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腕時計や鍵のリモコン、体温計。ボタン電池を使う物は意外と多いので、予備を買い置きしている家も多いですよね。ただ、引き出しの中に、鍵や硬貨と一緒にぽんと入れていたり、袋から出してばらばらにしていたりしませんか。小さくて平たい電池は、置き方ひとつで安全が変わります。
先に結論をひとつ。予備のボタン電池は、買った時の包装に入れたまま、湿気の少ない常温の場所にしまいます。ばらばらにして、ほかの電池や鍵、硬貨などの金属とふれると、ショートして熱を持つことがあるので、一緒に入れないでください。使用済みの電池は、端子をテープでふさいで分けておきます。そして、小さな子どもが飲み込む事故が起きやすい電池なので、新しい物も使用済みも、手の届かない所に置きましょう。
気になる場面を、下の図から探してみてください。
ケース別に読む:予備の電池をしまいたい人|ばらばらに置いている人|使用済みや使わない機器がある人|子どもの誤飲が心配な人|冷蔵庫に入れていいか迷う人
予備の電池のしまい方——包装のまま、湿気の少ない常温で
買ってきたボタン電池は、台紙やシートに1個ずつ入った状態になっています。この包装は、電池同士や金属とふれないように守ってくれているので、使う直前まで外さないのがいちばんです。必要な分だけ取り出して、残りはそのまましまいます。
- 買った時の包装に入れたままにする。台紙から出さず、使う時に1個ずつ外す
- 湿気の少ない常温の場所に置く。水まわりや、日が当たる窓辺は避ける
- 子どもの手の届かない所へ。高い棚や、鍵のかかる引き出しが向いています
包装が破れてしまった時や、使いかけで残った時は、1個ずつ分けて入れられる小さなケースが便利です。電池どうしが重なったり、ふれ合ったりしないように、間をあけて入れておきます。ケースに入れる時も、金属の小物とは別にしてください。
金属とふれさせない——ばらばらに置かない理由
ボタン電池は、表も裏も金属の面で、平たい形をしています。そのため、ほかの電池や鍵、硬貨といった金属とふれ合いやすいんです。ふれた状態が続くとショートして、電池が熱を持つことがあります。引き出しの奥で、鍵と一緒に転がっているような置き方は、避けたほうが安心です。
| 置き方 | どうなる? | 考え方 |
|---|---|---|
| 包装のまま | 金属とふれにくい | 基本の置き方 |
| ケースに1個ずつ | 電池同士がふれにくい | 包装が破れた時に |
| ポケットやかばんにばらで | 鍵や硬貨とふれやすい | 持ち歩く時もケースで |
持ち歩く時も同じです。かばんやポケットに、ほかの小物と一緒に入れず、小さなケースにまとめておくと、うっかりがありません。
使用済みと、使わない機器の電池——テープでふさいで分ける
使い終わった電池にも、電気が残っていることがあります。そのため、新しい電池と同じように、金属とふれさせないことが大切です。端子の両面をビニールテープなどでおおって、新しい電池とは別の入れ物に分けておきましょう。使用済みと新品が混ざると、あとで取り違えるもとにもなります。
| 場面 | しまい方 |
|---|---|
| 新しい予備の電池 | 買った時の包装のまま、常温の場所で |
| 使用済みの電池 | 端子をテープでふさぎ、別の入れ物に分ける |
| 機器に入れたまま、長く使わない時 | 取扱説明書の保管の注意書きに従う |
機器に入れたまま長く使わない時にどうするかは、機器によって案内が違います。取扱説明書に「長く使わない時は電池を外す」などと書かれていれば、それに従ってください。外した電池は、上の表のとおり、包装やケースに入れて分けます。
使用済みの出し方はボタン電池の捨て方にまとめています。なお、充電式の表示がない電池は、充電しないのも大切な決まりです。充電したり、温めたりして元に戻そうとすると、発熱や破裂、液漏れの危険があります。弱ったかな、と思った時の考え方はボタン電池は復活できる?を見てください。
子どもの誤飲を防ぐ——新しい物も使用済みも手の届かない所に
子どもが飲み込んだかもしれない時は、すぐに医療機関へ。症状が出ていなくても、様子を見ずに受診してください。ボタン電池は、小さな子どもが口に入れてしまう事故が起きやすい物です。飲み込んだ可能性がある時は、家で判断せず、すぐに医療機関に連絡しましょう。
- 新しい電池も、使用済みの電池も、手の届かない所に置く。高い棚や、鍵のかかる引き出しへ
- 机やテーブル、床に出しっぱなしにしない。電池交換の途中でも、席を離れる前に片づけます
- 電池の入った機器は、電池ぶたが閉まっているか見る。ぶたが外れやすい物は、子どもの近くに置かない
- ペットの手の届かない所にも置く
子どもの手が届く所に置いてしまいがちなのは、電池を替えている最中です。外した電池をテーブルに置いたまま、ほかのことを始めてしまう、という場面はありがちです。交換の途中でも、先に電池をしまう習慣にしておくと、うっかりが減ります。
冷蔵庫に入れていい?——まず包装の注意書きを見る
「冷やしたほうが長持ちしそう」と考えて、電池を冷蔵庫に入れたくなる人もいるかもしれません。ただ、冷蔵庫から出した時に水滴がつく、いわゆる結露が起きると、湿気が電池や端子についてしまうおそれがあります。ふつうは常温の、湿気の少ない場所に置くのが安心です。
とはいえ、電池の種類によっては、保管についての注意書きが書かれていることもあります。包装や取扱説明書に保管の案内があれば、それに従うのがいちばん確実です。見当たらない時は、電池を買った店や電池の販売元に聞いてみてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『ボタン電池は、小さいからこそ置き場所が大事だと思います。包装のまま、決まった箱に入れて、子どもの手が届かない所へ。それだけ決めておけば、ずいぶん気が楽になりますよね』
よくある疑問——期限・持ち歩き・数が多い時
Q. どのくらい保管できる?
電池の種類や保管の状態で変わるので、年数では決められません。包装に使用推奨期限などの表示があれば、それを目安にしてください。
Q. 余ったら使いかけを袋に戻してもいい?
1個ずつ分けて入れられるケースか、元の包装に入れます。ほかの電池や金属の小物と一緒の袋には入れないでください。
Q. 古い電池と新しい電池が混ざってしまった
見分けがつかない時は、まとめて使用済みとして扱い、テープでふさいで出すほうが安全です。
Q. 電池を入れたおもちゃはどうする?
電池ぶたがしっかり閉まっていて、ねじ止めの物は、ねじも締まっているかを見ます。ぶたが壊れた時は、その機器を子どもに使わせないでください。
💡 この困りごとへの提案
電池を1個ずつ分けて置くには、仕切りのあるケースがあると続けやすいです。
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使い終わった電池の出し方はボタン電池の捨て方、機器から取れない時はボタン電池が取れない時、弱った電池を前にした時の考え方はボタン電池は復活できる?、ふたをなくした時は電池のふたをなくした時にまとめています。固着した物を外す前に状態を見分ける、という考え方はスパイクのピンが取れない時の記事とも通じています。
まとめ:包装のまま常温で。金属とふれさせず、子どもの手の届かない所へ
- 予備は包装のまま、湿気の少ない常温の場所に。ばらばらにしない
- 鍵や硬貨などの金属とふれさせない。ショートして熱を持つことがある
- 使用済みは端子をテープでふさいで分ける。充電や温めはしない
- 新しい物も使用済みも、手の届かない所へ。飲み込んだかもしれない時は、すぐに医療機関へ
- 冷蔵庫に入れる前に、包装の注意書きを見る。結露で湿気がつくおそれがある
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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