【図解あり】おでんの練り物はいつ入れる?——大根・卵・練り物・はんぺんを入れる順番と、ふくらみすぎない煮方

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おでんを作ろうとして、材料を並べてみたものの、「全部いっしょに入れていいの?」と手が止まることはありませんか。ちくわやさつま揚げ、はんぺんは、入れる時期を間違えると、ふくらみすぎたり、汁がにごったりしがちです。

先に結論をひとつ。おでんの練り物は、大根や卵など「味をしみこませたい具」を先に煮てから、後から入れるのが基本です。はんぺんや餅巾着は、食べる少し前に入れます。入れる順番を図で押さえて、ふくらみすぎない煮方も、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ今から煮る→しみる具が先、練り物は後第1章へ ▶練り物がふくらむ→煮立たせない。火を弱める第3章へ ▶2日目に足したい→練り物は食べる分だけ後から第4章へ ▶残りを保存したい→冷まして冷蔵庫へ。置きっぱなし不可第5章へ ▶

ケース別に読む:入れる順番を知りたい人|なぜ後から入れるか知りたい人|ふくらみすぎて困る人|2日目に足したい人|保存したい人

おでんの練り物はいつ入れる?——入れる順番の図

おでんの具は、味がしみるのに時間がかかる物から先に入れます。反対に、練り物は火が通るのが早く、味もしみやすいので、後からで間に合います。まず全体の流れを図で見てください。

おでんの具は、入れる順番が大切一まず先に大根・卵・こんにゃく味をしみこませたい具二次に昆布・厚揚げだしが出る具三練り物は後からちくわ・さつま揚げ煮立たせない四食べる少し前はんぺん・餅巾着温まったらすぐ

順番の考え方は、とてもシンプルです。「時間をかけてしみる具」「だしが出る具」「温めるだけでよい具」の三つに分けて、この順で入れていきます。レシピによって具材の種類は違いますが、迷ったら「これはもう火が通っているかな?」と考えてみてください。ちくわやはんぺん、さつま揚げのような練り物は、すでに火が通っています。つまり、おでんの汁で温めて、味をなじませるのが目的なんです。

大根は、下ゆでをしておくと味がしみやすく、柔らかくなります。下ゆでの手順はおでんの大根の下ゆでにまとめています。卵は、ゆでて殻をむいたものを汁に入れ、色がしみるまで置きます。

具材ごとのタイミングを、早見表にしました。

具材 入れる時期 ひとこと
大根・こんにゃく・卵 最初 味がしみるまで時間がかかる。竹串がすっと通るまで煮る
昆布・厚揚げ・がんも 最初〜途中 だしが出る。油抜きをすると汁がにごりにくい
ちくわ・さつま揚げ・つみれ 途中から後半 煮立たせず、温まって味がしみる程度に
はんぺん 食べる少し前 やわらかいので、ふくらんだらすぐ引き上げる
餅巾着 食べる少し前 煮すぎると破れる。小さく切って座って食べる

なぜ練り物は後から入れるの?——煮すぎると、ふくらんで味が抜けやすい

練り物は、魚のすり身を加工した物です。もともと火が通っているので、長く煮る必要がありません。煮すぎると、ふくらみすぎたり、味が抜けたり、汁がにごったりしやすいと言われます。

練り物を最初から入れてしまうと、ほかの具がしみる頃には、練り物が煮くずれて汁にだしが出すぎてしまうこともあります。それなら、後から入れて、温まってしみる程度にした方が、食感も味もちょうどよく仕上がります。

練り物の油抜きは、さっと熱湯をかけるだけの方法がよく知られています。しなくても食べられますし、汁をあっさりさせたい時や、油が気になる時だけ、好みで行ってください。熱湯を扱うので、やけどには気をつけましょう。

ちくわやはんぺんは、そのまま食べられるかどうかが気になる人もいるかもしれません。それぞれちくわぶはそのまま食べられる?、はんぺんはそのまま食べられる?で詳しく見られます。

はんぺんは特にやわらかく、ふんわりした食感が持ち味です。長く煮るとふくらみすぎて、崩れやすくなります。食べる少し前に入れて、ふっくらしたら取り出すくらいがちょうどよいです。餅巾着は、煮すぎると破れて中身が出てしまうことがあります。ほかの具より後に入れて、様子を見ながら温めましょう。

ふくらみすぎた・しぼんだ時は?——火を弱めて、煮立たせない

おでんは、ぐらぐら煮立たせないのが大切です。強い火で煮ると、練り物がふくらみすぎてぼこぼこになったり、はんぺんが溶けたり、汁がにごったりします。

  • ふくらみすぎた時:火を弱めて、汁の表面が静かに揺れる程度に。ふくらんだ分は、時間がたつとしぼむことがあります
  • しぼんだ時:煮すぎのサインです。食べる前に温める程度にとどめます
  • 汁がにごった時:あくを取り、火を弱めます。油抜きをしなかった場合は、浮いた油をすくうと軽くなります

おでんを作るたびに、「また煮すぎてしまった」と感じる人は少なくないはずです。大根や卵の仕上がりに合わせて練り物を入れていると、つい早めに入れたくなりますよね。そんなときは、練り物はいつでも後から足せると覚えておくと気が楽になります。先に味のしみる具を仕上げておけば、練り物は食べる分だけ追加できます。

💡 この困りごとへの提案

鍋の中に仕切りがあると、具材をグループごとに分けて煮られるので、煮すぎを防ぎやすくなります。おでん専用の鍋は、練り物や卵などをそれぞれの場所で温められて便利です。


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具を入れる順番は、家やレシピによって違いがあります。ここで紹介したのは基本の考え方です。レシピに順番が書かれている場合は、それに合わせてください。

作り置きの2日目は?——練り物を後から足す考え方

おでんは、2日目の方が味がしみておいしいと言われますよね。ただ、練り物を最初から全部入れて一晩置くと、ふくらみすぎたり、くずれたりしがちです。

一しみた具を温める大根・卵・こんにゃく二練り物は食べる分後から足して温める三食べる直前にはんぺん・餅巾着

2日目に食べる時は、練り物を先にぐつぐつ温め直さず、味のしみた具を温めてから、練り物を後から足すのがおすすめです。足す練り物は、食べる分だけにしましょう。

保存は?——冷まして冷蔵庫へ。常温に置きっぱなしにしない

おでんは、鍋ごと置いておきたくなりますが、常温に置きっぱなしにするのは避けてください。特に一晩置いた物は食べない側の判断が安全です。詳しくはおでんは常温で一晩置いても大丈夫?で確かめられます。

  • 粗熱をとる:浅い容器に分けると冷めやすくなります
  • 冷蔵庫に入れる:熱いままではなく、冷ましてから
  • 食べる前に確かめる:酸っぱいにおい、泡、ぬめりがあれば食べない。迷ったら食べない

鍋全体の残りの扱いは鍋の残りは翌日も食べられる?にもまとめています。

最後に、食べる時の注意です。熱い汁でやけどをしやすいので、子どもには冷ましてから出してください。卵や餅巾着は、のどに詰まりやすい具材です。小さく切って、座って食べさせましょう。

ゆきこ( ゚Д゚)『おでんは、全部いっしょに入れずに、練り物を「後から」にするだけで、仕上がりがぐっと変わると思います。まずはそこだけ試してほしいです』

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大根の下ゆではおでんの大根の下ゆでに、常温で一晩置いた時の判断はおでんは常温で一晩置いても大丈夫?に、ちくわ・はんぺんの食べ方はちくわぶはそのまま食べられる?とはんぺんはそのまま食べられる?にあります。

まとめ:しみる具が先、練り物は後、はんぺんと餅巾着は食べる少し前

  1. 大根・卵・こんにゃくを先に煮る。味がしみるまで時間がかかる
  2. 練り物は後から入れる。煮すぎると、ふくらんで味が抜けやすい
  3. はんぺんと餅巾着は食べる少し前に。煮立たせない
  4. 2日目は練り物を食べる分だけ足す。常温に置きっぱなしにしない
  5. 卵と餅巾着は小さく切り、座って食べる。迷ったら食べない

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

おでんの練り物をいつ入れるかの早見表:大根、卵、こんにゃくなど味をしみこませたい具を先に煮る。昆布や厚揚げは途中から。ちくわやさつま揚げなどの練り物は後から入れて煮立たせない。はんぺんと餅巾着は食べる少し前に入れる。練り物は煮すぎるとふくらんで味が抜け、汁がにごりやすい。ふくらみすぎたら火を弱める。2日目は味のしみた具を温めてから練り物を食べる分だけ足す。常温に置きっぱなしにせず、冷まして冷蔵庫へ。酸っぱいにおい、泡、ぬめりは食べない。卵と餅巾着は小さく切り座って食べる

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