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わけぎの根元の、白くふくらんだ部分。球根みたいに見えて、「これ、食べていいの? 捨てるもの?」と迷いますよね。園芸の話で「球根」と聞くと、食べ物ではないような気もしてきます。
先に結論をひとつ。わけぎの根元の白くふくらんだ部分は、ひげ根を切り落とせば、葉と同じように食べられます。辛みや香りが葉より強めに感じられることがあるので、薬味や加熱する料理に向いています。ただし、植え付け用として売られている球根(種球)は、食用として売られている物とは別です。袋の表示を見て、食用の物だけを食べます。
下ごしらえ、食べ方の考え方、食用と種球の見分け方を、順番に見ていきます。下の図から、自分に近い場面を選んでください。
ケース別に読む:根元の下ごしらえを知りたい人|食べ方で迷う人|種球が気になる人|傷みが気になる人|よくある迷い
根元の下ごしらえ——ひげ根を切って、土を洗い流す
買ってきたわけぎの根元には、ひげ根がついていて、土が残っていることもあります。食べる前に、次の順番で整えます。
- ひげ根を切り落とす。根のかたまりの、ふくらみのすぐ下あたりで
- 土や汚れを、水で洗い流す。重なった皮のすき間に入りやすいので、指でそっとこすりながら
- 外側の皮が傷んでいたら、1枚むく。変色や、ぬるっとした感じがあれば取り除きます
- まな板が動かないように、濡れた布巾を敷いて固定する
- 包丁は手前に引かず、切る方向に手を出さない
- 子どもには切らせない。切る作業は大人が
買う時は、根元がしっかりふくらんでいて、ぬめりや変色のない物を選びます。袋の中が水っぽくなっている物は、根元が傷んでいることがあるので、避けたほうが安心です。
洗ったあとは、水気をふいてから使います。葉の部分と一緒に使う時も、根元と葉は火の通りや辛みの感じ方が違うので、分けて切っておくと扱いやすくなります。買ってきたわけぎの保存はわけぎの保存方法にまとめています。
食べ方の考え方——薬味・炒め物・汁物
根元の白い部分は、辛みや香りが葉より強めに感じられることがあります。そのため、辛みを楽しみたいか、やわらげたいかで、使い方を分けると迷いません。
| 使い方 | 向く場面 | ポイント |
|---|---|---|
| 薬味(生) | 辛みと香りを楽しみたい | 薄く刻む。辛みが強く感じられることがある |
| 炒め物・焼く料理 | 辛みをやわらげたい | 加熱すると辛みがやわらぎやすい。火のそばを離れない |
| 汁物・煮物 | 辛いのが苦手な人がいる | 煮ると食べやすい。ほかの具と一緒に |
根元は、葉の部分より少しかためと感じることがあるので、薄く切ると口あたりがやさしくなります。葉の部分と一緒に使う時は、根元から先に切って、葉は最後に加えるように分けておくと、火の通りがそろいやすくなります。
辛みの感じ方は、人や個体によって違います。
生で食べる時は、まず少しだけ試して、辛すぎたら加熱に回すと安心です。分量や火の通し方は、料理のレシピや、素材の状態に合わせてください。
焼いたり炒めたりする時は、水気が残っていると油がはねやすくなります。洗ったあとは、よくふき取ってから使いましょう。油の使い方や、はねへの備えは、冷凍イカを焼く話ですが冷凍イカを柔らかく仕上げる考え方でも触れています。
食用と種球の違い——植え付け用は食べない
ここは、いちばん大事なところです。園芸店やホームセンターで売っている球根は、植えて育てるための物で、食べるための物ではありません。種球には、病気や虫を防ぐための薬剤が使われていることがあり、食用として売られている物とは扱いが別です。
- 野菜売り場で、食品として売られている。食べられます
- 園芸コーナーや種苗店で、「植え付け用」「種球」と書かれている。食べません
- 袋の表示が読めない、どちらか分からない。食べません
袋の表示を見て、迷ったら食べない。これだけ守っておけば、間違いが起きにくくなります。「植え付け用」「種球」「観賞用」などの言葉が書かれていたら、食べる物ではないと考えて、台所に持ち込まないようにします。
家に園芸用の球根がある時は、食材と同じ棚やかごに置かないのも大切です。形が似ていて、間違えやすいからです。小さな子どもやペットが口に入れないよう、手の届かない所にしまっておきましょう。
庭や畑、プランターに植えた物は、食べる前に、食用として育てた物かどうかを確かめてください。薬剤を使ったかどうかが分からない時は、食べないほうが安心です。
また、道ばたや空き地、河原に生えている球根のある植物は、食べるために摘まないでください。わけぎに似た見た目の草花もあり、食べられない植物が混じっていることもあります。見分けがつかないまま口に入れるのは避けましょう。
傷みの見分け——ぬめり・においがあれば食べない
根元は、重なった皮のすき間に水がたまりやすい場所です。食べる前に、次のどれかに当てはまらないか、見てください。
- ぬめりがある。さわるとぬるっとする、糸を引く
- いやなにおいがする。酸っぱいにおいや、ツンとするにおい
- 溶けたような部分がある。やわらかく崩れている
- カビや、変色が広がっている
この中の1つでもあれば、食べずに処分します。外の皮だけむけば大丈夫、と思える時もありますが、中まで変色していたり、においがあったりする時は、全部やめておくほうが安心です。迷ったら食べないのが基本です。
よくある迷い——捨てる? 辛い時は? 子どもに出す時は?
根元は捨てるもの?
捨てなくて大丈夫です。ひげ根と、傷んだ外の皮を取れば、葉と同じように食べられます。
ひげ根は食べられる?
ひげ根は、切り落としてから使います。土や汚れがからまりやすい部分なので、ふくらみのすぐ下で切るほうが扱いやすいです。
葉と根元は、一緒に使っていい?
一緒に使えます。ただ、辛みや火の通りが違うので、根元から先に切って、葉は後から加えるなど、分けて扱うと食べやすくなります。
辛くて食べにくい時は?
加熱すると、辛みがやわらぎやすくなります。炒め物や汁物に入れるほうが、食べやすくなることが多いです。
植えて増やせる?
育て方は、園芸の本や、種苗店の案内を見てください。食用として買った物を植える場合も、育て方は専門の案内に従うのが確実です。
子どもに出す時は?
辛みや香りが、小さな子には強く感じられることがあります。食べ慣れない物は少しずつ出して、様子を見てください。食べ物のアレルギーが心配な場合は、かかりつけの医師に相談してから進めると安心です。
ゆきこ( ゚Д゚)『根元のふくらみは「捨てる部分」と思われがちですが、実は食べられる部分なんですよね。ただ、植える用との線引きだけは、表示で確かめてほしいところです』
💡 この困りごとへの提案
根元の小さな部分を切る時は、小さめのまな板があると、出し入れが楽で、ほかの食材とにおいが混ざりにくくなります。
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買ってきたわけぎの保存はわけぎの保存方法に、焼く時の油はねや火の通しの考え方は冷凍イカを柔らかく仕上げる考え方にあります。
まとめ:根元はひげ根を切れば食べられる。植え付け用の種球は食べない
- 根元のふくらみは、ひげ根を切れば食べられる。土をよく洗い流します
- 辛みや香りは強めに感じられる。加熱するとやわらぎやすいです
- 植え付け用の種球は食べない。薬剤が使われていることがあります
- 表示で食用かどうかを確かめる。迷ったら食べません
- ぬめり・いやなにおいは食べない。道ばたの植物は摘みません
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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