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ヤーコンを切って食べてみたら、皮の近くがえぐくて苦い。しかも、切ってしばらくおいたら切り口が茶色や黒っぽくなってきて、これは食べて大丈夫なのかな、と不安になることがありますよね。見慣れない野菜だと、なおさら迷います。
先に結論をひとつ。ヤーコンは皮の近くに苦みやえぐみを感じやすいので、皮を厚めにむくと食べやすくなります。そして、切ると空気にふれて茶色から黒っぽく変わりやすいので、切ったらすぐ水や酢水にさらすのが基本です。色が変わっただけで、かたさがあり、いやなにおいもなければ使えることが多いです。ただし、やわらかい・汁が出る・カビがある物は食べません。迷ったら食べない。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:苦みが気になる人|変色が気になる人|食べない方がいい時を知りたい人|生や加熱で食べたい人|しまい方を知りたい人|よくある迷いを確かめたい人
苦みが気になる時——皮を厚めにむく
ヤーコンの苦みやえぐみは、皮のすぐ下あたりで感じやすいといわれます。ふつうの野菜の皮むきのつもりで薄くむくと、この部分が残って、「苦い」と感じる原因になりがちです。
そこで、ふだんより少し厚めにむいてみてください。むいた後の表面が、全体に白っぽくなめらかに見えれば、皮の近くの部分はほぼ取れています。まだ色の濃い層やざらつきが残っている所があれば、そこをもう一度削ります。
包丁でむく時は、ヤーコンが丸くて太いので、まな板の上で転がらないよう、端を少し切り落として座りをよくしておくと安全です。刃は自分の方へ向けず、ゆっくり動かしてください。ピーラーを使う時も、最後まで削ろうとして指を巻き込まないよう、小さくなった所は無理をしないでください。
むいた後はすぐに水へ。この流れは、次の章でお話しする変色の対策にもなります。
切ったら変色した——空気にふれた変化のことが多い
ヤーコンは、切ってそのままにしておくと、切り口が茶色から黒っぽく変わっていきます。見た目がぎょっとしますが、空気にふれて色が変わっていることが多く、それだけで傷んでいるとはいえません。
対策は、切ったらすぐ水や酢水にさらすことです。酢水は、水に酢を少し加えた物のことで、色の変化がゆるやかになります。分量にこだわる必要はありません。ボウルに水を張って、むいた先から入れていくと、作業の途中で色が変わるのを抑えられます。
| 見た目 | 考えられること | 動き |
|---|---|---|
| 切り口が薄く茶色い | 空気にふれた変化 | 水か酢水にさらす |
| 切り口が黒っぽい | 変化が進んだ状態 | かたさ・手ざわり・においを見て判断 |
| 中まで黒く、やわらかい | 傷みのことがある | 食べない |
| ぬめり・汁・カビ | 傷み | 食べない |
色が変わった後でも、かたさが残っていて、ぬめりがなければ、料理に使えることが多いです。色が気になる時は、炒め物や煮物など、味つけのある料理に回すと目立ちにくくなります。
食べない方がいいサイン——迷ったら食べない
変色と傷みは、見た目だけでは区別しにくいことがあります。次の図を目安にしてください。
- 中まで黒く、全体がやわらかい
- ぬめりがある、切ると汁が出る
- 白・青・黒のカビがある。カビは見える所を取り除いても食べません
- 酸っぱいような、いやなにおいがする
においだけで判断するのは避けて、見た目や手ざわりと合わせて見てください。一つでも異常があれば食べない。少しでも迷ったら食べない。ヤーコンに限らず、これは変わらない決まりです。
生で食べたい時・加熱して食べたい時
ヤーコンは、生でも加熱しても食べられる野菜として売られています。ただし、買った物の表示や売り場の説明に食べ方があれば、そちらを先に見てください。
| 食べ方 | 下ごしらえの考え方 |
|---|---|
| 生で食べる | 皮を厚めにむき、薄く切ってすぐ水にさらす。食感をそのまま楽しむ |
| 炒める | 厚めにむき、水にさらしてから水気を切る。色が気にならなくなる |
| 煮る・汁物にする | 水にさらして色を落ち着かせてから。ほかの具材の味を吸わせる |
生で食べる時は、とくに皮の近くを念入りに取ってください。苦みが残っていると、そのまま口に出てしまいます。薄く切るほど、食感の違いも分かりやすくなります。
加熱する場合は、時間や火加減を細かく決める必要はありません。切り口の透明感や、かたさの変化を見ながら、好みの食感で止めてください。
しまい方——新聞紙で包んで涼しい所へ
買ってきたヤーコンを使い切れない時は、しまい方で変色や傷みを遅らせられます。
- 切っていない物:土がついたままなら、洗わずに新聞紙で包みます。直射日光を避け、涼しく風通しのよい所へ置いてください
- 切った物:切り口を乾かないようにラップで包み、冷蔵庫に入れます。早めに使い切ってください
- むいてしまった物:水にさらしたら水気を切り、容器に入れて冷蔵します。こちらも早めに使います
長く置くほど、しわしわになったり、やわらかくなったりしやすくなります。表示や状態を見て、早めに使い切る前提で買うと失敗が小さく済みます。
買う時にも、見るところがあります。皮にハリがあり、持った時に重みを感じる物は、水分が保たれていることが多いです。反対に、表面にしわが寄っている物や、黒ずんだ傷が広がっている物、押すとやわらかい物は、避けたほうが安心です。土がついた物は、洗う手間はかかりますが、乾燥を防いでくれることもあります。
量を使い切れそうにない時は、少なめに買うことが対策になります。まずは1本だけ買って、むき方や食べ方を試してから、次の分量を決めると無駄が出ません。むいた後に余った皮や端は、苦みが出やすい部分なので、料理には使わず、自治体の分別表に従って捨ててください。
よくある迷い
- 皮つきのまま調理していい? 皮の近くに苦みやえぐみを感じやすいので、厚めにむくほうが食べやすいです
- 変色を防ぎたい時は? むいた先から水か酢水に入れていくと、作業中の色の変化を抑えられます
- 茶色くなった物はもう食べられない? 色だけでは決められません。かたさ・ぬめり・においを見て判断し、迷ったら食べません
- 子どもに出してもいい? 初めての食材は少量から。かたい塊のままではなく、小さく切ってから出してください
最後に、ふだんの料理に取り入れる時のコツです。ヤーコンは見た目が地味なので、食卓に出す時は、ほかの色のある野菜と合わせると華やかになります。むいた後の切り口が白いうちに調理に入れるよう、先に段取りを決めておくと、変色に慌てずに済みます。使う分だけをむき、残りは皮つきのまま置いておくのも、傷みを遅らせる方法です。
ゆきこ( ゚Д゚)『切ったらすぐ水へ、と順番を決めておくだけで、落ち着いて作業できると思います』
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同じように皮の近くの苦みやえぐみが気になる人は菊芋が苦い・まずい時へ。切った後の色の変わり方の見分け方を広げたい人は、マッシュルームの保存方法と変色の見分け方も参考になります。
まとめ:皮を厚めにむき、切ったらすぐ水へ。異常があれば食べない
- 苦みは皮のすぐ下で感じやすい。ふだんより少し厚めにむく
- 切ったらすぐ水か酢水にさらす。切り口の茶色は空気にふれた変化のことが多い
- 色が変わっただけで、かたく、においに違和感がなければ使える
- 中まで黒い・やわらかい・汁・カビは食べない。迷ったら食べない
- しまい方は新聞紙で包んで涼しい所へ。切った後は冷蔵して早めに使う
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手順を1枚にまとめています。



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