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プールの授業が近づくと、水泳帽に名前を書く作業が待っていますよね。メッシュ素材ならいつもの油性ペンで書けそうですが、シリコンやポリウレタンの帽子だと、ペンをはじいてにじんでしまうことがあります。お下がりで使うために、前の子の名前をきれいに消しておきたいという相談もよく聞きます。素材を確かめないまま急いで書き始めて、後からやり直しになるのはよくある流れです。
先に結論をひとつ。水泳帽の名前つけは、素材によって使う道具を変えるのが近道です。メッシュは布用のペン、シリコンは専用のシールやタグ、ポリウレタンはこすれで薄れやすいので書く位置を選ぶ、という具合に分かれます。素材別の道具、書く前の下ごしらえ、にじませない書き方、消し方の順番、書かずに済ませる方法まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:道具に迷う人|書く前の下ごしらえを知りたい人|にじませず書きたい人|前の名前を消したい人|書かずに済ませたい人
素材で道具が変わる——メッシュ・シリコン・ポリウレタン
水泳帽の素材は、大きく分けて3つあります。それぞれ表面の性質が違うので、同じペンでもきれいに書ける物と、弾かれてしまう物が出てくるんです。まずは自分の帽子がどれに近いか、確かめるところから始めましょう。
| 素材 | 特徴 | 向く道具 |
|---|---|---|
| メッシュ | 繊維の織り目にインクが染み込みやすい | 布用のお名前ペン |
| シリコン | 表面がつるつるして水も油性ペンもはじきやすい | 専用のシールや名前タグ |
| ポリウレタン(伸びる生地) | 伸び縮みでインクがこすれて薄れやすい | 布用ペン+こすれにくい位置選び |
迷ったら、まず帽子の内側についているタグの素材表示を確認してみてください。表示が見当たらない時は、あご紐の裏など目立たない場所に少しだけ書いてみて、にじむかどうかを試してから本番に進むと、失敗がぐっと減ります。
書く場所にも目安があります。前髪の生え際にあたる部分は汗や水がかかりやすく、文字が早く薄れがちです。あご紐の付け根や、後頭部側の縫い目の近くは比較的こすれにくく、水泳帽の名前欄として選ばれやすい位置です。ただし学校指定の書式がある場合は、そちらを優先してください。
書く前の下ごしらえ——洗って油分を落とす、しっかり乾かす
新品の帽子は、製造の過程でついた油分やコーティング剤が表面にうっすら残っていることがあります。このまま書くと、ペンが弾かれてにじみやすくなるんです。
- 中性洗剤でさっと押し洗いして、表面の油分を落とす
- タオルで水気を取り、風通しのいい場所で完全に乾かす
- 生乾きのまま書くと、乾いた後ににじみが目立つことがある
この一手間だけで、書いた文字の持ちがかなり変わってきます。急いでいる時ほど省略したくなる工程ですが、先に済ませておく方が結局は早いです。特に届いたばかりの新品は、たたみジワの折り目部分にも油分が残りやすいので、広げてから全体を軽く洗っておくと安心です。忙しい時期は、複数枚まとめて洗って乾かしておくと、名前書きの日にあわてずに済みます。
にじませない書き方——薄く重ねて、乾くまで触らない
下ごしらえが済んだら、いよいよ名前を書きます。一度に濃く書こうとせず、薄く1回書いて乾かし、必要なら2回目を重ねる方が、にじみにくく仕上がります。
もうひとつ大事なのが、園や学校の指定が最優先という点です。フルネームか名字だけか、書く位置はどこか、園によって細かく決まっていることがあります。持ち物の指定を先に確認してから書き始めてください。なお、肌にインクが付いた場合の影響を断定することはできません。落ちにくいだけ、と考えておいて、気になる時は早めに石けんで洗い流しておくと安心です。
消し方の順番——エタノールから、メラミンは最後
お下がりで使う時や、書き間違えた時は、次の順番で試してみてください。焦って強くこすると、生地やシリコンを傷めてしまいます。
消毒用のエタノールを使う時は、必ず換気をして、火の気のない場所で作業してください。エタノールは揮発しやすく、火に近づけると危険です。何度かに分けて優しく拭き、それでも残る時にメラミンスポンジを使いますが、シリコン素材はこすれで傷みやすいので最後の手段にしてください。もうひとつ気をつけたいのが、塩素系の漂白剤を使うと、帽子の色そのものが抜けてしまうことがあるという点です。名前を消すためだけに漂白剤を使うのはおすすめしません。それでも文字の跡が薄く残る時は、無理に完全に消そうとせず、上から新しい名前を書き足せる程度まで整える、くらいの気持ちで十分です。
書かずに済ませる——ゼッケン布を縫う、タグを通す
「毎年書き直すのが手間」「シリコンでどうしてもにじむ」という人は、帽子に直接書かない方法も選べます。
- ゼッケン用の布に名前を書いて、ゴム部分や後ろに縫い付ける
- 着脱できる名前タグを、あごひもやゴムに通して使う
- 入園・入学時にまとめて名前グッズをそろえるなら、縫い付けタイプの方が繰り返し使えて長い目で見ると楽になりがちです
- 兄弟姉妹で帽子を共有する家では、タグを付け替えるだけで名前の管理ができて手間が減ります
ただし、この方法も園や学校の指定に沿っているかを先に確認してから取り入れてください。指定と違う形にしてしまうと、結局書き直すことになってしまいます。きょうだいで色違いの帽子を使う家庭なら、タグの色を分けておくだけでも取り違えを防げますよ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、素材を確かめずに書き始めて失敗する相談が多い印象です。書く前に一度、目立たない場所で試すひと手間が、いちばんの近道だと思います』
布にもプラスチックにも書ける、両用タイプのお名前ペンを1本持っておくと、水泳帽以外の持ち物にも使えて重宝します。にじみにくさは製品ごとに差が出やすいので、専用タイプを選ぶと失敗が減ります。ペン先の太さも数種類あるので、名前欄の大きさに合わせて選んでおくと、次に使う時にも迷いません。
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布への名前書きでにじみに悩んでいる人は名前つけでにじまない書き方、体操服やスモックへの名前つけで場所に迷う人はスモックの名前つけもあわせてどうぞ。水泳帽にワッペンを付けたい人は水泳帽のワッペンの付け方にまとめています。
まとめ:素材で道具を変える。エタノールは換気して、園の指定を優先
- メッシュは布用ペン、シリコンは専用シールやタグを選ぶ
- 洗って油分を落とし、しっかり乾かしてから書き始める
- 薄く重ねて書き、乾くまで触らないのがにじませないコツ
- 消し方はエタノールから、メラミンは最後。換気と火の気に注意
- 書かずに済ませるならタグやゼッケン布。園の指定は必ず確認
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