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お正月に使った祝い箸。食べ終わったあとで、「これはどうすればいいんだろう」と手が止まることがありますよね。ふつうの箸のように洗って片づけていいのか、そのまま捨てていいのか、迷うところです。
先に結論をひとつ。祝い箸は、お正月の間は同じ人が洗って使い、松の内が明けたら処分するとされることが多いです(期間は地域や家で違います)。捨てる時は、紙に包んで、住んでいる自治体の分別に従って出すのが基本です。気になる場合は、地域の行事で受け付けているかを確かめる方法もあります。順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:扱い方を一覧で見たい人|お正月の間の人|松の内が明けた人|捨てるのが気になる人|取っておきたい人|迷う人
扱い方の早見表——お正月の間と、明けたあと
まず全体の流れを表で見てみましょう。ここに書いたことは、どれも「とされることが多い」という考え方です。家や地域で違うので、迷ったら、年長の家族や地域の決まりを優先してください。
| 場面 | 考え方 | ひとこと |
|---|---|---|
| お正月の間 | 洗って、同じ人が使うとされることが多い | 家によって違う |
| 松の内が明けたら | 処分するとされることが多い | 期間は地域で違う |
| 捨てる時 | 紙に包んで、自治体の分別どおりに | 何ゴミかは分別表で確かめる |
| 捨てるのが気になる時 | 地域の行事や神社に確かめる | 受け付けているかは場所による |
| 取っておく時 | 洗って乾かし、湿気を避けてしまう | 未使用の箸は来年に回す家もある |
祝い箸は、お正月の特別な食事のために用意する箸です。だからこそ、ふだんの箸と同じ気持ちでゴミ箱に入れるのは気が引ける、という感覚は自然なものだと思います。ここからは、お正月の間と、明けたあとに分けて見ていきます。
お正月の間は?——洗って、同じ人が使う
お正月の間は、祝い箸を洗って、同じ人が使うとされることが多いです。箸袋に名前を書いておくと、誰の箸か分かって、取り違えを防げます。
- 洗い方:やわらかいスポンジで、やさしく洗います。長く水に浸けっぱなしにすると、木が傷みやすくなるので避けましょう
- 乾かし方:洗ったら拭いて、風通しのよい所でよく乾かします。ぬれたまま箱や袋に戻すと、カビの元になります
- 食洗機:祝い箸の袋や箱にある表示で確かめてください。表示に書いていない場合は、手洗いが無難です
- 傷んだ時:ささくれやひびが出たら、口や手を傷つけるので使わないでください
家族で使う場合も、祝い箸は同じ人が使うのが基本とされるので、ほかの人の箸と混ぜないようにするとわかりやすいです。食器として使い回すというより、お正月の間の「自分の箸」として扱うイメージです。
お正月の途中で箸がなくなったり、割れたりした時は、そのままにせず、早めに家族に伝えて新しい箸を用意しましょう。口に当たる物なので、傷んだ箸を我慢して使い続けないことが大事です。
松の内が明けたら——紙に包んで、分別どおりに出す
お正月の行事が明けたら、祝い箸は処分するとされることが多いです。ただ、松の内の期間は地域で違います。いつまでかは地域や家で考え方が違うので、家族や地域の考え方に合わせて決めてください。
捨てる時のポイントは、紙に包むことです。理由は実用的なものです。
- 箸の先がとがっているので、そのままだとゴミ袋を破いたり、収集の人がけがをしたりするおそれがある
- 包んでおくと、気持ちの上でも「ひとつの区切り」をつけやすい
- 洗って、よく乾かす。食事に使った箸なので、汚れを落としてから
- 紙に包む。白い紙でも、いらない紙でも。先のほうをしっかりおおいます
- 自治体の分別どおりに出す。木の箸が何ゴミになるかは、住んでいる自治体の分別表で確かめてください。塗りや飾りが付いている場合は、分別表で当てはまる区分を探します。迷ったら自治体の窓口で聞くと確実です
包む時に、一年の無事を願ってひとこと添える、という考え方もあります。決まった形があるわけではないので、気持ちが落ち着く形で大丈夫です。
捨てるのが気になる——地域の行事や神社に確かめる
そのままゴミとして出すことに、どうしても抵抗がある。そう感じる場合は、地域の行事で受け付けているかを確かめる方法があります。松の内が明けたころに、お正月の飾りを納める行事が開かれる地域もあります。
- 受け付けている物は、行事を行う場所によって違います。祝い箸が対象かどうかは、持って行く前に、神社などに確かめてください
- 受け付けていない場合も、無理に持ち込まないこと。その時は、紙に包んで分別どおりに出す方法に戻ります
- 行事の日時や場所は、地域のお知らせや掲示で調べられます
気持ちの面でも、ごみ収集に出す方法も、どちらも間違いではありません。ご自分とご家族が納得できる形を選んでください。
取っておきたい——記念に残す・来年に回す時の考え方
使い終わった祝い箸を、捨てずに取っておきたい。そんな気持ちになることもありますよね。処分するとされることが多いとはいえ、取っておくことが間違いというわけではありません。家族の記念に残したい、未使用の箸を来年に回したい、という場合の考え方を見てみましょう。
- 使った箸を残す場合:洗って、完全に乾かしてから、紙で包んで箱に入れます。乾ききっていないと、カビの原因になります。時々取り出して、カビや傷みがないかを見て、傷んでいたら使わずに処分してください
- 未使用の箸を来年に回す場合:箱や袋に入ったまま、湿気の少ない引き出しなどに置きます。直射日光の当たる所や、水回りの近くは避けましょう
- 残す場所:食器や調理道具と混ざらない場所にしまうと、うっかりふだんの食事に出してしまう失敗を防げます
残す場合も、区切りを決めておくと気持ちが整理しやすくなります。たとえば「次のお正月が来る前に処分する」と家で決めておけば、いつの間にか引き出しの奥に増えていく、ということを防げます。
よくある迷い——ふだん使い・名前入り・余った箸
- ふだん使いにしていい? 決まりがあるわけではなく、家や地域で考え方が違います。使い続けたい場合は、傷みがないかを見て、年長の家族の考えも聞いてみてください
- 名前を書いた箸袋は? 箸と一緒に処分するとされることが多いです。紙なので、分別表で紙として出せるかを確かめます。箸袋の折り方やマナーは、別の記事で詳しく見ています
- 人数分をまとめて包んでもいい? まとめても構いませんが、先がとがっているので、ひとり分ずつ包んでおくと出す時も安全です
- 箸置きも一緒に処分する? 箸置きは素材によって分け方が変わります。陶器か、木か、紙かを見て、分別表で確かめてください
- 小さな子が使う時は? 先がとがっているので、座って使い、箸を持ったまま歩かせないようにします
ゆきこ( ゚Д゚)『迷ったら、家の考え方と自治体の分別表の2つを確かめれば、気持ちよく片づけられますよね』
💡 この困りごとへの提案
祝い箸を片づけたあとは、ふだん使いの木の箸をそろえるのも、気持ちの切り替えになります。手になじむ長さや太さで、洗いやすい物を選ぶと、毎日の食事が楽になります。
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箸袋の折り方やマナーが気になる人は箸袋の折り方とマナーへ。行事のあとの片づけに迷っている人は、迎え火・送り火のやり方も、考え方の参考になります。
まとめ:包んで分別どおりに。気になる時は地域に確かめる
- お正月の間は、洗って同じ人が使うとされることが多い。家で違う
- 松の内が明けたら処分するとされることが多い。期間は地域で違う
- 捨てる時は紙に包み、自治体の分別表どおりに出す
- 気になる時は、地域の行事や神社に確かめる。受け付けは場所による
- 余った箸は、湿気を避けてしまう。ささくれた箸は使わない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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