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買ったばかりのリネンのシャツやシーツを広げたら、独特のにおいがする。あるいは、洗ったはずなのに、乾いたらなんだかいやなにおいが残っている。リネンのにおいは、タイプがいくつかあって、それぞれ対処が違うので、迷いますよね。
先に結論をひとつ。新しいリネン(麻)には、素材や仕上げに由来する独特のにおいを感じることがあり、何度か洗ううちにやわらぐことが多いです。いっぽう、洗った後のいやなにおいは、乾くまでに時間がかかった時の生乾き臭のことが多いです。リネンは乾きやすい素材なので、脱水後はすぐ広げて干しましょう。それでも取れない時は、洗濯表示を見て、酸素系漂白剤を表示どおりに使う方法があります。
においのタイプによって、見る場所が変わります。下の図から、自分の場面を探してみてください。
ケース別に読む:においの種類を知りたい人|新しい時からにおう人|洗った後ににおう人|取れない・色が濃い人|しまう時が気になる人
においの見分けの早見表——素材のにおい・生乾き臭・保管のにおい
「リネンがにおう」と言っても、においの出どころはいろいろです。まずは、いつ、どんな場面でにおうのかを思い出して、タイプを見分けてみましょう。
| タイプ | におう場面 | 考え方 |
|---|---|---|
| 素材のにおい | 買ったばかり、初めて洗う前後 | 数回洗って、変わり方を見る |
| 生乾き臭 | 洗って乾いたあと、湿った日 | 干し方を見直し、早く乾かす |
| 保管のにおい | しまっていた服を出した時 | よく乾かしてから、湿気の少ない所へ |
見分けるコツは、新しい時からのにおいか、洗ったあとに出てきたにおいかです。買った時からなら素材のにおい、洗って乾いたあとなら生乾き臭の可能性が高く、しまっていた服を出した時なら、保管のにおいが考えられます。
どのタイプでも、最初にやるのは洗濯表示を見ることです。洗い方、水温、乾燥機、漂白剤が使えるかどうかが書かれているので、においの対策も、この表示を土台にして進めます。素材はタグの組成表示で確かめられます。
新しいリネンのにおい——数回洗って様子を見る
新しい麻の服や布には、素材や仕上げに由来する、独特のにおいを感じることがあります。気になるからと、いきなり強い手段に走らなくて大丈夫です。たいていは、何度か洗ううちにやわらいでいきます。
- まず洗濯表示を見る。洗い方・水温・乾燥機の可否は、表示どおりに
- 色が濃い物は、最初の数回は単独で洗う。ほかの衣類への色移りを避けます
- 洗剤は表示どおりの量。多く入れれば消える、というものではありません
- 風を通して干す。においの変わり方は、乾いたときに確かめます
においが気になるうちは、肌にふれる物ほど落ち着かないものです。それでも、何度か洗って乾かすサイクルをくり返すと、においの感じ方が変わってくることが多いので、焦らず様子を見てください。ただし、色落ちが心配な物は、洗濯表示に従い、ほかの衣類と分けて洗います。
洗うときに、柔軟剤で香りをつけたくなることもあります。ただ、素材のにおいに別の香りが重なると、かえって気になる場合もあります。まずは洗剤だけで数回洗い、においがどう変わるかを見てから、必要かどうかを考えるのが安心です。
洗った後ににおう時——生乾き臭は、干し方で変わる
洗ったのに、乾いたらいやなにおいがする。これは、乾くまでに時間がかかった時の生乾き臭のことが多いです。リネンは乾きやすい素材なので、脱水後にすぐ広げて干すだけで、においがぐっと出にくくなります。
- 洗濯機に入れっぱなしにしない。脱水が終わったら、すぐ取り出します
- しわを伸ばして、広げて干す。たたんだまま、丸めたままは乾きにくくなります
- ハンガーや洗濯物の間をあける。重なる部分が、湿ったまま残ります
- 部屋干しは風を通す。扇風機やサーキュレーター、除湿機などで空気を動かします
リネンのシーツやカバーなど、大きな物は、乾きにくい部分が出やすいので特に注意です。二つ折りにして干すなら、折り目を途中で変えると乾きむらが減ります。洗濯物が多い日は、一度に洗う量を減らすのも手です。
💡 この困りごとへの提案
洗い方の面では、洗剤の量が多すぎたり少なすぎたりすると、においの元が残りやすくなります。部屋干しが多い家では、部屋干しのにおいに向く洗濯用洗剤を、表示どおりに使うのもひとつの方法です。
においが取れない時——酸素系漂白剤を表示どおりに
干し方を見直しても、においが残ることがあります。その時は、洗濯表示で漂白剤が使えることを確かめたうえで、酸素系漂白剤のつけ置きを試します。洗濯表示の三角のマークに×がついていれば、漂白剤は使えません。
| 確認すること | 考え方 |
|---|---|
| 洗濯表示 | 漂白剤が使える服かを、最初に確かめる |
| 製品の表示 | 量・つけ置きの時間・水温は、製品の表示どおりに |
| 色が濃い物・柄物 | 目立たない所で試して、色が変わらないか見る |
| 使う場所 | 換気をして、ゴム手袋をつける |
いちばん大切なのは、塩素系の製品と混ぜないことです。混ぜると危険なガスが出ることがあります。つけ置きの容器を使い回す時は、前の洗剤が残っていないかも確かめてください。
色の濃いリネンや、柄のある物は、色が落ちる心配があります。必ず目立たない所で試し、色が変わらないことを確かめてから、全体に使いましょう。迷う時は、無理をせずクリーニング店に相談するのも手です。漂白剤は子どもの手の届かない所にしまい、つけ置き中の容器にもふたをしておきます。
しまう時のにおい——よく乾かして、湿気の少ない所へ
しまっていた服を出した時のにおいは、湿気がこもったことが原因のことがあります。リネンは乾きやすい素材ですが、しまう前に少しでも湿り気が残っていると、においの元になりやすくなります。
- しまう前に、よく乾いているかを確かめる。手で触って、冷たさや湿り気がないかを見ます
- 湿気の少ない所にしまう。詰め込みすぎず、空気が通る余裕を残します
- ときどき風を通す。しまいっぱなしにせず、天気のよい日に出して空気に当てます
- においが気になったら、洗濯表示を見て洗い直す。洗い方は表示どおりに
シーツやカバーのような大きな物は、しまう場所も考えておきます。たたんで重ねるときは、間に風が通るように、ぎゅうぎゅうに詰めないのがポイントです。季節が変わって長くしまう前には、洗って完全に乾かしてから、湿気の少ない所へ。次に出す時のにおいが、ずいぶん違ってきます。
においが気になって捨てたくなったときも、まずは洗濯表示を見て、洗い直せるかを確かめてみてください。多くの場合、洗い方と干し方の見直しで、においは落ち着いていきます。
ゆきこ( ゚Д゚)『リネンのにおいは、「素材のにおい」なのか「生乾き」なのかを見分けるだけで、やることがずいぶん変わると思います。まず洗濯表示を見て、焦らず試したいですよね』
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リネンのしわが気になる時はリネンシャツのしわを、運動着のにおいはジャージの臭いが取れない時をどうぞ。洗濯とは別に、家具のキャスターの困りごとをまとめた椅子のキャスターを固定するの記事もあります。
まとめ:素材のにおいは数回洗って様子を見る。生乾き臭は、すぐ広げて干す
- まず洗濯表示を見る。においのタイプを見分けて進める
- 新しい時のにおいは、数回洗って様子を見る。洗剤は表示どおり
- 洗った後のにおいは、すぐ広げて干す。風を通して早く乾かす
- 取れない時は酸素系漂白剤を表示どおりに。塩素系と混ぜず、換気と手袋
- 色の濃い物は目立たない所で試す。しまう前によく乾かす
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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