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冬のあいだ、何度も着るセーター。何回着たら洗えばいいのか、毎シーズン、迷いますよね。洗いすぎると縮みそうだし、洗わないと汚れが気になる。年に何回も洗う物ではないので、やり方も頻度も、ついあいまいになってしまいがちです。
先に結論をひとつ。セーターを洗う頻度は、「素材」と「下に何を着るか」の2つで決めるのが目安になります。ウールやカシミヤを肌着の上に着ているなら、数回に1回で足りることが多く、直接肌に着る場合や汗をかいた日は、早めに洗うほうが安心です。決まった回数があるわけではないので、表示と汚れを見ながら決めていきましょう。
ケース別に読む:何で頻度が変わるか知りたい人|素材と着方の早見表を見たい人|洗いすぎ・洗わなすぎの影響を知りたい人|洗わない日の手入れを知りたい人|シーズン終わりの洗い方を知りたい人
セーターは何回着たら洗う?頻度を変える2つのこと
セーターの洗濯の頻度は、同じ冬でも人によって、また着る日によっても変わります。変える要素は、大きく分けて2つです。
- 下に何を着るか:肌着やシャツを重ねていれば、汗や皮脂が直接セーターに届きにくくなります。直接肌に着る場合は、汚れがつきやすくなります
- 素材:ウールやカシミヤは、においがつきにくく、風を通して休ませるだけで戻りやすい素材です。綿やアクリルは、汗を吸いやすく、早めに洗うほうが向いています
そのうえで大切なのが、洗濯表示です。首の後ろや脇の縫い目に付いているタグに、洗濯機で洗えるか、手洗いなら洗えるか、水洗いができないかが書かれています。水洗いができない物は、頻度の話の前に、クリーニング店に相談するかどうかを決めます。
目安は、あくまで目安です。家ごとの暮らし方や、通勤の距離、暖房の効き具合でも変わるので、「回数」より「汚れとにおい」で判断するのが現実的です。
素材と着方で決める頻度の早見表
| 素材・着方 | 洗う目安 | ひとこと |
|---|---|---|
| ウール・カシミヤ(肌着の上に着る) | 数回に1回の目安。汗をかいた日は早めに | 風を通して休ませる日を入れる |
| ウール・カシミヤ(直接肌に着る) | 毎回に近い間隔で | 肌に触れる分、汚れがつきやすい |
| 綿・アクリル(肌着の上に着る) | 2、3回に1回の目安 | 汗を吸いやすいので早めに |
| 綿・アクリル(直接肌に着る) | 毎回に近い間隔で | 洗濯機で洗える物は洗いやすい |
| 食べこぼし・汗をかいた日 | その日のうちに手入れ、必要なら洗う | 汚れは時間がたつほど落ちにくい |
表は、洗濯表示で洗える物を前提にした目安です。洗濯表示が水洗い不可の物は、この回数では洗わず、お店と相談してください。カシミヤについてはカシミヤを洗濯機で洗ってしまったに、洗い方を間違えた時の見方をまとめています。
なお、冬は夏に比べて汗の量が少なく見えても、暖かい室内や満員の電車では、意外と汗をかいています。「今日はそんなに汗をかいていない」と思っても、においや襟元のくもりが気になったら、洗うタイミングです。
洗いすぎ・洗わなすぎで起きること
洗う頻度が極端になると、どちらにも落とし穴があります。
洗いすぎた時に起きがちなことは、縮み、毛玉、型くずれです。洗濯のたびに、水と摩擦がかかるので、繊維が少しずつ傷みます。毛玉についてはセーターの毛玉の取り方に、取り方をまとめています。縮んでしまった時はセーターが洗濯で縮んだ時も見てください。
洗わなすぎた時に起きがちなことは、襟や袖口の皮脂が酸化して黄ばむこと、汚れを好む虫に食われること、においが残ることです。特に、シーズンの終わりにそのまましまうと、保管中に汚れが定着します。
どちらの場合も、「ちょうどよい頻度」は人によって違います。洗濯表示と汚れ、においを見ながら、洗いすぎず、洗わなすぎない間隔を探していくのが現実的です。
洗わない日の手入れ——休ませて、はらって、風を通す
洗わない日にも、できる手入れがあります。洗う回数を減らす助けになります。
- 脱いだら、ハンガーにかけず、平らな所で休ませる。ニットは吊るすと、肩や丈が伸びやすくなります。体温と湿気を、ここでいったん逃がします
- ブラシで、ほこりと毛羽をはらう。毛並みに沿って、軽くなでるだけです。汚れが繊維に入り込む前に取れます
- 風を通してから、たたんでしまう。湿気が残ったまましまうと、においの元になります
- 食べこぼしや汗は、その日のうちに部分洗いする。洗濯表示と洗剤の表示を見て、洗える物だけです。こすらず、水で薄めた洗剤をつけた布で、トントンと叩くように落とします。漂白剤は表示を見てからにします
2日続けて同じセーターを着るより、1日置いて別のセーターを着るほうが、繊維が休まって形が保たれます。数枚をローテーションする形にすると、1枚あたりの洗う回数も減らせます。
シーズン終わりは、洗ってからしまう
頻度の目安として、いちばん外せないのがシーズン終わりの洗濯です。見た目がきれいでも、汗や皮脂、食べこぼしの小さな汚れが残っていることがあります。そのまましまうと、黄ばみになったり、虫に食われたりします。
洗える物は洗い、完全に乾かしてから、しまいます。洗えない物は、クリーニング店に相談します。保管の仕方はセーターの保管方法にまとめています。
💡 この困りごとへの提案
洗う時は、洗濯ネットに入れると、ほかの衣類との摩擦が減ります。セーターをたたんで入れられる、目の細かい角型のネットがあると、毎回のお手入れが楽になります。サイズがぴったりなほうが、中で動きにくく、縮みや毛玉の予防にもなります。
洗ったあとの干し方は、セーターの干し方にまとめています。吊るさずに平らに干すと、伸びずに乾きます。
ゆきこ( ゚Д゚)『セーターの洗濯は、回数を決めるより、汚れとにおいを見る習慣のほうが失敗しにくいと思います。迷ったら表示を先に見るのがいちばん早いですよね』
よくある質問
洗わない日が続くと、においはつきませんか?脱いだら風を通し、平らに休ませると、においはつきにくくなります。それでも気になる時は、洗うタイミングです。
洗濯機で洗える表示なら、毎回洗っていいですか?洗えても、洗うたびに繊維は少しずつ傷みます。汚れやにおいがなければ、休ませる日を入れてもかまいません。
カシミヤは、ウールより洗う回数を減らすべきですか?やわらかい分、傷みやすいので、洗う前の確認をていねいにします。表示で洗えない物は、お店に相談します。
洗う時は、裏返したほうがいいですか?表面の毛羽立ちや毛玉を減らすために、裏返してネットに入れるのが一般的です。洗濯表示の指示がある場合は、そちらに従ってください。
においが気になるけれど、洗うほどではない時は?風通しのよい日陰に半日ほど置いて、体温と湿気を逃がしてみてください。それでも残るなら、洗うタイミングです。
あわせて読みたい
干し方はセーターの干し方、しまい方はセーターの保管方法、毛玉が気になる人はセーターの毛玉の取り方、縮んでしまった時はセーターが洗濯で縮んだ時にまとめています。
まとめ:素材と着方で決めて、洗わない日は休ませる
- 洗濯表示を最優先。水洗い不可の物はお店に相談する
- 頻度は素材と着方で決める。肌着の上なら数回に1回、直接なら早めに
- 洗いすぎは縮み・毛玉、洗わなすぎは黄ばみ・虫食い。どちらも避ける
- 洗わない日は、平らに休ませてブラシと風通し。汚れはその日に部分洗い
- シーズン終わりは洗って乾かしてからしまう。目安は家ごとに違うと覚えておく
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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