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切れた電球を替えようとして、くるっと回したら……回らない。力を入れてもびくともしない。ガラスの部分を握って回すのは怖いし、割れたらどうしよう、と手が止まりますよね。うちも引っ越してきた時から付いていた廊下の電球が固まっていて、最初は本当に外れませんでした。夫は単身赴任中なので、こういう時は自分でやるしかないんです。
先に結論をひとつ。回らない電球は、力で回すのではなく「滑らないように持って、小さく揺らしながらゆるめる」と外れます。ガラスの丸い部分ではなく根元寄りを、ゴム手袋か滑り止めシートで持つのがコツなんです。外す前にすること、カバーが外れない時、割れてしまった時の対処、サイズがどこにも書いていない時の調べ方まで、順番に見ていきましょう。
外す前に気をつけること——電源・熱・濡れた手・足元
電球を外す作業そのものより、その前の準備でほとんどの事故は防げます。地味ですが、ここだけは飛ばさないでくださいね。
- スイッチを切る。できれば分電盤のブレーカーも落としておくと、誰かがうっかりスイッチを入れる心配がありません
- 冷ます。白熱電球は消した直後だと触れないほど熱いので、5〜10分置いてから。LED電球も根元は意外と温かいです
- 濡れた手で触らない。お風呂上がりや洗い物の後は、手をよく拭いてから
- 脚立や椅子の足元。平らな場所に置く、靴下で滑らないようにする、子どもに押さえてもらわない。外した電球を置く台を先に近くに用意して、両手が使えるように
- ゴム手袋か滑り止めシートを用意。台所用の薄手のゴム手袋で十分です。食器棚に敷く滑り止めシートを電球に当てるのも効きます
回らない・固い電球の外し方——揺らしてゆるめる
- ゴム手袋をはめる。素手だとガラスが滑って力が逃げるので、これだけで半分は解決します
- 電球の根元寄りを持つ。ガラスの一番太いところではなく、口金に近い首の部分を手のひらで包むように。指先でつままない
- 反時計回り(左回り)にゆっくり。時計の針と逆、下から見上げて左へ。「ゆるめるのは左」と覚えておくと迷いません
- 動かなければ、左右に小さく揺らす。回す・戻すを1〜2mmくらいの幅で何度か繰り返すと、固着した金属の面が少しずつゆるんできます。ここが一番のコツ
- 力まかせにしない。ガラスがきしむ音がしたら止める。無理に回すとガラスだけが割れて、口金がソケットに残ってしまいます
- それでも動かなければ、器具ごと外せるものは外して机の上で。天井に付いたまま上を向いて力を入れるより、格段に安全です
固着の原因は、長年の熱で口金の金属とソケットが密着していること、湿気でわずかにさびていること、前の人が強く締めすぎていること、のどれかが多いです。「LEDに替えてから何年も一度も触っていない」器具ほど固まりがちなんですよね。外れたら、新しい電球は止まったところから軽くひと押しくらいで止めておくと、次に外す時が楽になります。
照明のカバーが外せない時——回す式・ツメ式・ネジ式
電球の前に、カバーで止まってしまうこともありますよね。カバーの外し方は大きく3種類なので、自分の器具がどれかを先に見てみてください。
- 回す式(ねじ込み式)。カバー全体を反時計回りに回す。ガラスではなく金属のふちを持って。固い時は両手でカバーを包んで、少し上に押し上げながら回すと動きやすいです。浴室灯や玄関灯に多い形
- ツメ式(はめ込み式)。カバーのふちを押しながら少し回すか、まっすぐ下に引く。ふちに「開く方向の矢印」や小さな出っ張りが付いていることが多いので、その向きに。無理に引くとツメが折れるので、矢印の確認を先に
- ネジ式。ふちに小さなネジが2〜3本。片手でカバーを支えながらもう片方の手で回す。最後の1本を外した瞬間にカバーが落ちるので、ここだけは特にゆっくり
浴室のカバーは、パッキンが湿気で固着していることがあります。ゴム手袋で回すと動きやすいですよ。カバーにひびがある時は、割れて落ちてくると危ないので、無理をせず器具ごと交換を考えたほうが安心です。
割れた電球の外し方——ソケットに口金だけ残った時
回している途中でガラスが割れて、金属の口金だけがソケットに残ってしまった。いちばん焦る場面ですが、落ち着いて順番にやれば外せます。
- 必ずブレーカーを落とす。口金の中の金属に触れる作業なので、スイッチだけでは不安です。分電盤でその部屋の回路を切る
- 厚手の手袋と、眼鏡か保護メガネ。細かいガラスが落ちてくるので、上を見上げる時は目を守って
- 床に新聞紙を敷いて、先に落ちた破片を拾う。大きい破片は手袋で、細かいものは濡らした紙や粘着テープで。素手で触らない、掃除機で吸わない
- ラジオペンチで口金のふちをつまんで、反時計回りに回す。ペンチは持ち手に絶縁カバーが付いたものを。ふちを少し内側に曲げるとつまみやすくなります
- ペンチが入らない時は、新聞紙を固く丸めて押し当てて回す。口金の内側に紙が食い込んで、一緒に回ってくれます。乾いた紙で、しっかり固く丸めるのがコツ
- 外れた口金と破片は紙で包んで、不燃ごみへ。袋に「ガラス」と書いておくと安心です
ここで、ソケットの金属が黒く焦げている・溶けている・ぐらついている・口金がどうしても外れないときは、それ以上触らずに電気工事店や管理会社へ。ソケット本体の交換は資格が要る作業で、自分でやるのは危ないんです。「ソケットの取り外し方」を調べたくなる気持ちは分かるのですが、そこは頼っていい場面だと思います。
サイズが書いていない・分からない時の調べ方
外れたのはいいけれど、電球にもパッケージにも何も書いていない。買いに行っても何を買えばいいか分からない。そんな時は、次の順番で見てみてください。
- 口金の直径を定規で測る。ねじ込み式の口金は「E」で始まり、数字が直径です。E26なら約26mm、E17なら約17mm。家庭用はほぼこの2つなので、定規を当てれば1分で分かります。小さな丸い豆電球はE12(約12mm)
- 器具のラベルを見る。ソケットの周り、カバーの内側、器具の裏側に「E26 60W以下」「E17 40形まで」のように書いてあることが多いです。ここに書いてある上限を超える明るさは付けないで
- 古い電球の刻印を見る。口金の近くやガラスの根元に「E26」「100V 54W」「60形相当」などの小さな文字。消えかけていることもあるので、明るいところで斜めから
- 写真を撮って店へ。電球・器具のラベル・ソケットの3枚を撮っておくと、お店の人に見せるだけで済みます。分からない時の最終手段として、これがいちばん確実
- 形も見ておく。ふつうの丸い一般電球形、球のように丸いボール形、小さいミニクリプトン球、レフ球など。同じ口金でも大きさが違うと、カバーに入らないことがあります
交換の選び方——ワット相当・光の色・密閉・調光
- ワット相当。40形、60形など。器具の上限以下で。明るさの違いは電球の40形と60形の違いにまとめています
- 光の色。電球色(オレンジ寄り)、昼白色(自然な白)、昼光色(青みのある白)。寝室やリビングは電球色、キッチンや洗面所は昼白色が多いです
- 密閉器具対応。カバーで覆われた浴室灯やダウンライトには、対応と書かれたLEDだけ。非対応だと熱がこもって早く壊れます
- 調光対応。明るさを変えられる器具には「調光対応」のLEDを。非対応を付けるとちらつきや故障の原因になります
そもそも切れたのかどうか自信がない、というときは、先に電球が切れたか見分ける方法で「電球か、器具か」を切り分けてから外すと、無駄な作業をせずに済みますよ。
ゆきこ( ゚Д゚)『廊下の電球、素手で3回挑戦してダメで、台所のゴム手袋をはめたら一発でした。力の問題じゃなくて滑りの問題だったんですよね。夫がいない時に限って切れるので、今はゴム手袋と予備の電球を洗面台の引き出しにセットで入れています』
外すのに苦労した後で「サイズが合わない」は、もう一度脚立に上ることになって本当につらいので、口金とワット相当を確認してから、予備を1〜2個そろえておくと気持ちが楽です。うちはE26の60形相当を常備しています。
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電球を外す前に、そもそも切れているのか器具がおかしいのか迷ったら電球が切れたか見分ける方法を。白熱とLEDで見方が違います。買い替えの明るさで迷ったら電球の40形と60形の違いもどうぞ。
まとめ:切って・冷まして・ゴム手袋で根元を持って揺らす
- 電源を切って冷ましてから。濡れた手NG、脚立の足元は平らに
- ゴム手袋で根元寄りを包み、反時計回りに小さく揺らす。力まかせにしない
- カバーは回す式・ツメ式・ネジ式。ネジ式は片手で支えて
- 割れたらブレーカーを落として手袋、ペンチか新聞紙で口金を回す
- サイズ不明は口金の直径を測る。焦げ・破損は電気工事店へ
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手順を1枚にまとめました。



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