祝い箸の捨て方——使い終わった後の扱いと、取っておく時の考え方

生活

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お正月に使った祝い箸。食べ終わったあとで、「これはどうすればいいんだろう」と手が止まることがありますよね。ふつうの箸のように洗って片づけていいのか、そのまま捨てていいのか、迷うところです。

先に結論をひとつ。祝い箸は、お正月の間は同じ人が洗って使い、松の内が明けたら処分するとされることが多いです(期間は地域や家で違います)。捨てる時は、紙に包んで、住んでいる自治体の分別に従って出すのが基本です。気になる場合は、地域の行事で受け付けているかを確かめる方法もあります。順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へお正月の間は?→洗って同じ人が使う第2章へ ▶松の内が明けた→紙に包んで分別どおりに第3章へ ▶そのまま捨てるのが気になる→地域の行事や神社に確かめる第4章へ ▶未使用の祝い箸が余った→湿気を避けて箱にしまう第5章へ ▶

ケース別に読む:扱い方を一覧で見たい人|お正月の間の人|松の内が明けた人|捨てるのが気になる人|取っておきたい人|迷う人

4コマ漫画|祝い箸の使い終わり困った場面祝い箸、使い終わりどうしよう?祝い箸1お正月が終わったら× そのままポイゴミ袋にぽいっ!楽ちんだねむき出しの箸2先がとがったまま捨てる正しい扱い洗って紙に包む分別表で確認紙に包む3自治体の分別どおりに結果すっきり片づいた区切りがついたねお正月の区切り4来年も気持ちよく

扱い方の早見表——お正月の間と、明けたあと

まず全体の流れを表で見てみましょう。ここに書いたことは、どれも「とされることが多い」という考え方です。家や地域で違うので、迷ったら、年長の家族や地域の決まりを優先してください。

場面 考え方 ひとこと
お正月の間 洗って、同じ人が使うとされることが多い 家によって違う
松の内が明けたら 処分するとされることが多い 期間は地域で違う
捨てる時 紙に包んで、自治体の分別どおりに 何ゴミかは分別表で確かめる
捨てるのが気になる時 地域の行事や神社に確かめる 受け付けているかは場所による
取っておく時 洗って乾かし、湿気を避けてしまう 未使用の箸は来年に回す家もある

祝い箸は、お正月の特別な食事のために用意する箸です。だからこそ、ふだんの箸と同じ気持ちでゴミ箱に入れるのは気が引ける、という感覚は自然なものだと思います。ここからは、お正月の間と、明けたあとに分けて見ていきます。

お正月の間は?——洗って、同じ人が使う

お正月の間は、祝い箸を洗って、同じ人が使うとされることが多いです。箸袋に名前を書いておくと、誰の箸か分かって、取り違えを防げます。

お正月の間の祝い箸OKNG洗って同じ人が使う洗ったらよく乾かす別の人の箸と混ぜるぬれたまましまう
  • 洗い方:やわらかいスポンジで、やさしく洗います。長く水に浸けっぱなしにすると、木が傷みやすくなるので避けましょう
  • 乾かし方:洗ったら拭いて、風通しのよい所でよく乾かします。ぬれたまま箱や袋に戻すと、カビの元になります
  • 食洗機:祝い箸の袋や箱にある表示で確かめてください。表示に書いていない場合は、手洗いが無難です
  • 傷んだ時:ささくれやひびが出たら、口や手を傷つけるので使わないでください

家族で使う場合も、祝い箸は同じ人が使うのが基本とされるので、ほかの人の箸と混ぜないようにするとわかりやすいです。食器として使い回すというより、お正月の間の「自分の箸」として扱うイメージです。

お正月の途中で箸がなくなったり、割れたりした時は、そのままにせず、早めに家族に伝えて新しい箸を用意しましょう。口に当たる物なので、傷んだ箸を我慢して使い続けないことが大事です。

松の内が明けたら——紙に包んで、分別どおりに出す

お正月の行事が明けたら、祝い箸は処分するとされることが多いです。ただ、松の内の期間は地域で違います。いつまでかは地域や家で考え方が違うので、家族や地域の考え方に合わせて決めてください。

捨てる時のポイントは、紙に包むことです。理由は実用的なものです。

  • 箸の先がとがっているので、そのままだとゴミ袋を破いたり、収集の人がけがをしたりするおそれがある
  • 包んでおくと、気持ちの上でも「ひとつの区切り」をつけやすい
使い終わったあとの手順1洗って乾かすやさしく洗う→2紙に包む先をおおう→3分別どおりに出す自治体の分別表で
  1. 洗って、よく乾かす。食事に使った箸なので、汚れを落としてから
  2. 紙に包む。白い紙でも、いらない紙でも。先のほうをしっかりおおいます
  3. 自治体の分別どおりに出す。木の箸が何ゴミになるかは、住んでいる自治体の分別表で確かめてください。塗りや飾りが付いている場合は、分別表で当てはまる区分を探します。迷ったら自治体の窓口で聞くと確実です

包む時に、一年の無事を願ってひとこと添える、という考え方もあります。決まった形があるわけではないので、気持ちが落ち着く形で大丈夫です。

捨てるのが気になる——地域の行事や神社に確かめる

そのままゴミとして出すことに、どうしても抵抗がある。そう感じる場合は、地域の行事で受け付けているかを確かめる方法があります。松の内が明けたころに、お正月の飾りを納める行事が開かれる地域もあります。

気になる時に確かめる順1家の考えを聞く年長の家族に→2地域の行事を調べるお知らせや掲示→3受け付けを確認持ち込む前に問い合わせ
  • 受け付けている物は、行事を行う場所によって違います。祝い箸が対象かどうかは、持って行く前に、神社などに確かめてください
  • 受け付けていない場合も、無理に持ち込まないこと。その時は、紙に包んで分別どおりに出す方法に戻ります
  • 行事の日時や場所は、地域のお知らせや掲示で調べられます

気持ちの面でも、ごみ収集に出す方法も、どちらも間違いではありません。ご自分とご家族が納得できる形を選んでください。

取っておきたい——記念に残す・来年に回す時の考え方

使い終わった祝い箸を、捨てずに取っておきたい。そんな気持ちになることもありますよね。処分するとされることが多いとはいえ、取っておくことが間違いというわけではありません。家族の記念に残したい、未使用の箸を来年に回したい、という場合の考え方を見てみましょう。

  • 使った箸を残す場合:洗って、完全に乾かしてから、紙で包んで箱に入れます。乾ききっていないと、カビの原因になります。時々取り出して、カビや傷みがないかを見て、傷んでいたら使わずに処分してください
  • 未使用の箸を来年に回す場合:箱や袋に入ったまま、湿気の少ない引き出しなどに置きます。直射日光の当たる所や、水回りの近くは避けましょう
  • 残す場所:食器や調理道具と混ざらない場所にしまうと、うっかりふだんの食事に出してしまう失敗を防げます

残す場合も、区切りを決めておくと気持ちが整理しやすくなります。たとえば「次のお正月が来る前に処分する」と家で決めておけば、いつの間にか引き出しの奥に増えていく、ということを防げます。

よくある迷い——ふだん使い・名前入り・余った箸

  • ふだん使いにしていい? 決まりがあるわけではなく、家や地域で考え方が違います。使い続けたい場合は、傷みがないかを見て、年長の家族の考えも聞いてみてください
  • 名前を書いた箸袋は? 箸と一緒に処分するとされることが多いです。紙なので、分別表で紙として出せるかを確かめます。箸袋の折り方やマナーは、別の記事で詳しく見ています
  • 人数分をまとめて包んでもいい? まとめても構いませんが、先がとがっているので、ひとり分ずつ包んでおくと出す時も安全です
  • 箸置きも一緒に処分する? 箸置きは素材によって分け方が変わります。陶器か、木か、紙かを見て、分別表で確かめてください
  • 小さな子が使う時は? 先がとがっているので、座って使い、箸を持ったまま歩かせないようにします

ゆきこ( ゚Д゚)『迷ったら、家の考え方と自治体の分別表の2つを確かめれば、気持ちよく片づけられますよね』

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祝い箸を片づけたあとは、ふだん使いの木の箸をそろえるのも、気持ちの切り替えになります。手になじむ長さや太さで、洗いやすい物を選ぶと、毎日の食事が楽になります。


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あわせて読みたい

箸袋の折り方やマナーが気になる人は箸袋の折り方とマナーへ。行事のあとの片づけに迷っている人は、迎え火・送り火のやり方も、考え方の参考になります。

まとめ:包んで分別どおりに。気になる時は地域に確かめる

  1. お正月の間は、洗って同じ人が使うとされることが多い。家で違う
  2. 松の内が明けたら処分するとされることが多い。期間は地域で違う
  3. 捨てる時は紙に包み、自治体の分別表どおりに出す
  4. 気になる時は、地域の行事や神社に確かめる。受け付けは場所による
  5. 余った箸は、湿気を避けてしまう。ささくれた箸は使わない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

祝い箸の捨て方の早見表:お正月の間は洗って同じ人が使うとされることが多く、洗ったらよく乾かし、ささくれた箸は使わない。松の内が明けたら処分するとされることが多く、期間は地域で違う。捨てる時は洗って乾かし、先のとがった箸を紙に包み、住んでいる自治体の分別表どおりに出す。そのまま捨てるのが気になる時は、家の考えを聞き、地域の行事を調べ、神社などに受け付けているかを持って行く前に確かめる。未使用で余った箸は湿気を避けて箱にしまう。名前を書いた箸袋は箸と一緒に処分することが多く、紙として出せるか分別表で確かめる。

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