バックドアのダンパーから異音——ギシギシ・キュッは油切れ、下がってくるならヘタリです

生活

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買い物袋を積もうとリアゲートを開けたら「ギシギシ…」、閉まり際に「キュッ」。バックドア(リアゲート)のダンパー音、車が古びた気がして地味にへこみますよね。

でも大丈夫。この異音、音の種類で原因がほぼ特定できて、半分は3分で消えます。まずはあなたの音がどれか、聞き分けから始めましょう。

音の聞き分け:3分で消える音と、交換のサインの音

  • 「ギシギシ」「キュッキュッ」(開閉の動きに合わせて鳴る):ダンパーの取り付け部(ボールジョイント)の油切れです。→シリコンスプレーで解決
  • 「ミシミシ」(ドア全体がきしむ):ヒンジ(付け根の蝶番)の油切れ。→同じくスプレーで解決
  • 「シュコー」という抜ける音+開けたドアがゆっくり下がってくる:ダンパー内のガス抜け=ヘタリのサイン。交換時期です
  • 「ガコン」「ゴトッ」(開け始め・閉まり際の衝撃音):ダンパー端の固定部のガタか、ロック機構の摩耗。→増し締めで直らなければ整備工場へ

3分コース:シリコンスプレーはダンパーの「両端の関節」に

  1. スプレーするのはダンパーの銀色のシャフト部分ではなく、両端の取り付け部(ボールジョイント)です。ノズルを付けて1〜2秒ずつ
  2. ヒンジ(ドア付け根の金具)にも左右1秒ずつ
  3. 数回開け閉めして油をなじませ、垂れたスプレーは拭き取ります

これで「ギシギシ」系は大抵消えます。ひとつ注意で、シャフトにたっぷり吹くのはNG。シャフトに付いた汚れ混じりの油がシール部に入ると、かえってガス抜けを早めることがあります。関節にピンポイント、が正解です。

音の種類で原因がわかるギシギシ・キュッ取り付け部の油切れ→両端の関節にシリコンスプレー1〜2秒シャフトへの吹付けはNG下がってくるガス抜け=ヘタリ寒い朝に重いのも同じ→採寸して交換(左右セット交換が基本)ガコン・ゴトッ固定部のガタ・ロック機構の摩耗増し締めで直らなければ整備工場へ交換の採寸:縮めた長さと伸ばした全長・取付部の形状(ボールジョイント径)・反発力を合わせる車種名+リアゲートダンパーで適合品検索が早い。社外品は2本セット3,000〜8,000円が目安交換は必ずドアを支えてから(突っ張り支持 or 2人作業)。頭上落下は本気で危ないダンパーはガス封入部品=分解・加熱・穴あけ厳禁。廃棄は自治体ルールで

下がってくるなら交換——採寸のコツと手順

開けたバックドアが自然に下がってくる、真冬の朝は途中までしか上がらない——これはダンパー内の高圧ガスが抜けてきたサインで、スプレーでは直りません。ヘタリは左右同時に進むので、交換は2本セットが基本です。

  1. 適合品の探し方:いちばん確実なのは「車種名+型式+リアゲートダンパー」で検索して適合表を確認する方法。社外品なら2本セット3,000〜8,000円が目安です。汎用品から選ぶ場合は①縮めた時の長さと伸ばした全長 ②取付部の形状(ボールジョイントの径)③反発力(N数)の3つを今の部品から採寸します
  2. 交換の大原則:ドアの支えを先に作る。ダンパーを外した瞬間、バックドアはただの重い鉄板になって落ちてきます。突っ張り棒や角材で支えるか、1人がドアを持ち上げ続ける2人作業
  3. 片側ずつ交換します。ボールジョイント式は、留め金具をマイナスドライバーで起こしてから引き抜くタイプが主流。新しいダンパーは太い筒側を上(ドア側)にするのが基本向きです
  4. 両側交換したら、支えを外して開閉テスト。保持力が戻っているか、異音が消えたかを確認します

古いダンパーはガスが封入された部品なので、分解・加熱・穴あけは厳禁。廃棄はお住まいの自治体のルール(多くは金属ごみ・粗大扱い)に従ってください。

ゆきこ( ゚Д゚)『スーパーの駐車場でバックドアがじわ〜っと降りてきて、頭をコツン。「あ、これ寿命のやつだ」と悟りました。交換後のスコーン!と上がるドア、開けるたびちょっと嬉しいです』

交換用のガスダンパーとシリコンスプレーはセットで用意しておくと、今日の音消しと将来の交換の両方に備えられます。


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まとめ:音で切り分け、下がったら2本交換

  1. ギシギシ・キュッ=油切れ。両端の関節にシリコンスプレー(シャフトはNG)
  2. 下がってくる=ガス抜け。スプレーでは直らないので交換
  3. 交換は採寸3点セット(長さ・取付形状・反発力)か車種適合品で
  4. ドアの支えを作ってから片側ずつ。2本セット交換が基本
  5. 古いダンパーは分解・加熱厳禁。自治体ルールで廃棄

保存版:この記事の早見表

対処の流れを1枚にまとめました。

バックドアのダンパー異音の早見表:ギシギシやキュッという音は取り付け部の油切れでシリコンスプレーを両端のボールジョイントに吹く、シャフトには吹かない。開けたドアが下がってくるのはガス抜けのヘタリで交換時期、縮長と全長と取付形状と反発力を採寸して2本セットで交換。交換時は突っ張り棒か2人作業で必ずドアを支えてから。ガコンという衝撃音は固定部のガタで増し締め、直らなければ整備工場へ。古いダンパーはガス封入部品なので分解加熱厳禁

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