遮光カーテンに白い粉——粉の出どころの見分け方と、洗う前に確かめること

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遮光カーテンを触ったら、手に白い粉がついた。窓際の床に、白い粉が落ちている。……ぎょっとしますよね。何の粉か分からないと、触っていいのか、洗っていいのかも迷います。

先に結論をひとつ。遮光カーテンの白い粉は、裏側の遮光のための加工がはがれたもの、ほこり、カビのどれかのことが多いです。粉の正体は見た目だけでは分かりにくいので、特徴で見分けます。こすると広がるので、まず乾いたまま払い、洗えるかどうかは洗濯表示で確かめてください。裏の加工がはがれてきた物は、洗うほど進むことがあり、買い替えの目安になります。

どこから読めばいいか、下の図で自分の場面を探してみてください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へどれか分からない→早見表で見分ける第1章へ ▶さらっとした粉→乾いたまま払う第2章へ ▶裏がぽろぽろ→加工のはがれ。洗い方を見直す第3章へ ▶洗う前・洗った後→洗濯表示と洗剤の残り第4章へ ▶点々で湿っぽい→カビの心配。換気と買い替え第5章へ ▶

ケース別に読む:粉の正体を見分けたい人|さらっとした粉が気になる人|裏がぽろぽろする人|洗う前に確かめたい人|カビや買い替えが気になる人

4コマ漫画|遮光カーテンの白い粉困った場面カーテンを触ったら白い粉が…白い粉1手に白い粉がつくやりがちごしごしこすっちゃえこすって取る2こすって広げてしまう正しい対処まず払って洗濯表示を見よう洗濯表示3払って表示を確かめる結果粉の出どころが分かった出どころ確認4洗い方を選べる

粉の出どころの見分け方

白い粉といっても、出どころはいくつかあります。見た目と触った感じで、おおよその見当をつけましょう。ただ、ひとつの粉が複数の原因でできていることもあります。見分けにくい時は、洗濯表示を確かめながら、手入れを少しずつ進めてください。

見た目・触った感じ 考えられる出どころ まずすること
さらっとして、払うと落ちる ほこり 乾いたまま払う
裏側からぽろぽろ落ちる、粉がふく 遮光のための加工がはがれたもの 洗い方を見直す。洗濯表示を確かめる
点々としていて、湿っぽい、においがある カビ 換気をして、洗濯表示を確かめる
洗ったあとに白っぽい 洗剤の残り すすぎ方と洗剤の量を見直す

粉を扱う時は、吸い込まないように、窓を開けて換気し、マスクをつけると安心です。粉を払う時に、せきやくしゃみが出る、肌がかゆくなる、といった違和感があれば、作業をやめて、無理をしないでください。続く時は医療機関に相談します。

小さな子どもやペットが、粉に触れたり、口に入れたりしないよう、作業の間は別の部屋で待ってもらいます。

さらっとした粉——まず乾いたまま払う

さらっとして軽い粉は、ほこりのことが多いです。ほこりは、水にぬらすと泥のように広がるので、乾いたまま払うのが先です。

粉の払い方1窓を開ける換気をして粉を吸い込まない→2乾いたまま払うハンディモップで上から下へ→3床もふく落ちた粉をかたく絞った布で
  • 窓を開けて換気する。粉が舞うので、吸い込まないようにマスクをつける
  • ハンディモップで、上から下へ払う。ごしごしこすらず、なでるように動かす
  • 落ちた粉を床からふく。かたく絞った布で、粉を広げないようにふき取る

カーテンの上のほうから払い始めると、落ちた粉を下でまとめてふけます。カーテンレールの上やフックのまわりは、ほこりがたまりやすい場所なので、一緒に払いましょう。

払っても粉が出続ける時は、ほこりではなく、次の章の「裏の加工のはがれ」かもしれません。粉の量や、粉が落ちる場所を見て、判断の材料にします。

裏がぽろぽろする——加工のはがれ

遮光カーテンは、光をさえぎるために、裏側に特別な加工がされた物があります。この加工が、時間がたったり、洗ったり、こすれたりして、はがれることがあります。

裏側を触って、白い粉がぽろぽろ落ちるなら、加工のはがれの可能性があります。

  • 粉をまいたように、裏側の面が白っぽい
  • 触ると、細かい粉が指につく
  • 窓の下の床に、細かい粉が落ちる

はがれた加工は、元には戻りません。無理に取ろうとして、こすったりたたいたりすると、はがれが広がります。

洗うことで進む場合もあるので、洗濯表示を確かめて、洗えるとされている物でも、洗う回数は必要な分だけにします。洗濯機で洗えないと表示された物は、洗濯機に入れないでください。

はがれた粉が気になる時は、乾いたまま払って、床をふくところまでが日常のお手入れです。進むようなら、買い替えを考えます。

はがれを進めないための扱い方も、覚えておくと役に立ちます。

  • 開け閉めの時に、裏側を強くこすらない。窓枠や家具に、裏がこすれていないか見る
  • 束ねる時は、きつく締めすぎない。タッセルやひもで、同じ場所に強い折り目をつけない
  • たたんで押し込まない。しまう時や洗う時は、折り目を変えながら、ゆるくたたむ
  • 窓ガラスにふれさせない。結露でぬれたり、日ざしで熱がこもったりするのを防ぐ

洗う前に確かめること——洗濯表示・ネット・洗剤

洗う前の確認は、これだけで失敗が減ります。

洗う前の確認OKNG洗濯表示を見るネットに入れるごしごしこする洗剤を入れすぎる
  1. 洗濯表示を見る。家庭で洗えるか、洗濯機が使えるか、手洗いのみか、クリーニング店に出す物かを確かめる
  2. フックを外す。生地を傷めないように、全部外す
  3. 大きめの洗濯ネットに、たたんで入れる。生地がこすれるのを減らす
  4. 洗剤は、製品の表示どおりの量にする。多く入れても、洗い上がりはよくならない
  5. すすぎをしっかりする。洗剤が残ると、白い粉のように見えることがある
  6. 脱水は表示の範囲で、短めにする。しわや傷みを減らす
  7. 形を整えて、カーテンレールにかけて干す。干し方の指定があれば、それに従う

洗ったあとに白っぽくなった時は、洗剤の残りの可能性があります。すすぎを増やしたり、洗剤の量を見直したりします。裏の加工が洗濯でいたんだ場合もあるので、洗う前と後で、裏側の様子を見比べてください。

洗濯表示が読み取れない、見当たらない時は、無理に洗わずに、販売店や製造元に聞くか、クリーニング店に相談します。

点々で湿っぽい時・買い替えの目安

粉が点々と集まっていて、湿っぽい、においがするといった時は、カビの心配があります。窓の結露でカーテンの裏がぬれると、湿り気が残りやすくなります。

  • まず窓を開けて、換気をする。マスクをつけて、粉を吸い込まない
  • 結露をふいて、カーテンが窓にふれないようにする
  • 洗濯表示で洗えるなら洗い、洗えないなら、クリーニング店に相談する
  • カビ取り剤を使う時は、生地に使えるか表示で確かめる。色落ちの心配があるので、目立たない所で確かめてから使う。塩素系と酸性の物は同じ時に使わない
買い替えの目安1裏の加工を見るぽろぽろが広がっていないか→2洗うたびに見るはがれが進んでいないか→3買い替えを考える遮光の役目が弱ってきたら

買い替えの目安は、裏側の加工のはがれが広がってきた時、洗うたびにはがれが進む時、カビのにおいが取れない時です。粉が出る生地は、遮光の役目も弱くなっていることがあります。

新しいカーテンを選ぶ時は、遮光カーテンの効果と選び方の記事が参考になります。洗えるかどうかは、買う前に洗濯表示で確かめておくと、あとで困りません。

よくある迷いも整理しておきます。

  • 粉を水で洗い流してもいい? ほこりは水で広がります。先に乾いたまま払います
  • 洗濯機に入れていい? 洗濯表示で決まります。洗えない表示の物は入れません
  • 乾燥機は使っていい? 熱で傷む生地もあるので、洗濯表示の指定に従います
  • 裏の粉は取り切れる? はがれた加工は元に戻りません。払って床をふく範囲にとどめます

ゆきこ( ゚Д゚)『白い粉は触りたくない気持ちになりますよね。まず払うだけにして、洗う前に表示を確かめると、失敗が減ると思います』

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新しいカーテンを選ぶなら遮光カーテンの効果と選び方を。遮光カーテンの裏を白い布として使う話はプロジェクターのスクリーンを布で代用するにあります。裏に粉が出ている時は、そのまま映像を映すのには向かないので、気をつけてください。

まとめ:こすらず払い、洗う前に洗濯表示で確かめる

  1. 白い粉は、ほこり・裏の加工のはがれ・カビのことが多い
  2. こすると広がる。まず乾いたまま払う
  3. 洗えるかどうかは、洗濯表示で確かめる
  4. 洗剤は表示どおりの量にして、しっかりすすぐ
  5. はがれが進む、カビが取れない時は買い替えを考える

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

遮光カーテンに白い粉がつく時の早見表:白い粉は、ほこり、裏側の遮光のための加工のはがれ、カビのことが多い。さらっとした粉は乾いたまま払い、こすらない。裏がぽろぽろ落ちる時は加工のはがれで、洗うほど進むことがある。洗う前に洗濯表示で洗えるかを確かめ、洗濯ネットに入れ、洗剤は表示どおりの量にしてしっかりすすぐ。点々で湿っぽい時はカビの心配があり、換気をして表示を確かめる。はがれが広がる、カビのにおいが取れない時は買い替えを考える

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