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編み物の本やお店で「ジャンボかぎ針」という名前を目にして、普通のかぎ針と何が違うのか気になった。極太の毛糸を買ったけれど、手持ちの針で編めるのかどうか分からない。そんな迷いは、よくあります。
先に結論をひとつ。ジャンボかぎ針は、普通のかぎ針より太い針で、極太の毛糸や、布を裂いて作った糸などで編む時に使います。太さの呼び方(号数やミリ数)は、針と糸のラベルに書かれています。初めてなら、編みたい物の毛糸のラベルを見て、合う針を選ぶのが近道です。違いの見方と、毛糸との組み合わせ方、編み目がそろわない時の直し方を、順に見ていきましょう。
ケース別に読む:違いを知りたい人|極太の毛糸で編みたい人|普通の毛糸で編みたい人|太さに迷う人|編み目がそろわない人|疑問を解消したい人
違いは「針の太さ」——ジャンボは太い毛糸や布を裂いた糸向け
かぎ針は、先のかぎ形の部分で糸を引っかけて、輪を引き出して編む道具です。普通のかぎ針とジャンボかぎ針で、使い方そのものは変わりません。違うのは針の太さで、その太さに合わせて、扱う糸の太さや編める物が変わります。
| 見るところ | 普通のかぎ針 | ジャンボかぎ針 |
|---|---|---|
| 針の太さ | 細い | 太い(普通の針より太い物の総称として使われる) |
| 合う糸 | 細〜中くらいの毛糸、レース糸など | 極太の毛糸、複数本をまとめた糸、布を裂いた糸など |
| 向く作品 | 小物、帽子、模様のある物 | バッグ、ラグ、ざっくりしたブランケットなど |
| 編み目 | 細かく詰まる | 大きく、ざっくりした見た目になる |
| 編む速さ | じっくり進む | 少ない段数で形になりやすい |
| 手の負担 | 軽い | 針や糸が重くなり、疲れやすいことがある |
「ジャンボ」と呼ばれる太さの境目は、お店や製品によって違いがあります。針に書かれた号数やミリ数、パッケージの説明を見て選んでください。数字がいくつ以上ならジャンボ、と決まっているわけではありません。
極太の毛糸・布を裂いた糸で編むなら——ジャンボかぎ針が向く場面
太い糸を細い針で編もうとすると、針の先に糸が入りにくく、輪を引き出す時に糸が突っ張ります。力まかせに進めると、手首や指に負担がかかります。糸の太さに針を合わせると、スムーズに編めます。
- 極太の毛糸でざっくり編む。マフラーやブランケットなど、広い面を早く編みたい時
- 布を裂いて作った糸で編む。バッグやマットなど、しっかりした厚みの物を編みたい時
- 何本かの糸をそろえて太くして編む。糸が足りない、色をまぜたい時
ジャンボかぎ針の編み物は、少ない目数で形になるので、初めての人が達成感を得やすいという良さもあります。ただ、針と糸が太い分、重さも出ます。長時間続けると手や肩が疲れますから、こまめに休みながら進めてください。指や手首に痛みやしびれが続く時は、無理をしないで、症状が気になるなら受診を考えてください。
普通の毛糸・小物を編むなら——普通のかぎ針が向く場面
一方、細い毛糸や中くらいの毛糸で、小物や帽子、模様のある物を編むなら、普通のかぎ針が向いています。針が細いので、編み目が細かく詰まり、模様がきれいに出ます。
- 小さな小物(コースター、ポーチ、モチーフなど)
- 模様をはっきり出したい物。編み目が細かいと、模様が見分けやすい
- 細くて繊細な糸を使う物。太い針では穴が大きくなりすぎる
普通のかぎ針で細い糸を編む時は、目の数を数えながら進める場面が増えます。手元が細かい作業になるぶん、明るい場所で、目が疲れたら休むようにしてください。針の先が糸のどこに入っているかを、毎回目で確かめると、数え間違いや編み飛ばしを防げます。
代わりの道具で編む考え方はかぎ針の代わりになるもので見ておくと、手元に針がない時にも役立ちます。ただし、続けて編むなら、糸に合う針を用意するほうが、編み目が安定します。
太さに迷ったら——毛糸のラベルを見る
針と糸の組み合わせに迷ったら、毛糸のラベルを見てください。ラベルには、その糸に合う針の太さが書かれています。針の側にも太さの表示があるので、二つを見比べれば、迷いにくくなります。
- 毛糸のラベルを見る。「適合針」といった表示のある所を探します
- 針の表示と合わせる。針の軸や持ち手の近くに、太さが書かれています
- 小さく試し編みをする。いきなり本番にせず、小さな四角を少し編んで、編み目の様子を確かめます
ラベルに書かれた太さは、あくまで目安です。編む人の力加減で、仕上がりが変わります。目安どおりの針で編んで、編み目が好みと違った時は、次の章の直し方を試してください。
持ち手が細くて手が疲れる場合の工夫は、かぎ針のグリップを自作する方法で見ておくと、太い針を使う前の予行にもなります。
編み目がそろわない時——針の太さを変えてみる
編んでいるうちに「ゆるすぎる」「きつすぎる」と感じることがあります。そんな時は、針の太さを変えるのが一つの手です。力加減を変えようとしても、すぐには直らないからです。
- ゆるすぎる時。針を一つ細くすると、編み目が締まります
- きつすぎる時。針を一つ太くすると、編み目がゆるみます
- 段によって変わる時。疲れてきて力が入っているかもしれません。休んでから、続きを編みます
極太の毛糸でざっくり編む場合は、ジャンボかぎ針に替えると、きつすぎる悩みが解消することもあります。針を替える時は、前の編み地と太さが変わるので、小さく試し編みをして、全体の仕上がりを見てから進めると安心です。
針の先は、思ったよりとがっています。編み終わったら、針の先を下にして立てたり、持ったまま振り回したりしないでください。目や手を傷つけない置き場所を決めておくと、片づけも楽です。
よくある迷い——初めてならどっち? 太いほうが簡単?
Q. 初めてなら、どちらを買えばいいですか?
編みたい物と、使いたい毛糸で決めます。毛糸が決まっているなら、そのラベルの表示に合う針を選びます。毛糸が決まっていない時は、極太の毛糸とジャンボかぎ針で、小さな物から始めるのも手です。目が見やすく、編み方を覚えやすいからです。
Q. 太い針のほうが簡単ですか?
目が大きくて見やすいので、編み目を数えやすくなります。ただ、糸の重さで手が疲れることもあります。簡単かどうかは、人によって違います。
Q. 普通の毛糸をジャンボかぎ針で編んでもいいですか?
編めますが、編み目が大きくなり、透け感のある仕上がりになります。ざっくりした風合いを狙うなら、一つの方法です。
Q. ジャンボかぎ針は、持ち方も変わりますか?
基本の持ち方は同じです。針が太いので、握る手に力が入りすぎないよう、軽く持つのがコツです。力んだまま続けると、指や手首が疲れます。持ちにくいと感じたら、いったん置いて、手をほぐしてから続けてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『毛糸と針は、セットで選ぶ物ですよね。まずラベルを見るくせをつけておくと、迷う場面が減ると思います』
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針が手元にない時の考え方はかぎ針の代わりになるもの、持ち手が細くて疲れる時はかぎ針のグリップを自作する方法を参考にしてください。
まとめ:違いは針の太さ。毛糸のラベルを見て、合う針を選ぶ
- ジャンボかぎ針は、普通のかぎ針より太い針。極太の毛糸や布を裂いた糸に使う
- 太さの呼び方は、針と糸のラベルで確かめる。お店や製品で境目が違う
- 極太の毛糸・バッグはジャンボ、普通の毛糸・小物は普通のかぎ針
- 迷ったら毛糸のラベルを見て、小さく試し編み
- ゆるい時は針を細く、きつい時は針を太く。手が痛む時は休む
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手順を1枚にまとめています。



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