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「書道セットに硯が入ってない…!」朝の忙しい時間に気づいて焦った経験、ありませんか。持っていくのを忘れた、うっかり割ってしまった、そんな時に「代わりになる物はないかな」と考えるのは自然なことです。特に低学年のうちは、忘れ物や物の扱いに慣れていない時期でもあるので、こうしたトラブルはどの家庭にも起こり得ます。
先に結論をひとつ。墨汁を使うだけなら、深さのある小皿や牛乳パックで代用できることが多いです。ただし、墨を「する」なら話は別で、平らなお皿ではすることができず、硯そのものが必要になります。学校で代用していいかどうかは、先生の指示を優先してください。代用の早見表、倒れない置き方、割れた硯の扱い方まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:代用できる物を知りたい人|学校での可否が心配な人|倒れないか心配な人|硯が割れてしまった人|買い直すか迷う人
硯の代わりになる物——墨汁を使うなら候補がある
まず知っておきたいのは、「墨汁を使うだけ」なのか「墨をすりたい」のかで答えが変わるという点です。墨汁をそのまま使うなら、深さのある容器に注ぐだけで書けるので、硯でなくても代用できます。一方で、固形の墨を水ですって墨汁を作りたい場合は、すり合わせる面が必要になるので、平らなお皿では代用できません。学校の授業では墨汁を使うことが多いので、多くの場合は容器さえあれば書き進められます。心配な時は、先に持ち物の使い方を確認しておくと安心です。
| 代用品 | 向く場面 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 小皿・小鉢(深め) | 墨汁を使う書写向き | 安定した場所に置く。浅い皿は倒れやすい |
| 牛乳パック(切った物) | 一回使い切りの練習 | 使用後は洗って処分するか、洗って再利用の判断は各家庭で |
| プラ容器(プリンカップ等) | 軽い墨汁入れ | 軽くて倒れやすい。重ねて安定させる |
| ペットボトルの底 | 応急の代用 | 不安定・深さ不足に注意。長期の使用には向かない |
学校の授業で代用していいかどうかは、先生や学校の指示が最優先です。この記事の内容は一般的な目安であって、学校ごとのルールを断定するものではありません。心配な時は、先に先生に相談してみてください。
学校で代用してもいい?——先生の指示を優先
「代用していい」と一律には言えないのが、この話の難しいところです。学校や担任の先生によって、書道の授業での持ち物の扱いは違います。硯を忘れた時にどうするかは、まず先生に相談するのがいちばん確実です。「今日は貸してもらえる硯があるか」「代用してよいか」を聞いてから動くと、あとで困りません。
家庭で練習する時は、代用品を使うかどうかは各家庭の判断になります。ただし、学校に持っていく物については、学校の指示を優先してください。この記事はあくまで一般的な考え方をまとめたもので、学校ごとのルールを断定するものではありません。
倒れない置き方の工夫
代用容器でいちばん困るのが、うっかり倒して墨汁をこぼしてしまうこと。硯に比べて軽く、底も浅いものが多いので、置き方に少し気をつかうだけで安心感が変わります。
- 濡らして軽く絞った布巾を下に敷き、滑り止めにする
- 机の手前ではなく、奥の方に置いて袖が当たらないようにする
- 深さのある容器を選び、墨汁は少なめに入れる
特に牛乳パックやプラ容器は軽いので、周りに筆や下敷きを置いて動きにくくしておくのもひとつの手です。子どもが自分で管理する場合は、置き場所をひとこと確認してあげると安心です。書いている途中に姿勢が変わって腕が容器に当たることもあるので、利き手と反対側に置く、というだけでもこぼれにくくなりますよ。
硯が割れてしまった時
硯を落としたりぶつけたりして割れてしまった時は、扱い方に注意が必要です。割れた硯の欠けは、思っているより鋭く、触ると手を切ることがあります。拾う時は破片の縁を素手で強く握らないようにしてください。
割れた硯を接着剤でくっつけて直したくなるかもしれませんが、これはおすすめしません。接着面が完全に密着しないことが多く、使っているうちにまた欠けたり、隙間に墨がたまって不衛生になったりすることがあります。割れてしまった硯は、無理に直そうとせず、買い替えを検討する方が安心です。処分する時は、破片を新聞紙などに包んでから、自治体のルールに沿って捨ててください(分別は自治体によって違うため、ここでは断定しません)。破片を集める時は、見えている大きな欠片だけでなく、細かい破片が床や周りに飛び散っていないかも確認しておくと、あとで踏んでしまう心配が減ります。
硯以外の書道セット全体の処分の仕方は書道セットの捨て方にまとめています。
買い直すなら見るところ
「もう買い直そうかな」と思った時に、迷いやすいポイントを整理しておきます。
- プラスチック製。軽くて扱いやすく、洗いやすい。学校の書道セットに多いタイプ
- 石製。墨のすり心地が違うと言われますが、価格も手入れの手間も上がります
- 墨池(墨汁専用の容器)。墨汁だけを使うなら、硯より扱いが楽なこともあります
普段の練習が中心なら、扱いやすいプラスチック製で十分なことが多いです。書道教室に通っていて頻度が高いなら、すり心地を重視して石製を選ぶ人もいます。どちらを選んでも、日ごろの洗い方や、うっかり忘れてしまった時の対処法をあわせて知っておくと、次からは慌てずに済みますよ。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、忘れ物対策としては、家にもう1つ墨汁専用の容器を用意しておくと安心だと思います。硯そのものより、墨を入れる場所さえあれば練習はできますよね』
墨汁を使う練習用に、割れにくいプラスチックの墨池を1つ持っておくと、硯を忘れた時や急な練習にも対応しやすくなります。硯本体の買い直しより先に、こちらを検討してみるのもひとつの方法です。
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プラスチックの硯の日ごろの洗い方は硯(プラスチック)の洗い方、硯の墨が固まってしまった時は硯の固まった墨の落とし方、書道セット全体の洗い方は書道セットの洗い方にまとめています。下敷きを忘れた・傷んだ時の代用は下敷きの代用、絵の具パレットの代用は絵の具パレットの代用、筆箱の代用は筆箱の代用、卒業などで書道セットを処分する時は書道セットの捨て方もどうぞ。
まとめ:墨汁は小皿や牛乳パックで代用できる、割れた硯は接着せず買い替え
- 墨汁を使うだけなら深さのある小皿や牛乳パックで代用できることが多い
- 墨をするなら硯が必要。平らなお皿ではすり合わせができない
- 倒れないよう濡れ布巾を敷き、机の奥に置くのがコツ
- 割れた硯の欠けで手を切らない。接着で直すのは勧めない
- 代用に使った食器は食器に戻さない。墨は落ちにくく、学校の指示が最優先
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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