座布団カバー ファスナー付きの作り方——寸法の出し方、側面と裏面どちらに付けるか、ミシンでの縫い付け手順、手縫いでの付け方、開け閉めで糸が切れやすい所の補強

生活

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座布団に合わせてカバーを作りたいけれど、洗濯のたびに外しやすい形にしたくて、かぶせるだけの封筒型ではなくファスナー付きにしたい、という人は多いですよね。見た目がすっきりする、中身がずれにくいという理由で選ばれることが多い作り方です。

先に結論をひとつ。ファスナー付きで迷いやすいのは寸法よりも先に、「側面に付けるか、裏面に付けるか」を決めずに縫い始めてしまうことなんです。付ける場所を先に決めてしまえば、あとの手順はそれほど難しくありません。寸法の出し方、側面と裏面の違い、ミシンでの縫い付け手順、手縫いで付ける方法、開け閉めで糸が切れやすい所の補強まで、順番に見ていきましょう。かぶせるだけで足りる人、縫わずに後付けしたい人は、それぞれ専用の記事に案内しますね。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ寸法をまず知りたい銘仙判・八端判・厚みを足す→第1章側面か裏面か迷っている手間と見た目の違いで決める→第2章ミシンで縫い付けたい仮止めしてから押さえで縫う→第3章手縫いで付けたい半返し縫いでもできる→第4章糸がすぐ切れる・迷う人補強と代わりの形を知る→第5章

ケース別に読む:寸法をまず知りたい人側面か裏面か迷っている人ミシンで縫い付けたい人手縫いで付けたい人補強を知りたい人封筒型でいいか迷う人

4コマ漫画|座布団カバーのファスナー付け1波打つ…ファスナー波打つ2強く引っ張り縫う強く引っ張り縫う3まち針で仮止め4まっすぐ付いたまっすぐ付いた

寸法の出し方——銘仙判・八端判・厚みの足し方

座布団カバーには、いくつかの規格サイズがあります。よく使われるのは銘仙判(約55×59cm)八端判(約59×63cm)。まずは家の座布団がどちらに近いか、実物を測るところから始めてください。

規格 目安寸法 向く座布団
銘仙判 約55×59cm 普段使いの薄手の座布団
八端判 約59×63cm 来客用・厚みのある座布団

測るのは2か所だけ。縦横の面厚みです。厚みは、座布団を軽く押さえた状態ではなく、自然に置いた状態で測ってください。かぶせるだけの封筒型を作る時の縫い代の出し方は、既存の座布団カバーの作り方(ファスナーなし)にある計算がそのまま使えます。この記事では、そこにファスナー分の縫い代と、厚い座布団でつっぱらないための足し方を重ねます。厚みが5cmを超える座布団は、縦横の寸法にそれぞれ厚みの半分ほどを足しておくと、閉じた時に生地が引っ張られにくくなりますよ。

ファスナーは側面か裏面か——手間と見た目の違い

ファスナーを付ける位置は、大きく分けて2通りです。どちらが正解ということはなく、仕上がりの好みと手間で選んで大丈夫です。

付ける場所 手間 見た目
側面(マチの部分) やや簡単。直線を縫うだけ 正面からファスナーが見えない
裏面(中央) 角の始末が少し要る 裏返しても目立たず、開閉がしやすい

初めて作る人には、側面付けをおすすめします。直線を縫うだけで済むので、ミシンの扱いに慣れていなくても失敗しにくいんです。裏面付けは見た目がすっきりする一方、角の縫い代処理がひとつ増えます。

ミシンで縫い付ける手順——仮止めしてから押さえで縫う

ここからは実際に縫う手順です。まち針・針は本数を数えてから始めて、縫い終わったらもう一度数えるようにしてください。床に落ちたままだと、あとで見つからなくなることがあります。

「折る→仮止め→縫う」の3つ1縫い代を折るファスナー幅に合わせて1cmほど折るアイロンは当て布で軽く→ 直接当てない2まち針で仮止め本数を数えてから間隔を均等に打つファスナーが波打たない→ 引っ張らずに合わせる3押さえで縫う片側を縫ったらもう片側も同じ速さで両端は返し縫いを→ 針の本数を数えて終わる
  1. 縫い代を折る。ファスナーの幅に合わせて1cmほど折ります。アイロンを使う時は必ず当て布をして、直接当てないでください。生地が溶けたりテカったりすることがあります。蒸気も熱いので、指を近づけないように
  2. まち針で仮止めする。本数を数えてから始め、均等な間隔で打っていきます。引っ張りながら合わせると、ファスナーが波打つ原因になります
  3. ミシンの押さえで縫う。片側を縫ったら、もう片側も同じ速さで。両端は返し縫いをしておくと、開け閉めを繰り返しても糸が切れにくくなります

裁ちばさみ・リッパーを使う場面では、刃先を自分や周りの人に向けないこと。角を表に返す時に目打ちで生地を押し出すときれいに出ますが、先端がとがっているので、力を入れすぎて突き抜けないよう、生地越しにゆっくり押してください。切り口は内側に来るように折り込み、角は少し丸めて仕上げると、洗濯を繰り返しても布端がほつれにくくなります。

手縫いで付ける——半返し縫いの手順

ミシンがない、または部分的な手直しをしたい時は、半返し縫いで十分に付けられます。ひと針ごとに少し戻りながら進む縫い方で、直線縫いより丈夫です。

  • 糸は生地に近い色を2本どりにすると強度が出ます
  • ファスナーの端から端まで、均等な針目で進めます。急がず、まっすぐ縫うことを優先してください
  • 始めと終わりは重ね縫いをして、玉止めだけに頼らないようにします

手縫いは時間がかかる分、ミシンよりも力の加減を調整しやすいというよさがあります。厚手の生地で手が痛くなる時は、指ぬきを使うと針を押し込みやすくなりますよ。

開け閉めで糸が切れやすい所の補強

ファスナー付きのカバーは、封筒型に比べて開け閉めの動作がある分、力がかかる場所があります。特に糸が切れやすいのは、ファスナーの両端です。

  • ファスナーの上止め・下止め付近は、返し縫いを2〜3回重ねておく
  • 生地の角は丸めて縫うと、直角に比べて力が一点に集中しにくくなります
  • スライダーを強く引っ張らない。斜めに引くと生地ごと噛み込むことがあります
ファスナー付けのOKとNGOKまち針を数えてから仮止めアイロンは当て布をして軽く角は丸めて縫う金具は使わない時しまう切り口は内側に折り込むNG生地を引っ張りながら縫うアイロンを生地に直接当てる金具を出しっぱなしにするまち針を数えず床に落としたまま

ファスナーの金具(スライダーや端の金具)は、子どもの口に入る大きさのまま余らせて置かないでください。使わない時は引き出しの中など、手の届きにくい場所へ。開閉する時も、生地の間に指を挟まないよう、ゆっくり動かす習慣をつけておくと安心です。

封筒型・縫わない後付けとの違い——既存記事へ

ここまで読んで、「そこまで縫うのは大変そう」と感じた人もいますよね。かぶせるだけで完成する封筒型の作り方は、座布団カバーの作り方(ファスナーなし)にまとまっています。縫う工程がぐっと少なく、初めての人にはこちらも十分な選択肢です。

また、「もう手元にあるカバーに、ファスナーだけ後から足したい」という場合は、縫わずに付けられる方法を縫わないファスナーの後付けで紹介しています。この記事のように最初から作るのではなく、面ファスナーなどで済ませたい人はそちらを先にどうぞ。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、毎週洗うタイプの座布団なら、ファスナーより面ファスナーの方が付け外しは楽だと感じます。仕上がりの好みで選んでいいと思うんです』

材料を揃えるなら、長さに余裕のあるファスナーを1本用意しておくと、寸法を測ってから切って使えるので失敗が少なくなります。

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座布団のサイズに迷った時は、100円ショップと代用の話をまとめた座布団カバー 100均と代用もあわせてどうぞ。既製品との寸法の違いを先に知っておくと、手作りする時のイメージがつかみやすくなります。

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かぶせるだけで作りたい人は座布団カバーの作り方(ファスナーなし)、すでにあるカバーに縫わずに付け足したい人は縫わないファスナーの後付け、サイズが合わない時や代用を探している人は座布団カバー 100均と代用にまとめています。

まとめ:側面付けが簡単。まち針は数えて始め数えて終わる。金具は子どもの手の届かない所へ

  1. 寸法は銘仙判・八端判に加えて厚みを足す。厚い座布団は縦横に厚みの半分ほど余裕を持たせる
  2. 初めては側面付けが簡単。裏面付けは見た目がすっきりする分、角の始末が増える
  3. まち針・針は数えて始めて数えて終わる。アイロンは当て布をして直接当てない
  4. 糸が切れやすいのはファスナーの両端。返し縫いを重ね、角は丸く縫う
  5. ファスナーの金具は子どもの口に入る大きさで余らせない。開閉時は指を挟まないようゆっくり

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

座布団カバーのファスナー付きの作り方の早見表:寸法は銘仙判55×59cm・八端判59×63cmを目安に、厚みが5cmを超える座布団は縦横に厚みの半分ほどを足す。ファスナーは側面付けが簡単で正面から見えず、裏面付けは見た目がすっきりする分角の始末が増える。縫う手順は縫い代を折る、まち針で仮止めする、ミシンの押さえで縫うの3つ、まち針と針は本数を数えて始めて数えて終わる、アイロンは当て布をして直接当てない。手縫いは半返し縫いで十分丈夫。糸が切れやすいのはファスナーの両端なので返し縫いを重ね、角は丸めて縫う。ファスナーの金具は子どもの口に入る大きさのまま余らせず手の届きにくい場所へ、開閉時は指を挟まないようゆっくり動かす。かぶせるだけの封筒型や縫わない後付けで十分な人は既存記事へ

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