お年賀を封筒で渡す時——100均で選ぶ袋とのし、表書きの考え方

生活

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お年賀を持っていく日が近づくと、「品物だけでいいのかな」「封筒に入れて渡す場合もあるのかな」と考えはじめる人もいますよね。そんな時、売り場でつい目に入るのが100均ののし袋です。手軽ですが、種類が多くて、どれを選べばいいのか迷います。

先に結論です。お年賀は品物を持っていくのが基本とされることが多く、封筒で渡す場合は、紅白の蝶結びの水引ののし袋に「御年賀」と書くことが多いです。100均ののし袋でも、水引と表書きが合っていて、名前をきちんと書けば問題ないとされています。

ここでは、封筒を使う前に整理しておきたいこと、のし袋の選び方、表書きの書き方、渡し方、よくある迷いの順に見ていきます。家や地域で考え方が違うこともあるので、目安として読んでください。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ品物を持っていく→のし紙で包むのが基本第1章へ ▶封筒で渡したい→100均の売り場で選ぶ第2章へ ▶表書きを書きたい→筆ペンで上段と下段第3章へ ▶子ども・喪中・目上→相手に合わせて考える第5章へ ▶

ケース別に読む:封筒の前に整理したい人|袋を選びたい人|表書きを書きたい人|渡し方を知りたい人|迷いを解きたい人

4コマ漫画|お年賀を封筒で封筒で渡すお年賀を封筒で何を選ぼうのし袋1売り場の前で迷う弔事用を選ぶ黒白の水引だこれでいいかな黒白の水引2弔事用の水引を選んだ紅白の蝶結び紅白の蝶結びに御年賀と書くのし袋3祝い用の袋を選ぶひとこと添える明けましておめでとう本年もよろしく笑顔4両手でひとこと添える

封筒の前に整理——お年賀は品物が基本、封筒は添える・代わりの場面で

お年賀は、新年のあいさつに持っていく手土産のことで、品物にのし紙をかけて渡すのが基本とされることが多いです。そこへ封筒を使う場面は、おおまかに次の2つに分かれます。

  • 品物に添える。あいさつの一筆を封筒に入れて、品物と一緒に渡す形です。のし紙の代わりに使うのではなく、あくまで添え物として
  • 品物の代わりに渡す。お金や金券を渡す形で、関係の近い間柄で使われることがあります。目上の人へ現金を渡すことは避ける、という考え方もあります

どちらにするかは、相手との関係で変わります。迷う時は、品物にのし紙をかけて渡す方が、後から「やっぱり失礼だったかな」と思いにくいです。品物の選び方や、お年賀とお年始の違いは、お年賀とお年始の違いの記事で紹介しています。

封筒を使うと決めたら、次に「何を入れるか」を先に決めておきます。入れる物が決まっていないと、袋の大きさも選べないからです。品物に添える一筆だけなら小ぶりの袋で足りますし、薄い物を包むなら少し余裕のある大きさが向いています。

のし袋の選び方——100均の売り場で見る3つの点

封筒で渡すことにしたら、売り場で袋を選びます。100均には、のし袋の仲間が何種類も並んでいるので、水引・表書きの欄・大きさの3点を見ていくと迷いません。

売り場で見る3つの点1水引紅白の蝶結び表示で確かめる→2表書きの欄御年賀と書ける→3大きさ入れる物に合わせる
売り場の袋 向く場面 気をつけること
紅白の蝶結びののし袋 お年賀。何度あってもよいお祝い向き 表書き欄の印刷を確認。用途の表示を見る
黒白・双銀の水引 お祝いには合わない 弔事用なので、お年賀には選ばない
白無地の封筒 一筆を添える。改まった相手に 水引がないので、品物の代わりには寂しい印象
小さいポチ袋 子ども向け 大人への贈り物には小さすぎる。ポチ袋の代用も参考に

100均の袋は、水引が印刷のタイプや、簡単な飾りが付いたタイプなど、いくつかあります。どれが正しいというより、お祝い用で、紅白の蝶結びに見える物を選ぶのが目安です。パッケージの用途の表示も見ておきましょう。

大きさは、入れる物がぴったり入る程度が見栄えのよい形です。大きすぎると中身がずれやすく、小さすぎると折らなければならなくなります。購入前に、入れる物の大きさに近い袋を選んでください。100均の小物をそろえる時の考え方は、ポストの名前シールは100均ででも紹介しています。

売り場では、棚の前で次の順に見ていくと早く決まります。まず用途の表示でお祝い用かどうかを確かめ、次に水引の色と結び方を見て、最後に表書き欄の印刷と大きさを見る、という流れです。袋の台紙やパッケージに「慶事用」「お祝い用」といった表示があれば、それも目安になります。迷った時は、売り場の店員さんに用途を伝えて聞いてもかまいません。

表書きと名前の書き方——筆ペンで上の段と下の段

のし袋を選んだら、表書きと名前を書きます。ここも、押さえるのは2点だけです。

表書きの書き方1筆ペンを持つ試し書きをする→2上の段御年賀と書く→3下の段名字を書く
  • 上の段に表書き。「御年賀」と書くことが多いです。水引の結び目より上の段に、中央をそろえて
  • 下の段に名前。水引の下に、名字を書きます。家族で渡す時は代表の名前でよいとされることが多いです
  • 筆ペンで書く。ボールペンより、筆ペンの方が改まった印象になります。書き始める前に、いらない紙で試し書きをして、太さや濃さを確かめておきましょう

名前の書き方で迷いやすいのは、家族で渡す時です。夫婦や家族みんなの名前を並べる場合は、代表の名前を中央に書き、必要に応じて連名にします。袋の大きさに対して文字が大きくなりすぎないよう、下書きの紙で位置を確かめてから書くと、バランスよく仕上がります。

文字に自信がない時は、練習してから書くと落ち着いて書けます。にじみやすい紙なので、ペン先を長く止めないのがコツです。書き損じた時の袋の予備として、同じ物を2枚買っておく方法もあります。

ゆきこ( ゚Д゚)『表書きの練習は、ほんの数回で慣れると思います。筆ペンが1本あると、年賀状や寒中見舞いの時にも使えて便利ですよね』

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表書きと名前を書くなら、太さを選べる筆ペンが1本あると、書き損じも少なくて済みます。インクの出方や太さは、商品の説明で確かめて選んでください。


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渡し方——両手で、ひとこと添えて

渡し方は、品物でも封筒でも、考え方は同じです。玄関先や、案内された部屋で、両手で渡し、ひとこと添えるのが基本の形とされています。

渡し方の流れ1両手で渡す袋の向きをそろえる→2ひとこと添える本年もよろしく
  • 袋の向きをそろえる。表書きが相手から読める向きにして、両手で差し出します
  • ひとこと添える。「本年もよろしくお願いいたします」など、短いあいさつで足ります
  • 風呂敷や紙袋から出して渡す。袋に入れて持参した場合は、袋から出して渡します
  • 玄関先で済ませる場合。長居しない旨を一言伝えれば、失礼にあたらないことが多いです

訪ねるタイミングは、相手の都合を事前に聞いておくと安心です。お正月は来客や予定が重なりやすい時期なので、「何時ごろにうかがってもいいですか」と一声かけておけば、お互いにあわてずに済みます。持参する荷物は、袋やのし袋が折れたり汚れたりしないよう、バッグの中で平らに保っておいてください。

よくある迷い——子ども・目上・喪中・時期を過ぎた時

  • 子どもに渡したい。子どもへのお金は、お年賀ではなくポチ袋に入れるのが一般的です。ポチ袋の選び方や代用品はポチ袋の代用で紹介しています
  • 目上の人に渡す。品物にのし紙をかけて渡す方が無難です。封筒にする場合は、白い封筒に一筆を添える形が落ち着いた印象になります
  • 相手が喪中。お年賀は控えて、時期をずらしてごあいさつする考え方があります。迷ったら、相手の様子を見て決めます
  • 時期を過ぎてしまった。年が明けて早い時期を過ぎたら、寒中見舞いとして渡すことがあるとされています。日付の目安は地域や家で違うので、近しい人に聞くと安心です
  • やめたいと思っている。毎年の習慣を見直したい時の考え方は、お年賀をやめたいで紹介しています

あわせて読みたい

お年賀とお年始の言葉の違いはお年賀とお年始の違いを、子ども向けの袋はポチ袋の代用を、毎年のお年賀を見直したい時はお年賀をやめたいをどうぞ。

まとめ:品物が基本。封筒なら紅白の蝶結びに御年賀、名前は下の段

  1. お年賀は品物にのし紙が基本。封筒は添える・代わりの場面で
  2. のし袋は紅白の蝶結びを選ぶ。黒白の水引は弔事用なので避ける
  3. 上の段に御年賀、下の段に名字。筆ペンで試し書きをしてから
  4. 両手で渡し、ひとこと添える。袋の向きをそろえる
  5. 迷ったら相手に合わせる。目上は品物、子どもはポチ袋、喪中は時期をずらす

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめています。

お年賀を封筒で渡す時の早見表:お年賀は品物にのし紙をかけて渡すのが基本。封筒は品物に添えるか、品物の代わりに渡す場面で使う。100均ののし袋は、紅白の蝶結びの水引、表書き欄、入れる物に合う大きさの3点を見て選ぶ。黒白の水引は弔事用なので避ける。表書きは上の段に御年賀、下の段に名字を筆ペンで書く。両手で渡し、本年もよろしくとひとこと添える。子どもにはポチ袋、目上の人には品物、相手が喪中なら時期をずらす。時期を過ぎたら寒中見舞いとされることが多い

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