まんじゅうの賞味期限——買った物と手作りの見方、過ぎた時と冷凍の考え方

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お土産でもらったまんじゅうを、食べ忘れて引き出しの奥に置いたまま。ふと箱の期限を見ると、もう過ぎている。そんな時、捨てるのはもったいないけれど、食べて大丈夫かな、と迷いますよね。

先に結論です。買ったまんじゅうは、袋や箱に書かれた期限の表示が基準です。消費期限が過ぎた物は食べず、賞味期限が過ぎた物は状態をよく見て、迷ったら食べない。手作りは早めに食べ切る物として考え、残る分は小分けにして冷凍する、という順番で考えると迷いません。この記事では、表示の見分け方、期限が過ぎた時の見方、手作りの扱い、冷凍の考え方、かたくなった時の温め直しを、順に見ていきます。カビかもしれない時は、饅頭にカビが生えた時の見分け方も合わせてどうぞ。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ買った物の期限を知りたい→表示の種類を見て確かめる第1章へ ▶期限が過ぎていた→見た目・手ざわり・袋で見る第2章へ ▶手作りのまんじゅう→作った日が基準・早めに第3章へ ▶食べ切れない→小分けして冷凍を考える第4章へ ▶かたくなった→温め直しの考え方第5章へ ▶

ケース別に読む:表示の見方を知りたい人|期限が過ぎた人|手作りの人|冷凍したい人|かたくなった人|迷いやすい点を知りたい人

4コマ漫画|まんじゅうの賞味期限引き出しの奥に期限が過ぎてるどうしよう…まんじゅう1奥から出てきた勘で判断まあ大丈夫でしょ勘だけ2表示より勘が先表示と状態を確認袋と見た目を見よう迷ったら食べない状態を確認3見た目・手ざわり・袋安全に判断迷う物は処分!次は小分けで冷凍安心4早めに食べ切る

買ったまんじゅう——期限の表示は「消費期限」か「賞味期限」か

まず、袋や箱の側面、裏のシール、個包装の裏などに書かれた表示を探してください。「消費期限」と「賞味期限」のどちらなのかで、期限が過ぎた後の考え方が変わります。見つけにくい時は、日付の前についている言葉を見ると分かります。

表示の2種類で、考え方が変わる消費期限傷みやすい物の期限過ぎたら食べない賞味期限おいしく食べる目安過ぎたら状態を見て判断
表示 意味の目安 過ぎた後の考え方
消費期限 傷みやすい物に付く、安全に食べられる期限の目安 過ぎたら食べない
賞味期限 おいしく食べられる期限の目安 すぐ食べられなくなるわけではないが、状態をよく見て、迷ったら食べない
表示が見当たらない(量り売りなど) 買った日や、店の案内が基準 早めに食べ切る。分からなければ買った店に聞く

和菓子は、あんの水分が多い物ほど傷みやすいとされていて、日持ちの短い表示の物もよくあります。同じ「まんじゅう」でも、蒸した物、焼いた物、皮が薄い物、ひとつずつ包まれた物で表示が違うことがあります。「まんじゅうは何日」と決めてしまわず、手元の箱や袋の表示で確かめるのが確実です。

保存方法の表示も合わせて見てください。「直射日光・高温多湿を避けて保存」「要冷蔵」といった指定は、期限の前提になっています。表示の期限は、その保存方法を守って、未開封のまま置いた場合の目安です。冷蔵が必要な物を暖かい部屋に置いていたなら、期限の前でも傷んでいることがあります。

箱や袋を開けた後は、考え方が少し変わります。開封した分は、箱に書かれた期限にこだわらず、早めに食べ切るのが基本です。空気に触れて乾いたり、手や周りの湿気がついたりして、状態が変わりやすくなるためです。

期限が過ぎていた時——見た目・手ざわり・袋の状態を合わせて見る

引き出しの奥から、期限の過ぎたまんじゅうが出てきた時の順番です。消費期限が過ぎた物は、食べずに処分します。賞味期限が過ぎた物は、すぐ食べられなくなるわけではありませんが、そのまま口に入れず、次の3つを合わせて確かめてください。

期限が過ぎた時の3つの確認1見る色の変化・点毛のような物→2さわるべたつき・ぬめり皮のくずれ→3袋を見るふくらみ・汁気破れ・穴

においも手がかりのひとつですが、においだけで「大丈夫」と決めないでください。においが弱い傷みもありますし、袋にこもった甘いにおいが強く感じられるだけのこともあります。見た目・手ざわり・袋の状態と合わせて見るのが基本です。

次のどれかに当てはまる時は、迷わず処分します。

  • 毛のようなふわふわした物がある
  • 緑・黒・赤っぽい色の点がある
  • 表面がべたつく、ぬめる、皮がくずれてくる
  • 袋がふくらんでいる、汁気が出ている
  • 酸っぱいなど、いつもと違うにおいがする

表面に白っぽい粉のような物が見える時は、打ち粉のこともありますが、カビと見分けにくいことがあります。見分けに迷う時は食べません。くわしくは饅頭にカビが生えた時の見分け方で見ています。

最後は、迷ったら食べないが基本です。もったいない気持ちは分かりますが、体調を崩してしまうと、もっと大変です。

手作りのまんじゅう——作った日が基準、できるだけ早く食べ切る

手作りのまんじゅうには、買った物のような表示がありません。基準になるのは、作った日です。市販の物のように、傷みにくくする包装の工夫がされているとは限らないので、傷みやすい食べ物として扱ってください。

気をつけたいのは、次の点です。

  • 蒸し上がった後は、しっかり冷ましてから包む。湯気が残ったまま包むと、水滴がついて傷みやすくなります
  • 清潔な手と道具で扱う
  • 暖かい部屋や、日が当たる所には置かない
  • 食べる分以外は、早めに冷蔵や冷凍へ(冷凍は第4章)

人に分ける時は、作った日を紙に書いて添えておくと親切です。受け取った側は、いつ作られた物か分からないので、「早めに食べてね」と一言あると、迷わずに済みます。

作った日が分からなくなってしまった手作りの物は、見た目がきれいでも、食べずに処分します。表示がない分、迷う場面では「食べない」を選ぶ方が安全です。

冷凍の考え方——表示を見て、1個ずつ包んで小分けにする

食べ切れないまんじゅうは、冷凍して小分けにしておく方法があります。ただし、冷凍に向くかどうかは、皮やあんの種類、作り方で違います。まず袋や箱の表示を見て、「冷凍不可」「冷凍しないでください」とあれば、冷凍しません。表示がなく迷う時は、買った店やメーカーの案内で確かめてください。

冷凍の流れ1表示を見る冷凍の可否を確認→21個ずつ包む袋に入れて冷凍日付を書いておく→3食べる分だけ取り出して解凍案内どおりに温める
  • 買ってから時間をおかず、状態のよいうちに冷凍する。傷みかけた物は、冷凍しても戻りません
  • 1個ずつラップや袋で包み、空気をできるだけ抜く
  • 冷凍用の袋や容器に入れて、冷凍した日を書いておく
  • 食べる分だけ取り出す。出したり戻したりを繰り返さない

解凍の方法は、商品の案内に従うのが確実です。自然解凍や、電子レンジを使う方法がありますが、電子レンジは機種とワット数で加減が違うので、取扱説明書やパッケージの案内を見てください。

一度解凍した物を、もう一度冷凍するのは避けます。傷みやすくなるうえ、食感も大きく変わります。冷凍庫に入れても、味や食感は少しずつ落ちていくので、長く置かず、早めに食べ切ることが大切です。

かたくなった時——温め直しの考え方

期限内でも、時間がたつと皮が乾いて、かたくなることがあります。「かたいだけ」なら、温め直すと食べやすくなることがあります。ただし、かたさの原因が乾燥なのか傷みなのかは、見た目と手ざわりで確かめてから決めます。

状態 考え方
かたく乾いている。色や見た目は変わらない 温め直しで食べやすくなることがある
べたつく・ぬめる。色の点やいやなにおいがある 温め直さず、処分する
袋の中に水滴が多い。汁気が出ている 傷んでいるかもしれないので、処分する

温め直しには、蒸し器、電子レンジ、オーブントースターなどの方法がありますが、どれも時間や加減は商品や機器で変わります。商品の案内と、お使いの機器の取扱説明書に従ってください。中まで温まっていないと、冷たい所と熱い所が混ざってしまいます。

あんは熱くなりやすく、外側がぬるくても中は熱いことがあります。食べる前に半分に割って冷まし、やけどに気をつけてください。子どもに出す時は、冷ました後で小さく切り、のどに詰まらせないようにします。温め直しても元に戻らない傷みはあるので、変だなと思った物は食べません。

よくある迷い——期限が分からない・少しだけ過ぎた・開けた後

  • 配られたまんじゅうの期限が分からない時:個包装の裏、箱の底、貼ってあるシールを見ます。見つからなければ、くれた人や買った店に聞くのが確実です
  • 期限を少し過ぎただけの時:少しの違いに見えても、置いていた場所が暖かければ状態が変わっていることがあります。消費期限が過ぎた物は食べません。賞味期限なら、見た目・手ざわり・袋の状態を見て、迷ったら食べないでください
  • 要冷蔵ではない物を冷蔵庫に入れてもいい?:入れてよいかは表示で確かめます。冷やすと皮がかたくなる物もあるので、表示の保存方法に従います
  • 箱の期限は、開けた後も同じ?:未開封で保存方法を守った場合の目安です。開けたら早めに食べ切ります
  • 小さい子や高齢の家族に出す時:体への負担が大きいことがあるので、期限が過ぎた物は出さず、迷う物は処分します

ゆきこ( ゚Д゚)『もらった日に、箱の期限を目立つ所にメモしておくと、食べ忘れが減りそうですよね』

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食べ切れない分は、1個ずつ包んでから密閉できる保存容器に入れておくと、乾燥やにおい移りを防ぎやすくなります。冷蔵・冷凍のどちらに使えるかは、容器の表示で確かめてから使ってください。


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まんじゅうの期限と冷凍の考え方なら、似た和菓子の鬼まんじゅうの日持ちと冷凍・温め直しへ。カビが気になる時は饅頭にカビが生えた時の見分け方へどうぞ。ほかの食べ物の期限の見方は、卵豆腐の賞味期限が切れていた時の考え方でも見ています。

まとめ:表示を見て、状態を見て、迷ったら食べない

  1. 買ったまんじゅうは、袋や箱の期限の表示が基準。消費期限が過ぎたら食べない
  2. 賞味期限が過ぎた物は、見た目・手ざわり・袋の状態を合わせて見る。においだけで決めず、迷ったら食べない
  3. 手作りは、作った日が基準。できるだけ早く食べ切る
  4. 冷凍は、まず表示を見る。1個ずつ包んで小分けにし、解凍は商品の案内どおりに
  5. かたくなっただけなら温め直しも。べたつき・ぬめり・色の点があれば処分する

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

まんじゅうの賞味期限の早見表:買った物は袋や箱の表示が基準で、消費期限が過ぎたら食べない。賞味期限が過ぎた物は見る・さわる・袋を見るの3つを合わせて確かめ、においだけで決めず、迷ったら食べない。毛のようなふわふわ、緑や黒の点、べたつき、袋のふくらみがあれば処分する。手作りは作った日が基準で、できるだけ早く食べ切る。冷凍は表示で可否を確かめ、1個ずつ包んで小分けにし、解凍は商品の案内どおりにする。かたくなっただけなら温め直しで食べやすくなることがある。あんは熱くなりやすく、子どもには冷まして小さく切る

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