※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。
子どもが毎晩抱えて寝ているぬいぐるみ、よだれでぱりぱりになった布のおもちゃ、砂場帰りのままカゴに戻された布のボール。ふと手に取ると、なんとも言えないにおいがして、「これ、洗濯機に入れちゃだめかな」と思ったこと、ありますよね。うちは長男のお気に入りのぬいぐるみを、耳が取れかけるまで洗えずにいて、思い切って洗った日のことを今でも覚えています。
先に結論をひとつ。布製で、電池や音の出る仕掛けがなく、洗濯表示が許しているおもちゃなら、洗濯機で洗えます。ただ「洗えるかどうかの見分け」と「洗い方・乾かし方」を間違えると、型崩れや生乾きのにおいで後悔しやすいんです。見分け方、洗濯機の手順、手洗いのやり方、乾かし方、洗えない時の手入れまで、順番に見ていきましょう。
洗濯機で洗えるおもちゃ・洗えないおもちゃの見分け方
まず、タグを探してみてください。ぬいぐるみなら足の裏やお尻、布おもちゃなら縫い目のあたりに、小さな洗濯表示のタグが付いていることが多いです。
- 洗濯機で洗える目安:洗濯表示に洗濯機のマークがある/全体が布で中身が綿(ポリエステルわた)/目や鼻が刺しゅうか、縫い付けの布/電池・音・光の仕掛けがない/接着剤で貼った飾りがない
- 洗濯機は避けて手洗いにする目安:手洗いマークだけ/目や鼻がプラスチックで接着してある/中にビーズやペレット(小さな粒)が入っている/毛足が長い、ふわふわの起毛
- 濡らさない目安:電池が入っている、音が鳴る、光る/中に紙や木、発泡スチロールが入っている/アンティークや思い出の品で、色落ちが取り返しつかない/洗濯表示が「洗えない」(バツ印)
タグがない時は、目立たない所を水で湿らせた白い布で軽く押さえて、色が移らないかを見てみてください。色が移るなら、洗濯機はやめて手洗いか拭き取りに。そして中に硬いものや電池がないか、手で全体を押して確かめる。この2つで、たいてい判断できますよ。
洗濯機で洗う手順——ネット・弱水流・中性洗剤・脱水は短く
- 表面のほこりや髪の毛を落とす。粘着ローラーか、乾いたブラシでさっと。砂が付いているものは、はたいてから
- 洗濯ネットに入れる。大きさが合ったネットに1つずつ。ネットが大きすぎると中で動いて型崩れするので、余裕は少しだけ。ネットがなければ枕カバーやタオルで包んで、口を結んでも代用になります
- 中性洗剤で、弱水流(おしゃれ着コース・手洗いコース)。水温は30度以下のぬるま湯か水。漂白剤入りの洗剤は色落ちしやすいので避けます
- 脱水は30秒〜1分。長く回すと中の綿がかたよって、形が戻りにくくなります。脱水が終わったらすぐ取り出す
- 形を整えてから干す。乾かし方は後の見出しで詳しくお話しします
洗う前に、目や鼻のパーツ、リボンなどの飾りがゆるんでいないかを軽く引っ張って確かめておくと、洗濯機の中で取れてなくなる事故が減ります。取れた小さなパーツは、子どもが口に入れると危ないので、見つけたらその場で回収してくださいね。洗剤も、子どもの手の届かない所に。
ぬいぐるみを洗濯機で洗う時に気をつけたいこと
ぬいぐるみは「洗えるおもちゃ」の代表ですが、いくつか気をつけたい点があります。
- 大きさ。洗濯槽の半分くらいまでの大きさなら回せます。抱き枕くらいの大きなものは、水を吸うと重くなって回らないうえ、中まで乾かすのが難しいので、浴槽での手洗いか、クリーニング店に相談を
- 中身がビーズやペレット。座り込むタイプのぬいぐるみによく入っています。縫い目からこぼれると洗濯機の故障につながるので、こちらは手洗いで
- 関節が動く、金属の芯が入っている。さびや変形の心配があるので、濡らさずに拭き取りで
- 他の洗濯物と一緒にしない。色移りと、他の衣類の金具でひっかき傷ができるのを防ぐために、ぬいぐるみだけで回すのが安心です
ぬいぐるみの手洗いの手順——押し洗いとすすぎ、タオルで水気取り
- 洗面器か浴槽にぬるま湯(30度以下)をはって、中性洗剤を溶かす。洗剤は少なめで。泡が多いとすすぎが大変になります
- ぬいぐるみを沈めて、両手で優しく押し洗い。もみ洗いやこすり洗いは毛並みが乱れるので、押して、離して、を繰り返す感じで。汚れの目立つ所は、指の腹でそっとなでる程度に
- 汚れた水を捨てて、きれいな水で2〜3回すすぐ。泡が出なくなるまで。洗剤が残ると生乾きのにおいや黄ばみのもとになります
- 絞らず、バスタオルで包んで押す。ねじって絞ると綿がよれるので、タオルの上に置いて上から押さえて水気を移します。タオルを替えて2回やると、乾きがぐっと早くなりますよ
- 短時間だけ洗濯機で脱水してもいい。ネットに入れて30秒ほど。ここは洗濯機で洗う時と同じです
手洗いは面倒に感じますが、洗面器1つで15分くらい。子どもと一緒に「ぬいぐるみのお風呂」にすると、意外と楽しんでくれるんですよね。
乾かし方——中まで乾かさないと、においとカビが戻ってくる
ここがいちばん大事なところです。表面が乾いていても、中の綿が湿ったままだと、数日後に生乾きのにおいが戻ってきたり、綿にカビが生えたりします。
- 形を整える。濡れているうちに、頭・手足・お腹を手でぽんぽんと叩いて綿の位置を戻し、耳や鼻の形をつまんで整える
- 風通しのいい日陰に、平干しか吊り干し。直射日光は色あせの原因。洗濯ネットに入れたまま吊るすか、平干しネットの上に寝かせて。吊るす時は首ではなく、体の下や脇を洗濯バサミで
- 途中で向きを変える。半日ごとに上下や表裏を返して、水気がたまる側を変える。扇風機やサーキュレーターの風を当てると、乾く時間がぐっと縮まります
- 乾燥機は使わない。熱で綿が縮んだり、目や鼻のプラスチックが変形したり、接着剤がはがれたりします。コインランドリーの乾燥機も同じです
- 「乾いた」の確かめ方。いちばん厚いお腹や頭の中心を、ぎゅっと押してひんやりしなければ乾いています。目安として、小さなものでも丸1日、大きなものは2〜3日
洗濯物の生乾きのにおいの正体は、生乾き臭の取り方にも書いた通り、乾くまでの時間が長いこと。ぬいぐるみは中に水がたまる分、普段の洗濯物より意識して風を通してあげてください。
洗えないおもちゃの手入れ——重曹と掃除機、拭き取り、風に当てる
電池入りや音の鳴るもの、色落ちが心配なものは、濡らさない方法でかなりきれいになります。
- 重曹をまぶして掃除機。乾いたぬいぐるみをビニール袋に入れ、重曹を大さじ2〜3ふりかけて袋の口を閉じ、軽く振って全体になじませる。30分ほど置いて、掃除機で重曹ごと吸い取る。重曹が皮脂やにおいを吸ってくれます。仕上げに乾いたブラシで毛並みを整えて
- 固く絞った布で拭く。ぬるま湯に中性洗剤を少し溶かし、布を固く絞って表面をなでるように拭く。次に水だけで絞った布で洗剤を拭き取り、最後に乾いた布で水気を取る。電池のふたや音の出る部分には水を近づけないで
- プラスチックのおもちゃ。ブロックや食器のおもちゃは、電池がなければ中性洗剤で洗って、水気をよく切って乾かす。すき間に水が残るとカビの原因になるので、ザルに広げて
- 日陰で風に当てる。においだけ気になる時は、風通しのいい所に半日置くだけでも変わります。直射日光は色あせと変形のもと
ゆきこ( ゚Д゚)『長男の相棒のくまを初めて洗った日、脱水を長くしすぎて首がぐにゃっと曲がり、本人が泣きました。綿を叩いて戻して、扇風機の前で2日かけて乾かして、なんとか復活。それ以来、脱水は30秒、干すのは扇風機の前、がわが家のルールです。あの時のくまは今も長男の枕元にいます』
ぬいぐるみや布おもちゃを洗う時に、大きさの合う洗濯ネットが1つあると、型崩れも飾りの脱落もかなり減ります。目の細かいネットを大小1つずつ持っておくと、おもちゃ以外にも使い回せて楽ですよ。
あわせて読みたい
洗ったあとの「型崩れ」や「乾かし方」は、衣類でも同じ悩みですよね。伸びたセーターを戻す方法では濡れているうちに形を整える考え方を、布団カバーの干し方では大きなものを早く乾かすコツを書いています。ぬいぐるみ好きのお子さんがいるなら、ぬい服の通販についてまとめたぬい次郎の口コミ・評判もあわせてどうぞ。
まとめ:見分けてから、ネットで弱水流、中まで乾かす
- 布製・電池なし・洗濯表示があるなら洗濯機で洗える。迷ったら手洗い
- 電池入り・音が鳴る・光るものは濡らさない。重曹と拭き取りで
- 洗濯機はネットに1つずつ・中性洗剤・弱水流・脱水は30秒〜1分
- 手洗いは押し洗い・すすぎ2〜3回・絞らずタオルで押す
- 日陰で中まで乾かす。乾燥機は使わない。取れた部品は誤飲に注意
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



コメント