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グリルパンで焼いたような、しま模様の焼き目をつけたい。でも、買うほどでもないし、家にあるフライパンで代わりにならないかな、と思いますよね。
先に結論です。しま模様の焼き目は、グリルパンの溝があるからできるもの。ふつうのフライパンでも、厚手の物を選んで、ほどよく温めてから焼き、動かさずに待つと、焼き色をつけることはできます。しま模様そのものがほしい時は、焼き網や魚焼きグリルの網を使う考え方もあります。ただし、フッ素加工のフライパンは空のまま火にかけないこと。熱や油のはねによるやけどにも気をつけます。何ができて何ができないか、順番に見ていきましょう。
ケース別に読む:溝の役目を知りたい人|焼き色だけほしい人|しま模様がほしい人|やめた方がいい代用を知りたい人|スキレットと迷う人
グリルパンがしていること——溝が3つの仕事をする
グリルパンの代わりを探すには、グリルパンが何をしているのかを分解すると分かりやすくなります。底に溝が並んでいる、あの形が、主に3つの仕事をしているんです。
| グリルパンの特徴 | その結果 | ふつうのフライパンでは |
|---|---|---|
| 底の溝(山の部分) | 食材が山に当たり、しま模様の焼き目がつく | 全体が平らなので、しま模様はつかない |
| 溝の谷の部分 | 脂が谷に流れ、食材から離れやすい | 脂が食材の下にたまりやすい |
| 厚みのある作り | 熱が安定しやすく、焼き色がつきやすい | 薄い物は温度が上下しやすい |
つまり「焼き色をつける」だけなら、厚手のフライパンでも近づけられます。「しま模様」と「脂を落とす」という役目を代わりにこなしたいなら、網や魚焼きグリルの出番です。目的をひとつずつ分けて考えると、代用の選び方が決まります。
焼き色だけがほしい時——厚手のフライパンで焼く考え方
焼き色をつけるコツは、道具より「焼き方」にあります。次の3つの動きを意識するだけで、焼き色の付き方がかなり変わります。
- ほどよく温めて、油をなじませる。温めすぎは禁物です。煙が出るほど熱くしないでください
- 食材を並べたら、動かさずに待つ。何度も動かすと、焼き色がつく前に水分が出てしまいます
- 焼き色がついたら返して、中まで火を通す。肉や魚は中までしっかり火を通してください
厚手の鉄のフライパンは、焼き色がつきやすいと感じることがあります。鉄の物は熱が安定しやすい一方で、重く、取っ手まで熱くなります。やけどを避けるため、鍋つかみを用意して、持ち手を触る前に必ず確認してください。小さな子どもがいる家では、コンロの周りに近づけないようにします。
温度や焼き時間は、食材の厚みやコンロの火力で大きく変わります。焼き色がついたかどうかを、目で見て判断するのが確実です。
焼き色をそろえたい時は、食材の厚みをそろえておくと焼きむらが出にくくなります。焼いている途中で何度もひっくり返したくなりますが、焼き色がつくまでは我慢。待つ時間が、おいしそうな焼き目をつくってくれます。
肉や魚から油が跳ねるときは、顔や腕を近づけすぎないこと。水気をキッチンペーパーで拭いてから焼くと、跳ねにくくなります。
💡 この困りごとへの提案
焼き色重視で道具を探すなら、焼き目がつきやすい鉄のフライパンがひとつあると、煮る・焼く・炒めるが一台でこなせます。
しま模様や脂を落としたい時——網・魚焼きグリルの考え方
見た目のしま模様がほしい、脂をしっかり落としたい、という時は、網を使う考え方があります。ただし、器具の説明書の範囲で使うことが大前提です。
- 焼き網を使う。コンロの上に置いて使う網は、そのコンロで使ってよいか、取扱説明書で確かめます。電気やIHのコンロでは使えない場合もあります
- 魚焼きグリルの網を使う。グリルに網がついている場合は、そこで焼く方法も。脂が下に落ちるので、グリルパンに近い仕上がりになることがあります
- しま模様にこだわらず、焼き色だけで仕上げる。しま模様は見た目の好みなので、フライパンの焼き色でも料理としては成り立ちます
網を使う時は、脂が落ちて煙が出やすくなります。換気扇を回して、周りに燃えやすい物を置かないでください。魚焼きグリルは、受け皿の脂が燃え移ることがあるので、使う前に掃除をして、使用中はそばを離れないようにします。
焦げがこびりついた時は、グリルパンの焦げ落としの記事で、素材を見てから落とす方法が見られます。レンジやオーブンの庫内の焦げが気になる時は、オーブンレンジの焦げ落としの記事も参考になります。
やめた方がいい代用——空焚き・説明書にない使い方
代用する時に、やってはいけないことがあります。安全に関わる点なので、ここだけは守ってください。
- フッ素加工のフライパンを空のまま火にかけない。空焚きすると、加工が傷んだり、煙が出たりするおそれがあります。必ず油や食材を入れてから火にかけます
- 鉄のフライパンでも、温めすぎて放置しない。煙が出るほど熱くなると危険です。火のそばを離れないでください
- 説明書にない使い方をしない。網や鍋を、コンロの種類に合わない形で使うと、事故のもとになります
- オーブンに入れる時は、取扱説明書で使えるかを確かめる。持ち手が樹脂の物は、オーブンに入れられない場合があります
熱い道具で、うっかりやけどしてしまうのは、慣れない代用の時ほど起こりがちです。取っ手が熱い、油が跳ねる、湯気が出る。どれも「いつもと違う使い方」の時に注意が散りやすいもの。落ち着いて、ひとつずつ確認しながら進めましょう。
ゆきこ( ゚Д゚)『しま模様がなくても、焼き色がつけばおいしそうに見えますよね。見た目にこだわるなら網、手軽さなら厚手のフライパン、と目的で選ぶのが気楽だと思います』
スキレットとの違い——似ているけれど役目が違う
グリルパンと一緒に名前が出るのが、スキレットです。どちらも厚みのある鉄の鍋、というイメージですが、役目は少し違います。
- グリルパン。底に溝があり、しま模様と脂落としが得意です
- スキレット。底が平らで厚みがあり、熱を保ちやすいのが持ち味です。そのまま食卓に出せる形の物も多くあります
焼き色をつけたいだけなら、どちらでも近い仕上がりになります。ただ、しま模様をつけたいならグリルパン、そのまま出して見た目を楽しみたいならスキレット、と考えると選びやすいでしょう。厚い鉄の鍋は重いので、持ち運びには注意が必要です。
焼いたあとの片づけでも、熱い鍋にいきなり水をかけるのは避けましょう。蒸気でやけどをするおそれがありますし、鍋にも負担がかかります。冷めてから洗うのが基本です。
代用で済ませるか、専用の物を買い足すか迷った時は、「どれくらいの頻度で、しま模様がほしいか」を基準にしてみてください。たまにしか使わないなら代用で足りますし、毎週のように使うなら、専用の道具が手間を減らしてくれます。
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グリルパンの焦げが気になる時はグリルパンの焦げ落とし、庫内の焦げと異音の対処はオーブンレンジの焦げ落としを参考にしてください。
まとめ:焼き色は厚手のフライパンで。しま模様は網。空焚きとやけどに気をつける
- しま模様は、グリルパンの溝がつくるもの。目的を分けて代用を選ぶ
- 焼き色だけなら、厚手のフライパンで。ほどよく温めて、動かさずに焼く
- しま模様や脂落としは、網や魚焼きグリルの考え方。説明書の範囲で使う
- フッ素加工のフライパンは、空焚きしない。油や食材を入れてから火にかける
- 熱い道具と油はねに、やけど注意。鍋つかみを用意し、子どもを近づけない
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手順を1枚にまとめています。



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