ローストチキンの温め直し——オーブン・トースター・電子レンジの選び方

食

※本記事にはプロモーション(アフィリエイト広告)が含まれています。

冷めたローストチキンは、皮がしんなりして、身も少しかたくなりがちです。もう一度温めておいしく食べたいけれど、オーブンがいいのか、トースターなのか、電子レンジでも大丈夫なのか。迷いますよね。

先に結論をひとつ。温め直しは、買った商品に書いてある方法があれば、それを先に見ます。そのうえで、皮をパリッとさせたいならオーブンかトースターを使い、焦げそうならアルミホイルをかぶせる。早く温めたいなら電子レンジで中を温めてから、トースターで表面を仕上げる、という組み合わせが取りやすい形です。どの方法でも、骨のまわりまで中が熱くなっているか確かめることが大事です。

加熱の分数やワット数、温度は、機器や商品によってまったく違うので、この記事には書いていません。取扱説明書と商品の表示を見るのが確実です。ここでは「どの道具を選ぶか」と「失敗しない考え方」を整理します。下の図から、自分に近い状況を探してみてください。

あなたはどれ?店や商品の案内がある→それを先に見る第1章へ ▶皮をパリッとさせたい→オーブンかトースター第2章へ ▶急いで温めたい→レンジで中→表面を焼く第2章へ ▶焦げそう・乾きそう→アルミホイルをかぶせる第3章へ ▶中まで温まったか不安→骨のまわりを確かめる第4章へ ▶

ケース別に読む:案内を先に見たい人|方法を選びたい人|焦がしたくない人|中まで温まったか確かめたい人|やけどが心配な人

4コマ漫画|ローストチキンの温め直し冷めたチキン冷めて皮がしんなりパリッとしたいね1皮が気になるやりがち表示を見ずに加熱そばを離れる焦げても放置2焦がすとNGこうする表示を見て温めよう3機器の表示を見る仕上げ骨のまわりも熱いかな中まで確かめて4中まで熱くしてから

まず買った商品や機器の表示を見る——自己流の前に

買ってきたローストチキンには、袋や箱、添えられたメモなどに、温め直しの案内が書かれていることがよくあります。商品によって皮の厚みも、味付けも、入っている部位も違うので、作った側が想定している温め方が外れにくい方法です。まずそこを見てください。

案内が見つからない時や、手作りで案内がない時は、使う機器の取扱説明書を見ます。オーブンやトースターには、入れてよい容器や大きさ、アルミホイルの使い方が書かれています。電子レンジも、使える容器とワット数の目安は機器ごとに違います。ここを飛ばして自己流で温めると、焦げたり、火が出たりする心配があるので、面倒でも一度は目を通しておくと安心です。

冷凍していたチキンの場合は、冷蔵庫の中でゆっくり解凍してから温めます。常温に出しっぱなしにして解凍するのは避けてください。外側だけ先に温まって、中は凍ったまま、という状態になりやすく、傷みの心配も出てきます。解凍した時に出てくる水分は、キッチンペーパーなどで軽くふいておくと、仕上がりがべちゃっとしにくくなります。凍ったまま加熱できるかどうかは、商品の表示に従ってください。冷凍した鶏肉を加熱する時の一般的な考え方は、冷凍の鶏肉は凍ったまま焼ける?にまとめています。

温め方の早見表——オーブン・トースター・電子レンジ・組み合わせ

温め方の3つの選び方皮をパリッと早く中まで温める表面を焼いて仕上げ
方法 向く場面 気をつけること
オーブン 皮をパリッとさせたい。大きな塊や骨つきをまとめて温めたい 庫内に収まる大きさで。予熱の有無や温度、時間は取扱説明書と商品の表示で。焦げそうならアルミホイルを
トースター もも1本など、小さめの物を手軽に温めたい ヒーターに近づけすぎない。脂が落ちるので受け皿の掃除を。そばを離れない
電子レンジ とにかく早く中まで温めたい 皮はしっとりしやすい。加熱ムラが出やすいので途中で向きを変える。容器は電子レンジに使える物を
組み合わせ 早さも皮のパリッと感も欲しい 電子レンジで中を温めてから、トースターかオーブンで表面を仕上げる。二つの機器の表示に従う

選び方のコツは、何を優先するかを先に決めることです。皮のパリッとした食感を優先するなら、オーブンかトースター。時間がなくて早く温めたいなら、電子レンジ。両方ほしいなら、電子レンジで中を温めてから、トースターで表面だけ仕上げる組み合わせが向いています。

電子レンジだけで温めると、中は熱くなっても皮がしっとりして、食感が変わります。これは失敗ではなく、仕組みの違いです。皮の食感が気になる人は、最後にトースターで軽く焼くと、印象がだいぶ変わります。

骨つきの場合は、骨のまわりに熱がこもる反面、骨のそばが温まりにくいこともあります。表面が熱いからといって、中まで熱いとは限らないので、あとで説明する確かめ方を必ず行ってください。

焦がさない・乾かさない——アルミホイルの使いどころ

温め直しの失敗で多いのは、皮が焦げすぎる、身がぱさぱさに乾く、という二つです。どちらも、表面だけが先に熱くなって水分が抜けるために起こります。

焦がさない3つの注意ホイルをかぶせるそばを離れないレンジにホイルNG
  • 表面が焦げそうな時は、アルミホイルをふんわりかぶせる。皮が焦げるのを防ぎ、中の水分も逃げにくくなります。ぴったり包むより、少し空間を残すほうが熱が回ります
  • アルミホイルはヒーターに触れないように。トースターで使えるかどうかは、取扱説明書の表示で確かめてください
  • 電子レンジにアルミホイルを入れない。火花が出て、機器が傷む原因になります
  • 鍋やオーブン、トースターのそばを離れない。脂が落ちて煙が出たり、焦げたりした時に、すぐ止められるようにします
  • 焦げすぎた部分は、無理に食べない

脂が受け皿や庫内にたまると、煙が出る原因になります。温め直しのあとは、庫内が冷めてから掃除しておくと、次に使う時も安心です。

💡 この困りごとへの提案

身の乾きが気になる時は、耐熱の容器に入れてふたをする、あるいはアルミホイルで包んでから温める方法があります。ほぐした身や、切って断面が出ている部分は特に乾きやすいので、むき出しにしない工夫が役に立ちます。ホイルは薄い物より厚手の物のほうが破れにくく、扱いやすいです。


オーブンやトースターで包んで温めるアルミホイルをAmazonで探す

Yahoo!ショッピングでも探して比べる

中まで温まったかの確かめ方——骨のまわりまで

温め直しで避けたいのは、表面だけ熱くて中が冷たいままの状態です。冷蔵庫で冷えていたチキンは、中心まで熱くなるのに時間がかかります。骨のまわりまで中が熱くなっているか確かめるのが、大事な最後のステップです。

中まで温まったか骨のまわりまで厚い所を切って見る少し置いてから食べる
  • 特に厚い所や、骨のまわりを切って、中を見る。中まで熱いか、冷たい所が残っていないか
  • 湯気が上がるか。切った断面から湯気が出ていれば、中まで温まっているサインのひとつです
  • 冷たい部分が残っていたら、もう少し温める。足りない時は、少しずつ追加します
  • 温め直しを何度も繰り返さない。食べる分だけ温めます

温め直したあとも、においや見た目がおかしいと感じたら食べないでください。いやなにおい、ぬめり、糸を引く、色の変化があれば食べません。迷ったら食べない、で大丈夫です。

残ったチキンの保存の仕方や、ほぐして別の料理に足す使い方は、ローストチキンが余ったらにまとめています。温め直しよりも、そちらのほうが食べきりやすい場合もあります。

やけどに注意——取り出す時と、食べ始める時

温め直したチキンは、見た目以上に熱くなっています。特に骨つきの肉は熱がこもるので、骨のまわりや中の汁はとても熱いです。取り出す時には、鍋つかみやミトンを使い、庫内の壁やアルミホイルにふれないようにします。ホイルを開ける時は、中から熱い蒸気が上がるので、顔を近づけないでください。

取り出したら、少し置いてから食べ始めます。熱いまま口に入れると、舌や口の中をやけどしやすくなります。小さな子がいるご家庭では、温め直しの間と取り出す時は、台所に近づけないようにしておくと安心です。

子どもや高齢の人に出す時は、骨を取りのぞいて、小さくほぐします。細かい骨や軟骨が残っていないか、出す前に確認してください。味付けやソースに、小麦・卵・乳などが使われていることもあるので、アレルギーがある場合は袋や商品の表示を見てください。犬や猫に、骨つきの肉や骨を与えるのも避けましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、温め直しで迷ったら、まず商品や機器の表示を見るのが近道だと思います。皮のパリパリを狙いすぎて焦がすより、中までしっかり熱くするのを先に考えると、安心して食べられますよね』

あわせて読みたい

残った分の保存と使い道はローストチキンが余ったら、骨つきを食べやすく分ける順番はローストチキンの切り方にあります。冷凍の鶏肉の加熱は冷凍の鶏肉は凍ったまま焼ける?もどうぞ。

まとめ:表示を先に見て、道具を選ぶ。骨のまわりまで熱くなっているか確かめる

  1. 買った店や商品の案内を先に見る。なければ機器の取扱説明書
  2. 皮はオーブンかトースター、早さは電子レンジ。組み合わせもある
  3. 焦げそうならアルミホイル。電子レンジには入れない
  4. 骨のまわりまで中が熱くなっているか確かめる
  5. 取り出す時はやけどに注意。子どもには骨を取りのぞく

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

ローストチキンの温め直しの早見表:買った商品の案内か機器の取扱説明書を先に見る。皮をパリッとさせたいならオーブンかトースター、早く温めたいなら電子レンジ、両方ほしいなら電子レンジで中を温めてからトースターで表面を仕上げる。焦げそうな時はアルミホイルをかぶせ、電子レンジにはアルミホイルを入れない。そばを離れない。骨のまわりまで中が熱くなっているか確かめる。取り出す時のやけどに注意。冷凍していたら冷蔵庫で解凍する。子どもには骨を取りのぞいてほぐす

コメント

タイトルとURLをコピーしました