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鱈の切り身を買ったものの、今日と明日では使いきれない。そんな時、冷蔵のままでいいのか、冷凍できるのか、冷凍したら水っぽくならないか、気になりますよね。
先に結論をひとつ。鱈の切り身は水分が多く、傷みやすいので、買った日に使わないなら、水分をふき取って1切れずつラップで包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍するのが向いています。冷蔵なら、水分をふいて包み直し、表示の期限内に早めに使います。解凍は冷蔵庫でゆっくり行い、出てきた水分はふき取ります。
水っぽくなる原因のひとつは、水分を残したまま保存することです。包み方のちょっとした順番で、仕上がりは変わります。下の図から、自分に近い章をさがしてみてください。
ケース別に読む:今日明日使う人|冷凍したい人|水っぽくしたくない人|解凍したい人|傷みが気になる人|子どもに出す人
冷蔵——水分をふいて包み直し、表示の期限内に早めに使う
買ったその日か翌日に使う予定なら、冷蔵庫で大丈夫です。ただし、パックのまま入れっぱなしにしないでください。パックの中には、切り身から出た水分がたまっていて、この水分が傷みや生臭さのもとになりやすいからです。
- パックから出し、表面の水分をキッチンペーパーでふき取る
- ラップで包み直す。または、ふたのできる容器に入れます
- 冷蔵庫に入れ、表示の期限内に早めに使う
パックに水分がたまっているのを見ても、慌てなくて大丈夫です。ふき取って、においと見た目を確かめましょう。
パックから出す時は、生の魚の水分が手やまな板、台所の台につかないよう、皿やバットの上で作業します。さわったあとは手を洗い、触れた場所は洗剤で洗ってから拭いてください。
表示の期限は、買った時の状態を前提にしたものです。パックを開けたあとは、期限内でも早めに使いましょう。何日までもつか、という日数は、鮮度や冷蔵庫の状態で変わるので、決めつけないでください。
冷蔵庫の中では、扉の開け閉めで温度が変わりにくい奥の方に置くと安心です。生の魚の水分がほかの食品に垂れないよう、皿や容器にのせて置きます。
冷凍——1切れずつ包んで、冷凍用の保存袋へ
買った日に使わない時や、数日あとに使う時は、冷凍が向いています。ポイントは、使う分ずつ小分けにすること。まとめて凍らせると、必要な分だけ取り出せず、解凍と冷凍をくり返すことになってしまいます。
- 水分をふき取る。両面をキッチンペーパーで
- 1切れずつラップで包む。ぴったり、空気が入らないように
- 冷凍用の保存袋に入れ、空気を抜いて口を閉じる
- 日付を書いて冷凍庫へ。いつ冷凍したか分かるようにします
冷凍庫でも、保存できる長さには限りがあります。日数は、袋や冷凍庫の取扱説明書、買った店の表示を見てください。空気に触れると身が乾いてしまうので、空気を抜いておくのが大切です。
においが少し気になる鱈は、冷凍しても、においがなくなるわけではありません。気になる時は、冷凍する前に水分をふき取り、強いにおいやぬめりがある場合は食べずに処分します。冷凍は、状態のよい物を保つための方法だと考えておくと、迷いません。
💡 この困りごとへの提案
冷凍用の保存袋は、ジッパーがしっかり閉まって、厚みのある物が使いやすいです。冷凍に使えるかどうかは、袋の表示で確かめてください。
水っぽくしない包み方——水分をふいて、空気を抜く
冷凍した鱈が水っぽくなる原因のひとつは、水分を残したまま凍らせることです。水分が氷になり、解凍する時に身から出てくるので、べちゃっとした仕上がりになりがちです。
| 順番 | やること | ねらい |
|---|---|---|
| 水分 | キッチンペーパーで両面をふく | 解凍する時に出る水分を減らす |
| 包む | ラップで1切れずつぴったり包む | 空気に触れさせず、乾燥をふせぐ |
| 袋 | 平らにして、空気を抜く | 冷凍庫の中で場所をとらない |
それでも解凍後に水分が出て、水っぽく感じる時は、出てきた水分をよくふき取ってから調理に入ります。煮付けや鍋のように汁気を使う料理は、水っぽさが気になりにくい使い道のひとつです。使い道は、その日の気分に合わせて選んでかまいません。
袋に入れる時は、切り身を重ねずに並べて、空気を抜く時に身をつぶさないよう、手のひらで軽く押さえます。
切り身が重なったまま凍ると、くっついてはがす時に崩れます。ラップで1切れずつ包んでおけば、使いたい分だけ取り出せます。
塩鱈や、味つきの切り身は、あらかじめ味がついています。袋に書かれている保存方法に従ってください。
解凍のしかた——冷蔵庫でゆっくり、出た水分はふき取る
解凍は、使う前に冷蔵庫へ移して、ゆっくり戻します。急ぐからと、常温に出しっぱなしにするのは避けてください。外側だけ先に温まって、傷みやすくなります。
- 冷蔵庫で解凍する。時間がかかるので、使う予定に合わせて早めに移します
- 解凍で出た水分は、ふき取ってから調理する
- 一度解凍した鱈を、もう一度冷凍しない
冷蔵庫で解凍する間は、出てくる水分がほかの食品に垂れないよう、皿や容器にのせておきます。解凍したら、早めに使いましょう。
凍ったまま煮付けや焼き物にする時の考え方は、冷凍たらを煮付けやそのまま焼きに?に書いています。解凍の水分をそのままにすると、生臭さや水っぽさが出やすいので、ふき取る習慣をつけておくと安心です。
傷みのサイン——いやなにおい・ぬめり・色の変化があれば食べない
冷凍していても、期限が切れていたり、解凍してから時間がたった物は、傷んでいることがあります。食べる前に、次の点を確かめてください。
- ツンとする強いにおい、すっぱいにおいがする
- ぬめりがある・糸を引く
- 色が変わっている(黄ばみ、茶色や灰色っぽいくすみ)
- 身が崩れる・べたつく
においは、冷凍庫から出した直後より、解凍が進んだ時に分かりやすくなります。解凍したあとにも、もう一度確かめましょう。
どれかに当てはまる時は、食べずに処分します。当てはまらなくても、迷う時は食べない、で大丈夫です。冷凍した魚の期限やにおいの考え方は、冷凍鮭の賞味期限が切れていた・臭い・変色している時も参考になります。少し生臭い程度の見分けと下ごしらえは、鱈が臭い時に書きました。
ゆきこ( ゚Д゚)『切り身を買うと、つい「明日使おう」と冷蔵庫に入れて、そのままになりがちですよね。使う日が決まっていない時は、買った日のうちに冷凍するかどうかを決めておくと、あとで迷いません』
子どもに出す時——骨をとって、表示を見る
鱈の切り身にも、小さな骨が残っていることがあります。子どもに出す時は、骨をとってから、ほぐして出します。中までしっかり火を通すことも大切です。
- 骨をとってから出す。指でさわって確かめながらほぐします
- 魚のアレルギーがある場合は、パックや袋の表示を見る
- 年齢や量は、子どもの様子に合わせる。心配な時は、かかりつけの医師に聞きます
犬や猫がいる家では、骨や調理前の魚が届かない場所に置いてください。魚の骨は、ペットに与えないようにします。
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少し生臭い時の見分けと下ごしらえは鱈が臭い時、凍ったまま使う考え方は冷凍たらを煮付けやそのまま焼きに?にあります。魚の冷凍の期限が気になる人は冷凍鮭の賞味期限が切れていた時もどうぞ。
まとめ:水分をふき取って包む。冷凍は1切れずつ、解凍は冷蔵庫で
- 鱈は水分が多く、傷みやすい魚。保存の前に水分をふき取る
- 冷蔵は包み直して、表示の期限内に早めに。日数は決めつけない
- 冷凍は1切れずつラップで包み、冷凍用の保存袋へ。空気を抜く
- 解凍は冷蔵庫でゆっくり。出た水分はふき取り、冷凍し直さない
- 強いにおい・ぬめり・色の変化は食べない。迷ったら食べない
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手順を1枚にまとめています。



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