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「セスキ水」という名前はよく聞くけれど、どう作って、どこに使えばいいのかがよく分からない。そんな状態のまま、粉の袋だけが洗面所の棚に置いてある、ということはありませんか。スイッチまわりや冷蔵庫の取っ手のべたつきに便利だと聞くと、使ってみたくなりますよね。
先に結論をひとつ。セスキ水は、粉の製品に書かれた量で水に溶かして作り、布に吹きつけてから拭き、最後に水拭きで仕上げるのが基本です。直接吹きかけないこと、アルミ・白木・畳・革には使わないこと、手袋をつけること。この3つを守るだけで、失敗はぐっと減ります。作り方、拭き掃除の手順、場所別の使い方、使えない場所、容器と作り置きの順に見ていきましょう。
ケース別に読む:先に全体を知りたい人|拭き掃除の手順を知りたい人|場所別の使い方を知りたい人|使えない場所を知りたい人|容器と作り置きが気になる人|白く残って困った人
先に全体像——セスキ水は「溶かす・布に吹く・拭く・水拭き」の順
セスキ水は、セスキ炭酸ソーダの粉を水に溶かした掃除用の液です。アルカリ性の液なので、手あかや皮脂のような、ぬるっとしたべたつきを拭き取る場面で使われます。作る手間が少なく、拭き掃除の途中で使い分けやすいのが、使われる理由ですよね。
作り方で大事なのは、量を覚えることではなく「製品の表示どおりにする」ことです。粉の袋やボトルには、水に対する量の目安が書かれています。製品によって違うので、必ず表示を見てください。表示に合わせて量り、粉が見えなくなるまでよく溶かしてから使います。溶け残りの粒が布に付くと、拭いた跡に白く残りやすいからです。
- 粉の袋の表示を読む。水に対する量の目安と、使えない場所の注意が書かれています
- 水に溶かす。粉が見えなくなるまで混ぜます
- 中身を書いた容器に入れる。ほかの洗剤と見分けがつくように
- 布に吹きつけて拭く。最後に水拭きで仕上げます
作る時も使う時も、手荒れしやすいので手袋をつけ、窓を開けるなど換気をしてください。目に入れない、子どもの手の届かない所に置く、も大事です。そして、塩素系の漂白剤やカビ取り剤、クエン酸や酢のような酸性の物と同じ時に使わない・混ぜないこと。「まぜるな危険」の表示がある製品とは、同じ場所で続けて使うのも避けて、間に水ですすぎを入れましょう。
拭き掃除の手順——直接吹きかけず、布に吹いてから拭く
セスキ水を使う時によくある失敗が、汚れた場所に直接スプレーしてしまうことです。壁やスイッチに直接吹くと、液が垂れて隙間に入ったり、細かい霧を吸い込んだりします。布のほうに吹きつけてから拭く、これだけで安心感がまるで違います。
- 目立たない所で試す。見えにくい端のほうを拭いて、色や表面が変わらないか見ます
- 布に吹きつける。しめらせる程度で、びしょびしょにしません
- 汚れを拭く。上から下へ、同じ向きに。力を入れすぎず、軽くなでるように
- 水拭きで仕上げる。水でぬらして、かたく絞った布で拭き、乾いた布で水分を取ります
水拭きを省くと、セスキが表面に残ってべたつきや白い跡になりやすいです。手も荒れやすいので、拭き終わるまでは手袋のままでいましょう。汚れが軽いうちは1回で落ちますが、時間がたったべたつきは、同じ向きに何度か拭くほうが布を傷めません。
場所別の使い方——キッチン・スイッチ・取っ手・電化製品のまわり
セスキ水が向くのは、毎日手が触れる場所のべたつきです。場所ごとに、使い方の違いと気をつけることを表にしました。
| 場所 | 使い方 | 気をつけること |
|---|---|---|
| キッチンの壁・タイル・調理台まわり | 布に吹いて拭き、水拭きで仕上げる | 塗装やアルミの面は、先に表示と目立たない所で確かめる |
| スイッチ・ドアノブ・リモコン | 布に軽く吹いて、さっと拭く | 液をすき間に入れない。電気の物は電源を切ってから |
| 冷蔵庫の取っ手・扉 | 布で拭いて、水拭きで仕上げる | 印字やシールは、目立たない所で試してから |
| 電化製品の外側 | 電源を切り、プラグを抜いて冷めてから、布で拭く | 内部や発熱する部分には使わない。取扱説明書を優先 |
| テーブル・いす | 材質の表示を見てから、布で拭く | 白木・無垢材・塗装面は、しみや変色の心配がある |
電化製品のまわりは特に慎重に。濡れた布で触る前に、電源を切ってプラグを抜き、本体が冷めてから拭きます。液が内部に入ると故障の原因になるので、布は軽く絞ってください。内部は分解せず、取扱説明書に書かれた手入れの範囲にとどめましょう。
油が重いこびりつきは、セスキ水だけで落とそうとしなくて大丈夫です。つけ置きをする場合も、製品の表示の範囲で。どの粉をどんな汚れに使うか迷ったら、セスキと重曹はどっちを使う?で汚れ別の使い分けをまとめています。温めて緩める掃除と比べたい時は、スチームクリーナーの代用も読んでみてください。
使えない場所の早見表——アルミ・白木・畳・革は避ける
セスキ水は便利ですが、何にでも使えるわけではありません。使えない場所を先に知っておくと、安心して使えます。
| 素材・場所 | 心配なこと |
|---|---|
| アルミ(鍋・やかんなど) | 黒ずんだり、変色したりしやすい |
| 白木・無垢材 | 色むらやしみになりやすい |
| 畳 | 色が変わったり、傷んだりしやすい |
| 革・スエード | 色落ち、硬くなることがある |
| 塗装・ニス・つや出し加工の面 | つやが落ちる、はがれることがある |
この表にない素材でも、迷ったら取扱説明書と製品の表示を見て、目立たない所で試すのが基本です。試した所に変化が出たら、その素材には使わずに、水拭きなど別の手入れにします。粉の呼び名や成分表示が気になる時は、セスキとセスキ炭酸ソーダの違いが参考になります。
容器と作り置き——中身を書いておく・日数は表示に従う
スプレー容器に入れたら、「セスキ水」と中身を書いたラベルを貼っておきます。見た目は水と同じなので、書いていないと、ほかの洗剤や水と見分けがつきません。濡れても消えにくい防水のラベルや、油性ペンで書くのが安心です。
- 空き容器の再利用は、洗剤が残っていないか確かめて。特に、塩素系や酸性の洗剤が入っていた容器は避けます
- 粉の溶け残りがあると、スプレーの噴射口が詰まりやすいです。よく溶かしてから入れます
- 置き場所は、子どもの手の届かない所。高温になる場所や直射日光も避けます
- 作り置きは、製品の表示に目安があれば従います。分からない時は、使う分だけ作るほうが安心です
日数の目安は製品によって違います。表示を見て決めてください。「古くなった気がする」と感じたら、使う前に新しく作り直してください。もう使い切るつもりがない時は、容器の中身を流してよく洗い、ラベルをはがしておきましょう。
白く残った・べたつく時の見直し——水拭きと乾拭きで仕上げる
拭いたあとに困りがちなことを、見直しの順に並べます。
- 白い跡が残る。溶け残りか、水拭きが足りないことが多いです。水をふくませた布で拭き直し、乾いた布で仕上げます
- べたつく。セスキが残っている可能性があります。もう一度水拭きを
- においが気になる。水拭きをしてから、換気を。セスキが臭い時も参考にしてください
- 手がかさつく。手袋をつけて。ついたら水で洗い流します
- 落ちない汚れ。無理にこすらず、別の方法に切り替えます。服の襟の黄ばみはセスキで襟の黄ばみを落とすで
子どもに拭き掃除を手伝ってもらうときは、液を作るのとスプレーを持つのは大人が。手袋をつけて、目に入らないように見守りましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『セスキ水は、作り方より「どこに使わないか」を先に決めておくと、安心して使えると思います。迷ったら水拭きだけでもさっぱりしますよね』
💡 この困りごとへの提案
拭いた後は、水拭き用と乾拭き用で布を分けると仕上がりが変わります。掃除用の布を数枚、まとめて用意しておくと、毎回洗い替えができて楽です。
あわせて読みたい
セスキと重曹のどちらを使うか迷っている人は、セスキと重曹はどっちを使う?を先にどうぞ。粉やスプレーの呼び名と成分表示の見方はセスキとセスキ炭酸ソーダの違い、においが気になった時はセスキが臭い時にまとめています。温めて汚れを緩める掃除との使い分けはスチームクリーナーの代用で見られます。
まとめ:布に吹いて拭き、水拭きで仕上げる。アルミ・白木・畳・革には使わない
- 量は製品の表示どおりに。粉が見えなくなるまで溶かしてから使う
- 直接吹きかけず、布に吹いてから拭く。最後に水拭きで仕上げる
- 電化製品は電源を切ってから。内部には使わず、取扱説明書を優先する
- アルミ・白木・畳・革は避ける。迷ったら目立たない所で試す
- 容器には中身を書く。手袋と換気、塩素系や酸性の物と混ぜない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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