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布団を掃除機で吸いたいのに、普通のヘッドだと生地を吸い込んでピタッと止まって進まない。かといって純正の布団用ノズルは数千円。100均の売り場で「これ、うちの掃除機に付くのかな」と手に取って、また棚に戻した経験はありませんか。私はあります。
先に結論をひとつ。100均の布団用ノズルは、掃除機のパイプの太さ(口径)さえ合えば十分に使えます。そして合わない時も、家にあるもので合わせる方法があるんです。売り場にある種類、口径の測り方、付かない時の合わせ方、布団を吸い込んで進まない時のコツ、ダニはどこまで取れるのかまで、順番に見ていきましょう。
100均で買える掃除機ノズルの種類——布団用・すきま・ブラシ・ホース
- 布団用ノズル:吸い込み口に段差や小さなローラーが付いていて、生地を吸い付けすぎないようにしたもの。今回の主役です
- すきまノズル:細長い口で、サッシの溝やソファの隙間に。純正のすきまノズルをなくした人の代わりとしても人気
- ブラシノズル:先に毛が付いていて、棚の上やキーボード、エアコンのフィルターの埃に
- 延長ホース・じゃばらホース:柔らかいホースを足して、車の中や家具の裏に届かせるもの
- 変換アダプター(継手):太さの違うパイプとノズルをつなぐ部品。ゴム製と、段々になったプラ製がある
店や時期で品ぞろえは変わりますが、掃除用品の棚か、家電小物の棚のどちらかにまとまっていることが多いです。パッケージに「対応口径」が書いてあるので、そこを見るのが最初の一歩ですね。
うちの掃除機に付く?——口径の測り方(内径・外径)と変換アダプターの型
「合う・合わない」を決めるのは、ほぼパイプの先端の太さだけです。買う前に家でここを測っておくと、失敗しません。
- 掃除機のヘッドを外して、パイプ(またはホース)の先端を出す
- メジャーか定規で、外径(外側の直径)と内径(穴の直径)を測る。丸くない場合はいちばん広いところ
- 先端が少し細くなっているか、まっすぐかも見ておく。細くなっていれば多少の差は吸収できます
- スマホで先端の写真を撮っておく。売り場で見比べられます
家庭用の掃除機のパイプは外径32mm前後のものが多く、100均のノズルもそこに合わせて作られているものが目立ちます。ただ、コードレスやスティック型はメーカーごとに太さも形も違うので、口径が合っていても差し込み口が丸でなかったり、ボタン式の留め具が当たって奥まで入らなかったりするんです。
そこで使うのが変換アダプター。段々になったプラ製の「段付きアダプター」は太さの違う数種類に対応していて、ノズル側とパイプ側の両方に差し込むだけ。ゴム製の柔らかいタイプは、少しの差ならぎゅっと押し込めば密着します。100均のノズルの隣に置いてあることも多いので、一緒に見てみてください。
付かない時の合わせ方——タオルを1枚かませる・布テープで径合わせ
買ってきたら「ゆるくて抜ける」「きつくて入らない」。よくあります。捨てる前に、この方法を試してみてください。
- ゆるい時(ノズルの穴がパイプより大きい):パイプの先に薄手のタオルやキッチンペーパーを1枚巻いてから差し込む。布1枚分の厚みで密着して、吸っている間は抜けません。使い終わったら外すだけ
- もう少ししっかり留めたい:パイプの先に布テープ(ガムテープ)か養生テープを1〜2周巻いて太さを足す。ビニールテープはすべって空回りしやすいので布系で。掃除機側に直接貼りたくなければ、ノズル側の内側に貼っても同じです
- きつい時(入らない):無理に押し込むと割れます。ノズル側の穴の縁を、目の細かいやすりで少しだけ削る。削りすぎると戻せないので、少しずつ試しながら
- 形が合わない(楕円・ボタン式):段付きの変換アダプターか、ゴム製のアダプターを間に入れる。それでも無理なら、そのノズルはあきらめて別の型に
テープを巻く時は、パイプの差し込む部分だけに。吸い込み口の内側にテープがはみ出ると、埃が引っかかって詰まりの元になります。ホースそのものに穴や裂けがある時は、ノズルの前にそちらを直したほうが吸う力が戻りますよ。掃除機のホースを100均で修理する方法で書いています。
布団を吸い込んで進まない時——弱モード・ネットやストッキング・カバーの上から
布団用ノズルを付けても、シーツや薄い布団だと吸い付いて動かないことがあります。これは掃除機の不調というより、吸う力が強すぎて生地を吸い上げているだけなんです。
- 吸引力を「弱」か「中」にする。布団は強で吸うものではなくて、弱でゆっくり往復する方が埃が取れます
- ノズルの口に古いストッキングや洗濯ネットをかぶせて、輪ゴムで留める。生地を吸い込まなくなり、埃と髪の毛はネットの上で止まります。終わったら外して捨てるだけ
- 目の粗いカバーやタオルケットの上から吸う。1枚挟むだけで吸い付きがなくなります
- ノズルの横に小さな穴を開けて空気の逃げ道を作るという手もありますが、100均のものは薄くて割れやすい。ネットの方が確実です
- 掛け布団は四つ折りにして厚みを出すと吸い付きにくい
- 速さは1mを5〜6秒くらいのゆっくりが目安。同じ所を往復させると奥の埃が上がってきます
ここで安全のためにひとつ。吸い込み口が生地でふさがった状態を続けると、モーターに負担がかかります。音が変わったり本体が熱くなってきたら、いったん止めて生地を外してから再開してください。それから、濡れた布団や湿ったシーツは吸わないこと。水分がモーターに入ると故障の原因になります。干したあと、乾いた状態で吸うのが基本です。
ダニは取れる?——取れるのはフンと死骸、生きたダニは温めてから
「布団を掃除機で吸えばダニがいなくなる」と思いたいところですが、正直なところ、生きているダニは繊維にしがみついているので、掃除機ではほとんど吸えません。
- 掃除機で取れるのは、ダニのフンと死骸、皮膚のかす、埃。じつはアレルギーの原因になるのはこちらなので、吸うこと自体には意味があります
- 生きたダニを減らすには、まず熱。布団乾燥機の高温コース、天日干し、コインランドリーの乾燥機など、50℃以上で温める
- 温めたあと、死骸が表面に出てきたところを掃除機で吸う。この順番がいちばん効きます
- 週1回、片面1〜2分ずつを目安に。毎日やる必要はありません
- 布団カバーとシーツはこまめに洗濯。干し方は布団カバーの干し方で書いています
「吸ったのに鼻がむずむずする」という時は、掃除機の排気で埃が舞っていることもあります。窓を開けて、吸ったあとは部屋の空気を入れ替えてくださいね。
純正を買う目安——100均で十分な人、そうでない人
- 100均で十分:たまに布団を吸う、口径が合った、弱モードで問題なく進む、という人。壊れても数百円なので気軽に試せます
- 純正や専用品を考える:毎週欠かさず布団を吸う、ノズルがすぐ外れる、吸い付きがどうしても取れない、家族にアレルギーがあってしっかり取りたい。純正はローラーやたたき出す機能が付いていて、奥の埃の取れ方が違います
- 純正は「掃除機の型番+布団ノズル」で検索すると対応表が出ます。型番は本体の裏や取扱説明書に
- 買う前に、コードレス掃除機で後悔したことも見ておくと、付属品選びで同じ失敗をせずに済みます
ゆきこ( ゚Д゚)『100均のノズルがゆるくて、掃除の途中で3回も布団の上に転がりました。キッチンペーパーを1枚巻いたら嘘みたいにぴったりで、「これで済んだの?」と拍子抜け。息子たちの布団は週末に弱モードでゆっくり。取れた埃の量を見せると、2人ともちょっと引きます』
100均で口径が合わなかった人や、もう少ししっかり吸いたい人は、複数の口径に対応した汎用の布団ノズルという選択肢もあります。アダプターが付属していて、パイプの太さを気にせず使えるものが多いです。
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布団と同じく「埃はたまるのに掃除しにくい」ものといえばサーキュレーター。サーキュレーターのカバーが外れない時の掃除の仕方では、分解せずに埃を取る方法を書いています。吸う力そのものが落ちてきたと感じる人は、ノズルの前に掃除機のホースを100均で修理する方法で穴と詰まりを確かめてみてください。
まとめ:口径を測ってから買う、合わなければ巻いて合わせる、吸うのは弱でゆっくり
- 100均の布団ノズルは口径が合えば十分。買う前にパイプ先端の外径と内径を測る
- 合わない時は変換アダプターか、タオル1枚・布テープ1〜2周で太さを足す
- 吸い付いて進まないなら弱モード+ネットをかぶせる。1mを5〜6秒で
- 取れるのはダニのフンと死骸。生きたダニは50℃以上で温めてから吸う
- 濡れた布団は吸わない。吸い口がふさがったら止めてモーターを守る
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手順を1枚にまとめました。



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