コースターの手作り——100円ショップの材料でできる型、縫わない3つの作り方とミシンで縫う本格の作り方、吸水と滑り止めを決める中身の選び方、熱い鍋やコップには向かない理由

生活

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「コースターを手作りしたいけれど、材料は100円ショップだけで揃うのかな」。そう思って売り場をのぞく人は多いですよね。フェルト、はぎれ、コルクシート、麻ひも、タイル、毛糸。並んでいる物は多いのに、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。ミシンがないから諦めていた、という声もよく聞きます。

先に結論をひとつ。縫わなくても作れる型が3つあるので、ミシンがなくても始められます。そのうえで、吸水と滑り止めは中身の素材で決まること、そして熱い鍋ややかんには布のコースターは向かないという条件だけは、作る前に知っておいてください。材料の早見表、縫わない型、縫う型、中身の選び方、熱い器との付き合い方まで、順番に見ていきましょう。

あなたはどれ? 状況から自分の章へ材料を100均で揃えたい早見表でチェック→第1章ミシンがない・縫いたくない縫わない型が3つ→第2章ちゃんと縫って作りたい縫う型と安全を順番に→第3章吸水や滑り止めが心配中身の素材で決まる→第4章熱い鍋やカップに使いたい布は不向き。厚い木へ→第5章

ケース別に読む:材料を100円ショップで揃えたい人ミシンがない人縫って作りたい人吸水や滑り止めが心配な人熱い鍋やカップに使いたい人

4コマ漫画|熱い鍋とコースターの選び方1どれにしよう材料選びで悩む2できた!薄い生地に熱い鍋3厚い木へ熱い物は厚い木へ4安心して使えた布は冷たい飲み物に

材料の早見表——100円ショップで揃うもの

まず、材料をひとつの表にまとめました。100円ショップの手芸コーナーや、キッチン雑貨のコーナーを思い浮かべながら見てみてください。

材料 特徴 向く形
フェルト 切りっぱなしでほつれにくい 縫わない型・重ね貼り
はぎれ・綿生地 色柄が選べる 縫う型の表布・裏布
コルクシート 薄くて切りやすい・熱にやや強い 抜くだけの型
麻ひも ナチュラルな見た目になる 巻いて作る型
モザイクタイル 硬くて水に強い 貼るだけの型(子どもと作る回で詳しく)
毛糸 やわらかい風合い 編む・巻く型

中でも扱いやすいのはフェルトとコルクシートです。切った断面がそのまま使えるので、縫う工程を丸ごと省けます。逆に毛糸やはぎれは、扱いには少し慣れが要りますが、その分オリジナルの雰囲気を出しやすい材料です。まずは家にある端切れや、100円ショップで少量から試せる物を選ぶと、失敗しても気持ちが軽く済みます。次の章で、縫わない型を3つ具体的に見ていきます。

縫わない型3つ——切る・抜く・巻いて接着

ミシンがなくても、この3つならすぐに始められます。

  1. フェルトを切るだけ。厚みのあるフェルトを丸や四角に切り、2〜3枚重ねて接着剤で貼り合わせます。切り口はほつれないので、そのまま使えます
  2. コルクシートを抜くだけ。丸型の型紙をあてて、はさみかカッターで切り抜きます。薄いコルクは1枚だと頼りないので、2枚重ねて貼ると厚みが出ます
  3. 麻ひもをぐるぐる巻いて接着。丸く巻いた麻ひもを、少しずつ接着剤で留めながら渦巻き状に広げていきます。すき間ができないよう、巻きながら押さえるのがコツです

どれも30分もあれば形になります。はさみやカッターを使う工程は、刃先を自分や周りに向けないこと、使い終えたらすぐしまうことを忘れずに。接着剤を使う時は窓を開けるなど換気をしてください。

縫う型——本格的に作るなら

「せっかくなら縫って作りたい」という人向けの手順です。表布・裏布・間に入れる芯の3層構造が基本になります。

  1. 表布と裏布を正方形か丸に裁つ。角を丸くカットしておくと、後の作業がしやすく仕上がりも丈夫になります
  2. 中表に合わせて縫う。返し口を5cmほど残して周囲を縫います
  3. 表に返して間にキルト芯を入れる。返し口から指を入れて角を出し、形を整えます
  4. 返し口をとじて周囲をステッチ。端から2〜3mmを縫うと返し口が目立ちません
縫う時のOKとNGOK本数を数える当て布をする角を丸めるNG生地に直あて数えず放置角を尖らせたまま

まち針や針は、本数を数えてから始めて、終わった時にも数えて確認してください。落としたまま気づかないことがあります。アイロンをかける時は当て布をして直接生地に当てないようにしてください。生地が溶けたりテカったりすることがありますし、蒸気も熱くやけどのもとです。アイロン台の近くにコードを垂らさない、子どもを台に近づけないことも合わせて気をつけてください。切り口は内側に収め、角は丸めておくと、洗ってもほつれにくく安全です。

吸水と滑りは中身で決まる——タオル地・キルト芯・不織布

同じ形でも、中に入れる素材でコースターの働きは変わります。

中身 得意なこと 苦手なこと
タオル地 水滴をよく吸う 乾きにくい・洗濯の頻度が要る
キルト芯 ふっくらして扱いやすい 吸水はほどほど
不織布 薄くて作りやすい 滑りやすい・吸水は少ない
コルク 滑りにくく熱にやや強い 水に長く浸けない
吸水と滑り止めのOKとNGOK水を吸って広がらないコルクは滑りにくいNG水が机に流れる滑って倒れやすい

よく結露するグラス用にはタオル地、来客用の見た目重視にはキルト芯、と使い分けると失敗しにくいです。滑り止めがほしい時は、裏面にコルクシートを1枚足すだけでも変わります。木のテーブルに直接置くと輪じみが残りやすい家では、吸水と滑り止めの両方を意識した組み合わせを選んでおくと、あとの拭き掃除が楽になりますよ。

熱い鍋ややかんには向かない——厚い木かコルクの鍋敷きへ

ここまでの型はどれも、熱い鍋・やかん・卓上コンロを布の上に直接置くための物ではありません。布のコースターは、コップやグラスなど常温から冷たい飲み物向けです。熱い器を置きたい時は、厚い木かコルクの鍋敷きに持ち替えてください。紙やビニールを鍋敷き代わりに敷かないのと同じで、薄い布や不織布も熱には向きません。鍋敷きの作り方は鍋敷きの代用と作り方にまとめているので、あわせて見てみてください。

もうひとつ、接着剤をたくさん使って仕上げたコースターは水洗いに向きません。洗って繰り返し使いたいなら縫う型を選ぶか、接着剤は最小限にして風通しの良い場所で保管するのがおすすめです。珪藻土コースターのようにカビが心配な置き方は珪藻土コースターがカビる時の手入れで触れています。

ゆきこ( ゚Д゚)『正直、縫わない型から始めて、慣れてきたらミシンに挑戦する順番がいちばん続くと思っています。100円ショップの材料は組み合わせ次第で表情が変わるので、選ぶ時間もけっこう楽しいですよね』

フェルトはセットになった商品を1つ持っておくと、色や厚みで悩む時間が減ります。子どもの工作にも使い回せるので、置いておいて損はありません。

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子どもと一緒にタイルでコースターを作りたい人はコースターを子どもと作る(タイル)、作ったコースターの保管や、もらって余った時の使い道はコースターの保管と代用、熱い鍋を置く鍋敷きは鍋敷きの代用と作り方、珪藻土コースターの手入れは珪藻土コースターがカビる時の手入れにまとめています。

まとめ:縫わない型3つと縫う型、熱い鍋は布に置かない

  1. 縫わない型は3つ。フェルトを切る・コルクを抜く・麻ひもを巻いて接着
  2. 縫う型は表布と裏布とキルト芯。角を丸め、返し口は小さめに
  3. まち針・針は本数を数えて始めて終わる。アイロンは当て布をしてから
  4. 吸水と滑り止めは中身で決まる。タオル地・キルト芯・コルクを使い分ける
  5. 熱い鍋ややかんは布に置かない。厚い木かコルクの鍋敷きへ

保存版:この記事の早見表

手順を1枚にまとめました。

コースター手作りの早見表:材料はフェルト・はぎれ・コルクシート・麻ひも・モザイクタイル・毛糸から選ぶ。縫わない型はフェルトを切るだけ・コルクを抜くだけ・麻ひもを巻いて接着の3つ、はさみや接着剤は換気して使う。縫う型は表布と裏布の間にキルト芯を入れて角を丸く仕上げ、まち針や針は本数を数えて始めて終わり、アイロンは当て布をして直接当てない。吸水と滑り止めは中身の素材で決まり、タオル地は吸水が良く、コルクは滑りにくい。熱い鍋・やかん・卓上コンロは布の上に直接置かず、厚い木かコルクの鍋敷きに持ち替える。接着剤を多く使った物は水洗いに向かないので保管や手入れに注意する

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