ヤーコンが苦い・変色する時——皮の近くの苦みと、切った後に色が変わる時の見方

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ヤーコンを切って食べてみたら、皮の近くがえぐくて苦い。しかも、切ってしばらくおいたら切り口が茶色や黒っぽくなってきて、これは食べて大丈夫なのかな、と不安になることがありますよね。見慣れない野菜だと、なおさら迷います。

先に結論をひとつ。ヤーコンは皮の近くに苦みやえぐみを感じやすいので、皮を厚めにむくと食べやすくなります。そして、切ると空気にふれて茶色から黒っぽく変わりやすいので、切ったらすぐ水や酢水にさらすのが基本です。色が変わっただけで、かたさがあり、いやなにおいもなければ使えることが多いです。ただし、やわらかい・汁が出る・カビがある物は食べません。迷ったら食べない。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ食べたら苦い→皮を厚めにむく第1章へ ▶切ったら変色した→すぐ水か酢水にさらす第2章へ ▶中まで黒い・ぬるぬる→食べない。迷ったら捨てる第3章へ ▶生で食べたい→薄く切ってさらす第4章へ ▶使い切れない→新聞紙で包んで涼しい所第5章へ ▶

ケース別に読む:苦みが気になる人|変色が気になる人|食べない方がいい時を知りたい人|生や加熱で食べたい人|しまい方を知りたい人|よくある迷いを確かめたい人

4コマ漫画|ヤーコンの苦みと変色苦くて黒いえぐいし黒い…ヤーコン1苦みと変色に戸惑ったやりがちなこと切ったままおいておこう切りおき2切り口が茶色くなりやすいひと手間厚めにむいてすぐ水へ水・酢水3厚めにむいてすぐ水に仕上がり色が落ち着いたこれなら使える薄く切って4色が落ち着いて使える

苦みが気になる時——皮を厚めにむく

ヤーコンの苦みやえぐみは、皮のすぐ下あたりで感じやすいといわれます。ふつうの野菜の皮むきのつもりで薄くむくと、この部分が残って、「苦い」と感じる原因になりがちです。

そこで、ふだんより少し厚めにむいてみてください。むいた後の表面が、全体に白っぽくなめらかに見えれば、皮の近くの部分はほぼ取れています。まだ色の濃い層やざらつきが残っている所があれば、そこをもう一度削ります。

包丁でむく時は、ヤーコンが丸くて太いので、まな板の上で転がらないよう、端を少し切り落として座りをよくしておくと安全です。刃は自分の方へ向けず、ゆっくり動かしてください。ピーラーを使う時も、最後まで削ろうとして指を巻き込まないよう、小さくなった所は無理をしないでください。

厚めにむいて、すぐさらす1端を落とす座りをよくする→2厚めにむく皮の下の色を見る→3すぐ水へ酢水でもよい

むいた後はすぐに水へ。この流れは、次の章でお話しする変色の対策にもなります。

切ったら変色した——空気にふれた変化のことが多い

ヤーコンは、切ってそのままにしておくと、切り口が茶色から黒っぽく変わっていきます。見た目がぎょっとしますが、空気にふれて色が変わっていることが多く、それだけで傷んでいるとはいえません。

対策は、切ったらすぐ水や酢水にさらすことです。酢水は、水に酢を少し加えた物のことで、色の変化がゆるやかになります。分量にこだわる必要はありません。ボウルに水を張って、むいた先から入れていくと、作業の途中で色が変わるのを抑えられます。

見た目 考えられること 動き
切り口が薄く茶色い 空気にふれた変化 水か酢水にさらす
切り口が黒っぽい 変化が進んだ状態 かたさ・手ざわり・においを見て判断
中まで黒く、やわらかい 傷みのことがある 食べない
ぬめり・汁・カビ 傷み 食べない

色が変わった後でも、かたさが残っていて、ぬめりがなければ、料理に使えることが多いです。色が気になる時は、炒め物や煮物など、味つけのある料理に回すと目立ちにくくなります。

食べない方がいいサイン——迷ったら食べない

変色と傷みは、見た目だけでは区別しにくいことがあります。次の図を目安にしてください。

色が変わった時の見分け方OKNGかたさがある切り口がなめらか中まで黒くやわらかいぬめり・汁・カビ
  • 中まで黒く、全体がやわらかい
  • ぬめりがある、切ると汁が出る
  • 白・青・黒のカビがある。カビは見える所を取り除いても食べません
  • 酸っぱいような、いやなにおいがする

においだけで判断するのは避けて、見た目や手ざわりと合わせて見てください。一つでも異常があれば食べない。少しでも迷ったら食べない。ヤーコンに限らず、これは変わらない決まりです。

生で食べたい時・加熱して食べたい時

ヤーコンは、生でも加熱しても食べられる野菜として売られています。ただし、買った物の表示や売り場の説明に食べ方があれば、そちらを先に見てください。

食べ方 下ごしらえの考え方
生で食べる 皮を厚めにむき、薄く切ってすぐ水にさらす。食感をそのまま楽しむ
炒める 厚めにむき、水にさらしてから水気を切る。色が気にならなくなる
煮る・汁物にする 水にさらして色を落ち着かせてから。ほかの具材の味を吸わせる

生で食べる時は、とくに皮の近くを念入りに取ってください。苦みが残っていると、そのまま口に出てしまいます。薄く切るほど、食感の違いも分かりやすくなります。

加熱する場合は、時間や火加減を細かく決める必要はありません。切り口の透明感や、かたさの変化を見ながら、好みの食感で止めてください。

しまい方——新聞紙で包んで涼しい所へ

買ってきたヤーコンを使い切れない時は、しまい方で変色や傷みを遅らせられます。

  • 切っていない物:土がついたままなら、洗わずに新聞紙で包みます。直射日光を避け、涼しく風通しのよい所へ置いてください
  • 切った物:切り口を乾かないようにラップで包み、冷蔵庫に入れます。早めに使い切ってください
  • むいてしまった物:水にさらしたら水気を切り、容器に入れて冷蔵します。こちらも早めに使います

長く置くほど、しわしわになったり、やわらかくなったりしやすくなります。表示や状態を見て、早めに使い切る前提で買うと失敗が小さく済みます。

買う時にも、見るところがあります。皮にハリがあり、持った時に重みを感じる物は、水分が保たれていることが多いです。反対に、表面にしわが寄っている物や、黒ずんだ傷が広がっている物、押すとやわらかい物は、避けたほうが安心です。土がついた物は、洗う手間はかかりますが、乾燥を防いでくれることもあります。

量を使い切れそうにない時は、少なめに買うことが対策になります。まずは1本だけ買って、むき方や食べ方を試してから、次の分量を決めると無駄が出ません。むいた後に余った皮や端は、苦みが出やすい部分なので、料理には使わず、自治体の分別表に従って捨ててください。

よくある迷い

  • 皮つきのまま調理していい? 皮の近くに苦みやえぐみを感じやすいので、厚めにむくほうが食べやすいです
  • 変色を防ぎたい時は? むいた先から水か酢水に入れていくと、作業中の色の変化を抑えられます
  • 茶色くなった物はもう食べられない? 色だけでは決められません。かたさ・ぬめり・においを見て判断し、迷ったら食べません
  • 子どもに出してもいい? 初めての食材は少量から。かたい塊のままではなく、小さく切ってから出してください

最後に、ふだんの料理に取り入れる時のコツです。ヤーコンは見た目が地味なので、食卓に出す時は、ほかの色のある野菜と合わせると華やかになります。むいた後の切り口が白いうちに調理に入れるよう、先に段取りを決めておくと、変色に慌てずに済みます。使う分だけをむき、残りは皮つきのまま置いておくのも、傷みを遅らせる方法です。

ゆきこ( ゚Д゚)『切ったらすぐ水へ、と順番を決めておくだけで、落ち着いて作業できると思います』

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同じように皮の近くの苦みやえぐみが気になる人は菊芋が苦い・まずい時へ。切った後の色の変わり方の見分け方を広げたい人は、マッシュルームの保存方法と変色の見分け方も参考になります。

まとめ:皮を厚めにむき、切ったらすぐ水へ。異常があれば食べない

  1. 苦みは皮のすぐ下で感じやすい。ふだんより少し厚めにむく
  2. 切ったらすぐ水か酢水にさらす。切り口の茶色は空気にふれた変化のことが多い
  3. 色が変わっただけで、かたく、においに違和感がなければ使える
  4. 中まで黒い・やわらかい・汁・カビは食べない。迷ったら食べない
  5. しまい方は新聞紙で包んで涼しい所へ。切った後は冷蔵して早めに使う

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ヤーコンが苦い・変色する時の早見表:苦みは皮のすぐ下で感じやすいので、ふだんより厚めにむく。切ると空気にふれて茶色から黒っぽく変わりやすいので、切ったらすぐ水か酢水にさらす。色が変わっただけで、かたさがありいやなにおいがなければ使えることが多い。中まで黒くやわらかい、ぬめり、汁が出る、カビがある時は食べない。カビは見える所を取り除いても食べない。迷ったら食べない。生で食べる時は薄く切ってすぐ水にさらす。しまい方は、土つきなら新聞紙で包んで涼しい所、切った後はラップで包んで冷蔵し早めに使う。包丁は刃を自分に向けず、端を落として座りをよくしてから使う

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