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電池を替えようとしたら、ボタン電池がはまっていて、びくともしない。爪で引っかけても滑るし、強く押すと機器を傷めそうで、手が止まりますよね。小さな機器ほど、電池入れがぎりぎりに作られていて、外しにくいことがあります。
先に結論をひとつ。まず取扱説明書で外し方を見ます。つめを押す型、スライドさせる型など、機器によって外し方は違います。指で取れないときは、樹脂のピンセットやつまようじのような、電気を通さない物で、電池の端からそっと持ち上げます。金属のピンセットやドライバーは、ショートしたり、電池入れを傷めたりすることがあるので使いません。力をかけても取れないときは、無理を続けず、メーカーや購入店に相談してください。
外し方の考え方、指で取れないとき、やめたほうがいいこと、相談の目安、取り出した電池の扱いの順番で見ていきます。下の図から、気になる章へ進んでみてください。
ケース別に読む:外し方が分からない人|指で取れない人|金属の道具を使いたくなった人|どうしても取れない人|取り出したあとが気になる人
外し方の考え方——まず取扱説明書で、機器ごとの外し方を見る
ボタン電池の外し方は、機器によってまちまちです。つめを押すと電池が浮く型、電池をスライドさせて出す型、ふたごと外す型など、いくつかの形があります。だからこそ、力を入れる前に、取扱説明書でその機器の外し方を見るのが近道なんです。
| 段階 | やること | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | 取扱説明書で外し方を見る | 図が載っていることが多い。なくしたときはメーカーの案内を探す |
| 2 | ふたやつめの位置を確かめる | 押す型か、ずらす型か。ふたが開いているかも見る |
| 3 | 指や樹脂の道具で端から持ち上げる | 電池の面を傷つけない。力を入れすぎない |
ふたが閉まったままになっていないか、見落としがちです。電池が取れないと思ったら、ふたが完全に開いていなかった、ということもあります。また、ねじで止めてあるふたの機器は、取扱説明書の指示に従ってください。
明るい所で、電池入れの全体を見ます。電池の端に、指先や道具が入るすき間があるか。つめが引っかかっていないか。ここを確かめるだけで、無理な力をかけずに済むことがあります。
指で取れない時——樹脂の道具で端からそっと持ち上げる
指で取れないときは、電気を通さない物で、電池の端からそっと持ち上げます。電池の真ん中を押すのではなく、ふちのほうから少しずつ浮かせるのが基本です。
| 使える物 | 気をつけること |
|---|---|
| 樹脂のピンセット | 先が欠けていないか見る。強くつまみすぎない |
| つまようじ | 先がとがっているので、手に刺さないように。折れたかけらを電池入れに残さない |
| 指の爪の先 | 爪が割れないように。痛いと感じたらやめる |
- 端からそっと。電池のふちに道具の先をあてて、少しずつ浮かせます
- 勢いで電池が飛び出すことがあります。机の上など、低い所で作業して、落とした電池をすぐ拾えるようにします
- 電池の面を傷つけない。深い傷がつくと、あとで接触が悪くなることがあります
- 浮いたら、指でつまんで取り出す。道具で何度も押し込まない
ひと息ついて、もう一度やり直す。それでも浮かないなら、そこで止めます。急いで力を足しても、電池も機器も傷むだけです。
やめたほうがいいこと——金属の道具・力まかせ・こじ開け
取れないと、「何かでこじればいいのでは」と考えがちです。でも、次のことは避けてください。
- 金属のピンセットやドライバーを使う。電池の面と電池入れの金具に同時にふれて、ショートすることがあります。電池入れを傷めることもあります
- カッターの刃、はさみ、針でこじる。刃先が滑って、手を切るおそれがあります
- 力まかせに引っぱる、機器をたたく。機器が割れたり、電池が飛んだりします
- ふたや機器を無理にこじ開ける。壊れる原因になります。外し方が分からないときは説明書へ
金属の道具は、手元にあるとつい使いたくなります。でも、ボタン電池は平たくて、電池の面と金具がふれやすい形です。一度ふれて熱を持つと、機器も電池も傷みます。急ぎのときほど、樹脂の道具を探してください。家にある物で代わりを考えるときの、傷つけない物を選ぶ線引きは、タッチペンの代用の記事も参考になります。
どうしても取れない・ふくらんでいる時——相談の目安
次のような様子があるときは、自分で外そうとせず、メーカーや購入店に相談してください。
| こんな様子 | 考え方 |
|---|---|
| 電池がふくらんでいる、形が変わっている | 無理にさわらず、メーカーや購入店に相談する |
| 液が出ている、白い粉のような物がついている | 素手でさわらない。手についたら水でよく洗う |
| 樹脂の道具でも、びくともしない | 力を足さず、メーカーや購入店に相談する |
| 機器が割れそう、ふたが傷んでいる | 外す作業をやめて、相談する |
電池入れの中で液漏れしているときは、取扱説明書やメーカーの案内を見てください。目に入ったときは、水で洗ってから医療機関へ。こうした様子は、時計や小さな機器の修理を受けている店で、見てもらえることもあります。
取り出した電池の扱い——テープでふさぎ、手の届かない所へ
子どもが飲み込んだかもしれない時は、すぐに医療機関へ。症状がなくても、様子を見ずに受診してください。取り出した電池は、小さな子どもが口に入れてしまう事故が起きやすい物です。
- 取り出した電池の端子を、テープでふさぐ。ほかの電池や金属とふれて、ショートするのを防ぎます
- ふた付きの小さな箱に入れる
- 子どもの手の届かない所に置く。使用済みも同じです。机の上に出しっぱなしにしない
- 出す日は、回収の決まりで。分別は地域によって違うので、お住まいの市区町村の案内を確かめます
テープの貼り方や、出し方の早見表はボタン電池の捨て方にまとめています。
ゆきこ( ゚Д゚)『正直、取れない時ほど「あと少し」と力を足したくなりますよね。でも、電池も機器も小さいので、無理をすると取り返しがつかなくなりがちです。ひと呼吸おいて、説明書に戻るのが近道だと思います』
💡 この困りごとへの提案
小さな電池は、指だとつまみにくいことがあります。つまむ道具が欲しいときは、金属でない樹脂のピンセットが向いています。
よくある疑問——爪で取っていい? 道具がない時は?
Q. 爪で取っていい?
電池の端に爪が入るすき間があれば、そっと持ち上げられることがあります。爪が割れそうなときや痛いときは、やめて、樹脂の道具を探してください。
Q. 樹脂の道具がない。金属しかない
金属の道具は使わず、樹脂のピンセットなどを用意してから外します。急がないときは、購入店やメーカーに相談する方法もあります。
Q. 電池が取れたけれど、機器が動かない
向きと型番を見直します。向きはボタン電池はどっちがプラス?、型番はボタン電池2025と2032の違いで確かめられます。
Q. 取れた電池は、すぐ捨てていい?
端子をテープでふさいでから、回収の決まりで出します。出すまでの間は、子どもの手の届かない所に置いてください。
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まとめ:まず説明書。樹脂の道具で端から。金属は使わない
- まず取扱説明書で外し方を見る。つめを押す型、スライドさせる型など機器で違う
- 指で取れないときは、樹脂の道具で端からそっと。力は足さない
- 金属のピンセットやドライバーは使わない。ショートや傷のもと
- 取れないときや、ふくらんでいるときは、メーカーや購入店に相談する
- 取り出したらテープでふさぐ。子どもが飲み込んだかもしれない時は、すぐに医療機関へ
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめています。



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