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手提げのトートバッグが好きで使っているけれど、荷物が増える日ほど腕が疲れて、肩にかけられたらどんなに楽だろうと思ったことはありませんか。専用のショルダー付きバッグに買い替えるほどではないけれど、今のバッグに後付けできないか気になっている、という声をよく見かけます。
先に結論をひとつ。100円ショップのクリップは「軽い荷物・短時間」なら十分に役立ちますが、荷物が重くなるほど、持ち手側が裂けやすくなるんです。後付けの型、100円ショップで足りる条件、持ち手が裂けない付け方、紐の長さの決め方まで、順番に見ていきましょう。
後付けと聞くと難しそうに感じますが、実際は「挟むだけ」から「縫い付ける」まで段階があって、自分の荷物の重さに合う段階を選べば失敗しにくいんです。反対に、見た目の可愛さだけで金具を選んでしまうと、幅が合わなかったり、荷物の重さに耐えられなかったりして、結局つけ直すことになりがちです。まずは自分がどのくらいの荷物を、どのくらいの時間かけるのかを思い浮かべながら読んでみてください。
ケース別に読む:何で付けるか迷っている人|100均で足りるか知りたい人|持ち手の裂けが心配な人|紐の長さを決めたい人|子どもに持たせたい人
後付けの型は3つ——クリップ・ナスカン・Dカンの早見表
後付けの方法は、大きく分けると3つあります。道具はどれも手芸店や100円ショップで手に入りますが、向く場面が違うので、まず早見表で見比べてみてください。
| 型 | 付け方 | 向く場面 |
|---|---|---|
| クリップ型 | 持ち手にクリップで挟むだけ | 軽い荷物・短時間・すぐ外したい人 |
| ナスカン型 | 持ち手に金具を通して引っ掛ける | 中くらいの荷物・つけ外しが多い人 |
| Dカン型 | 本体にDカンを縫い付けて固定する | 重い荷物・長く使いたい人 |
迷ったら、まずクリップ型で試してみて、物足りなければナスカン型、それでも心配ならDカン型を縫い付ける、という順番で考えると失敗が少ないんです。どの型でも、紐そのものは市販の付け替え用ストラップを使うと、幅や長さで悩まずに済みます。
クリップ型は、持ち手の内側から挟むだけなので、道具も手間もいちばん要りません。ただし挟む力だけで支えているので、歩いているうちに少しずつ位置がずれることがあります。ナスカン型は、持ち手に小さな穴を開けて金具を通すか、持ち手を傷つけたくない場合は輪になった専用パーツを併用します。取り外しがしやすく、複数のバッグで使い回したい人に向いています。Dカン型は本体の縁に金具の土台を縫い付けるので、一度付ければ外れる心配がほとんどなく、重い荷物を毎日運ぶ人ほど選ぶ価値があります。
100均のクリップで足りる条件、足りない場面
クリップ型が向くのは、中身が軽くて、外出時間が短く、万一外れても大きく困らない場面です。逆に、次のような時は足りないと考えてください。
- 荷物が重い(本・水筒・お弁当箱が複数入っている)
- 長時間、肩にかけっぱなしになる予定がある
- 斜め掛けにして体を動かす場面が多い
クリップにも金具にも、耐荷重の表示が付いていない物がほとんどです。表示が無いクリップや金具に、重い荷物を託さないでください。目安が分からない時点で、すでに「軽い荷物専用」だと考えておくのが安全です。
目安として、財布・スマホ・ハンカチ程度の荷物なら気になりにくいですが、本や飲み物、まとめ買いの食品が加わると、クリップの噛む力だけでは心もとなくなります。買い物帰りなど荷物が重くなる日は、あらかじめ縫い付けた金具のバッグに持ち替える、という使い分けも現実的です。金具の素材は、樹脂よりも金属の方が長く使えますが、値段が上がるほど丈夫とは限らないので、金額よりも作りの厚みを見て選んでください。
持ち手が裂けない付け方——縫い目の両側に分散・当て布
クリップやナスカンで足りないと感じたら、次は持ち手そのものを補強する番です。持ち手が裂けるのは、力が一点に集まるから。当て布を挟んで、縫い目を「四角に×」の形で入れると、力が縫い目の両側に分散して、裂けにくくなります。
持ち手が革や合皮でできている場合は、切ってしまうと元には戻せません。穴を開けるならポンチを使い、目打ちやはさみ、ペンチで一気に力を入れないこと。刃物や先のとがった道具は、少しずつ様子を見ながら扱ってください。ミシンやアイロンを使う工程でも、指を挟む・熱い部分に触れるといったけがには注意しましょう。
縫う場所に迷ったら、持ち手の付け根から少し内側にずらすのがコツです。ふちギリギリに針を刺すと、生地の端がほつれてかえって弱くなります。厚みのある生地を重ねて縫う時は、ミシンの針が折れやすいので、専用の厚地用の針に替えるか、手縫いでゆっくり進めた方が安全です。仕上げに軽く引っ張って、縫い目が伸びないか確かめてから使い始めてください。
紐の長さの決め方——脇の下までを測る
紐の長さは、立った状態で肩から脇の下までを測り、そこに少し余裕を持たせるのが基本です。長すぎるとバッグが揺れて歩きにくく、短すぎると肩に食い込みます。
金具が肩や首に直接当たる位置には付けないでください。当たる場所を少しずらすだけで、痛みも擦れも減ります。
子どもに持たせる・掛けさせる時に気をつけたいこと
子ども用の小さめのトートバッグに肩紐を付けてあげたい、という声もよく聞きます。ここで一番大事なのは、紐の長さです。子どもに斜め掛けさせる物の紐は、首に回る長さにしないでください。輪になった紐が首や体に絡まる心配があります。長さを決める時は、大人が実際に子どもの体に当てて確認してから縫うと安心です。
重いお弁当箱や水筒を持たせる時ほど、耐荷重の分からない金具には頼らず、縫い付けた持ち手を選んであげてください。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、クリップは「試しに使ってみて、重ければすぐ縫う」くらいの気持ちでいるのがちょうどいいと思っています。重い荷物ほど、後から後悔しやすいので』
1本持つなら、幅と長さが調節できる付け替え用のストラップがあると、クリップ型からナスカン型まで、いろいろなバッグで使い回せます。
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底が抜けそうで気になる人はトートバッグの底板の代用、床に置きたくない人はバッグを床に置きたくない時の対策、長さ調節の金具そのものを付けたい人はショルダーバッグの長さ調節金具の後付けもあわせてどうぞ。
まとめ:クリップは軽い荷物専用。重い日は縫って補強する
- 後付けの型はクリップ・ナスカン・Dカンの3つ。迷ったら軽い型から試す
- 耐荷重の表示が無い金具に重い荷物を託さない。軽い荷物専用と考える
- 持ち手の補強は当て布と四角に×の縫い。力を縫い目の両側に分散させる
- 紐の長さは脇の下まで測って決める。金具は肩や首に当たらない位置に
- 子どもに掛けさせる紐は首に回らない長さに。大人が体に当てて確認する
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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