ベビーサークルのメッシュはデメリットもある——軽くてずれる・登られる・洗いにくいなど5つ、プラスチックや木製との比較、向く家と向かない家、売り場で見る3点

子供・育児・子育て

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売り場でベビーサークルを見比べていると、メッシュタイプに手が伸びますよね。生地がやわらかいから顔をぶつけても痛くなさそうだし、中が透けて見えるから台所からでも様子が分かる。しかも畳めて軽い。いいことしかないように見えるのに、口コミを読んでいると「ずれる」「登られた」という声もちらほら出てきて、あれ?と思う。

先に結論を。メッシュタイプの弱点は、長所と同じ「軽くてやわらかい」ところから出てきます。だから、良さを消さずに弱点だけ潰せる家と、そもそも別のタイプのほうが合う家に分かれるんです。どっちなのかが分かれば選ぶのは早いので、順番に見ていきましょう。

まず、メッシュタイプが人気な理由

メッシュタイプは、樹脂やスチールの細い骨組みに、目の細かい生地を張った作りのものが多いです。折りたたみ傘のように畳める構造になっていて、使わない時は薄くして立てかけておけます。人気の理由は、だいたい次の4つですよね。

  • 軽くて動かしやすい。掃除機をかける時にひょいと持ち上げられる。帰省に持っていける
  • 畳んでしまえる。来客の時や、使わない時期にしまえるのは、部屋が狭い家には大きい
  • ぶつかっても痛くない。つかまり立ちでよろけて顔から当たっても、生地はしなります
  • 中が見える。目の細かい生地なので、離れていても中の様子が分かります。窓が付いていて外が見えるタイプなら、赤ちゃんも閉じ込められた感じが薄いようです

この4つは本当に良いところです。ここを否定する記事ではありません。そのうえで、次の5つを知ってから選んでほしいんです。

メッシュのデメリット5つ——正直なところ

  1. 軽いぶん、押すと動く・ずれる。これがいちばん多い不満です。赤ちゃんが柵に体重を預けると、その方向へじりじり動いていきます。厄介なのは、動いた結果壁や家具との間にすき間ができること。そのすき間に頭や手足が入り込むと危ないので、動くこと自体が安全の問題なんですよね。対策はいくつかあって、ベビーサークルが動かないようにする方法にまとめました
  2. よじ登る足がかりになることがある。生地に張りがあるタイプほど、つま先を引っかけられます。骨組みの横棒や、生地の縫い目のふくらみが足場になることも。登れるようになったら、囲いの中にいるほうが危ないので、使い方を変える時期です
  3. 生地が汚れた時に洗いにくい・乾きにくい。よだれ、麦茶、離乳食、たまに吐き戻し。プラスチックなら拭けば終わりですが、生地は染みます。丸洗いできるタイプでも、骨組みから外す手間があって、乾くまで使えません。買う前に「どこまで洗えるのか」を必ず確認してください。「拭き取りのみ」と書いてあるものも多いです
  4. かじる・引っかいて破れる。歯が生えてきた子は柵をかじります。爪で引っかいて糸がほつれることも。生地が破れたり糸がほつれたりしたら、そこで使うのをやめてください。ちぎれた繊維は誤飲のもとですし、ほつれた糸の輪に指が入って締まる事故も報告されています。「まだ小さい穴だから」で使い続けないところです
  5. 床の材質によっては滑る。フローリングやクッションフロアの上だと、底のゴムが効かずによく滑ります。逆に、毛足のあるラグやジョイントマットの上だと、摩擦が効いて驚くほど動かなくなります。床が何かで、体感がまるで変わるタイプなんです
長所とデメリットは同じ「軽くてやわらかい」から出るメッシュの長所軽くて動かせる畳んでしまえる当たっても痛くない中が見える帰省に持っていける狭い部屋に効くデメリット5つ①押すと動く →すき間ができる②足がかりで登られる③洗いにくい④かじって破れる⑤床で滑る破れたら使わない向く家・向かない家向く:部屋が狭い   帰省が多い   まだハイハイ期向かない:よく登る   ペットがいる   滑る床のまま売り場で見る3点=本体の重さ/底のすべり止め/生地のどこまで洗えるか設置したらしゃがんで全周のすき間を確認/中に踏み台になるものを入れないどのタイプでも大人の見守りの代わりにはならない/中で寝かせない(窒息)

プラスチックの枠タイプ・木製との比較

3つのタイプを並べてみると、得意なことがきれいに分かれます。「どれが一番いい」ではなく「うちの困りごとに合うのはどれか」で見てみてください。

見るところ メッシュ プラスチックの枠 木製
重さ 軽い 中くらい 重い
動きにくさ 動きやすい 連結すると動きにくい いちばん動きにくい
掃除 拭ける範囲が限られる 拭くだけで済む 拭ける(水気は苦手)
畳めるか 畳める 分解して重ねる 畳めるものは少ない
形を変えられるか 形は固定されがち 枚数で自由に変えられる 変えにくい
値段の傾向 手が届きやすい 幅が広い 高めが多い

つまり、動かなさと掃除のしやすさを取るなら枠タイプか木製、軽さと収納を取るならメッシュ。そして枠タイプは1枚ずつ足したり形を変えたりできるので、部屋の形に合わせやすいのが強みです。木製は重いぶん安定しますが、模様替えのたびに大人が2人がかりになります。

向く家・向かない家

  • 向く家:部屋が狭くて使わない時は畳みたい/実家への帰省で持ち運びたい/下の子が生まれて上の子の遊び場と分けたい/まだハイハイやおすわりの時期/床がラグやジョイントマットになっている
  • 向かない家:つかまり立ちが早くて、もう柵に登ろうとしている/体が大きめでよく押す/犬や猫がいて生地を引っかく/フローリングのままで、床に何も敷く予定がない

「向かない家」に当てはまっても、床に滑り止めを敷く・壁を2面使ってコの字に組む、といった手当てで使えることは多いです。ただ、登られるようになった子だけは別。乗り越えて外に落ちるほうが、囲いなしよりずっと危ないので、そこはタイプを変えるか、囲うのをやめて部屋そのものを安全にする方向へ切り替えてください。その考え方はベビーサークルの代用と、囲わずに部屋を安全にする方法に書いています。

どのタイプを選んでも変わらない、安全のこと

ここはメッシュに限らず、全部のサークルに共通です。サークルは大人の見守りの代わりにはなりません。囲ってあっても、目と耳は赤ちゃんに置いたままでいてください。そのうえで、次のことを。

  • 置いたら、しゃがんで全周のすき間を見る。柵と壁、柵と家具、柵と柵の連結部。頭や手足が入るすき間がないかを、床の高さから確かめます
  • 中で寝かせない。柔らかい寝具やクッションの上で顔がうずまると窒息の危険があります。眠ってしまったら、平らで固い寝床へ移してあげてください
  • 置き場所を選ぶ。階段の上、暖房器具のそば、コンセントや延長コードのそば、カーテンやブラインドのひもが届く位置には置かない。ひも状のものは首に絡まります
  • 中に踏み台になるものを入れない。おもちゃ箱もクッションも、翌週には登るための台になっています
  • ひもやロープで柵を縛って固定しない。ほどけた先が中に垂れると、それがそのまま危険になります
  • 生地が破れた・糸がほつれた・骨組みがゆがんだら、使うのをやめる。修理して使い続けるより、そこで判断を
  • 中古やおさがりは、型番でリコール情報を確認。留め具の欠けとネジの緩みも合わせて見ておきます

ゆきこ( ゚Д゚)『柵に顔をくっつけて遊んでいたら、いつの間にかその位置の生地に小さな穴が開いていて、犯人は歯だった、という話はよく聞きます。かわいい仕草ほど油断しがちなんですよね。歯が生えてきたら、かじられる前提で生地の様子をこまめに見ておくのが大事だと思います』

買う前に、売り場で確かめる3点

  1. 本体の重さ。持ち上げて「軽い」と感じるものは、赤ちゃんが押しても動きます。軽さを取るのか安定を取るのか、ここで決まります
  2. 底のすべり止め。裏返してゴムの大きさと数を見てください。点で数か所しかないものは、フローリングだとよく滑ります
  3. 生地がどこまで洗えるか。「全部外して洗える」「拭き取りのみ」で、その後の暮らしがかなり変わります。表示を写真に撮っておくと、あとで迷いません

メッシュタイプは軽さと畳めることが値打ちなので、そこを求めているなら良い買い物だと思います。選ぶ時は、畳んだ時の厚みと、底のすべり止めの作りを見ておくと、あとから「ずれる」で悩まずに済みますよ。

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置いてみたらずれて困っている方はベビーサークルが動かないようにする方法へ。買うほどでもないかもと迷っている方は代用で代われるものと代われないもの必要ないと言える家の条件を。そして買ってから後悔しないために、ベビーサークルを買って後悔した理由を先に読んでおくのがいちばん近道かもしれません。

まとめ:軽さは長所であり、そのまま弱点でもある

  1. メッシュの良さは軽い・畳める・痛くない・中が見えるの4つです
  2. 弱点は動く・登られる・洗いにくい・破れる・滑るの5つ
  3. 動くとすき間ができるので、ずれることは安全の問題です
  4. 生地が破れたら使うのをやめる。誤飲と指の引っかかりのもとになります
  5. 売り場では重さ・底のすべり止め・洗える範囲の3点を見てください

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

メッシュのベビーサークルの早見表:長所は軽くて動かせる、畳んでしまえる、当たっても痛くない、中が見える、帰省に持っていける。デメリットは押すと動いて壁との間にすき間ができる、足がかりになって登られる、生地が洗いにくく乾きにくい、かじって破れる、フローリングで滑るの5つ。プラスチックの枠は連結すると動きにくく拭くだけで掃除でき形も変えられる、木製はいちばん動きにくいが重い。向く家は部屋が狭い、帰省が多い、まだハイハイ期、床にラグやマットがある。向かない家はつかまり立ちが早い、よく登る、ペットがいる、滑る床のまま。破れた生地とほつれた糸は誤飲や指の引っかかりのもとなので使用をやめる。設置後はしゃがんで全周のすき間を確認し、中で寝かせない、階段や暖房器具やコンセントやカーテンのひものそばに置かない、踏み台になるものを入れない。売り場で見るのは重さ、底のすべり止め、洗える範囲の3点

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