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おでんを作ろうとして、材料を並べてみたものの、「全部いっしょに入れていいの?」と手が止まることはありませんか。ちくわやさつま揚げ、はんぺんは、入れる時期を間違えると、ふくらみすぎたり、汁がにごったりしがちです。
先に結論をひとつ。おでんの練り物は、大根や卵など「味をしみこませたい具」を先に煮てから、後から入れるのが基本です。はんぺんや餅巾着は、食べる少し前に入れます。入れる順番を図で押さえて、ふくらみすぎない煮方も、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:入れる順番を知りたい人|なぜ後から入れるか知りたい人|ふくらみすぎて困る人|2日目に足したい人|保存したい人
おでんの練り物はいつ入れる?——入れる順番の図
おでんの具は、味がしみるのに時間がかかる物から先に入れます。反対に、練り物は火が通るのが早く、味もしみやすいので、後からで間に合います。まず全体の流れを図で見てください。
順番の考え方は、とてもシンプルです。「時間をかけてしみる具」「だしが出る具」「温めるだけでよい具」の三つに分けて、この順で入れていきます。レシピによって具材の種類は違いますが、迷ったら「これはもう火が通っているかな?」と考えてみてください。ちくわやはんぺん、さつま揚げのような練り物は、すでに火が通っています。つまり、おでんの汁で温めて、味をなじませるのが目的なんです。
大根は、下ゆでをしておくと味がしみやすく、柔らかくなります。下ゆでの手順はおでんの大根の下ゆでにまとめています。卵は、ゆでて殻をむいたものを汁に入れ、色がしみるまで置きます。
具材ごとのタイミングを、早見表にしました。
| 具材 | 入れる時期 | ひとこと |
|---|---|---|
| 大根・こんにゃく・卵 | 最初 | 味がしみるまで時間がかかる。竹串がすっと通るまで煮る |
| 昆布・厚揚げ・がんも | 最初〜途中 | だしが出る。油抜きをすると汁がにごりにくい |
| ちくわ・さつま揚げ・つみれ | 途中から後半 | 煮立たせず、温まって味がしみる程度に |
| はんぺん | 食べる少し前 | やわらかいので、ふくらんだらすぐ引き上げる |
| 餅巾着 | 食べる少し前 | 煮すぎると破れる。小さく切って座って食べる |
なぜ練り物は後から入れるの?——煮すぎると、ふくらんで味が抜けやすい
練り物は、魚のすり身を加工した物です。もともと火が通っているので、長く煮る必要がありません。煮すぎると、ふくらみすぎたり、味が抜けたり、汁がにごったりしやすいと言われます。
練り物を最初から入れてしまうと、ほかの具がしみる頃には、練り物が煮くずれて汁にだしが出すぎてしまうこともあります。それなら、後から入れて、温まってしみる程度にした方が、食感も味もちょうどよく仕上がります。
練り物の油抜きは、さっと熱湯をかけるだけの方法がよく知られています。しなくても食べられますし、汁をあっさりさせたい時や、油が気になる時だけ、好みで行ってください。熱湯を扱うので、やけどには気をつけましょう。
ちくわやはんぺんは、そのまま食べられるかどうかが気になる人もいるかもしれません。それぞれちくわぶはそのまま食べられる?、はんぺんはそのまま食べられる?で詳しく見られます。
はんぺんは特にやわらかく、ふんわりした食感が持ち味です。長く煮るとふくらみすぎて、崩れやすくなります。食べる少し前に入れて、ふっくらしたら取り出すくらいがちょうどよいです。餅巾着は、煮すぎると破れて中身が出てしまうことがあります。ほかの具より後に入れて、様子を見ながら温めましょう。
ふくらみすぎた・しぼんだ時は?——火を弱めて、煮立たせない
おでんは、ぐらぐら煮立たせないのが大切です。強い火で煮ると、練り物がふくらみすぎてぼこぼこになったり、はんぺんが溶けたり、汁がにごったりします。
- ふくらみすぎた時:火を弱めて、汁の表面が静かに揺れる程度に。ふくらんだ分は、時間がたつとしぼむことがあります
- しぼんだ時:煮すぎのサインです。食べる前に温める程度にとどめます
- 汁がにごった時:あくを取り、火を弱めます。油抜きをしなかった場合は、浮いた油をすくうと軽くなります
おでんを作るたびに、「また煮すぎてしまった」と感じる人は少なくないはずです。大根や卵の仕上がりに合わせて練り物を入れていると、つい早めに入れたくなりますよね。そんなときは、練り物はいつでも後から足せると覚えておくと気が楽になります。先に味のしみる具を仕上げておけば、練り物は食べる分だけ追加できます。
💡 この困りごとへの提案
鍋の中に仕切りがあると、具材をグループごとに分けて煮られるので、煮すぎを防ぎやすくなります。おでん専用の鍋は、練り物や卵などをそれぞれの場所で温められて便利です。
具を入れる順番は、家やレシピによって違いがあります。ここで紹介したのは基本の考え方です。レシピに順番が書かれている場合は、それに合わせてください。
作り置きの2日目は?——練り物を後から足す考え方
おでんは、2日目の方が味がしみておいしいと言われますよね。ただ、練り物を最初から全部入れて一晩置くと、ふくらみすぎたり、くずれたりしがちです。
2日目に食べる時は、練り物を先にぐつぐつ温め直さず、味のしみた具を温めてから、練り物を後から足すのがおすすめです。足す練り物は、食べる分だけにしましょう。
保存は?——冷まして冷蔵庫へ。常温に置きっぱなしにしない
おでんは、鍋ごと置いておきたくなりますが、常温に置きっぱなしにするのは避けてください。特に一晩置いた物は食べない側の判断が安全です。詳しくはおでんは常温で一晩置いても大丈夫?で確かめられます。
- 粗熱をとる:浅い容器に分けると冷めやすくなります
- 冷蔵庫に入れる:熱いままではなく、冷ましてから
- 食べる前に確かめる:酸っぱいにおい、泡、ぬめりがあれば食べない。迷ったら食べない
鍋全体の残りの扱いは鍋の残りは翌日も食べられる?にもまとめています。
最後に、食べる時の注意です。熱い汁でやけどをしやすいので、子どもには冷ましてから出してください。卵や餅巾着は、のどに詰まりやすい具材です。小さく切って、座って食べさせましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『おでんは、全部いっしょに入れずに、練り物を「後から」にするだけで、仕上がりがぐっと変わると思います。まずはそこだけ試してほしいです』
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大根の下ゆではおでんの大根の下ゆでに、常温で一晩置いた時の判断はおでんは常温で一晩置いても大丈夫?に、ちくわ・はんぺんの食べ方はちくわぶはそのまま食べられる?とはんぺんはそのまま食べられる?にあります。
まとめ:しみる具が先、練り物は後、はんぺんと餅巾着は食べる少し前
- 大根・卵・こんにゃくを先に煮る。味がしみるまで時間がかかる
- 練り物は後から入れる。煮すぎると、ふくらんで味が抜けやすい
- はんぺんと餅巾着は食べる少し前に。煮立たせない
- 2日目は練り物を食べる分だけ足す。常温に置きっぱなしにしない
- 卵と餅巾着は小さく切り、座って食べる。迷ったら食べない
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。


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