電球が切れたか見分ける方法——「別の電球を挿す」で電球か器具かを切り分ける。白熱電球とLED電球の見方の違い、つかない時に見る順番、切れる前兆、交換のときに確認すること

生活

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夜、部屋の電気をつけようとしたら、パチッと音がしてそのまま真っ暗。あるいは朝、洗面所の電球がつかなくて、鏡の前で「切れた?それとも器具のほう?」と首をかしげる。電球が切れたのか、スイッチや器具がおかしいのか、パッと見では分からないんですよね。うちも去年、トイレの電球で同じことがありました。

先に結論をひとつ。電球が切れたかどうかは、「別の電球を挿してみる」か「その電球を別の器具に挿してみる」のどちらかで、ほぼ切り分けられます。白熱電球なら見た目でも分かるサインがありますが、LED電球は外から見ても分からないことが多いので、この入れ替えがいちばん確実なんです。白熱とLEDの見方の違い、つかない時に見る順番、切れる前の前兆、交換のときに確認すること、捨て方まで、順番に見ていきましょう。

その前に、ひとつだけお願いです。電球を触るときは必ずスイッチを切って、電球が冷めてから。白熱電球は消した直後でもかなり熱いですし、濡れた手で触るのも避けてくださいね。

電球が切れたかどうか確認する方法——「別の電球を挿す」が最短

電球がつかない原因は、大きく分けると電球そのものか、器具・スイッチ・配線側かのどちらかです。この2つを見分ける方法は実はとてもシンプルで、入れ替えてみるだけなんです。

  1. スイッチを切って、電球が冷めるのを待つ。白熱電球は消した直後だと触れないほど熱いので、5分ほど置いてから
  2. 同じ口金・同じワット相当の別の電球を挿してみる。予備があればそれを。なければ、家の別の器具から同じ口金の電球を一時的に借りてくる
  3. 新しい電球でつけば、元の電球が切れていたということ。これで解決です
  4. 新しい電球でもつかなければ、器具・スイッチ・ソケット側に原因があります。電球を替えても直りません

逆に、「つかない電球を、別の器具に挿してみる」という方法もあります。別の器具でつけば電球は生きていて、元の器具側に問題があるということ。予備の電球がないときはこちらが手軽です。ただし、口金のサイズが合う器具で試してくださいね。無理にねじ込むとソケットを傷めてしまいます。

どちらの方法でも「電球か、器具か」がはっきりするので、そのあと何をすればいいかが決まります。そう覚えておくと迷いません。

白熱電球が切れたサイン——フィラメント・音・黒ずみで見た目に分かる

昔ながらの白熱電球は、ガラスの中のフィラメント(細い金属の線)が光る仕組みです。この線が切れるのが「球切れ」で、見た目でわりとはっきり分かります。

  • フィラメントが切れている。ガラス越しに中を見ると、細い線が途中でぷつんと切れて垂れ下がっていたり、片側だけ残っていたりする。明るい窓に向けて透かすと見やすい
  • 振るとカラカラ、チリチリと音がする。切れたフィラメントの破片が中で動く音。振るときは軽く、耳元で
  • ガラスの内側が黒ずんでいる。フィラメントの金属が長い時間をかけて蒸発し、ガラスの内側に付いたもの。黒ずみが強いのは寿命が近いか、もう切れているサイン
  • つけた瞬間にパチッと光って消えた。スイッチを入れた瞬間の電流でフィラメントが切れる、いちばんよくある切れ方。この直後は電球が熱いので、触るのは冷めてから

上のどれかが当たれば、ほぼ間違いなく切れています。

LED電球は見た目で分からない——つかない時に見る順番

LED電球には、フィラメントがありません。中に小さな発光部品と電子回路が入っていて、外からは切れたかどうかほとんど分からないんです。だからLEDがつかないときは「電球が切れた」と決めつける前に、次の順番で見ていくと、無駄な買い物をせずに済みます。

  1. スイッチと、他の器具。同じ部屋の他の照明はつくか、ブレーカーは落ちていないか。壁のスイッチが2か所ある部屋(階段など)は、もう片方も試す
  2. 電球のゆるみ。スイッチを切って冷ましてから、電球を根元まで軽くねじ込み直す。掃除や振動で少しゆるんだだけで、つかなくなることがある
  3. 口金のサイズ違い。E26(直径約26mm)の器具にE17(約17mm)の電球を付けるなど、サイズが合っていないと奥まで届かず点きません。買い替えたばかりでつかないときは、ここを疑う
  4. 調光器具との相性。壁のつまみで明るさを変えられる器具に、調光に対応していないLED電球を付けると、点かない・ちらつく・すぐ壊れる、が起きます。調光器具には「調光対応」と書かれたLEDを
  5. 密閉器具・断熱材施工の器具。カバーで覆われた浴室灯やダウンライトに、対応していないLEDを付けると熱がこもって寿命が縮みます。パッケージの「密閉器具対応」を確認
  6. ここまで問題がなければ、別の電球を挿す。それでつけばLEDの寿命、つかなければソケット・器具側

「電球が切れたのか、スイッチがおかしいのか分からない」ときも、この順番で見れば自然に切り分けられます。ソケットの金属が焦げている・変色している・電球を挿すとジジッと音がするときは、器具側の不具合の可能性が高いので、それ以上は触らずに電気工事店や管理会社に相談してください。器具の中の配線は、資格が要る作業なんです。

別の電球を挿せば分かる・LEDは見た目で判断しない切り分けの基本別の電球を挿す→つけば電球が切れ→つかなければ器具側その電球を別の器具へ→つけば器具側口金が合う器具で試す白熱電球のサインフィラメントの切れ目振るとカラカラ音ガラスの黒ずみパチッと光って消えた→見た目で分かる 冷めてから触るLED電球見た目で分からない音もしないちらつき・暗くなる点いたり消えたり→寿命のサイン別の器具で確かめるつかない時に見る順:スイッチ→電球のゆるみ→口金サイズ→調光との相性→ソケット側交換は 口金(E26/E17)・ワット相当・密閉器具対応・調光対応 の4つを確認電源を切る/冷ます/濡れた手NG/割れたら手袋/ソケットの焦げ・器具側は電気工事店へ

蛍光灯が切れたか確認する方法——両端の黒ずみとちらつき

キッチンや洗面所にまだ残っていることが多い蛍光灯(直管や丸型)は、電球とはまた少し違います。

  • 両端が黒ずんでいる。管の端が黒くなっていたら、寿命のサイン
  • ちらつく・つくまでに時間がかかる・端だけ光る。切れかけか、点灯管(グロー球)の寿命
  • まったくつかない。蛍光灯本体か、点灯管か、器具の安定器か。点灯管が付いている器具なら、まず小さな点灯管を新品に替えてみる

蛍光灯をLEDに替えたいときは、器具ごとに対応が違うので、型番の確認を先にしてくださいね。

切れる前の前兆——ちらつき・暗くなる・点いたり消えたり

電球は、たいてい急に切れる前に小さなサインを出しています。気づいておくと、真っ暗になる前に予備を用意できますよ。

  • ちらつく。白熱電球ならフィラメントが細くなっている、LEDなら内部の回路が弱っているか、調光との相性
  • 以前より暗くなった。LEDは切れる前に少しずつ暗くなることが多い。「なんだか暗い」は寿命のサイン
  • 点いたり消えたりする。接触不良か、電球のゆるみか、寿命か。ねじ込み直しても変わらなければ交換の目安
  • つくまで時間がかかる。LEDや蛍光灯で、スイッチを入れてから光るまで間があく

前兆が出たら、予備を1つ買っておくのがいちばんの対策です。

交換のときに確認すること——口金・ワット相当・密閉・調光

切れたと分かったら、次は交換。ここで間違えると「買ってきたのにつかない」になるので、4つだけ確認してください。

  • 口金のサイズ。E26(一般的な大きさ)かE17(小さめ。シャンデリアやダウンライトに多い)か。古い電球の根元やパッケージに書いてあります。どこにも書いていないときの調べ方は電球が回らない時の外し方とサイズが書いていない時の調べ方で詳しく書いています
  • ワット相当(明るさ)。40形、60形など。器具に「60W以下」と書いてあれば、60形相当までのLEDを選びます。明るさの違いは電球の40形と60形の違いを参考にどうぞ
  • 密閉器具対応かどうか。浴室灯やカバー付きの器具に付けるなら必須。非対応のLEDを付けると熱がこもって早く壊れます
  • 調光対応かどうか。明るさを変えられる器具には「調光対応」のLEDだけ。非対応を付けるとちらつきや故障の原因になります

切れた電球の捨て方

  • 白熱電球・LED電球は、多くの自治体で「不燃ごみ」か「小型家電」の区分。割れないように紙で包んで、袋に「電球」と書いておくと回収の人にも親切です
  • 蛍光灯は別扱いのことが多く、自治体の回収拠点や家電量販店の回収箱へ。中に水銀が使われているので、割らずに
  • 割れてしまった電球は、手袋をして大きな破片を拾い、細かいガラスは濡らした紙や粘着テープで。素手で触らない、掃除機で吸わない(内部を傷めるので)

懐中電灯の捨て方もあわせてどうぞ。

ゆきこ( ゚Д゚)『トイレの電球がつかなくて、新品を買ってきて挿してもつかない。「え、不良品?」と思ったら、次男が壁のスイッチにシールを貼って押し込んでいただけでした。電球を疑う前にスイッチ、をあの日から徹底しています。予備の電球は今、洗面台の引き出しに2個』

切れてから買いに走るより、家の主な器具の口金とワット相当を一度メモして、予備を1つ置いておくと、夜に真っ暗になっても慌てません。うちはE26の60形相当を2個、常備しています。


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あわせて読みたい

電球が固くて回らない、サイズがどこにも書いていない、というときは電球が回らない時の外し方とサイズの調べ方へ。明るさで迷ったら電球の40形と60形の違いを。自転車のライトがつかないときも切り分けの考え方は同じで、自転車のライトがつかない時の見方で書いています。

まとめ:別の電球を挿せば分かる、LEDは見た目で判断しない

  1. 別の電球を挿してつけば電球切れ、つかなければ器具・スイッチ側
  2. 白熱電球はフィラメントの切れ目・振ると音・黒ずみで分かる
  3. LEDは見た目で分からない。スイッチ→ゆるみ→口金→調光の順で見る
  4. 交換は口金・ワット相当・密閉対応・調光対応の4つを確認
  5. 電源を切って冷ましてから。ソケットの焦げは電気工事店へ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

電球が切れたか見分ける方法の早見表:別の電球を挿してつけば電球が切れていて、つかなければ器具やスイッチ側。その電球を別の器具に挿してつけば器具側。白熱電球はフィラメントの切れ目、振るとカラカラ音、ガラスの黒ずみ、パチッと光って消えたで見た目に分かる。LED電球は見た目で分からず、ちらつき・暗くなる・点いたり消えたりが寿命のサイン。つかない時はスイッチ、電球のゆるみ、口金サイズ、調光との相性、ソケット側の順に見る。交換は口金E26かE17、ワット相当、密閉器具対応、調光対応の4つを確認。必ず電源を切って冷ましてから、濡れた手で触らない、割れたら手袋、ソケットの焦げや器具側の不具合は電気工事店へ

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