない。滑りすぎて飛び出す事故を防ぐためです
- 木・柵・ベンチ・石・段差・フェンスが、滑る道のすぐ先にない。ぶつかると大きなけがにつながります
- 人が下にいない。登ってくる人や、立ち止まって遊んでいる人がいる間は、滑りません
- 雪が固く凍っていない。ガリガリの氷のような面は、速くなりすぎて止まれません
雪が降っている最中や、風が強い日、日が落ちて見えにくくなる時間は、坂の様子が分かりにくくなるので避けます。遊ぶのは、明るくて周りがよく見える時間にしましょう。
大人が先に、坂の上から下まで歩いて、石や枝、雪の下の段差がないかを見ておいてください。公園やスキー場など、ソリ遊びの決まりがある場所は、掲示や係の人の案内に従います。ひとつでも不安な点があれば、その日は別の遊びに切り替えるのも、立派な選択です。
代わりにできる物・やめたほうがいい物
坂が条件を満たしていたら、次は代用品です。選ぶ基準は「割れにくい」「角が少ない」「顔にかからない」の3つです。
| 物 | 使えるか | ひとこと |
|---|---|---|
| 厚手の段ボール | ゆるい坂なら可 | ぬれると弱くなり、ふちがささくれる。使い捨てのつもりで、折れたらやめる |
| 大きめのプラスチックのたらい | ゆるい坂なら可 | ひびの入った物は使わない。くるくる回りやすく、止まり方が決めにくい |
| ごみ袋・レジ袋 | 使わない | 顔にかかる。破れて足を取られる。すべりすぎて止まれない |
| ガラスや陶器、割れやすい容器 | 使わない | 割れると破片が刺さる |
| 金属のお盆やふた、トレー | 使わない | ふちで手や足を切るおそれがある |
| 発泡スチロールの箱 | おすすめしない | 割れて破片が飛び散りやすい |
家にある物は、もともと雪の上を滑るために作られていません。あくまで「ゆるい坂で、短い距離を、大人が見ながら」の範囲での代用だと考えてください。車や自転車で引っぱるのも、事故につながるのでやめましょう。
段ボールを使う時は、ふちが折れていないか、ささくれていないかを手でなぞって確かめます。ぬれてくると滑り方も強さも変わるので、途中で折れ曲がってきたら新しい物に替えてください。たらいは、持ち手の穴に指や足が引っかからないか、ふちがざらついていないかも見ておくと安心です。小さな子はひとりで乗せず、大人が横について、ゆっくり動かします。
安全の決まり——大人が見る・ヘルメット・頭から滑らない
代用品で遊ぶ時は、ふだんのソリ遊びよりも決まりを増やしたほうが安心です。子どもにも、遊ぶ前に伝えておきましょう。
- 大人がそばで見る。坂の下に子どもを行かせず、大人が見える範囲だけで遊びます
- ヘルメットをかぶる。自転車用など、頭に合う物が家にあれば使います。あごひもを留めて、ゆるみがないかも見てください
- 手袋と厚手の服で。転んだ時に手や膝を守ります。手首から雪が入る時は雪遊びのアームカバーの付け方も役に立ちます
- 低い所から、短く。最初は坂の下のほうから滑って、感触を見ます。慣れたからと、いきなり高い所へ行きません
- 足から、座って。頭から滑らない、立って滑らない。うつぶせは顔をぶつけやすいので避けます
- 順番に滑る。前の子が坂の下からどいたのを見てから、次の子が滑ります。2人いっしょに滑るのも避けます
子どもは楽しくなると、決まりを忘れがちです。「ここから先は行かない」という線を、雪の上に靴で引いておくと、目で見て分かりやすくなります。雪のない季節も含めて、外で体を動かす練習の考え方は、自転車の補助輪なしの練習とも通じます。広い場所、ヘルメット、大人がそばに。この3つは、どんな外遊びにも共通するコツです。
遊んだあと——ぬれた服を替えて、代用品は様子を見て処分
雪遊びのあとは、体が思ったより冷えています。帰ったらまず、ぬれた服と手袋を替えて、あたたかい飲み物で休憩を。ぬれたまま過ごすと、体が冷えて、風邪のもとになります。
- 手や足の指先が白っぽく、感覚がない、痛みが続く時は、室内であたためて、続くようなら医療機関に相談を
- 転んで頭を打った、気分が悪い、といった様子があれば、遊びを中止して受診を考えます
- 使った段ボールは、ぬれて弱くなっていたら処分します。自治体の分別に従って、資源として出してください
- たらいは、ひびや欠けがないかを見てから洗って、風通しのよい所で乾かします。ひびがあれば、もう雪遊びには使いません
- ぬれた手袋や服は、ストーブに近づけず、風通しのよい室内で乾かします
代用品遊びは、1回で終わりにするつもりで、気軽に楽しむのがちょうどいいです。また遊びたくなったら、そのたびに場所と物の状態をもう一度見直してください。
毎年遊ぶなら——子ども用のソリを用意しておく
雪が降るたびに、家の中をさがして段ボールを切って、という流れが続くなら、子ども用のソリを1つ持っておくのも手です。ソリは、止まりやすさや持ち手、座る面の形が、雪遊びのために作られています。代用品では出せない安心感があります。
- 子どもの年齢・体格に合った大きさと、持ち手やひもが付いている物
- 座面がしっかりしていて、ふちが割れにくい物
- 収納しやすく、毎年出し入れしやすい物
雪の少ない地域では、年に数回の出番かもしれません。そのぶん、置き場所にも困らない、軽くて小さめの物を選ぶと続けやすいです。雪かきの道具が足りない時は雪かき道具の代用、ソリの滑りが悪い時はそりが滑らない時のワックス代用も見てみてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『代用品で大事なのは、物より場所だと思います。坂の下に何があるかを先に見る。それだけで、雪遊びの安心がだいぶ違いますよね』
💡 この困りごとへの提案
毎年のように雪遊びをするなら、子ども用のソリがあると、代用品で悩む時間がなくなります。
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雪遊びの手袋が足りない人は雪遊びの手袋がない時の代用、手首から雪が入る人は雪遊びのアームカバーの付け方、雪かきの道具に困っている人は雪かき道具の代用も読んでみてください。
まとめ:場所が先、物はあと。大人が見て、ヘルメットをかぶる
- 坂の下が道路・川・木・人のいる所なら滑らない。下が広くて平らなゆるい坂だけで遊ぶ
- 代わりにできるのは割れにくく角の少ない物。厚手の段ボール、ひびのないたらい
- ごみ袋・割れる物・金属の角の物は使わない。顔にかかる物もやめる
- 大人が先に坂を見て、ヘルメットをかぶる。低い所から、足から、順番に。頭からは滑らない
- 遊んだあとはぬれた服を替える。指先が白い、痛みが続く、頭を打った時は受診を考える
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手順を1枚にまとめています。



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