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ボックスシーツをかぶせても、角がすぐにパカッと外れてしまう。全体的にゆるゆるで、マットレスにうまく沿わない。そんな悩みは、ゴムの伸びが原因になっていることがほとんどです。
先に結論をひとつ。ボックスシーツのゴムには、四隅だけにゴムが入っているタイプと、裾全体をぐるっと囲むように入っている「全周ゴム」タイプがあり、直し方の手順が少し違います。まずどちらのタイプか見分けてから、通し替えの手順、長さの決め方、縫わずに直す方法まで、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:どちらのタイプか不明な人|ゴムを新しくしたい人|長さが分からない人|縫うのが苦手な人|敷布団カバーも同じ悩みの人

全周ゴムと四隅ゴムの見分け方——縫い目の位置を見る
ボックスシーツのゴムは、大きく2つのタイプに分かれます。四隅の角の部分にだけゴムが縫い付けられているタイプと、裾のぐるり全体にゴムが通っている「全周ゴム」タイプです。裾をめくって、ゴムの縫い目が角だけにあるか、裾全体に等間隔の縫い目が続いているかを見れば、すぐに見分けがつきます。
| タイプ | 見分け方 | 直し方の傾向 |
|---|---|---|
| 四隅ゴム | ゴムの縫い目が角だけにある | 角ごとに部分交換しやすい |
| 全周ゴム | 裾全体に細かい縫い目が続く | 通し口を1か所作って交換 |
四隅ゴムは角ごとに独立しているので、伸びている角だけをピンポイントで直せます。全周ゴムは裾ひとまわりが1本でつながっていることが多く、交換するなら通し口を1か所作って、ぐるっと通し直す形になります。どちらのタイプも、洗濯を繰り返すうちに少しずつ縮んだり伸びたりするのは自然なことなので、数年使って張りが弱くなってきたと感じたら、故障ではなく寿命のサインと捉えて大丈夫です。
見分けがついたら、実際にどのくらい伸びているかも確認しておきましょう。ゴムの一部を軽くつまんで引っ張り、離した時にすぐ元の長さへ戻るなら、まだ弾力が残っています。戻りが遅い、あるいはまったく戻らない場合は、交換の目安と考えてよいでしょう。
通し口を作って交換する手順——安全ピンではなくゴム通しで
全周ゴムを交換する時は、裾の目立たない場所の縫い目を数センチだけほどいて、通し口を作ります。ほどく範囲は最小限で十分です。そこから古いゴムを引き出し、新しいゴムを通していきます。
通す道具は、手芸用のゴム通しかヘアピンのような先が丸い物を使ってください。安全ピンは先が鋭く、生地を傷つけたり指に刺さったりしやすいので、通し道具としては使わないでください。ゴムの端をクリップで軽く留めておくと、通している途中で抜け落ちにくくなります。通し終わったら、開けた場所を軽く縫い閉じて完成です。作業のあとは、針を布や布団の上に置き忘れていないか、必ず確認しましょう。
長さの決め方——外周の6〜7割が目安
新しいゴムの長さは、マットレスの外周をメジャーで測り、その6〜7割程度を目安に切るとよく紹介されています。ただしこれはあくまで一般的な目安で、生地の伸縮性やマットレスの厚みによっても、ちょうどよい長さは変わってきます。少し長めに切っておいて、実際に被せてみながら結び直すくらいの余裕を持たせると失敗が少ないです。
きつすぎるゴムは、生地に常に強い力がかかり続けるため、思ったより早くまた伸びてしまうことがあります。逆に緩すぎると、外れやすさが直りません。かぶせた時にマットレスの角にしっかり沿いつつ、指が1本すっと入るくらいの余裕がある張り方が、目安としてはちょうどよい強さです。
縫わずに直す方法——結ぶ・クリップで補う
裁縫が苦手、時間がない、という時は、縫わずに直す方法もあります。伸びたゴムの一部をつまんで結び、輪を小さくすることで、応急的に張りを取り戻せます。全周ゴムでも、外れやすい角だけをつまんで結べば、その部分だけ強めに沿わせることができます。
それでも心もとない時は、角をシーツクリップで補強する方法も有効です。100均のクリップで足りるかどうかの見分け方はシーツのずれ防止クリップは100均で足りる?で紹介しています。クリップの金具は、マットレスの裏側や角の下など、肌に直接当たらない位置に取り付けてください。乳幼児が使う寝床には、ゴムやクリップ、紐を使わないことも忘れないでください。
結ぶ方法とクリップは、組み合わせて使うこともできます。全体的にゆるいけれど1か所だけ極端に外れやすい、という時は、まず全周を軽く結んで縮め、それでも心配な角だけクリップで補うと、余計な手間をかけずに安定させられます。応急処置を重ねる形になるので、時間ができたら通し替えでリセットしておくと、次に困る回数を減らせます。
敷布団カバーの四隅ゴムも同じ考え方——見分けから直し方まで共通
敷布団カバーの四隅にもゴムが入っていることが多く、伸びる原因や直し方の考え方は、ボックスシーツの四隅ゴムとほぼ同じです。角のゴムが伸びている場合は部分交換、全体がゆるい場合は結んで縮めるか通し替える、という順番で試してみてください。敷きパッドのゴムが伸びた時の詳しい交換手順は敷きパッドのゴムが伸びた時の直し方にまとめているので、通し替えの具体的な流れはそちらも参考にしてください。
ベッドシーツのゴムが伸びた場合も、基本の考え方は同じです。フラットシーツにゴムが付いているタイプなら四隅ゴムと同じ手順で、ボックス型ならここまでの全周ゴムの手順を参考にしてください。寝具の種類は違っても、「見分ける→通し替えか結ぶかを選ぶ→長さを目安から微調整する」という流れそのものは共通しています。
ゆきこ( ゚Д゚)『全周ゴムか四隅ゴムかを最初に確かめておくと、直し方で迷わずに済みます。裾をめくって縫い目を見るだけなので、ぜひ試してみてください』
ゴムの交換は、幅と長さに余裕のある平ゴムを1本用意しておくと、ボックスシーツでも敷布団カバーでも使い回せて便利です。
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シーツの破れを見つけた人はシーツの破れの補修方法、100均のクリップで足りるか知りたい人はシーツのずれ防止クリップは100均で足りる?、敷きパッドのゴムが伸びた人は敷きパッドのゴムが伸びた時の直し方もあわせてどうぞ。
まとめ:まず全周か四隅かを見分ける。交換は安全ピンでなくゴム通しで
- まず全周ゴムか四隅ゴムかを見分ける。裾の縫い目の位置で分かる
- 交換は通し口を作ってゴム通しで。安全ピンは使わない
- 長さは外周の6〜7割が目安。実際に被せて微調整する
- 縫わないなら結ぶかクリップで補う。金具は肌に当たらない位置に
- 敷布団カバーの四隅ゴムも同じ考え方で直せる
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手順を1枚にまとめました。



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