ベッドの高さを上げるのは100均で足りる?——上げ方3つと安全な高さの目安、床のキズ・へこみ防止、脚のないベッドの場合、ぐらつく時はやめる線

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ベッドの下に収納ケースを入れたいのに、あと数cm足りない。掃除機のヘッドが入らなくて、ベッドの下だけほこりがたまる。うちも次男のベッド下に衣装ケースを滑り込ませようとして、ふたが引っかかって入らなかったことがあります。「脚を高くすればいいんじゃない?」と思って100均をのぞいたけれど、何を買えばいいのか分からなくて帰ってきた、という方も多いのではないでしょうか。

先に結論をひとつ。100均で上げられるのは「数cm」まで。それ以上はベッド用の継ぎ脚が本命です。どちらを選ぶかは「あと何cm必要か」で決まるので、まずそこを測るところから。上げ方、安全に上げられる高さ、床のキズやへこみを防ぐ方法、脚のないベッドの場合、そして「ここまで来たらやめる」という線まで、順番に見ていきましょう。

先に測ること——「あと何cm必要か」で道具が変わる

今のベッド下のすき間(床から床板の下面まで)をメジャーで測って、入れたいものの高さと比べます。目安はこのくらいです。

  • 掃除機のヘッド:8〜10cmあれば多くの機種が入る。ロボット掃除機は10cm前後(お使いの機種の高さを確認)
  • ベッド下用の薄い収納ケース:高さ15〜20cm前後のものが多い。ふたの開け閉めやキャスターの分で、プラス2〜3cm見ておくと安心
  • 衣装ケース(普通のもの):高さ25〜30cm。ここまで上げるのは継ぎ脚でも上限に近い

足りないのが2〜4cmなら100均で工夫できる範囲5cm以上なら継ぎ脚15cm以上なら「上げる」より「収納の高さを変える」と考えると迷いません。無理に高くするより、薄いケースに替える方が安全で早いことも多いんです。

上げ方3つ——継ぎ脚が本命、100均は「数cm」まで

  1. ベッド用の継ぎ脚(ベッドライザー)。脚の下に置くカップ型の台で、5cm・8cm・10cmといった段階で選べます。脚がすっぽり入るくぼみがあるので横にずれにくく、1個あたりの耐荷重が表示されているのが安心なところ。4個セットで千円台からあります。「あと5〜10cm」ならこれが一番確実です
  2. 100均の木製ブロック・耐震マット・コルクマット。角材や木製ブロック(工作コーナー)を脚の下に置けば2〜4cm、厚手の耐震マットやジョイントマットなら1〜2cm上がります。安い代わりにくぼみがないので横ずれしやすく、重ねるほど不安定に。あくまで「数cm、1段だけ」の使い方です
  3. 脚そのものを長いものに替える。ボルトで脚が外れるタイプのベッドなら、長い脚を取り寄せられることがあります。見た目がいちばんきれいで、ぐらつきも出にくい方法。ただし同じ規格のボルト径かどうかの確認が必要です

どの方法でも共通なのは、脚は4本(中央に補助脚があれば5本)全部を同じ高さに上げること。1本だけ低いと荷重がそこに集中して、きしみや破損のもとになります。

安全に上げられる高さの目安——数cm〜10cm、4本同時、水平を確認

  • 上げる高さは合計で10cmまでを目安に。それ以上は重心が上がって、寝返りのたびに揺れを感じるようになります
  • ずれる素材を積み重ねない。ジョイントマットの上に木製ブロック、その上に耐震マット、のような重ねは、どこかの層が滑って一気に崩れます。継ぎ脚1個、またはブロック1段、と決めておきましょう
  • 耐荷重を守る。継ぎ脚は「1個あたり○kg」の表示があります。ベッド本体+マットレス+寝る人の体重を4で割った数字より、余裕があるものを
  • 上げた後に水平を確認。スマホの水準器アプリを床板に当てて、四隅で差がないか見る。カーペットの上は沈み方が違うので特に注意
  • 子どもが寝るベッドは上げすぎない。落ちた時の高さがそのまま増えます。うちは子ども用は5cmまでと決めています。二段ベッドやロフトベッドは、脚を継ぎ足すこと自体をおすすめしません
  • 上げる作業はマットレスを外して、2人で片側ずつ持ち上げる。1人で持ち上げると脚をひねって折ることがあります

床のキズ・へこみを防ぐ——フェルト・キャスターカップ・コルクマット

高さを上げても1本の脚にかかる重さは変わりませんが、継ぎ脚やブロックの底の材質によっては、床に跡が付きやすくなります。フローリングを守る方法はこの3つ。

  • フェルト(家具用のクッションシール):脚の底、または継ぎ脚の底に貼る。脚の底より少し大きめの面積を選ぶと、へこみが分散されます。100均で十分
  • キャスターカップ:キャスター付きのベッドはカップに乗せると動かなくなり、床のすり傷も防げます。ゴム底のものが滑りにくくておすすめ
  • コルクマット・ジョイントマット:脚の下に1枚敷く。へこみ防止と滑り止めを兼ねますが、これ自体を「高さを上げる目的」で何枚も重ねないでくださいね

もう付いてしまったへこみは、無垢材のフローリングなら、濡らして固く絞ったタオルを当ててアイロンを低温で数秒、木の繊維が水分で戻ることがあります。ただし化粧板(シート貼り)のフローリングやクッションフロアでは表面が浮いたり溶けたりするので、必ず目立たない所で試して、変化があればすぐやめること。アイロンは子どもの手の届かない所で、換気をしながら。賃貸なら自己流で直すより、退去時に相談する方が安全です。

測る→道具を選ぶ→安全に上げる→床を守るあと何cm必要?掃除機:8〜10cm薄型ケース:15〜20cm2〜4cm→100均で 木製ブロック1段5cm以上→継ぎ脚15cm以上→収納を替える安全に上げる目安4本(5本)同時に合計10cmまでずれる素材を重ねない耐荷重を守る水平を確認子どものベッドは上げすぎない床を守るフェルト(大きめ)キャスターカップコルクマット1枚へこみ直しのアイロンは無垢材のみ目立たない所で試す脚のないベッド:すのこ・台に乗せる(3〜5cm)/収納は足元・枕元にマットレスと床板の間に物を挟むのはNG(ずれて寝心地が変わる)揺すってカタカタ・脚が浮く・片側が沈む→1段減らす、だめなら元に戻す

脚のないベッドはどうする?——すのこ・台に乗せる

フロアベッドや脚が外せないタイプは、脚を継ぎ足せません。この場合はベッドごと台に乗せる発想になります。

  • すのこベッド台の上に乗せる:床との間に風が通るので、湿気対策にもなります。ただしすのこの高さは3〜5cmほどで、収納ケースが入るほどにはなりません。すのこの使い心地はすのこベッドで後悔した点にまとめています
  • 収納は「ベッド下」ではなく「足元・枕元」に:ローベッドは低さが魅力なので、無理に上げるより、足元にふた付きのボックスを置く方が部屋がすっきりします
  • マットレスだけ上げるのはNG。マットレスと床板の間に物を挟むと、マットレスがずれて寝心地が変わります。ずれの直し方はマットレスがずれる時の止め方

ぐらつく時はやめる線——「揺すってカタカタ」が合図

上げた後にベッドの角を持って、前後左右に揺すってみてください。カタカタ音がする、脚が浮く、片側だけ沈むなら、その高さは合っていません。ブロックを1段減らす、継ぎ脚のサイズを下げる、それでもだめなら元に戻す。「収納が入るようになった」より「寝ている間に崩れない」の方が大事なので、ここは迷わず戻していいところです。ベッド下にラグを敷いている家は、脚がラグの縁に乗るとぐらつきやすいので、カーペットのめくれ防止とあわせて位置を見直してみてくださいね。

ゆきこ( ゚Д゚)『次男のベッド、最初は100均の木製ブロックを2段重ねて上げたんです。3日目の夜に「ガタン」と音がして見に行ったら、片側のブロックが横に滑っていました。本人は寝たままでしたが、私の心臓は止まりかけました。翌日、継ぎ脚を買いに行きました。数百円をケチって寝ている子どもの下を不安定にするのは、割に合わないと学びました』

「あと5cm以上欲しい」なら、最初から脚がくぼみに収まるベッド用の継ぎ脚を選んでおくと、横ずれの心配がなくて気持ちが楽です。耐荷重の表示があるものを選んでくださいね。


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ベッドまわりの困りごとは、高さだけではないですよね。すのこベッドで後悔した点では、通気性と引き換えに何が起きるかを書いています。マットレスがずれる時の止め方カーペットのめくれ防止もあわせてどうぞ。

まとめ:数cmは100均、5cm以上は継ぎ脚、ぐらついたら戻す

  1. まず「あと何cm必要か」を測る。掃除機は8〜10cm、薄型ケースは15〜20cm
  2. 100均は数cmまで。木製ブロック1段・耐震マットで、重ねない
  3. 5cm以上はベッド用の継ぎ脚。4本同時・耐荷重を守る・合計10cmまで
  4. 床はフェルト・キャスターカップ・コルクマットで守る。へこみ直しは無垢材のみ
  5. 揺すってカタカタしたら戻す。子どものベッドは上げすぎない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

ベッドの高さを上げる時の早見表:まず、あと何cm必要かを測る。掃除機は8〜10cm、薄型ケースは15〜20cm。2〜4cmなら100均の木製ブロック1段や耐震マット、5cm以上ならベッド用の継ぎ脚、15cm以上なら収納の高さを変える。安全の目安は4本同時に上げる、合計10cmまで、ずれる素材を重ねない、耐荷重を守る、水平を確認、子どものベッドは上げすぎない。床はフェルト、キャスターカップ、コルクマットで守り、へこみ直しのアイロンは無垢材のみ。脚のないベッドはすのこや台に乗せるか収納を足元へ。揺すってカタカタしたら元に戻す

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