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引っ越しが決まった、子どもが大きくなって二段ベッドを処分したい、模様替えで一度ばらしたい。そんな時に「これ、自分で分解できるのかな」と、上段を見上げてため息が出ますよね。組み立てた日を思い出すと、あの大きな板と長いネジを今度は逆にやるのかと、腰が重くなります。
先に結論をひとつ。ネジ止めの二段ベッドなら、大人2人と半日あれば自分で分解できることが多いです。ただし、外す手順そのものは製品ごとに違うので、この記事では書きません。正解はお手元の説明書の組み立て図を逆から読むこと。この記事でお話しするのは、その前後の「段取り」。準備・人数・順番の考え方・部品の管理・処分と引っ越しの頼み先です。ここを押さえておくと、当日に慌てません。
ケース別に読む:手順を探している人|準備を知りたい人|1人でやろうとしている人|外す順番で迷う人|ネジをなくしたくない人|処分したい人|引っ越しで運ぶ人
なぜ手順を書かないか——二段ベッドは「上に子どもが寝る家具」だから
学習机やカラーボックスなら、順番を間違えても困るのは自分だけです。でも二段ベッドは、組み直したあとに子どもが上段で寝る家具なんですよね。金具をひとつ飛ばしたまま、ネジが1本足りないまま組み直すと、ぐらつきや落下につながります。
- 連結の金具(ボルト・ダボ・カムロック)の種類と位置は、製品ごとにまったく違う
- 上下をつなぐ部品を先に外すと、上段の枠が支えを失って倒れることがある
- ネジを再利用できるか、新しいものに替えるべきかも、製品で指定が違う
だから「ネットの手順」ではなく説明書の組み立て図を逆に読むのが、いちばん安全で確実なんです。説明書をなくした時は、メーカーの公式サイトに型番で載っていることが多いので、まずそこを。見つからなければ販売店やメーカーに聞いてみてください。
分解前の準備——ここで8割が決まります
分解そのものより、準備で当日の楽さが変わります。前日までに済ませておきたいのはこの5つです。
- 説明書の組み立て図を用意する。紙がなければ公式サイトの型番ページをスマホで開いておく。「組み立ての最後の工程」が「分解の最初の工程」です
- 今の状態を写真に撮る。全体、連結部分、はしごの位置、柵の向き。組み直す時の「どっち向きだっけ」を防いでくれます
- 小さな袋と油性ペンを用意する。外したネジ・ワッシャー・ダボは場所ごとに袋に分けて、「上段の柵・左」のように書く。混ぜると長さの違うネジが分からなくなります
- 床を養生する。毛布や段ボールを敷くと、板の傷と、落としたネジの行方不明が減ります
- 子どもとペットを別の部屋へ。板を立てかけたりネジを床に置いたりする作業なので、足元に小さな子がいると本当に危ないんです。作業中は入れない、と先に約束を
マットレスと布団は前日のうちに別の部屋へ運んでおくと、当日の動線がぐっと軽くなりますよ。
何人いる?——2人以上。1人でやってはいけない理由
「ネジを外すだけだから1人でできそう」と思いがちなのですが、二段ベッドは必ず2人以上で。理由は、板の重さより「支え」なんです。
- 上段の連結を外した瞬間、片側を誰かが支えていないと枠が斜めに倒れてきます。長い板は倒れ始めると1人では止められません
- はしごや柵は、ネジを外し終わる前に自重で落ちてくることがあります。ネジを回す人と、部品を支える人の2役が必要
- すのこ板は枠から抜く時に指をはさみやすい。片方が持ち上げて、片方が抜くと安全
うちのように夫が単身赴任中だと、誰かに来てもらう日を作るか、日を改めるかのどちらかです。無理に1人で始めないほうが、結局早く終わりますよ。
外す順番の考え方——上から軽くしながら下へ
ここは「手順」ではなく「考え方」です。実際の順番は必ず説明書の組み立て図を逆にたどってください。ただ、どの製品にも共通する大きな流れがあって、それが「上から軽くして下へ」なんです。
- マットレス・布団・すのこ板。上段に乗っているものを全部降ろして枠だけに。すのこ板は固定されている製品もあるので、無理に引き抜かず確かめてから
- はしご。外した瞬間に落ちてくるので、支える人が必要なところ
- 上段の柵。柵は「落ちない工夫」そのものなので、ネジの本数と位置を写真に残しておくと組み直しで迷いません
- 上段と下段の連結。いちばん気を使う工程。連結を外すと上段の枠が支えを失うので、両側に人がついてから。先に「どちらに倒すか」を決めておくと安心
- 下段。上段がなくなれば普通のシングルベッドと同じ。ヘッドボードと側板を分けて終わりです
「これは外していいのかな」と迷う金具が出てきたら、手を止めて説明書を見直してください。迷ったまま外さないのが、二段ベッドではいちばん大事な考え方です。
部品をなくさない・ネジをどうするか
組み直す時に一番困るのが「ネジが足りない」「どこのネジか分からない」なんですよね。ここは準備の袋分けがそのまま効きます。
- 袋には場所と本数を書く。「上段柵・右・4本」まで書いておくと、数が合わない時にすぐ気づけます
- ワッシャーやキャップなど小さな部品も同じ袋に
- 袋はまとめて1つの箱に入れ、板と一緒にテープで留めるか、自分の手荷物に。引っ越しで板と袋が別のトラックに乗ると、新居で泣きます
- ネジを再利用していいかは説明書の指示に従う。木ネジは一度抜くと効きが弱くなることがあり、「再組み立て時は新しいネジを」と書いてある製品も。分からなければメーカーに聞いてから
- ネジ山がつぶれている、金具が曲がっている、板に割れがある。こういう部品は組み直しに使わずメーカーに取り寄せを相談。上段を支える部品なので、代用品で済ませないで
道具は付属の六角レンチで足りる製品が多いのですが、ネジの本数が多いのでラチェット式のドライバーやレンチがあると手首の疲れがまるで違います。電動を使う時は締めすぎて木を割らないよう、最後は手で確かめてくださいね。
処分するなら——「分解してから」より先に、出し方を決める
処分が目的なら、分解の前にどこに出すかを決めておくと、どこまでばらすかが決まります。頼み先は次の4つ。
- 自治体の粗大ごみ。分解して出せるか、分解しても粗大ごみ扱いかは自治体ごとに違うので、申し込みの時に「二段ベッドを分解した板」と伝えて確認を。板の長さで判断される地域が多いです
- 販売店や家具店の引き取り。買い替えなら、古いベッドを分解せず引き取ってもらえる店もあるので先に聞いてみて
- リユース・譲る。まだ使えるなら、リサイクル店や地域の譲り合いも。柵やネジが全部そろってぐらつきがないことが条件なので、部品の管理がここでも効きます
- 不用品回収の業者。急ぐ時や運び出しが難しい時の選択肢。料金は業者や量で違うので、先に見積もりと追加料金の条件を聞いてから
「小さくして普通ごみに」と板をのこぎりで切るのは、木くずと時間とけがのわりに、結局粗大ごみ扱いということが多いです。切る前に自治体の分別表を見てくださいね。
引っ越しなら——分解せず運べるかを、先に業者へ相談
引っ越しで運ぶのが目的なら、実は自分で分解しないほうがいい場合もあります。引っ越し業者は家具の分解と組み立てを作業に含めてくれることが多く、二段ベッドも対象になっていることがあるんです。
- 見積もりの時に型番とサイズを伝えて、分解と組み立てが作業に含まれるか、追加になるかを聞く
- 新居の搬入口と階段を通るかも、この時に見てもらう。通らなければ分解が前提です
- 自分で分解しておくと料金が変わることもあるので、両方の条件を聞いて比べる
- 業者に組んでもらったあとも、ネジの締まり具合は自分の目で全部確認。上段に体重をかけてぐらつきを見てください
自分で組み直した時も業者に組んでもらった時も、共通で守ってほしいことが3つあります。全部のネジを一度締め直す、数週間後にもう一度増し締めする、上段の対象年齢と柵の高さの決まりは組み直し後もそのまま守る。マットレスを厚いものに替えると柵の有効な高さが減るので、説明書の厚みの上限も見直してくださいね。組み直しでネジがゆるむと、しばらくしてギシギシ音が出てきます。その時の見方は二段ベッドがギシギシうるさい時の音の出どころと対処にまとめました。
ゆきこ( ゚Д゚)『模様替えで一度ばらしたときにネジを全部ひとつの缶に入れてしまって、組み直しで長さ違いに30分悩んだ、というのはよくある失敗ですよね。うちでやるなら、袋に「どこの・何本」を書くのは絶対にサボりません。子どもが「手伝う」と板の下に潜り込みたがるので、作業中は部屋に入れないのも鉄則だと思います。』
ネジの多い家具の分解と組み直しは、道具ひとつで体力の消耗が変わります。付属の六角レンチだけでつらいなら、家具用のラチェットドライバーを1本持っておくと、次の引っ越しでも使えて楽ですよ。
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「分解」ではなく「上下に分けて2台にしたい」なら、話が少し変わります。分離できる構造の見分け方と分けたあとの落とし穴は二段ベッドを分離する前に知っておきたいことに。同じ「家具を自分で分解する」話として、学習机は自分で分解できる?分解の順番と処分の選び方も段取りの参考になると思います。買うか迷っている、買ったけれど後悔しているという方は、二段ベッドで後悔した理由と後悔しない選び方をどうぞ。
まとめ:手順は説明書、段取りは準備・2人・上から・袋分け
- 手順は説明書の組み立て図を逆に読む。製品ごとに違うので、ネットの手順は当てにしない
- 準備は写真・ネジの袋分け・床の養生・子どもを別室へ。ここで8割決まる
- 必ず2人以上。連結を外す時は両側に人がついてから
- 考え方は上から軽くして下へ。迷った金具は外さずに説明書へ戻る
- 組み直し後は全ネジ確認と数週間後の増し締め。上段の対象年齢は守る
保存版:この記事の早見表
手順を1枚にまとめました。



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